ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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番外編:中学時代 修学旅行④

修学旅行の2日目、ラベンダー園を後にした俺たち外苑西中3年生はバスに揺られながら次の目的地、函館に向かった。個人個人で函館の街を見て回ることになっており、渚と四季はメイに頼まれてあるお店に行くことになっていた。

 

そのお店とは……、

 

四季「確かメイが行きたいお店って"茶房菊泉"だっけ?」

 

メイ「そう!! 今も語られる数々のレジェンドスクールアイドル。その中の一つ、"Aqours"の最強のライバルとして知られる、"Saint Snow"の鹿角姉妹の家がやってるんだ!! アタシは生Saint Snowに会いたい!!」

 

ふむ。本当にメイはスクールアイドルが好きだな……まぁ俺はどうしても行きたい所とかは無いからオッケーだし。

 

「良いぞ? 四季はどうだ?」

 

四季「私も大丈夫」

 

メイ「サンキュ!! この日のために色紙を買っといてよかったぁ!!」

 

おお……用意周到だな。これ、修学旅行が北海道になった時から狙ってたんじゃないか?

 

そして、バスは函館の五稜郭の近くにあるパーキングに到着した。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

先生「それでは函館の街を各自で見て回れ。昼飯は飲食店で食べて構わん。レストランでも寿司屋でもラーメン屋でも好きにしろ。あっ、財布とは相談しろよ?明日の札幌観光の昼食も残ってるんだからな? では、解散!!」

 

そして先生の一声でゾロゾロと散らばっていく同級生たち。渚と四季とメイも3人で行こうとすると、

 

先生「あっ、お前らちょっと待て。お前らは私が引率する」

 

メイ「は? 何で?」

 

先生「昨日の夜の騒ぎを忘れたのか……」

 

あ〜…ご苦労さまです。

 

渚は悟った様な顔をしていたがメイと四季は内心……、

 

四季・メイ((チッ、邪魔……))

 

 

先生「ん? 何か背筋が……」

 

メイ「気のせいでしょ?」

 

先生「ん? そうか……」

 

四季「そうですよ」ニコニコ

 

先生「お、おう……(何か笑顔が黒い気が……)」

 

そしてオマケの先生…「オマケってなんだ!!」と、共にメイの案内で茶房菊泉を目指す俺たち。

というか先生まで地の文詠まないでくれます? 女子と同じであなたもエスパーですか? あなた男性ですよね?

 

そして歩く事約10分。茶房菊泉に到着した。

 

メイ「ここだ!!」

 

先生「ん? なんかあるのかこの店?」

 

「まぁ、そうですね。メイにとってはとても大事なことが」

 

メイ「よ、よし…、行くぞ!! スミマセ〜ン」ガラッ!

 

店の扉を開けて中に入る俺たち。するとすぐに店員さんが来てくれた。

因みに来てくれた店員さんは濃い紫色の髪をサイドテールに纏めたとても奇麗な方だった。

 

美しい……///

 

渚までそう思ってしまう程の美貌を持っていた。

 

?「4名様でしょうか?」

 

メイ「は、はい!! あ、あの…アナタはもしかして鹿角聖良さんでしょうか!?」

 

?「えっ? はい。そうですけど……どこかで会ったことあります?」

 

メイ「いえ、私たち北海道に修学旅行に来てるんですけど、Saint Snowのお二人に会いたくて!!」

 

聖良「ああ……かなり前の事なのに良く知ってましたね。こんにちは。姉の鹿角聖良です」

 

メイ「よ、宜しければコチラにサインを頂けないでしょうかぁっ?!」

 

メイが色紙とペンを差し出す。すると聖良さんは笑顔でサインを書いてくれた。メイに名前を聞いて"米女メイさんへ"と入れてもらってメイのテンションはMAXだ。

 

メイ「あ、ありがとうございます!!」

 

聖良「いいえ、こちらこそありがとうございます「姉様? どうしたの?」あっ、理亞、丁度いいところに」

 

理亞「何?」

 

聖良「この子たち修学旅行で来てるらしいんだけどスクールアイドルやってた頃の私達を見てファンなんだって。良ければサインしてあげなさい」

 

メイ「!?」

 

メイの顔が物凄く赤く染まる。幸せの絶頂だろうなぁ……。

 

理亞「へぇ? 私達を見てくれてるんだ。もちろんオッケー。色紙ある? あったら貸して」

 

メイ「は、はいっ!!」

 

メイは慌てて色紙を渡す。

 

理亞「名前は?「よ、米女メイです!!」米女…メイっと……はいっ!」

 

メイ「あ、ありがとうございます!! 大切にします!!」

 

理亞「もちろん。あ〜久しぶりにルビィに電話でもしようかな……」

 

メイ「っ!?(ルビィって……もしかしてAqoursの黒澤ルビィさん!?)」

 

聖良「では、立ち話も長くさせてしまいましたし、席にご案内しますね?」

 

メイ「あっ! スミマセンでした!! お願いします!!」

 

そして席に通された渚たちと先生。クリームぜんざいやあんみつ等を注文し舌鼓をうった。いや、美味いな!!

 

そしてメイはまだ居たそうだったが、お勘定をお願いしそろそろお暇しする。別れ際に、

 

聖良「またいつでも来てくださいね!!」

 

聖良さんの笑顔。先生は……

 

先生「……彼氏いるんだろうか?」ボソッ

 

と言っていたのを渚たちは聞き逃さなかった。

 

(((アンタじゃムリだよ……)))

 

と、渚たちは内心思っていた。

 

そしてその後は普通に市街地を散策し、途中ワックでハンバーガーを食べた。先生からは「ハンバーガーって……」と言われたが無視する。そして良い時間になったのでパーキングに戻った。

 

 

 

時刻は午後4時。俺たちを乗せたバスは札幌に向かう。今日は夕食をサッポロビール園で食べることになっている。因みにメニューはジンギスカンらしい。

 

あっ、もちろんビールなんか出ないし飲まないぞ?俺たちは未成年だし先生たちも職務中だし。

 

 

そしてバスに揺られる事2時間。サッポロビール園に到着した。

 

全生徒が席に座り、先生の号令で"いただきます!"。ラム肉を焼いて白飯とともに食べ始める。

 

「美味ぇ!! おかわり!!」

 

渚は肉と野菜と一緒にご飯をバクバクと食い始める。もうご飯はおかわり3杯目だ。

 

四季「ナギサ……ちょっと食べ過ぎ」

 

「いやだって美味ぇし!!」

 

メイ「美味いのは分かるけど食べ過ぎだって。後で吐くなよ?」

 

「へーきへーき!!」

 

そしてガツガツ食い続ける渚。8時になり、食事の時間は終了。バスに乗ってホテルに向かう。そのバスの中で……

 

「ウップ……、喰い過ぎた…………」

 

メイ「だから言っただろ?」

 

四季「渚はこういうとこ来ると興奮してアドレナリンのせいで感覚が麻痺するんだから気をつけないと……」

 

ぐぅの音も出ない。迷惑かけてスンマセン……。

 

そしてホテルに到着し、各生徒は自身の部屋へと入っていった。

 

(うっぷ……、まだ寝ないけどどうすっかな……)

 

 

ー 続く ー




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