ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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告白

学園祭ライブのあと、メイは奏を校舎裏に呼び出していた。

 

メイ「悪いな。この間、返事するって言ったからな」

 

奏「はい」

 

覚悟を決める奏。

 

メイ「最初にこれは断っておくけど、アタシとナギは生まれたときからずっと一緒にいた。だから、ナギと、四季のことは誰よりも信頼してる」

 

奏「分かってます」

 

メイ「じゃあ、アタシは……ナギが好きだったけど、振られて傷心してた。けど、翌年にお前が現れた。お前は、ナギ意外じゃあ初めてアタシと四季の本当の姿を見てくれた奴だった。だから、正直興味はあった」

 

メイは、――そして、と言葉を続ける

 

メイ「この間の夏美と冬毬の件。あれでアタシの中でお前は、ナギと同じくらい信頼できるやつになった。友達思いで、周りを見てて、相手の苦しみを分かってやれる。だったら、迷うことなんか無い」

 

奏「っ!じゃあ!!」

 

メイ「奏、アタシは…お前を好きになっちまったのかもしれない……アタシでよければ……付き合ってくれるか?」

 

メイは片手を差し出す。

 

その手を、奏は両手で掴む。

 

奏「はい!宜しくお願いします!メイ先輩!!よっしゃぁあぁあああっ!!」

 

喜びの叫びを上げる奏。メイは恥ずかしいのか顔が真っ赤だ。

 

――すると、

 

「おめでとう。奏、メイ!」

 

四季「よかった」

 

メイ「はっ!?」

 

奏「覗き見ですか!?」

 

見ると、かのん先輩たちも来ていた。

 

かのん「あたしは止めたんだけど……」

 

すみれ「こんなビッグイベント見過ごせないわよ!」

 

奏「逆ギレしないでください!!」

 

可可「四季に続いてメイまで……、スクールアイドルは恋愛禁止なのデスよ〜!!」

 

可可センパイを宥めるみんな。

 

「奏、メイを……俺たちの大切な親友を頼む」ペコリ

 

四季「お願いします」ペコリ

 

俺と四季は奏に頭を下げる。

 

メイ「2人とも!?」

 

奏「頭を上げてください?! そんな事されなくても当たり前ですよ!!絶対に大事にしますから!!」

 

奏……

 

渚・四季「「ありがとう……!」」

 

すると――、

 

陽菜「………四季、渚くんを少し貸して?」

 

四季「っ! 陽菜……?」

 

陽菜「お願いします……」

 

四季「……分かった」

 

「えっ!?」

 

陽菜「渚くん、行こう」

 

「ちょっ、ええっ!?」

 

きな子「良いんすか?四季ちゃん……」

 

四季「ダメだと分かってても、気持ちは止められないから」

 

すみれ「アタシ見てくるわ」

 

メイ「アタシも……皆は四季を見ててくれ」

 

紗夜「わ、分かった……(陽菜……)」

 

 

そして、中庭に移動した俺たち。

 

「なんだよ……」

 

陽菜「………っ!!」ギュッ!!

 

陽菜は、突然俺に抱き着いてきた。

 

「えっ!?」

 

――すると、

 

陽菜「好き……」

 

頭の中が真っ白になる。陽菜は今、なんて言った?

 

陽菜「あたし、渚君のことが好き……///」

 

「っ!」

 

告白……されたのか。なら、

 

「ごめん、陽菜……俺は」

 

陽菜「ううん。分かってた。振られるのは。でも、伝えたかったんだ!じゃあねっ!……っ!」

 

「あっ……」

 

陽菜の眼からなみだが溢れていた。追いかけるべきか?

 

すみれ「待ちなさい!!」

 

「っ!すみれ先輩……」

 

すみれ「あなたが行ったら、傷つけるだけよ。メイが行ったから……」

 

「分かりました……」

 

 

― メイ Side ―

 

メイ「陽菜…………大丈夫か?」

 

陽菜「大丈夫ではないかな………思っていたよりも、辛いね…………」

 

メイ「まあ、好きな奴に振られたわけだからな…………。アタシも経験したから、痛いほど分かる」

 

そう言いながらメイは陽菜を抱きしめる。

 

メイ「泣いて良いぞ…………誰も見てないから」

 

陽菜「メイは……優しいね……………」

 

メイ「お前だって優しいよ………」

 

陽菜「――私は………渚くんが好きだった……自分でも気付かないうちに、好きになってた…………」

 

メイ「そうか…………」

 

陽菜「振られるのは……わかってた…………でも、私は………!!」

 

メイ「好きだったんだよな………自分が思ってるよりもずっ と……」

 

陽菜「うぁああああああっ!!私は、私は…………!!」

 

メイ「全部吐き出せ………聞いてやるから」

 

 

 

 

すみれ(ライカ……陽菜は告白したわよ?………アンタは、どうするの………?)

 

心の中で、そう思うすみれだった。

 

― つづく ―




紗夜「私の妹を泣かしたなぁあぁああっ!!!」

「ご、ごめんなさい!!だって二股する訳には行かないし!!」

紗夜「言いたいことは分かるけど問答無用!!」

「嫌ぁあぁあぁああああっ!!?!?」

マルガレーテ(理不尽ね……)

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