地区予選から数日後、いよいよ今日東京大会進出グループがラブライブ!公式サイトで発表される。
発表時刻が近づく中、皆は今か今かとパソコンの前で待っていた。
― Liella!部室 ―
かのん「ついに……」
可可「もう少しデス…」
冬毬「間もなく発表です……」
パソコンの画面を見るみんなに緊張が走る。
かのん「合格……合格……っ!!」
きな子「神様〜っ!!」
恋「きな子さん、気を強く持ってください」
みんなソワソワしている。心のなかでは、期待と不安がごちゃ混ぜになっている
マルガレーテ「うぅ〜〜〜っ!」
そんな中、マルガレーテは怖がっていた。
「マルガレーテ?」
マルガレーテ「あ〜っもう!早くしてーーっ!!」
メイ「なにビビってんだよ……!」
すみれ「去年Liella!は優勝したのよ?地区大会敗退なんて―――」
そんなみんなを他所に、
夏美『そんな緊張感漂うの結果発表を生配信ですの〜!』
マルガレーテ「映さないで!!」
やれやれ………。
千砂都「地区大会のレベルも年々上がってきてる……緊張するよね」
かのん「お願いしますーー!!」
すると画面に変化が。結果発表が表示される。
Liella!『!!』
かのん先輩は画面を下にスクロールしていき《Liella!》の名前を探す。
Liella!『………………っ!!』
そして――、
『結ヶ丘高等学校:Liella!』の文字を見つけた。
Liella!『っ!やったぁああぁあぁあああっ!!』
みんなはお互いに抱き合い、喜び合う。
そして、
「四季!頑張ったな!」
四季「うん!やった!!」
四季と俺が抱きしめ合い、頭を撫でてやる。しかし俺たちだけではなく――、
メイ「奏!」
奏「メイ先輩!!」
パァアァアアンッ!!
2人はハイタッチしたあと抱きしめ合い喜び合う。
その様子を………、
陽菜「むぅ……渚くん……」
ライカ「見せつけてんのかしら……」
「っ!わ、悪い……」
殺気を感じて離れる。四季は残念そうにしていたが。
――場所を中庭に移したLiella!。
きな子「きな子が作詞!?」
かのん「次の曲で、チャレンジしてみない?ずっと歌詞を書き溜めている、きな子ちゃんにお願いしたいんだ」
きな子は不安そうだが、
紗夜「良いんじゃない?きな子ちゃんの作った歌詞、見てみたいな」
夏美「ですの!」
奏「俺も見てみたいです!」
メイ「私も私も!!」
きな子「でも、次のステージは大切な東京大会っすよ!?そんな大舞台できな子が………」
かのん「これからは、きな子ちゃんの世代が中心になってくるでしょ?」
すみれ「いつまでも私たちに頼られるのも、困っちゃうもんね!」
「やってみろよ!」
きな子「渚くん……」
みんなに言われて迷うきな子。だが――、
かのん「どうかな?」
きな子「うん。やってみるっす!」
かのん先輩の一押しで、きな子はやろうと決意した。
かのん「やった!」
夏美「ファイトですの!」
きな子「――とは言ったものの……」
きな子は音楽室でどうしようかと頭を悩ませていた。
きな子「東京大会で歌う歌詞…東京大会で歌う歌詞………うぅ……」
その様子を、コッソリと見ていた俺たちは――
冬毬「プレッシャーをかんじているようですね………」
かのん「大丈夫。きな子ちゃんなら、きっと素敵な歌詞を書いてくれる」
メイ「でも、さっきから何も書いてないぞ……」
きな子「………ひぃいいいーー!!」
――きな子はノートを持っていったん音楽室を出た。
きな子「東京大会…東京大会……!うう〜〜……」
すると、
七未「ダメだよ!いい加減決めないと!」
生徒会室から、何か怒るような声が聞こえてきた。
きな子「…………?」
きな子が生徒会室をのぞくと―――、
恋「分かっています……」
七未「もう二学期だよ!?卒業するんだよ私たち!」
七未先輩が机を叩くと、
きな子「わぁあぁあああっ!?」
生徒会室の外にいたきな子が驚き、ノートを落としてしまう。
七未「誰!?」
きな子「す、すみませんっす!!2人の声が聞こえたもので………」
七未「きな子ちゃんからも言ってよ……恋ちゃんに、早く次の生徒会長を決めよう……って」
きな子「……生徒会長?」
― つづく ―
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