松兄「ラブライブ全国大会も終わり、3月に入る。かのんちゃんたち1期生の卒業を、結ヶ丘は控えていたんだ」
かのん(ビ)「卒業………言われてみれば、来年なんだよね」
戦兎「自覚して寂しくなってきた?」
かのん(ビ)「まだ1年あるとは言え少し……」
万丈「きな子たちも寂しいだろうな……」
きな子「そうっす!寂しいなんてもんじゃなかったっす!!留年してくれって頼みに行こうかと思ったっす!」
きな子の言葉に苦笑いする全員。
慈「あたしはメンバーと離れるのは寂しかったけど、卒業はしたかったかな……」
すみれ「なんで?」
みんなの目線がめぐちゃんに集まる。
慈「なんていうか、私1箇所に留められるのって好きじゃないんだよね。もっと色んなところ行ってみて回りたいかな?って」
淳平「それは良いけど、その先々で問題起こすのやめろよ?卒業して最初にアメリカ言った時、タイムズスクエアで伝説のスクールアイドルに似せた衣装着て踊ろうとして警官に怪しまれてたんだぞ?俺が事情を説明して事なきを得たけど……」
慈「ジュン、任せた♡」
ため息をつく淳平くん。
メイ「アメリカ……タイムズスクエア………まさか!! 音ノ木坂の!!」
可可「羨ましいデス〜!!」
スクールアイドル好き2人がヒートアップしかける。
松兄「はい、その話はまた今度な。さて、そして迎えた卒業式。きな子は在校生代表として先輩たちに送辞を言うんだが………本当に成長が感じられたな」
渚「さすがきな子」
夏美「きな子はできるって分かってましたの」
紗夜「ね〜?」
きな子「そんなにいきなり褒められるとむず痒いっすよ……でも、嬉しいっす!!」
先輩と後輩、それぞれが想いを吐き出し合い、最後に校門の所でスクールアイドル部とそれを手伝ってくれた人達で写真を撮るんだよな。
渚「ああ。あの写真は今も俺の部屋に飾られてるよ」
かのん「私もだよ!」
可可「ククもです!」
四季「me too!!」
夏美「夏美もですの〜」
マルガレーテ「当然よ」
冬毬「絶対に捨てられない写真です」
紗夜「一生の宝物だよ」
ライカ「ええ!」
奏「俺も飾ってあります!!」
コチラのLiella!のメンバーは1人残らず全員が写真を飾っているらしい。当然だな。
かのん(ビ)「こっちの世界の私たちは輝いた青春を送れるんだね!」
渚「ん?何言ってるんですか?そっちLiella!だって、怪物騒動は大変でしたでしょうけど、仲間との日々は輝いてたんじゃないですか?」
渚の言葉にかのん(ビ)は優しい顔。「うん。あたしの仲間も最高だよ!!」と、堂々と言う。
戦兎「流石にもう怪物騒動は無いことを願いたいな」
万丈「ああ。平和に暮らさせてくれ……」
松兄「まあ俺が小説を完結って宣言したからな。これ以上は恐らく無いだろうな」
一安心した様子のみんな。蓮ノ空組は……
慈「あたしのたちの方はそうだな〜この間の配信で花帆ちゃんとさやかちゃんが2人で部長になったって言うのと、瑞河からセラスちゃんと泉ちゃんが蓮ノ空に来たって言ってたよね」
淳平「ああ。今年はラブライブには出ないことを宣言したからアレだけど………出てたら俺たちの世代では無敵すぎる布陣だな………」
慈「泉ちゃんヤバいからね……。決勝プレーオフで、セラスちゃんも初めてのライブとは思えない実力だったし」
メイ「ん?プレーオフ?」
俺たちの口から発せられた聞き馴染みのない言葉にメイが聞き返す。
メイ「ラブライブでプレーオフって何のことだ?」
淳平「ん、ああ。実は……」
俺はLiella!の皆さんにラブライブプレーオフについて説明した。それを聞いた皆さんは驚愕の表情に包まれ、同時に同点だった場合はそんなことになるのか……と、納得したようだ。
四季「セラスちゃんか……中学生でラブライブに出たって………」
陽菜「良いの?それ、運営としては」
