土曜日に四季とメイと共に遊園地に遊びに来ていた俺。昼食を食べ終え、再びアトラクションを巡る。今度はフリーフォールに乗ることになり、係員さんに従い席に、座る。
「大丈夫かメイ? 四季?」
メイ「へ、平気だ・・・」
四季「楽しみ・・・・」
四季もメイも平気そうだ。そしてアナウンスが鳴り、3、2、1・・とカウントダウンが開始。0で一気に急上昇した。
「おわぁああぁあああっ!!」
メイ「キャァアアアァアアッ!!」
四季「キャーー!!」
四季は棒読みに近い叫び声を上げる。が、俺とメイにはわかる。四季はかなりの衝撃を感じている。
そして最高点に達すると、そこから今度は一気に急降下。凄まじいGに襲われる。
そして地上に戻った俺たち。風圧で四季とメイの髪がボサボサになり、アトラクションから出ると2人は髪を直したいと近くのトイレを探して入っていった。
「俺も用を足すか・・・」
◇◆◇◆◇◆◇◆
先にトイレから出て待っていると四季が先に出てきて二人でメイを待つ。メイの髪型はかなり特殊だから時間がかかるんだろうな・・・・。
四季「・・・・・・・」ギュッ!
「っ! 四季?」
近くのベンチで座っていたら四季が急に俺の腕に抱き着く。四季は頬を朱に染め、照れながら口を開く。
四季「ナギサ・・・・っ///」ギュッ!!
四季・・・・・
「いつから俺のこと好きだったんだ?」
四季「きっと、本当は小さい時から。けど気づいたのは中学最後の文化祭・・・ナギサ、私が悪く言われて怒り狂ったでしょ?」
「あー、あれかぁ・・・・」
四季「あの後一緒に帰って、ナギサは自分が大変なのに私を気にかけてくれて・・・その時自分の気持ちに気づいた・・」
そんなに前から我慢させてたのか・・・。
「俺最低じゃねぇか・・・そんなに長く我慢させて放って置くとか・・・・・」
?「そうだな」
俺と四季が声の方を向くと、
メイ「お待たせ」
四季「メイ終わったの?」
メイ「ああ・・・・。ってか四季、そんな前からせっかく気付いた自分の気持ちを押し殺してたのかよ・・」
四季「だって・・・・」
四季は何かを言いたげだが、それを遮ってメイが俺に1つ質問をする。
メイ「ナギ、四季に好かれてるって知ったら迷惑だと思ったか?」
「はぁ? 思うわけないだろ。むしろちゃんと受け止めて考えて答え出すさ。他でもないお前ら二人なんだからさ・・・」
メイ「だってさ?」
すると四季は涙を流し、俺に抱き着いてきた。俺は四季の頭を撫でてやる。
ヤレヤレ・・・・
四季「ナギサ・・・・っ、私・・っ!」
「四季のことを、そんなことで悪く思わないよ?」
その様子を、メイは優しい表情で見守っていた。
メイ(今は特別に譲ってやる。でも、それが済んだら絶対に負けないからな・・・四季!)
そして、その後も色々乗り最後に観覧車に乗ることにした。
3人でゴンドラに乗ると、突然2人が・・・・
メイ・四季「「ナギ(ナギサ)ッ!!」」
「へ?」
二人は突然のことに呆けた俺の唇を二人で順番に奪い、満面の笑みを浮かべ・・
メイ・四季「「大好きっ!!」」
そして、俺は何が起こったのかをやっと理解し顔が見る見る真っ赤に染まる。
「な?! な、ななな何やって!?」
メイ「ナギは鈍感だから分かりやすくアプローチしないとなって」
四季「メイには負けてられないから・・・」
「だ、だからって・・・////」
四季「ナギサ、恋する乙女は止められないって知ってる?」
メイ「これからも、付き合ってもらうぜ?」
メイ・四季「「ナギ(ナギサ)の答えが出るまでは!!」」
コレは・・・
「分かったよ。かなりの難問だな・・・」
そして、久しぶりの遊園地は3人の仲に確かに変化を残し終了した。
ー 続く ー
感想・評価募集中です!!