かのん先輩たちのラブライブ!挑戦最後の年の東京大会前、もうすぐ大晦日と言うこの時期、12月28日。
今日は冬毬ちゃんの誕生日ということで、俺たちはかのん先輩の家でパーティーの飾り付けをしていた。
指定した時間に、夏美が冬毬ちゃんを連れてくる手筈になっている。
メイ「ナギ、もう少し右頼む」
「オッケー……奏、こっち持ってて」
奏「はい!」
「えっと……よし、オッケー!!」
飾り付けをする中、かのん先輩、すみれ先輩、可可先輩、きな子、マルガレーテ、ライカ、紗夜、陽菜は料理担当。自身の作れるパーティー料理を作る。
料理がどんどん出来ていく中、俺と奏、四季とメイ、恋先輩、千砂都先輩はやっと飾り付けを終え、次は出来上がった料理の配膳を手伝う。
「コレ持っていきますね……」
かのん「うん。お願い」
恋「マルガレーテさん、これは良いですか?」
マルガレーテ「待って、これは最後にオリーブオイルをかけて完成だから。まだかかってないの」
恋「わかりました」
そんなこんなで準備を進める中、予定時刻の10分前には準備を完了できた。
「じゃあ2人を待ってようか」
そしてみんなでクラッカーを手に待つこと、少し遅れて12分後。2人がやって来た。
カランカラン
夏美「お邪魔しますですの〜!」
冬毬「お邪魔します………」
パパァあああんっ!!
冬毬「!!」
冬毬ちゃんが入って来た瞬間、冬毬ちゃんに向けてクラッカーが鳴らされる。
Liella!『冬毬ちゃん、誕生日おめでとう!!』
冬毬「あ、ありがとうございます……。こんな風に家族以外に祝われたの初めてなのでビックリしました……」
マルガレーテ「サプライズ成功ね!」
紗夜「そうだね〜。マルガレーテちゃん発案だもんね!」
マルガレーテ「ちょっ!それは言わないでよ!!」
冬毬「マルガレーテ………」
冬毬ちゃんがマルガレーテに微笑む。
冬毬「ありがとうございます!」
マルガレーテ「ふん!じゃあ始めましょう?」
Liella!『は〜い!』
そして、グラスに飲み物を注ぎ、料理を取り分ける。開会の挨拶を千砂都先輩にしてもらう。
千砂都「じゃあ、冬毬ちゃんの誕生日を祝って、カンパ〜イ!!」
Liella!『乾杯!!!』
声と同時に料理を食べたり飲み物を飲んだり。途中でゲームをしたりしながら楽しんでいると、
(……………………)
冬毬ちゃんは、楽しそうに笑っていた。
ここで、プレゼントタイム。各自持ち寄ったプレゼントを渡す。
3年生からは髪の毛のセットに使う道具一式。
2年生からは冬毬ちゃんが部屋で飼っているクラゲに上げる餌をけっこうな量。(重さはそこまで)
1年生からは写真と額縁………。ん?
「何の写真?」
マルガレーテ「冬毬が喜ぶように、夏美先輩の秘蔵写真よ?」
夏美「なつ!?」
夏美が驚く。冬毬ちゃんが写真を見ると、
冬毬「っ!!!姉者可愛い………」
夏美も写真を見せてもらい見ると、顔を真っ赤にする。
夏美がハムスターみたいに口いっぱいに食べ物を頬張る写真。
眠いのか大欠伸をしている写真、
どれも絶妙に恥ずかしい写真だ。
冬毬「二人ともグッジョブです!!」
夏美「ちっともグッジョブじゃないですの!!」
そして、その後も誕生日パーティーは恙無くしゅうりょうしたが、プレゼントは1年生からのものを1番喜んでいた。
(シスコンだなぁ………)
― 冬毬ちゃん Happy Birthday ―
冬毬ちゃん誕生日おめでとう!!