では、始まります!!
ラブライブ全国大会が近づく2月の中旬、俺たちLiella!は今日も授業が終わった後練習していた。
まぁ俺はサポートだけど……。
千砂都「はい、今日はここまで!」
メイ「疲れた〜っ! けど……」
きな子「入ったばかりの頃に比べたら、着実に進歩してる気がするっす!!」
四季「me too!」
夏美「ですの!」
4人が確かな成長を感じていると……
かのん「うん! みんな確実に成長してるよ!!」
きな子「ほんとっすか!?」
恋「ええ!!」
4人とも嬉しそうな笑顔を浮かべる。ふふっ……
千砂都「あっ、渚くん少し良いかな?」
千砂都先輩が小声で渚に声をかけた。
「何ですか?」
千砂都「ちょっと来てくれる?」
渚は千砂都先輩に連れられて行くと、千砂都先輩が話始める。
千砂都「実はさ……、私コレに出るんだよね……」
千砂都先輩がチラシを見せてくる
「"東京ウィンターダンスカップ"……ダンスの大会ですか?」
千砂都「うん。皆には内緒で帰ったあとに練習してたんだよね」
それはまた……、ん?
「開催日…2月25日か」
千砂都「うん。皆には練習頑張ってほしいから言わなかったんだけど……渚くんには言っておこうかなって」
「……分かりました。千砂都先輩が体調とか崩さないようにフォローしときます」
千砂都「ゴメンね? 大会が終わったら皆には言うから」
そして千砂都先輩は屋上に戻って行った。ふむ……、
ー Liella! Side ー
そして迎えた2月25日、今日も練習のため、結ヶ丘にメンバーが集まってきていた。
すみれ「千砂都と渚遅いわね?」
可可「何かあったのでショウか?」
メイ「ナギは今日どうしても外せない用事ができたから休むって連絡貰ったぞ? まったく……」
四季「千砂都先輩は私に連絡くれた。今日行けないから私にダンスの練習監督頼むって……」
………これ、偶然かな?
かのん「皆お待たせ! ってあれ? ちぃちゃんと渚くんは?」
きな子「かのん先輩も連絡貰ってないんすか?」
四季「……臭う」
メイ「臭うって……」
すると、屋上の扉が開き……
理事長「あら? あなた達いたの?」
かのん「理事長?」
恋「はい。練習の予定だったのですが……」
理事長「嵐さん言ってないのかしら……」
夏美「というと?」
理事長は説明を始める。今日は千砂都先輩のダンスの大会があり、選手1人に1人だけ登録できるサポートメンバーとして渚くんが行ってる事。
Liella!『ええっ!?』
かのん「ちぃちゃん……そんな事一言も……」
すみれ「なんで言わないのよあの二人は!!」
可可「不本意デスが意見が合いましたね…」
すみれ「不本意って何よ!!」
すみれ先輩と可可先輩が小競り合いを始める。
メイ「四季! 電話!!」
四季「今かけてる…『もしもし?』っ! ナギサ!」
恋「渚さん!! 何で言ってくれなかったのですか!?」
『あ〜…バレた?』
きな子「『バレた?』じゃないっすよ!!」
電話越しにナギサは苦笑して言葉を続ける。
『悪かったな。千砂都先輩から、今は大事な時期だから言うなって言われててな。皆には気にせず練習してて欲しいって』
メイ「そんな……『渚くん誰?』千砂都先輩!?」
千砂都『その声メイちゃん? アハハ……バレたか…』
かのん「ちぃちゃん、何で言ってくれなかったの?」
千砂都『あたしのせいで皆の練習時間削りたく無かったし……「そんなの!」ごめんね? 今回は一人で挑戦してみたいんだ』
かのん「!! 『じゃあ結果でたら教えるね?』ちょっと!」
そして、電話は切れた。
メイ「ったく、あの二人は……」
恋「どうするのです?」
かのん「決まってるよ……、今日の練習は中止! 皆でちぃちゃんの応援に行こう!!」
四季「of course!」
きな子「行くっす! 場所はどこっすか?」
すみれ「東京体育館って書いてあるわね」
かのん「急ごう!!」
そして四季たちは東京体育館に向かった。
ー 東京体育館 ー
場所は変わり東京体育館。次々と選手の発表が終わり、この後二人目が千砂都先輩の番だ。
「次、エントリーNo.32番」
モブ「はい!!」
「次ですよ千砂都先輩……」
千砂都「うん……頑張る!!」
そして32番の子のパフォーマンスが終わり、
「次、エントリーNo.33番」
千砂都「はい!!」
そして、千砂都先輩がステージ上に立ちパフォーマンスを始める準備をする。
すると、2回の観客席の扉が大きく開き、光が差し込んでくる。
千砂都「!?」
かのん「ハァ、ハァ…、ちぃちゃんは?」
可可「あっ! 今やるところみたいデスよ!!」
メイ「ギリギリだったな……」
きな子「っすね…………」
千砂都「皆!?」
「あいつら……千砂都先輩!!」
渚は舞台袖から、千砂都先輩に向かってサムズアップした。
千砂都「っ! うん!!」
そして、千砂都先輩のパフォーマンスが始まる。Liella!では見たことのない様な千砂都先輩のアクティブのダンスに、会場中が魅了されていた。
メイ「スゴイ……!」
四季「Beautiful……」
そして、千砂都先輩のダンスが終わると…割れんばかりの拍手が溢れた。
そしてしばらく時間が空き、全ての選手のダンスが終了。結果は……、
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
千砂都「アハハ……優勝しちゃいました!」
千砂都先輩の手には、大きな優勝トロフィーが握られていた。
「おめでとうございます先輩!」
きな子「先輩凄かったっす!!」
メイ「うんうん!! 見てて鳥肌立った!!」
千砂都「皆……ゴメンね言わなくて」
かのん「ホントだよ……何で言ってくれなかったの?」
千砂都「ゴメンね? 皆には気にせず練習しててほしくて」
すみれ「私達が知ったら絶対に応援に来ると思ったわけね? 全国大会が近いのに、そんな時間は勿体ないと……「うん」バカねぇ……」
可可「仲間が頑張ってるんデスよ? 応援に行くに決まってるデス!!」
千砂都「ハハ………やっぱり、私は皆がいないとダメみたい。皆の姿が見えた瞬間、凄く嬉しかった!」
かのん「ちぃちゃん! じゃあ、私の家に行こうか!」
恋「そうですね。せっかく千砂都さんに内緒で企画したんですし……」
千砂都先輩は「えっ、何? どういう事?」と言ってる。分からないのか?
かのん「ちぃちゃんの、誕生日パーティーだよ!!」
千砂都「っ! 皆……ありがとう!!」
そして、並んで歩く皆は…笑顔に溢れていた。
ー 千砂都ちゃん Happy Birthday ー
ちぃちゃん誕生日おめでとう!!