ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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UR 葉月 恋

いよいよラブライブ予選が近くなり、俺がマネージャーを務めるLiella!は、かのん先輩の家が経営する喫茶店を貸し切りにしてもらい集まっていた。

 

可可「ついに・・ついに!! ラブライブの詳細が発表になりまシタぁっ!!」

 

Liella!『おおー』パチパチ

 

なんで夜なのにわざわざ電気消してやってんだよ・・まぁいいや、付けよ。

 

俺が電気を強制的に付けると、みんながはっ、と我に返りこちらを見る。

 

「それにしても、喫茶店を貸し切りにするなんて・・・」

 

かのん「私の家だからね」

 

千砂都「因みに、この子がコノハズクのまんまるだよ!!」

 

四季「丸い・・」

 

まんまる「ぴぃーっ!」

 

まんまるは身体を大きく見せようと身体を伸ばす。カワイイ・・・

 

すみれ「わざわざ貸しきらなくても・・・「そうですの!! マニーが勿体無いですの!!」」

 

それを聞いたかのん先輩は「相変わらずだね」と苦笑する。夏美は皆にまくしたてるように、

 

夏美「当然ですの!! スクールアイドルを夢と定めた以上、私のマニーとインフルエンサーとしての知識を総動員してLiella!を一緒に盛り上げますの!!」

 

千砂都「あはは・・なんか、ありがたい様な・・恐ろしい様な・・・」

 

可可「ソンナことより!! ラブライブですよ!! ラブライブ!!!」

 

すみれ「発表でしょ? 去年もやったんだから、今年もやるわよ・・・「そういうところがすみれは駄目なのデス!!」」

 

かのん「それで、今年の大会の内容は?「そうでシタ!!」」

 

再び電気を消して発表に移ろうとするクゥクゥ先輩。いい加減うざくなって再び電気をつけて自分のスマホで詳細を読み上げた。

 

「今年の予選はリモートで開催。歌はすべて自由、か」

 

可可「ああ~!! 先に言ってはダメデス!!」

 

千砂都「へえ? つまり去年みたいな独唱とかラップみたいな課題は無いってこと?」

 

「みたいですね・・・・」

 

メイ「予選をリモートで開いて、東京大会に進出するチームを一気に絞り込むみたいだな」

 

四季「それだけ、予選突破のハードルは上がった」

 

かのん「ただ、自分たちのやりたい曲で勝負ができる!!」

 

俺たちが作戦会議をしている間、クゥクゥ先輩は言葉を取られて不貞腐れていた。

 

可可「ククが発表しようと思ったのに・・・言いたかったこと、全部話されてしまったデス・・・」

 

すみれ「で? 曲はどうするの?」

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

そして時間が飛んで翌日放課後の部活時間、メンバーのみんなは準備運動のストレッチ中、

 

千砂都「やっぱり、かのんちゃんが作詞、恋ちゃんが作曲が良いと思う」

 

かのん「せっかく1年生が入ったのに?」

 

きな子「でも、きな子たちは初めてっす。ラブライブ出るの」

 

四季「me too・・」

 

夏美「むしろ私達はいるだけで新鮮とも言えますの!!」

 

「それはそうかも知れないけど・・・」

 

俺も先輩たちも苦笑していると、あることに気づいた。

 

「あれ? 恋先輩どうしました?」

 

俺の声で気づいた皆が恋先輩に声を掛けるが返事がない。なんか手を、まるでコントローラーを動かすみたいな感じで動かしながらうたた寝してる。

 

(・・・・・?)

 

千砂都「おーい、恋ちゃん?」

 

恋 ビクッ!「・・・・ヵ・・・一撃・・」ブツブツ

 

夏美「寝てるんですの?」

 

夢の中でゲームやってる? 一撃って言ってたし・・・

 

可可「寝不足なんデスかね?」

 

その日の練習は結局恋先輩は使い物にならず、次の日、

 

ー 昼休み ー

 

理事長「オーバーワーク?」

 

かのん「はい。恋ちゃん寝不足みたいで・・・」

 

理事長「だからそろそろ書紀とか会計とかの人を集めて作業分担しろって言ったのに・・・あの子ね? まだ生徒が少ないからって、ずっと一人で・・・」

 

かのん「・・・・・・」

 

 

 

かのん「失礼しました!!」

 

恋「かのんさん!! すみません、気づいたらこんな時間で!!」

 

かのん「大丈夫。それより、恋ちゃん忙しそうだね?」

 

恋「平気です! それより、ラブライブの詳細、発表されたんですよね?」

 

かのん「うん!! だからそろそろ曲作りを始めたいなって」

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

「今頃恋先輩曲作ってんのかな・・・」

 

メイ「結局引き受けたんだっけ?」

 

四季「大丈夫かな・・・?」

 

きな子「心配っすね・・・・」

 

全く・・・ん?

 

「やべっ!! 教室に練習ノート忘れた! 取ってくるから先行っててくれ」

 

メイ「分かった」

 

 

 

「あった。良かった、さてと屋上へ・・・ん?」

 

ピアノの音が聞こえてきた。恋先輩が作曲してんのかな?

 

俺が恋先輩の様子を見に音楽室へと向かう途中、突然ピアノの音が聞こえなくなった。

 

(・・・・?)

 

俺が音楽室の扉の外から中の様子を伺うと、連先輩がピアノに向かって座っていた。

 

「何やってんだ?」

 

俺が部屋に入ったことも気付かずにぶつぶつとつぶやいている恋先輩。俺が手元を覗き込むと、

 

恋「あ!! またゲームオーバー・・・」

 

「何やってんだこの人・・・」

 

恋「はい、"深淵の王 フニーロード"です。ここから先が全く進めなくて・・・っ!? な、渚さん?!」

 

「・・・・・・」

 

恋先輩、ガチガチに固まってんぞ・・・

 

恋「お願いします!! 誰にも言わないで下さい!!」

 

「い、いやちょっと待っ・・・「分かりました。カルボナーラパンですね。買ってきます」パシリなんかしなくていいですから!! いったい何があったんですか?」

 

恋「実は・・・・」

 

それから部活終了後に恋先輩の家に案内され事情の説明を受けた。

 

どうやらこの前のクゥクゥ先輩の家での撮影の時以来ゲームにハマッてしまい、夢中になって気がついたら夜遅くまでやってしまっていたと言う日が続いたせいで寝不足になっていたらしい。

 

・・・・俺も少しではあるがゲーマーだから気持ちは分からんでもない。

 

そして、恋先輩から家のゲーム部屋の鍵を渡され、無理矢理ゲームから離れるから協力してくれと言われた。

まぁこのままじゃあラブライブがヤバいから協力するけどさ・・・にしても恋先輩の意外な一面を見たな。

 

 

ー 続く ー




ゲームにどハマリした恋ちゃん、1期初期のキャラクターイメージからしたらえげつない程のキャラ崩壊ですよね・・・でもカワイイ

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