今日はLiella!の練習があるため結ヶ丘にいた渚たち。練習のサポートをしていたら、渚は練習後の水分補給で使うドリンクパウダーや、その他の消耗品が切れかけていることに気づき、奏に買い出しを頼むことにした。
「奏! 悪いんだけど備品の買い出しを頼めるか?」
奏「あっ、ハイ! 分かりました。何を買ってくれば良いんでしょうか?」
「ちょっと待ってくれ、今メモに書く……」
そして渚はメモに必要な物を書いていく。そして紗夜と陽菜を呼ぶ。
「二人共ちょっと来てくれ!」
紗夜「? な〜に?」
紗夜と陽菜が駆け足で近づいて来たので事情を説明する。
「部活の備品の在庫が切れかけててさ……奏に買い出しを頼んだんだけど俺の経験上量が結構な量になりそうでさ……。手伝ってやってくれないか?」
紗夜「ああ、そんなことなら良いよ?」
陽菜「私も大丈夫だよ!」
二人は快く了承してくれる。
「じゃあ頼むわ。コレ代金な? 何なら互いを知るって意味でも奏とゆっくりしてきても良いからさ?」
そして渚は奏に一万円札を手渡す。
奏「さすがにそれは……」
奏は"さすがに先輩が練習してるのにそれはどうなのだろう?"と、難色の色を示しているが、「まだお互いの事何も知らないだろうからさ?」と薦めると「分かりました…」と、了承した。
紗夜「よろしくね奏くん?」
陽菜「よろしく〜!!」
奏「はい、紗夜先輩、陽菜先輩お願いします!!」
そして買い出しに出掛けた3人。まずはドリンクパウダーをケースで買うために大型のスポーツ店に行く。
毎日の部活でそれなりの量が使われるため、買い出しに行く頻度の効率化を図るためにもケース買いが基本なのだ。
後それ以外にもタオルなども予備としてあって損はないため買っておく。ただしこちらは精々1・2枚で充分だ。
店員「いらっしゃいませ~!」
陽菜「ここなら来たことあるよ? 確かこっちの方!」
陽菜が店の奥の方へと入っていくのを二人が後を追う。そしてドリンクパウダーを見つけたので手に取る。そして店内を移動しタオルの袋を2枚手に取りレジへと向かう。
店員「4,540円です」
奏「あっ、これでお願いします。ポイントカードもお願いします」
奏は渚から預かった部費の1万円札を出して会計する。奏がこの店の会員カード兼ポイントカードを持っていたため4,400円での購入まで割引され、奏は尚且つポイントが入った。
陽菜「こういうのって自分のポイントカード出して良いの?」
と、陽菜が奏に聞いたが………
奏「渚先輩から特に指示も無かったし、安く買えたんだから良いんじゃないですか? 別に誤魔化そうなんて思ってませんし……レシート見せて説明すれば。140円でも積もれば大きいでしょ?」
紗夜「それもそうだね?」
スポーツ店を出て続いて3人がやってきたのはドラッグストア。メンバーが練習中に怪我をしたときのための傷薬、絆創膏、包帯、冷却スプレー等を購入する。
今度も奏が来たことのある店だったため特に探すこともなく商品を手に取りレジへ……。
店員「2,810円です。」
奏「カードから10ポイント使用お願いします。残りは現金で」
金額から10円引かれて2,800円。残金の5,600円から出してお釣りは2,800円。
因みにいつもの渚が行っていた時だと普通に同じ買い物でも残り2,600円近くまで飛ぶ。
因みにカードを提示したため奏にはまたポイントが入った。
そして買い物が終了したため学校へと戻ろうかと言うとき、
陽菜「因みにそのポイントどうするの?」
奏「皆さんが必要になったときに使おうかなって。まぁ微々たるものですけどね」
紗夜「へぇ? 自分で使うのかと思った」
奏「んなことしませんよ……あくまでも部費での買い物なんですから……」
陽菜「そっかぁ……ねぇ? 少し飲み物飲んで行かない?」
そして陽菜が指さしたのはカフェ。
奏「今持ってるの部費しか無いんでムリですけど……」
陽菜「渚くん言ってたじゃん! お互いを知る意味でも少しゆっくりしてきたら?ってさ!! ならそのためって言えばセーフじゃない?」
奏「なんつー暴論……」
奏は渋っているが……
紗夜「良いんじゃない? ダメって言われたら学校戻ったら財布から払えばいいんだし」
奏「分かりましたよ。じゃあ30分くらい話しましょうか?」
そして3人はカフェに入りお茶する。3人がこれまでどういう道を辿ってきたのか、渚やLiella!との出会いなど話してるうちに、3人はどんどん打ち解けていった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
奏「戻りました!」
「お帰り。色々話せたか?」
紗夜「うん。あっ、渚くん? ゆっくりしてきて良いって言われたからお釣りでカフェに入ったんだけどダメだった? ダメなら今払うけど……」
「いや、良いよ? そもそも俺が良いって言ったんだしな。で、備品の買い物はどれくらいしたんだ?」
奏「あっ、それは……」
奏はその店のポイントカードを提示して買い物したから割引があったこと、少しポイント使用して買ったから僅かに安かった事を話し、買い物では7,200円使ったことを話す。
奏「カード使ったらダメでしたか? ダメなら次から止めますけど……」
「安くなるならそれに越したことは無いからオッケーだ。ちゃんと報告もしたしな。レシートあるか?」
奏「はい。コレです」
奏は…渚にレシートを手渡し、渚がチェックする。
「ん。 間違いないな……3人ともありがとな? じゃあ奏、仕事に戻るぞ? 二人は休んでるか?」
紗夜「いや、わたしたちもまだできるよ?」
陽菜「寧ろまだまだ!!」
「じゃあ頼むわ」
紗夜「奏くん、一緒に頑張ろうね!」
陽菜「がんばろ~!!」
奏「ハイ!!」
この一日で、お互いを少し理解した3人だった。
というわけで今日は奏くんと紗夜ちゃん陽菜ちゃんメインでしたね。
実際こういう場合に自分のポイントカードを提示するのって皆さんはアリ派でしょか無し派でしょうか?
自分が渚くんだったら、"こっちが頼んでる立場なんだからそのくらいは良いかな?"と考えるタイプなので相手がしようとするならアリ派です。ただし会社のカードがあってそれを提示するようにと言われていたのなら無しですけど。
ちゃんと偽らずに証明と一緒に報告もしたのなら尚良しです。
ps:とあるサイトに大熊さんが残念系美人と書かれていたのですがそうなんですか?
さすがに失礼な気がする……。
面白い人だなとは思いますけど、逆に言えば「毎日一緒にいても飽きたり退屈することは無さそうだな」というのが私のYou Tubeの動画やテレビ出演の際の映像を見た感想なんですよね……。(それに大熊さん可愛いし……)
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