慈「良いんじゃない?うちの後輩の花帆ちゃんの働きかけで、全国のスクールアイドルが協力してくれて、セラスちゃんをラブライブに出すことがスクールアイドルの総意であると運営に見なされたから出られたわけだし。たしか、あたしたちの世代の結ヶ丘からも応援メッセージ来てた気がするけど」
淳平「うん」
冬毬「え?!」
マルガレーテ「マジ?」
そう。コレは本編中には書いてない裏設定として、全国各地の学校の中には蓮ノ空時代の音ノ木坂や結ヶ丘、静岡の浦の星女学院の統廃合先である静真高校、虹ヶ咲学園、東雲学園などのその年のラブライブで敗退した学校、もしくはラブライブには出ないもののスクールアイドルをやっている子、スクールアイドルが大好きで応援している子も含まれる。
かのん「まあ、仕方ないよ。みんなそれだけその瑞河の、セラスさんのパフォーマンスを見たいと思ったから協力したんだろうし……。結局スクールアイドルってお人好しで優しい子多いから……」
千砂都「かのんちゃんがそれ言う?」
恋「まったくです」
二人からのカウンターパンチに、二人のかのんが苦笑い。
松兄「さて、話を戻すぞ。卒業式が終わり写真も撮り、いよいよ1期生が学校を去る瞬間がやって来た。すると、冬毬ちゃんがかのんちゃんに……な?」
冬毬「はい………///」
かのん(ビ)「?」
松兄「ビルドの世界のかのんちゃんもいずれわかるさ。そして結ヶ丘から出た1期生は、みんなを《渋谷スカイ》のビルの上に作られた特設ステージへと連れて行く。そこで披露されたのが、現実世界でのLiella!デビューシングル、《始まりは君の空》だ!!」
戦兎「へ〜……作者の世界の制作も粋な計らいするじゃないの」
松兄「まったくだな。エンドロール見ながら3年間の街の背景画像が映った時には涙が止まらなかったぞ……ああ、ほんとにLiella!の物語は終わったんだな……とな」
かのん(ビ)「そっかぁ………あたしも卒業までスクールアイドルをしっかりやりきらなきゃだね」
松兄「そうだな。けど、俺は心配はしてないぞ。Liella!のみんななら、世界が違っても必ず仲間と一緒に乗り越えられると知っているからな!!」
―― エンドロール ―
松兄「さて、振り返りと3周年パーティーもそろそろお開きだ。みんなどうだった?」
かのん「楽しかった!」
四季「久々にかのん先輩たちと会えたからね。感謝してる」
戦兎「なかなかいい催し物だったと思うぞ」
万丈「帰ったらみんなを見る目が変わりそうだな。いい意味で」
かのん(ビ)「歴史を変えないように黙ってたほうが良いですね」
松兄「そうだな。歴史が変わったらどうなるかは分からないからなぁ……。さて、赤と青のLiella!の未来の時間軸である蓮ノ空の2人はどうだったかな?」
慈「ん〜と、すみれ頑張ったんだな……って」
すみれ「何よそれ。慈こそ優勝したってことは凄く頑張ったんでしょ?」
慈「ん〜、まあね。でも、スクールアイドルは私のやりたいことだから。そういう努力は苦じゃなかったな〜」
淳平「だよな?お前はやりたい事しかしないからな。けど、そのやりたいことに関しては無敵っていうタイプだからな」
慈「えっへん♡」
淳平「褒めてねぇ……いや、褒めてるのか?」
考え込む淳平くん。
渚「そっちも大変な事はあるかもだけど、しっかりな?」
淳平「はい。渚さんこそ」
さて、いよいよお別れだ。
松兄「読者の皆、3周年記念話を見てくれてありがとう。良ければラブライブとイナズマイレブンを合わせたサッカーの作品もあるからそちらもチェックしてみてくれ!!では皆、またな!!」
― 3周年記念パーティー編・終 ―
ここまでご愛読ありがとうございます!
戦兎や万丈、Liella!のビルドNewWorldスーパースター、
淳平と慈の蓮ノ空スクールアイドル録も完結していますがよろしければ読んでみてください。
赤と青の双星、3周年ありがとうございます!
感想・評価宜しくお願いします!!