紗夜からの告白の翌日、今日――いよいよラブライブ!全国大会が行われる。
東京都代表の俺たちLiella!は、開演の3時間ほど前に会場入りし、その時を待っていた。
みんなそれぞれ思い思いに大会とそれぞれの道に向き合いながら、練習を積んできた。あとは、出し切るだけだ。
会場には、恋先輩の家のメイドさんであるサヤさん、きな子のお母さん、可可先輩の家族に、俺たちや夏美と冬毬ちゃん、千砂都先輩にすみれ先輩、かのん先輩の家族も見にきていた。
その中には―――、
悠奈「今年も来ちゃったね」
摩央「仕方ないさ。私たちはあの時、このステージに全てを賭けた」
悠奈「あの時の輝きは、大人になってからでは掴めない……パァッ!」
悠奈「私たちの分まで任せたよ……Liella!」
かつてLiella!が目標とし、可可先輩をスクールアイドルに引き込んだ、SUNNYPASSIONの2人が来ていた。
これが俺たちが16人で向かえる最初で最後のラブライブ!……。
Liella!の出番が近づき、いよいよ次になる。ステージ袖で、俺達は円陣を組む………。
かのん「1!」
可可「2!」
すみれ「3!」
千砂都「4!」
恋「5!」
きな子「6!」
メイ「7!」
四季「8!」
夏美「9!」
マルガレーテ「10!」
冬毬「11!」
「12!」
奏「13!」
紗夜「14!」
陽菜「15!」
ライカ「16!」
かのん先輩が目を閉じる。
かのん「………楽しく。Song for me! Song for you!」
Liella!『Song for all!!』
そして始まるLiella!の歌。曲名は『スーパスター』これまでのLiella!の集大成。
偉大な先輩たちに対してメッセージを込めた歌詞になっている。
そして、歌が終わり、
Liella!『ありがとうございましたーー!!!』
割れんばかりの大歓声。その中には、
きな子母「Liella!ありがとーー!!」
萌萌「ククちゃ〜ん!みんな〜!サイコー!!」
悠奈「私たちが叶えられなかった夢……」
摩央「彼女たちが叶えてくれたかも」
そして、全国大会は終わった…………。
数日後……、
結ヶ丘には、トアル横断幕が掲げられていた。それは―――、
『祝!Liella!ラブライブ!連覇!!』
と、書かれていた。
九乃「私たちの学校が……」
八重「連覇したーー!!」
俺たちが学校に登校すると、
結ヶ丘生徒1「かのんちゃーん!!おめでとー!!」
結ヶ丘生徒2「マルガレーテちゃーん!!奏くーん!冬毬ちゃーん!」
結ヶ丘生徒3「渚くーん!四季ちゃん!メイちゃ〜ん!!」
まるでヒーローを迎えるような大歓迎だった。
――かつて、まだほとんど何もなかった結ヶ丘が取ったトロフィーコーナーには、ラブライブ!優勝トロフィーが2つ置かれており、新しいものには『連覇』と、書かれたリボンが巻かれていた。
お知らせポスターが貼られている掲示板には、Liella!の連覇を祝うポスターが貼られており、休み時間になるたびにみんなそこへと行っていた。
そしてその掲示板に、ひっそりと貼られたポスターには……
『卒業式のお知らせ』と書かれていた。
―――いよいよ、かのん先輩たちの卒業まで……あと数日となっていた。
― つづく ―
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