ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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番外編:渚のトレーニング

とある練習休みの日、俺は真田姉妹とライカといっしょにいた。

 

その理由は……

 

紗夜「ほら!渚くんゴールまであと少しだよ!!」

 

「は、はい!!」ハァハァ

 

陽菜「がんばれー!」

 

ライカ「見えてきたわよ!!」

 

「っ、うぉおおおぉおおっ!!」

 

そして渚はゴール。なぜ走っているのかと言うと……

 

紗夜「じゃあ5分休憩したら筋力トレーニングのあと陽菜と組み手ね! もちろん手加減はするから」

 

「は、はい…!! お願いします!」

 

そう。有名になった幼馴染たちや仲間たちがもしもピンチに陥ったときのために、少しでも強くなっておこうと、極端に喧嘩の強い3人に鍛えてもらっていた。

 

しかし、ただのウォーミングアップのランニングでさえ距離が2キロ近くあり渚はハァハァと、息が荒くなっていた。

 

因みに場所はライカが下宿しているすみれ先輩の実家の神社の境内で行っている。

 

紗夜「はい! 休憩終了! まずは腹筋30回をインターバル20秒で3セット!」

 

「よし、ふっ!!」

 

ライカに足を抑えてもらうが、渚は反動を使わずに腹筋の力のみで状態を起こす。そして肩甲骨が上がるくらいに上げたらゆっくりと降ろし、背中を地面につけずに2回目、3回目と続けていく。

 

 

そして、腹筋が終わった頃には渚の腹筋はつる寸前だった。

 

「痛〜〜っ」

 

紗夜「じゃあ、3分休憩したら次は腕と大胸筋ね」

 

「わ、分かった……!!」

 

陽菜「頑張って渚くん!」

 

ライカ「しっかり!」

 

「お、おう!!」

 

そして休憩後、腕立て伏せを行う。腕の幅を広げて行う物を10回、腕の幅を極端に狭めて行う物を10回。通常の手幅だが、手の向きを逆手にして行う腕立て伏せを10回を、間に20秒の休憩を入れて全部終わったら2分の休憩を入れてそれを3回繰り返す。

 

紗夜「ほら! ラスト!!」

 

「じゅっ、じゅぅうう〜!!」ググググッ!!

 

渚は必死に力を入れるが、まったく身体が上がらなくなっていた。必死に力を入れるが、遂に崩れ落ちてしまう。

 

ドシャっ!!

 

「ぐっ、ハァハァハァ……まだだ!! ふんっ………!!」

 

一回崩れ落ちたことで本の少し力が入る時間が無くなったことで緊張が一瞬解けたのか、最後を何とか上げる。

 

「ぐっ、うぉあぁああっ!! ……ハァハァ」

 

紗夜「オッケー! 一回崩れ落ちたけど最後までやりきったね!」

 

陽菜「すごい根性。男の子はやっぱりこうでないと!!」

 

ライカ「ほら、次の足トレの前に10分休憩だって。EAAとクレアチンとマルトデキストリン混ぜたドリンク作っておいてあげたからゆっくり飲みなさい」

 

「あ、ありがとうライカ……」ゴクッ

 

俺は「ふぅ」と、息をつく。明日は筋肉痛確定だな……。

 

すると、陽菜が声をかけてきた。

 

陽菜「それにしても、私たちに鍛えてくれなんて言う人がいるとは思わなかったよ。だってなんとなくスパルタだって分かると思うから……」

 

「…できるだけ早く結果出すにはキツくしないとダメだからな……」

 

ライカ「へぇ……?」

 

すると紗夜はニヤッと笑い、

 

紗夜「その意気やヨシ!! じゃあ足トレするよ!!」

 

「はい!!」

 

その後はジャンプスクワットやワイドスクワット、バウンススクワットなどの高強度の足トレメニュー複数を3セット。間、間に先程のドリンクを飲みながら続けていった。

 

そして足トレが終わった頃には、トレーニングを始めてから1時間以上が経過していた。

 

