ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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番外編:対面①

新年度になり、休日もLiella!は練習がある。屋上でいつも通り練習を始めようとすると、

 

可可「あれ? サヨさんとヒナさんはどうしました? ソウさんとあとトマリさんとウィーンも」

 

クゥクゥ先輩は5人がいないことに気づく。

 

かのん「どうしたんだろう……」

 

「ああ、今日真田姉妹と奏は先生と面談なんですよ。確か新潟と岐阜からそれぞれのお父さんとお母さんも来るって連絡ありましたし」

 

ライカ「ああ、そうなのね」

 

きな子「紗夜ちゃんと陽菜ちゃんの両親……ブルッ。怖そうっす……」

 

千砂都「まあ、あの二人めちゃくちゃ強いからね。その両親って言われると筋骨隆々の大柄な大人を想像するかも……」

 

ライカ「そうとは限らないでしょ?あたしのお父さんとお母さんは見た目は普通の人たちよ?」

 

すみれ「そうね。叔父さんと叔母さんはどこにでも居る普通の人たちよね。わたしが保証するわ」

 

夏美「冬鞠は今日は家の用事で先に帰りましたの。皆さんにすみませんって言ってましたの」

 

メイ「家の用事じゃ仕方ないか……」

 

「あと、ウィーンは前いた国際学校の方に転入の完了報告に行くって。海外留学生だから色々あるんですと」

 

「そうなんだ……」と、みんなが話しているとクゥクゥ先輩が手を叩き、

 

可可「じゃあ、練習を始めまショウ!!」

 

そして、練習が始まった。しばらくすると屋上の扉が開き、奏と奏の両親と思われる男女が現れた。

 

奏「こんにちは。スミマセン渚先輩!面談長引いちゃって……」

 

「いや、大丈夫。着替えて用意してくれな?」

 

奏「はい!!」

 

そして奏が部室の中に入っていくと、

 

奏父「キミが日宮渚くんだね?」

 

渚「あっ、はい。はじめまして……」

 

奏母「奏がお世話になってます……」ペコリ

 

渚「あっいえ、こちらこそ」ペコリ

 

お辞儀にお辞儀を返し、お互いに何を話そうかと思案していると……

 

奏「渚先輩、用意できました!」

 

渚「おう。じゃあ奏はタイマー係頼むわ」

 

奏「はい!」

 

俺の指示で動く奏。すると、

 

奏母「バスケ一筋でやってきたあの子が他にやりたいことができたって言ったときには心配だったけど、どうやら心配なさそうね」

 

奏父「ああ」

 

「奏はよく周りを見てますし、頼りになりますよ」

 

奏父「そうですか……」

 

すると、

 

奏「親父、母さん!! あんまり渚先輩に変なことは言うなよな〜?恥ずかしいから!!」

 

奏父「分かってるよ!」

 

奏は「ホントに分かってんのかな〜」とブツクサ言いながらタイマーに目を戻す。

 

「ハハッ、照れてるのかな…」

 

すると、屋上の扉が開き、

 

紗夜「ごめんお待たせ!!」

 

陽菜「お待たせ〜!」

 

真田姉妹が面談を終えてやって来た。すると、

 

?「紗夜、陽菜。校舎の中は走らない!!」

 

?「あらら。紗夜、すっかり元気になったわね」

 

あれ、もしかして……

 

紗夜「あっ、渚くん。私たちも準備してくるね!」

 

陽菜「急ぐね〜!」

 

「急ぎすぎてトラブル起こすなよ〜?」

 

「渚」娘たちが俺をそう呼んだの聞いた二人は、

 

?「キミが日宮渚くんかい?」

 

「あっ、はい。そうです。紗夜さんと陽菜さんのご両親でしょうか?」

 

?「はい。私が二人の父です」

 

?「母です」

 

「はじめまして。日宮渚です」

 

俺達がお互いに初対面の挨拶をすると、二人は俺を見てくる。

 

えっ、何?

 

真田父「なるほど。二人が気に入るわけだ……」

 

「えっ?」

 

真田母「ごめんなさいね?この人は娘たちほど強くはないんだけど、代わりに人を見る目は物凄いのよ?」

 

「そうなんですか……?「そうだよ?」あっ、紗夜さん」

 

紗夜「渚くんお待たせ。それより、お父さんもお母さんも変なことだけは言わないでね?」

 

陽菜「そうだよ〜?」

 

真田母「ふふっ、ごめんなさいね。気をつけるわ」

 

「じゃあ紗夜さんと陽菜ちゃんは奏の手伝い頼む。後誰か人数分ボトルに水入れてきて?」

 

陽菜「あっ、じゃあ私が行くよ」

 

そして陽菜ちゃんはボトルの入ったケースを持って屋上を出ていった。

 

真田父「警戒心の強い陽菜があんなに喜んで言うことを聞くなんて……」

 

「えっ?初めて会った時から普通に話してましたよ?」

 

真田母「話すのは普通にやるのよ。けどね、初対面のときは心のなかで大丈夫な人かを見定めるのよ。陽菜はね」

 

そうなんだ……。

 

真田父「それと、二人から聞いたが……君は紗夜を救ってくれた」

 

「そんな! 俺は何も……」

 

真田母「いいえ?してくれたわ。あの子が苦しんでいたのは知っていたのに、私たちには何もできなかったから……」

 

真田父「だから言わせてくれ。ありがとう!」

 

「はぁ……。どういたしまして」

 

すると、

 

紗夜「お父さんもお母さんも恥ずかしいよ!!」

 

奏父「えっと、真田さんでしたっけ?」

 

真田父「ええっと……」

 

奏「ご挨拶が遅れました。月城です」

 

真田父「月城さん。奏くんの?」

 

奏「そうです。今日面談で……」

 

両親子と俺の間で話していると、

 

四季「ナギサ、ダンス練習やるって」

 

「分かった。振りは頭に入れてきたからバッチリ見てるよ」

 

メイ「頼むぞ?」

 

そして音楽が流れると、みんなは踊り始める。息を合わせようとするが、まだ新しい曲のために練度が足りない。

 

「かのん先輩気持ち急いで!すみれ先輩はその速さで!クゥクゥ先輩少し早いです!!」

 

かのん「わ、分かった!!」

 

可可「ぐぬぬグソクムシに負けてなるものかデス〜!!」

 

すみれ「いい加減グソクムシっていうのやめなさいよ!!」

 

「きな子、今のところ振りが逆になってる!気をつけて!!」

 

きな子「は、ハイっす!!」

 

そしてダンスが終わり奏に撮影させていた映像を見せる。

 

かのん「あ〜…本当だ」

 

きな子「やってしまったっす……」

 

「本番までに出来るようになれば問題ないから。少しずつやっていこう!」

 

Liella『はい(うん)!!』

 

それを見ていた真田両親と奏の両親は……、

 

奏父(奏が惚れ込んだ理由がわかった気がするな)

 

奏母(奏、楽しそう……)

 

真田父(しっかりしてる上によく見てる子だな……)

 

真田母(紗夜と陽菜のこと、心配いらないわね)

 

 

その日はそれぞれの両親は子どもたちが借りている家に一泊し、朝にそれぞれの地元へと帰っていったという。

 

 




それぞれの両親と対面させました。ライカちゃんも近いうちに出そうかなと悩んでます。

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