かのん「では、マルガレーテちゃん!誕生日おめでとう!」
Liella!『おめでとうーー!!』
パパぁぁぁんっ!!
盛大にクラッカーが鳴る。ウィーンは少し照れた様子で顔を赤らめる。
マルガレーテ「あ、ありがと…………」
今日、1月20日はマルガレーテの誕生日らしく、数日前に誕生日パーティーを企画。そして今日、かのん先輩の家で誕生日パーティーを行っていた。
マルガレーテ「………おいしい」
ありあ「マルガレーテちゃんに教えてもらったお菓子、作るの上達したでしょ?」
マルガレーテ「ええ。こんな短い間にここまでできれば上出来よ」
ありあ「やった!」
仲の良さそうなありあさんとマルガレーテ。
メイ「二人とも仲良いんだな……」
かのん「二人とも比較的すぐに仲良くなってたよ」
マルガレーテ「だって、ありあはLiella!じゃなかったし、私と関わるときも特に変な気を使ってこなかったから……1番楽だったわ」
ありあ「褒めてる〜?」
マルガレーテ「褒めてるわよ。あなたのそういうところ、私は好きよ」
紗夜「マルガレーテちゃん、メンバーよりもありあちゃんの方が仲良いかもね〜」
ライカ「それはさすがに問題あるでしょ……」
冬毬「でも、見てるとないとは言い切れませんよね?」
Liella!『……………………』
無言になる皆。
マルガレーテ「な、何よ…………」
ありあ「みんなアタシとマルガレーテちゃんの仲に嫉妬してるんだよ」
マルガレーテ「嫉妬て……」
―――すると、
四季「これ、使ってみる?」
四季はとある発明品を取り出す。
きな子「なんすかコレ………?」
四季「深層心理解析マシーン。本人の心の奥底の、自分すら自覚してないような事まで解析できる」
渚・奏「「はい!?」」
なんてもの作ってるんだ………。
四季「さぁ、マルガレーテちゃん着けてみて?」
マルガレーテ「いやよ!?なんで私が!!」
四季「……」パチン!
四季が指を鳴らすと、千砂都先輩とすみれ先輩がマルガレーテを取り押さえた。
マルガレーテ「ちょっと!?先輩!!」
千砂都「ごめんね〜?私たちもマルガレーテちゃんの本心を知りたいから」
すみれ「心配しなくてもプライバシーは守るわ」
マルガレーテ「守られてないじゃない!!」
そして四季はマルガレーテの頭に装置を装着。解析ボタンを押す。するとすぐに結果が出た。
四季「もう外して良い」
可可先輩がマルガレーテから装置を取り外す。と、千砂都先輩とすみれ先輩が解放する。
マルガレーテ「他の人もやりなさいよ……?(#^ω^)」
「分かったよ」
すると、解析データがパソコンに送信される。
四季「ここからマイクに質問を投げかければ答えてくれる」
代表して陽菜が聞いてみた。
陽菜「マルガレーテちゃん、今のLiella!をどう思ってる?」
画面の中のマルガレーテの深層心理が答える。
マルガレーテ『毎日が楽しい……1人でいた頃は、こんな気持ちになったこと無かった。……できるなら手放したくない。冬毬もかのんも、ありあも紗夜も、私の大事な友達……他のみんなも、私が自信を持って仲間だと呼べる最高の人たちよ』
Liella!『へ〜……?』
ニヤニヤ
俺達がマルガレーテを生暖かい目で見る。
マルガレーテ「嘘よ!!そんな事思ってないわ!!////」
反論するマルガレーテ。
「でも四季の発明品だしなぁ……」
メイ「当たってる可能性のほうが高い気が……」
マルガレーテ「くっ!じゃあ渚先輩やってみなさいよ!!」
「俺!? ……分かった」
今度は俺が装置を装着する。スイッチをいれると、俺の深層心理を機械が解析する。
………解析終了。
恋「あっ、結果でましたよ?」
すると、画面に俺の深層心理が現れる。四季が聞く内容は……、
四季「ナギサ、私とシたい?」
「うぉいっ!?なんてこと聞いてんだ!!」
恋「ちょっ!?規制されますよ!!」
すみれ「恋もメタ発言やめなさい!」
すると、画面の中の俺の深層心理は、
『できれば今すぐにでも。でも、大人になるまでは我慢しないと……。さっさと大人にならねぇかな』
「ざけんなテメエッ!!ブッ壊されたいか!!」
みんなが冷ややかな目で俺見ているのが分かる。ん?
「四季?なんでそんなに顔を赤らめてるんだ?」
四季「な、ナギサが望むなら……」
すると、四季はシャツの裾に手をかける。
可可「ストップ!ストップ!」
恋「まだ学生ですからね!?」
四季「チッ」
かのん「四季ちゃん!?」
冬毬「そんなに好きなんですか……」
四季「YES。私の全てを捧げても良いと思ってる」
「……………////」
今度は俺の顔が真っ赤になる。
マルガレーテ「……大切にしなさいよ?」
「分かってるよ……」
かのん「じゃ、じゃあ、遊びはこのくらいにして、プレゼント渡そうか?」
すみれ「そ、そうね」
可可「それが良いデス」
そしてその日は俺とマルガレーテの心に傷跡を残し、マルガレーテの誕生日パーティーは終了した。
― マルガレーテ Happy Birthday ―
マルガレーテ、誕生日おめでとう!!
長い間ご愛読ありがとうございました!