ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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 後書きにてお知らせもありますので、よろしければ最後までご覧ください。


第1部 2章:集まる新星 新たなるLiella!
Liella!の敗北


 休日明けの月曜日、俺たちが学校に行くと昨日行われた代々木スクールアイドルフェスの影響か、学校の雰囲気がどこかおかしかった。

 

 なにせなぁ・・・・

 

メイ「まさか・・・Liella!が中学生1人に負けるなんて・・」

 

四季「3人で会場で見てたけど、あの子のパフォーマンスが凄かったのは事実・・・」

 

メイ「分かってるよそんなことは!!」

 

 うーむ・・・メイの気が立ってるな。 周りに隠そうとはしているが、その実メイはLiella!の大ファンだ。

 

 そのLiella!が中学生、しかも1人相手に敗北したことに動揺している。だが・・・、

 

 

 

「でも、こんなことで澁谷先輩たちは諦めないと思うぞ?」

 

 二人が俺の方を向いたので、俺は言葉を続ける。

 

「負けることくらい、スクールアイドルやってりゃいくらでもある。そんなことくらい先輩たちはわかってる。去年の東京大会だって、サニーパッションに負けたから決勝に出られなかったんだしな。 先輩たちはちゃんと負けを知ってて、それでも這い上がろうとしてるんだ。だから大丈夫だろ?」

 

メイ「ナギ・・・・! そうだよ!!あの人たちがこの程度で凹むはずねぇ!! 次合うときには絶対にリベンジするハズだ!!」

 

四季「そっか・・・・」

 

メイ、元気になったか。四季もちょっと暗い顔してたのが取れたかな?じゃあもうひと押しかな?

 

 

「ちょっと着いてこいよ。この間見つけた場所なんだけどさ・・」

 

メイ「あ? 何だよ・・・」

 

「いいからいいから」

 

四季「・・・・?」

 

 俺が連れてきたのは、この学校の部活動、または個人が獲得したトロフィーが飾られている場所だった。

 

「見ろよ。まだ4つしかねぇ・・・まぁ、結ヶ丘は去年できたばかりだからそれは仕方ねぇけど、取った部活を見てみろよ」

 

メイ「はぁ? ・・・・っ!! 全部スクールアイドル部じゃねぇか!!」

 

「そう。去年の代々木スクールアイドルフェス、ラブライブ地区予選、東京大会、そして昨日の大会。全部スクールアイドル部が取ったんだよ。Liella!は結ヶ丘の期待と希望の象徴っていうメイの言葉は、間違ってない」

 

四季「凄い・・・・」

 

メイ「・・・・・ナギ、サンキュー!!」ガバッ!

 

「わっ!?」

 

 しばらく無言になったメイは、笑顔に変わったかと思えば俺の後ろに回りいきなり背中に飛び乗ってきた。瞬間的にズシッと来たが、それが過ぎれば軽すぎる位だ。

 

四季「Liella!・・・か・・」

 

 そしてその日の授業が終わり放課後、

 

先輩「Liella!が応援してくれた生徒に感謝を込めてライブをやりまーす!!」

 

先輩「良かったら見に来て下さーい!!」

 

 体育館近くで先輩方がチラシを配っていた。こんなの行くに決まってんだろ!!

 

メイ「行くぞナギ、四季!! こんなの見逃せるか!!」

 

「ハイハイ・・・」

 

四季「メイは本当に好きなものには全力だよね・・・」

 

「? 四季だって知識を活かして物を作るの好きじゃねぇか。ああやって発明してる時のお前生き生きとしてて、その姿は俺結構好きなんだけどな・・・」

 

四季「っ!!///」

 

 四季の顔が赤くなった。やっぱり勘違いじゃ無いみたいだな。

 

四季「そういうこと・・軽々しく言わない・・・///」

 

「? 本心だけど? 重々しく言ったら良いのか?」

 

四季「そうじゃなくて・・・好きとかそんな簡単に言ったらダメ・・/// 」

 

「お前が楽しそうに物作ってる姿が好きなんて多分メイも少なからず思ってるぞ?」

 

四季「じゃあ意味合いが違うけど、・・・ナギサは私のこと・・女の子として好き?」

 

「……友達としてなら大好きだ。 女の子としては・・まだ分からない」

 

四季「っ!?」

 

四季(まだ分からないって・・もしかして私にもまだチャンスがあるってこと?)

 

 四季がなんか俯いてブツブツ言い始めた。

 

「ほら、前でライブ見ようぜ?」

 

 俺は四季の手を引いてメイの待つ前列へと向かう。

 

四季「あっ・・・///」

 

 四季はそっと俺の手を握り返してきた。

 

メイ「2人共〜!! こっちこっち!!」

 

 そして、3人並んで先輩たちと、桜小路さんのライブを見届けた。

 

四季(諦めないとと思ってたのに、こんなの・・諦められなくなっちゃうよ。ナギサ・・・私は、メイと同じ土俵に立っても良いの?)

 

 

 頬を赤らめながら、四季が心の内でそんなことを考えていたのを、四季の気持ちに気づいたとはいえ、俺とメイは気付かずにいたのだった。

 

ー 続く ー




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