ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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真田紗夜

いよいよ明日はラブライブ!全国大会当日。今日が本番前最後の練習日のため、みんな気合を入れて練習していた。

 

俺と奏も、万が一が無いようにメンバーに気を配る。

 

奏「皆さん、凄い気合ですね………」

 

「ああ。この大事な時に何かが起こらないように気を配れよ?」

 

奏「はい!」

 

そして、練習開始から2時間程が過ぎ、

 

千砂都「はい、今日の練習はここまで!明日に疲れを残さないように今日の残りはゆっくりと休む事!」

 

すみれ「え、終わり……?」

 

千砂都「うん。みんな今日までホントによく頑張ったと思う。後は明日に疲れを残さないことが大事かな?って」

 

四季「一理ある」

 

夏美「それはそうですの……」

 

そして、みんなで円陣を組むと―――、

 

かのん「みんな、明日……絶対優勝しよう!!」

 

Liella!『おーーー!!!』

 

紗夜「…………………」

 

マルガレーテ(? 紗夜………?)

 

 

 

――その日の夜、俺が自室で瞑想して精神統一していると……、

 

ブーッ!ブーッ!

 

スマホが鳴った。

 

「誰だ……?」

 

画面を見ると、

 

 

 

件名:こんばんわ

 

紗夜:夜にごめんね。いつも練習で使ってる公園に今から来てほしい。……大事な話があるの

 

 

 

 

…………紗夜。

 

俺は急いで着替えて公園に向かう。

 

 

―― 公園 ――

 

「えっと………」

 

紗夜を探す。だが見当たらないなと思っていると……

 

紗夜「渚くん!」

 

紗夜が背後から声をかけてきた。

 

「紗夜、今来たとこか?」

 

紗夜「うん」

 

「そっか………」

 

お互いに沈黙する。

 

「取り敢えず座るか……?「大丈夫……」?」

 

俺が紗夜の言葉を待つと――、

 

紗夜「私は君が好きだよ……私を救ってくれたあの時から……君が好きだよ!」

 

紗夜に告白された。でも、俺の返事は――、

 

「紗夜…………ありがとう、紗夜の気持ちは嬉しい、でも、ごめん。俺は四季が好きだから」

 

紗夜「そっか、やっぱりだめか……四季には敵わないね」

 

「本当にごめん………」

 

紗夜「君が謝ることではないよ……私、行くね………」

 

そして、紗夜は走って去っていった。

 

「紗夜……………」

 

 

紗夜の姿が渚から見えなくなった所で………、

 

紗夜「うっ、うぅ……っヒグッ!」

 

紗夜の顔は涙でぐしゃぐしゃだった。そこに、

 

マルガレーテ「なんて顔をしてんのよ…………」

 

マルガレーテが立っていた。

 

紗夜「マルちゃん……」

 

マルガレーテ「空手界最強の選手が……男に泣かされてん じゃないわよ……」

 

紗夜「ごめん……情けない姿見せたね…………」

 

マルガレーテ「今だけよ?……私はこんなことするのは」

 

そう言いながらマルガレーテは紗夜を抱きしめる。

 

マルガレーテ「今だけは、泣いていいわよ。……私が聞いてあげるから」

 

紗夜「マルちゃんは……優しいな。……素直じゃないけど」

 

マルガレーテ「うるさいわね…………一言多いのよ」

 

すると、紗夜が想いを口に出す。

 

紗夜「私は……渚くんが……好きだった…!!救ってくれた……あの時から、ずっと………!」

 

マルガレーテ「好きだったのよね……ずっと」

 

紗夜「うぁああぁあああっ!!好きだった!!ずっと!!ずっ と………!!私はあっ……!!」

 

紗夜の想いが、夜の街に木霊した。

 

その頃――、

 

「……………」

 

渚は考えていた。もちろん四季を選んだ事に何の後悔もない。だが、他にやりようはあったのか?と、意味もないことを考えてしまう。

 

――そこへ、

 

千砂都「渚くん……どうかした?」

 

「千砂都先輩…………?」

 

そこへやって来たのは千砂都だった。

 

千砂都「………紗夜ちゃんに、告白されんだね?」

 

「はい、告白されました………」

 

千砂都「そっか………振ったんだよね?」

 

「はい、俺は四季が好きですから……紗夜の気持ちは答えられません……………」

 

千砂都「そうだよね……なら君は間違ってないよ。例え相手を傷つけるとわかっていても、悲しませるとわかっていても、言わないといけないことはあると思うから」

 

「紗夜は………大丈夫ですかね………?」

 

千砂都「さっき、マルガレーテちゃんと紗夜ちゃんが一緒にいたから大丈夫だよ」

 

「そうですか……」

 

(ありがとう。マルガレーテ………)

 

3つの想いに決着がつき、いよいよ、最終決戦が始まる。




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