今回の話の時系列は、Liella!が東京大会を制し、その数日後の学校の冬休み明けの初日の朝の教室での出来ごとになります。
進展した渚と四季の関係をクラスの皆が知ることになります。
なお、バレンタイン編と矛盾が生じますが、バレンタイン編はあくまでも特別編。〜ifルート〜とお考えください。
では始まります!!
Liella!がラブライブ!東京大会を勝ち抜き、全国大会に向けて練習する中、今日は冬休みが明けて初めての登校日。
また今日から授業を受けて部活の日々が待っている。
だが、
〜 1年生のクラス 〜
四季「〜♪」ギュッ
四季が渚の椅子に自身の椅子をくっつけて隣に座り、渚の腕に抱きついてご満悦状態だった。
「若菜さん……、なんで日宮くんにそんなべったりなの?」
「ね〜? 休み中に何かあったの?」
正直に言うべきなのかなぁ………?
渚が迷っていると、隣の席に座るメイが説明する。
メイ「あ〜……四季とナギさ、付き合い始めたんだよな……。アタシはフられちまって……」
それを聞いた女子はビックリ。口々に質問攻めにしてきた。
「日宮くんと若菜さん付き合ってるの!?」
「若菜さんアイドルなのに大丈夫なの!?」
「どっちから告白したの!!」
「メイちゃんをフッたってどういう事!?」
女子の迫力に気圧される渚。
女子、怖い……。すると、
四季「落ち着いて……まず告白したのは私とメイから。林間学校の時に2人同時にね。それでナギサが"考える時間をくれ"って言って、この間の東京大会が終わった後に返事をしてくれたの」
四季がそう答えると、渚がメイをフッた事について非難が飛ぶ。
すると……、
四季「どっちみち2人と同時に付き合うなんてできないでしょ? 絶対に勝負になる。結果私が勝っただけの話。それとも二股しろって言いたいの?」
そう言われたその女子は正論過ぎて何も言い返せなかった。
するとここでメイが口を開く。
メイ「結果的にはフラレたけど、ナギはちゃんとアタシたちに向き合って答えを出してくれた。だからナギを好きになったことに後悔何かしてない。だからさ、そんなに怒らないでくれよな……」
「メイちゃん………」
達観したようなメイの表情を読み取ったクラスメイト達は、この恋を経て3人とも内面的に成長したのだと感じた。"ならば、部外者の自分たちが文句を言うのは野暮というものだろう。"と思考するのにそう時間は掛からなかった。
「そっか……負けちゃったけど、メイちゃんは良い恋ができたんだね」
メイ「ああ……!!」
「でも、アイドルが恋愛って大丈夫なの?」
メイ「あ〜……、確かにあまり大っぴらにしたら不味いな。けど、」
四季「私達はあくまでも"
普段無表情な四季の顔から、見て分かるほどに断固たる意志が感じられた。
それを見たクラスメイトたちは、2人の行く末を暖かく見守ろうと心のなかで決意した。
そして、もしも2人が非難されたら……同じ学校の仲間として…クラスメイトとして……友として、支えてあげようと思うのだった。
「でも、メイちゃんと2人は別に余所余所しくはなっていない感じだよね?」
その問いには、渚が答えた。
「そりゃあな……。産まれてからずっと一緒にいるんだぞ? そんなことで関係が途切れるような浅い付き合いはしてねぇよ……」
四季「同感……」
メイ「ああ……。本当に2人はアタシの自慢の幼馴染だよ……。だからこそ、アタシも2人を応援できるんだよ。アタシたち3人の関係は、恋愛を抜きにしても3人でこれからもずっと続いていくんだからさ……なっ?」
「ああ!!」
四季「もちろん。ナギサもメイも私も…ずっと一緒」
3人の何よりも強固な固い絆。クラスメイトたちは想う。「自分たちが彼らの立場でも、ここまでの友情が作れるだろうか?」と。
そして一同、みんな同様に「無理だ」と感じ、それを可能にしている3人を心から尊敬した。
きな子「3人とも凄いっすよね〜」
夏美「夏美たちは3人を見守るって決めましたの!!」
渚たちのクラスが笑顔に包まれる。
そして、
先生「席について〜? 朝のホームルームを始めるわよ〜?」
時間になり、先生が入ってきたのを見て全員が急いで自分の席に着席する。
四季「ナギサ…っ」チュッ
渚「っ!? ………////」
去り際の……四季からの不意打ちの頬へのキスに、顔を赤面させる渚だった。
今日も、日常が始まる!!
ー 続く ー
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