その頃には、俺は地面にぶっ倒れていた。

 

紗夜「ほら、起きて。汚れるよ?」

 

「あ、あぁ………ゲフッ は、吐きそう……」

 

陽菜「大丈夫? ほ〜ら」

 

すると、陽菜はなんと膝枕して渚の頭をヨシヨシと撫でてくる。

これには紗夜とライカもビックリだ。

 

ライカ「ちょっ!? 陽菜!?」

 

紗夜「そんな羨ま……じゃなくて!! 四季に怒られるよ?」

 

陽菜「大丈夫。今四季ちゃんいないし…、「誰がいないって?」!?」

 

声の方を見ると、四季とメイが様子を見に来ており、今の現状にメイは苦笑い。四季は般若の顔を浮かべていた。

 

四季「ナギサ……?(°言°)」

 

「悪い………今、動けない。身体中が痛すぎて……」

 

紗夜「まったくもう。もう少し休もうか」

 

「わ、わーい……」

 

渚はもう棒読みだった。

 

四季「………陽菜ちゃん、そこどいて?」

 

陽菜「え〜「ギロッ!!」ヒィッ!!」

 

四季は圧で陽菜を退かして自分が渚を膝枕する。

 

「あ〜〜、そこの飲み物取ってくれない?」

 

渚は先程のドリンクを指差す。

 

メイ「ほらよ」

 

「あ、ありがとう……」

 

そして残りを飲み干し、更に10分ほど休んだところで立てるように力が戻ってきた。

 

紗夜「もう大丈夫?」

 

「ああ。組み手頼む」

 

紗夜「おっけー! 陽菜」

 

陽菜「は〜い!」

 

陽菜・渚「「よろしくお願いします!」」

 

そして挨拶の後、組み手を始める。

 

紗夜「はじめ!!」

 

陽菜はダッシュで接近してくると、渚の腹めがけて拳を繰り出す。しかし、十分に手加減されており、何とか渚は左に避けて躱し、身体を反転させるとパンチの勢いを利用して陽菜の腕を掴んでそのまま投げようとする。

 

陽菜「甘いっ!!」

 

陽菜は投げられながら身体を鞭のようにしならせて一回転して叩きつけられないように着地。掴まれた腕を振り解いて回し蹴りを放ってくる。

 

ドゴォッ!!

 

「痛ッ!!」

 

俺がよろけるとそのまま連打を叩き込もうと接近してくる陽菜。

俺は重心を低くするとそのまま陽菜の腹部にタックル。少し引き摺ると思い切り掌底を叩き込む。

 

ドッ!!

 

陽菜「っ! やるね〜」

 

(身体中が痛てぇ……)

 

すると、

 

紗夜「そこまで!!」

 

ここで紗夜が試合を止める。

 

紗夜「陽菜、なんで止めたか分かるよね?」

 

陽菜「うん。私が攻撃貰っちゃったからでしょ?」

 

「え?」

 

俺は意味が分からず聞く。

 

紗夜「陽菜ね、力は手加減してたけど、戦闘技術とかスタイルは手加減して無かったよ?」

 

「えっ、それじゃあ!」

 

陽菜「あはは、渚くんの力がもう少しあったら私が大ダメージ受けてたかもね」

 

「ッ!!」

 

紗夜「うん。今日はここまで。ストレッチしてからこの飲み物飲んでから帰ってね」

 

「ストレッチは分かるけど飲み物って……」

 

ライカ「プロテイン。しっかりと力をつけたいなら飲んだほうが良いわ」

 

「……分かった」

 

そしてストレッチを行い、プロテインを飲んだあと紗夜、陽菜、四季、メイと一緒に家に帰った。

 

途中で真田姉妹と別れ、家につく頃には疲れ果てており、その日は夕飯を大量に食べてすぐに風呂に入った。

 

そしてその後布団に潜った瞬間意識を手放すように眠りについた。

 

 

ー つづく ー




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