ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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今回の時系列は東京大会後、全国大会前です。

ではどうぞ!!


番外編:幼馴染の辿った道

今日は練習オフの休日。今俺とメイ、きな子と夏美、そして四季の1年生組5人は四季の家でお喋りをしていた。

これからのLiella!のことや今までの事、個人の昔の思い出について等を語っていたのだが、夏美が本棚に入ったある物に気づき、それを取り出してきた。

 

夏美「四季さん、これアルバムですの?」

 

四季「うん。小さい頃の私やナギサにメイとの写真や家族写真とか色々入ってる」

 

夏美「………見ても良いですの?「ダメ」硬いことは…言いっ子なしですの〜っ!」バッ

 

四季「ああっ!!」

 

夏美は戻すと見せかけ思い切りアルバムを広げた。やりやがったなコイツ!!アルバムからこんにちはする俺たちの小さい頃の写真。

 

3家族揃ってキャンプに行った時の写真、お泊まり会や誕生日パーティーなど、様々な写真が入っていた。

 

四季「夏美ちゃん覚えてなよ……?///」プルプル

 

あっ、四季が顔を真っ赤にして恥ずかしがってる。

 

メイ「おい…あんまり見ないでくれよ」

 

きな子「3人ともカワイイッす〜♡」

 

全く……あれ、この写真

 

「四季、メイ、この写真初めて俺たちがお泊まり会したときだよな?」

 

メイ「ああ。確か幼稚園の年長だっけ?」

 

「そうそう。確か3人で一緒に風呂入ったよな。しかも3人とも裸だったし。今思い出すと恥ずかしいけど」

 

四季「っ!! 思い出させないで恥ずかしいから!!///」プシュ~

 

メイ「は、恥ずい///」カァアアッ///

 

二人して顔を真っ赤にして恥じらっている。ちょ、ちょっと加虐心がくすぐられるんだけど。イジメちゃだめ?

 

……後でタコ殴りにされる未来が見えるからやめとこう。

 

きな子「お、男の子と一緒にお風呂…////」ボシュ〜///

 

夏美「す、すごいですの……///」カァアアッ///

 

「いやあ、今とな…「「ナギ(ナギサ)!!」」ゴメン…」

 

夏美「これは良いネタになるかも…「もし動画のネタにしたら絶交だからね夏美ちゃん!!」…四季さんそんな大声出せましたのね」

 

「いや夏美、気にするとこそこかよ。夏美? 絶対動画にするなよ?」

 

夏美「それはしろというフリ……「夏美?」わ、分かりましたの……」ブルッ

 

全くコイツは………

 

夏美「じゃあこれ以上は身の危険を感じるのでアルバムは片付けますの」

 

四季「賢明な判断」

 

メイ「いつか覚えてろよ?」

 

きな子「渚くんは小さい頃から二人が直ぐ側にいてドキドキしたりしたことなかったんすか?」

 

ん? 何を言ってるんだ?

 

「ずっとドキドキしてたよ……特に俺は高校入るまではメイのことが気になってたからな」

 

それを聞いて驚愕の表情を浮かべるメイ。「聞いてない!!」みたいな表情してる。

 

「でも、そこから今までで気持ちが変化したんだよな。それで気づいたときには四季のことが好きになってた」

 

メイ「ちょ、ちょっと待てよ!! アタシの事が好きだった!?」

 

「ああ。フラれて関係が崩れるのが恐くて伝える勇気が無かったけど」

 

メイ「じゃ、じゃあ…もしアタシが告白してたら…」

 

「その時だったら間違いなくOKしてたな」

 

メイ「そんな……」

 

愕然とするメイ。俺もメイの気持ちを知ったのは林間学校の時だったからな。多分あのときには四季に天秤は傾きつつあったんだろうな。

 

四季「でも、ハッキリ言うけど私にはナギサもメイも気持ちバレバレだった」

 

きな子「あ〜きな子も出会って4日くらいで気づいたっす」

 

夏美「むしろアレで気づかないほうがどうかしてますの」

 

メイ・渚「「?!」」

 

なに? じゃあバレてたの?

 

四季「本当、私は胸焼けしながら必死に気持ちを抑えてたっていうのに………」

 

メイ「やばい、また恥ずい///」

 

メイが顔を隠して俯く。耳まで真っ赤だぞ。

 

きな子がメイの背を軽く撫でて落ち着かせようとするが逆に「うるせぇ!!///」と顔まっ赤なメイから怒られるきな子。

 

「そういうきな子と夏美は今までに好きな人とかいなかったのかよ?」

 

きな子「き、きな子は…その、小学校・中学校と少しぽっちゃりしてたせいで、男子からはからかわれてたんすよね……。だから好きな人はいなかったっす」

 

夏美「私は…男子からも女子からも変わり者って見られてたので。なので私も"アンタたちなんかこっちから願い下げですの!!"と言った感じでしたの」

 

きな子「だから…その、幼馴染同士で奪い合って、メイちゃんは振られたのに今までとあまり変わらず関係が続いてるって凄い絆を感じるっす」

 

夏美「ですの。正直なところ凄く理想的な関係だと思いますの」

 

メイ「まぁ、選ばれなかったことはショックだったけど…だからって四季の邪魔をしようとは思わねぇよ」

 

四季「私も。メイが選ばれてても、そりゃあ悔しいとは思うけど、メイの邪魔だけはしたくないと思う」

 

きな子「友情っすね〜」ニコニコ

 

夏美「ですの〜」ニヤニヤ

 

すげぇムカつく笑顔……。

 

メイ「おい、そのムカつく笑顔やめろ」

 

四季「私も少しばかりイラッときた」

 

メイ「だな。少しばかりオシオキするか」

 

四季「任せて」

 

きな子「またまた〜、二人共良い子なのは分かってるんすよ? そんな事できな……「きな子ちゃん、夏美ちゃん、Liella!加入前のこと忘れちゃった? そしてここは私の家」サアー」

 

きな子と夏美の顔が青くなる。四季の発明した"強制二人三脚マシン"と"強制ランニングマシン"。二人は加入前に恐怖を味わってるからな。そしてここは四季の部屋、押し入れの中には発明品がゴロゴロある。

 

きな子「あっ、きな子用事思い出したっす!!」

 

夏美「ず、ズルいですの!! 私も…」

 

ガシッ!!

 

ガシッ!!

 

きな子「な、渚くん!?」

 

夏美「メイさん!? 離すですの〜っ!!」

 

四季「二人共そのまま抑えててね」

 

渚・メイ「「ラジャー!!」」

 

四季「さて、どの子を試そうか……」

 

四季が発明品の入った押し入れを漁る。

 

きな子・夏美「「いや〜っ!!」」

 

このあと、二人は酷い目に遭い、もうからかうのはやめておこうと固く誓ったという。

 

 

ー 続く ー

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