ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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〈唐 可可〉誕生日特別編:酔いどれクゥクゥ

夏も始まりを迎えた今日、7月17日はクゥクゥ先輩の誕生日だ。今日はクゥクゥ先輩の家でLiella!の皆で誕生日パーティーをしていた。

 

かのん「クゥクゥちゃんお誕生日おめでとう!!」

 

千砂都「おめでとう!!」

 

奏「お誕生日おめでとうございます!!」

 

可可「ありがとうございマス!!」

 

皆の言葉に笑顔になるクゥクゥ先輩。だが1人だけ黙っている人がいる。

 

「ほら、すみれ先輩。言わなくて良いんですか?」

 

すみれ「わ、分かってるわよ……」

 

そう言ってすみれ先輩が前に出る。

 

可可「すみれ……」

 

すみれ「一緒に3年間スクールアイドルやれる事が決まったからには、絶対に連覇するわよ?」

 

その言葉に、1人を除き俺たち全員頷く。

 

可可「すみれにしてはなかなかの心構えデスね? 言われなくともデス!!」

 

そして二人は笑い合う。

 

ウィーン「私だけ疎外感を覚えるわ……」

 

まぁね……。

 

「仕方無いだろ。お前は去年はライバルだったんだから……」

 

去年のラブライブて立ちはだかった強敵が今では仲間。分からないものだな。

 

可可「ラブライブを低レベルと言ったこと、ククは忘れてまセンよ!!」

 

メイ「そうだ!!」

 

はぁ、コイツラは……

 

「いい加減許してやれよ……去年散々叩かれて罰は充分受けただろ?」

 

かのん「そうだよ。もう許してあげたら?」

 

可可「かのんとナギサは甘過ぎマス!!」

 

メイもウンウンと頷く。ったく、

 

「でも、入部は認めたじゃないか」

 

可可「確かにウィーンの心構えが少し変わったなと思ったから許しましたが言ったことが消えるわけでは無いのデス!!」

 

ハァ……全く。

 

「同じグループのメンバーにそんな感情向けたままステージに立ったら、ラブライブ以前の問題になっちゃいますよ?」

 

四季「仲間を信頼してないグループは、どんなに個々の実力が高くても通用しない……」

 

メイ「ゔっ……、それは………」

 

四季の言葉に二人共反論できない様だ。

 

恋「これからのウィーンさんの成長を見て判断すれば良いんじゃないですか?」

 

冬毬「同感ですね。いつまでも過去を引きずるのは得策とは言えません。非効率です」

 

メイ「分かったよ……」

 

可可「ゔぅううぅ………」

 

夏美「クゥクゥ先輩の不満そうな顔……」

 

紗夜「クゥクゥ先輩の練習メニューだけ10倍にしても良いんですよ?」

 

瞬間、可可先輩の顔が青ざめ、「わ、ワカリマシタ……」と。

 

今度からこの手を使わせてもらおうかな?

 

陽菜「いや〜止めてあげたほうが良いんじゃない?」

 

あら、心を読まれた。前に言われたけど、ホントに俺って顔に出やすいのかな?

 

ライカ「ええ。すごく顔に出てるわね」

 

う~む……俺がどうしたものかと考えているとかのん先輩がパンッと手を叩き、

 

かのん「はい、この話はおしまい!! パーティーの続きしよう?」

 

その後、皆でゲームをやったり話したり色々していた。

 

可可「くぅ、ハァ〜ッ!/// だいたいナギサはちょっと気をつけなさすぎなのデス!!」

 

? なんか顔赤いぞ?

 

「酔っ払ってません?」

 

すみれ「ええ? お酒なんか買ってないわよ?」

 

すみれ先輩がクゥクゥ先輩の飲んでいた缶を見ると、酒とは書いてなかった。

 

すみれ「やっぱりジュースよ?」

 

クゥクゥ「気分の問題レす……ヒック///」

 

かのん「まさか気分で酔ったの!?」

 

んなアホな……、するとクゥクゥ先輩は俺に絡んできた。

 

可可「ナギサはシキさんとイチャイチャしすぎなのデス!! 本来アイドルは恋愛禁止なのレス!」グビッ!

 

そしてクゥクゥ先輩は飲んでいた缶ジュースをグビッと行く。

 

可可「プハァ〜!/// シキさんも! アイドルの自覚を持ちなサイ!!」

 

四季「ウザ……、かのん先輩止めて下さい」

 

かのん「無理無理! こんなクゥクゥちゃん見たことないもん!!」

 

千砂都「それより四季ちゃんも言うね……」

 

恋「今ウザいって言いましたよね?」

 

すると、

 

可可「かのんたちもかのんたちレスよ!! なぜ止めないデスかぁ〜?!///」

 

酔ってかのん先輩たちの方にも絡むクゥクゥ先輩。

 

かのん「四季ちゃん、気持ちが分かったよ。ウザいね確かに……」

 

千砂都・恋「「同意…」」

 

すみれ「ほら、あんた少し休みなさい!!」

 

すみれ先輩はクゥクゥ先輩に落ち着くように促す。

 

可可「すみれぇ〜!! ククの事を考えて悪者役を引き受けてくれて感謝してマス〜/// ズビッ(鼻水を啜る音) すみれには感謝してもしきれませんよ〜!! うわぁあぁああぁあんっ!!」

 

すみれ先輩に抱きつき号泣するクゥクゥ先輩。すみれ先輩は困って引き剥がそうとするが満更でもないようだ。

 

すみれ「い、いや〜…それ程でも……///」

 

「すみれ先輩、録音してますから後で渡しますね?」

 

すみれ「ありがと。気が利くわね」

 

メイ「ナギ……」

 

メイに呆れられる。

 

そして眠ってしまったクゥクゥ先輩。その間にパーティーの後片付けをし、クゥクゥ先輩が起きた所で皆で帰った。

 

すみれ先輩にはしっかりと先程の録音データを渡した。

 

すみれ「今度お礼するわね?」

 

 

 

〜 可可ちゃん Happy Birthday 〜




可可ちゃん誕生日おめでとう!!
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