保護者面談のために結ヶ丘に来た真田姉妹と奏の両親と対面した渚とLiella!の面々。
翌日、今日はライカと……そして渚の面談が入っていた。
ー 結ヶ丘・廊下 ー
面談会場の教室前には待つ人のための椅子が置かれており、ライカとライカの両親。そして渚と渚の母親が座って順番を待っていた。
ライカ父「君が渚くんだね? ライカから話は聞いているよ?」
「は、はぁ……」
ライカ、何か変なこと話してないよな……?
ライカ母「渚くん、ライカを助けてくれてありがとね?」
ライカ「ちょっとママ! 恥ずかしいわよ!!」
顔を真っ赤にするライカ。俺は「どういたしまして」と、取り敢えず言っておいた。
渚母「宮本さんでしたっけ? 渚から話は聞いていました。うちの息子と娘さんが仲良くしていただいてるようで、ありがとうございます……」ペコッ
うちの母さんが頭を下げる。すると、
ライカ父「そんな! 頭を上げてください! こちらこそ、いくら平安名さんが居るとはいえライカが地元を離れて暮らすことに少なからず不安はありました。それでもライカがこうして笑顔で過ごせているのは渚くんや若菜さん、米女さんといった友達のおかげだとライカは嬉しそうに話してくれたんです」
「へぇ〜?」ニヤニヤ
お父さんの言葉に俺がニヤつくと、
ライカ「……切るわよ?」
「ごめんなさい」
怖っ!!
ライカ母「ライカそういうこと言わない!」
そうして話していると、ライカとライカの両親が呼ばれて教室に入る。
すると、母さんが俺に話しかけて来た。
渚母「あれ、アンタのこと好きなんじゃないの? まったくアンタはまた……」
「煩いなあ……。俺だって狙ってる訳じゃないよ」
渚母(だからタチが悪いんだよ……)
そして20分後、ライカの面談が終わり俺と母さんが部屋に入る。
渚「失礼します」
渚母「失礼します……」
先生「はい。どうぞ、おかけ下さい」
そして席に座ると、俺が学校生活で困っていることや、親が俺にどういうふうになってもらいたいかとか色々聞き取りをして、まだ確定ではないが進路の話もした。
俺はスポーツも好きだし、Liellaの練習を見る中でフォームチェックなど、相手を見ることができることに気づき、スポーツトレーナーという進路を考えていることを伝えた。
先生「ふーむ、スポーツトレーナーですか。確かに、日宮くんにはぴったりかもしれませんね。お母さんはどう思いますか?」
渚母「取り敢えずウチの子がちゃんと考えてたことに安堵してます。そうですね……確かに向いてるかもしれないので、まずは卒業まで何事もなくいってくれればと」
先生「ですね。では、面談は以上です。お気をつけてお帰りください」
そして俺と母さんが教室を出ると、ライカとライカの両親が待っており、一緒に練習に行こうと言われた。母さんも普段の俺が気になったのか、少し見ていくと一緒に屋上に向かった。
ー 屋上 ー
「遅くなりました!」
ライカ「面談終わったわ」
紗夜「あっ、渚くんお疲れ様。……で、その後ろの女性はもしかして!!」
四季「うん。ナギサのお母さん」
渚母「はじめまして。渚の母です。ウチのバカ息子がお世話になってます」
「バカ息子って何だよ!!」
こいつぅ!!
すると、
紗夜「はじめまして! 真田紗夜って言います!」
陽菜「真田陽菜です!」
渚母「ああ、真田さん! 渚から聞いてます」
紗夜「あっ、初対面で失礼かもしれませんが……渚くんはバカじゃないです」
陽菜「うん。ワタシたちが初めて心の底から信頼できると感じた、頼りになる人ですよ?」
すると、母さんはクスッと笑い、
渚母「それなら良かったです。これからもどうぞこき使って下さい」
……一発殴って良い?ダメか。
そしてそのまま練習を再開し、途中で母さんは先に帰ったが、部活が終わって俺達が帰るときに「「「あれがお義母さん」」」と言ってた人が3人。
……四季から発せられる黒いオーラが怖かった。
俺が家に帰ると、母さんが
「奏くんや、四季ちゃんメイちゃんだけじゃなくて、部活のみんなを大切にするのよ?」と、念を押すように言ってきた。
分かってるっつーの!!
ー つづく ー
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