ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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アニメ2期 第1話分、終了です。

来週のアニメ2期 第2話、楽しみやな〜!!

では始まります!!


Liellaとの出会い

 ―――結ヶ丘に入学してから数日後。

 

「くっそぉ、担任め……数少ない男子だからって荷物運び押し付けやがって……」

 

俺は現在、担任に荷物運びを押し付けられたために資材をスクールアイドル部の部室の中の小部屋に運んでいた。

 

(ったく……。スクールアイドル部の部室に入らなくちゃならないからなぁ、メイにバレたら嫉妬(しっと)の炎で焼かれるじゃねぇか……)

 

 渚が運びながら文句を考えていたら、ここである事に気づく。

 

「そう言えば、この学校で俺以外に男子を見たことないんだよな……。ここって共学校だよな………?」

 

 渚が「まさか……?」と、若干不安になっているともう着いてしまった。俺が扉をノックすると、中から女性の声が聞こえてきた。

 

かのん「もしかして入部希望者!? って……、男の子?」

 

「すんません……先生にこの荷物をこの部屋の資材置き場に運ぶ様に言われて……」

 

かのん「あっ、そうなんだね。入って入って?」

 

 俺が用件を話すと部室に入れてくれる先輩。変なこと言われなくて良かった……。

 

「失礼します……」

 

 俺を見つめる10個の瞳。……気まずい。

 

 ――すると、

 

すみれ「ねぇ、アンタ新入生よね?」

 

 金髪ロングの美人な人が話しかけてきた。確か名前は……、

 

「あっ、ハイそうです。えっと……、平安名(へあんな)先輩……?」

 

すみれ「っ!先輩っ……、いい響きね!!」 

 

 先輩という言葉が心にクリティカルしたのかウットリした顔になる平安名先輩。

 

可可「調子乗るなデス。グソクムシが!!」

 

 わお、仲間に辛辣……。

 

すみれ「なんでアンタはそんな辛辣(しんらつ)なのよ!!!」

 

 グレーのボブカットの先輩にキレる平安名先輩。すると白髪の……(嵐先輩だっけ?)が、

 

千砂都「すみれちゃん本題からズレてるよ? キミ、きな子ちゃんって知ってる?」

 

 先輩から聞かれたことに、俺は必死に考えて記憶を探る。

 

(きな子?あっ、確か桜小路さんの名前がきな子だったような気が……)

 

「桜小路さんのことっすか? 一応同じクラスですけど……」

 

可可「なんと! スゴイ偶然デスね!!」

 

 な、なんだいったい……?

 

 俺が困惑していると、葉月先輩が助け舟を出してくれた。

 

恋「皆さん、新入生がビックリしてますよ? いきなりすみません。実は、新入生が誰もLiella!に来ないもので……」

 

 ああ、そのことか……。

 

「女子たちが(うわさ)してましたね。"今のLiella!には凄いメンバーが(そろ)ってるから、入ったとしても練習についていけるか不安だ"って」

 

 先輩たちは「やっぱりそうなんだ……」と暗い顔をしている。

 

かのん「私たちだって、初めからできたわけじゃ無いんだけどなぁ………」

 

「まぁ、俺たちは先輩たちの今に至るまでの過程を知らないっすからね……」

 

 すると、ここで先輩たちは名前も言ってないことに気づいたのか自己紹介してくる。

 

恋「そういえば自己紹介してませんでしたね。葉月(はづき) (れん)と言います」

 

千砂都「うぃっす〜♪ (あらし) 千砂都(ちさと)だよ!!」

 

可可「(タン) 可可(クゥクゥ)デス!! よろしくお願いしマス!!」

 

すみれ「平安名(へあんな)すみれよ。よろしく」

 

かのん「澁谷(しぶや)かのんです。宜しく!! えっと……」

 

 自己紹介する先輩たち。俺も自己紹介を返す。

 

「あっ、俺は日宮渚って言います」

 

かのん「そっか!ねぇ日宮くん、私たちきな子ちゃんにライブを見て知ってほしいんだ!!スクールアイドルは、やりたいって気持ちがあれば誰でもできるって!私達、明日ライブのリハーサルするんだけど……きな子ちゃんを連れてきてくれないかなぁ?」

 

(えぇ? そこまで桜小路さんと仲良い訳じゃ……ん? 待てよ……?)

 

 先輩たちからのお願いにどうしようかと困る俺だが、ある事を思いつく。

 

(これを見せればもしかしてメイも……? そうと決まれば……!!)

 

「………分かりました。ただ、桜小路さんの他にもう一人、ライブを見せてやって欲しい奴がいるんすけど……そいつも一緒に連れてっても良いすか?」

 

 すると先輩たちはビックリした顔を見合わせ、

 

Liella!『もちろんだよ(よ)(ですよ)(デス)!!』

 

 そして、先輩たちに明日の放課後のLiella!のゲリラライブに連れて行くと約束し、その日は部室を後にした。

 

 

ー その日の夜 ー

 

 俺はメイに内緒で四季に電話を掛けていた。

 

「なぁ、頼めないか?」

 

四季「メイのためなら協力する。私はとりあえず桜小路さんを連れていけば良いんだね………?」

 

「頼む!!」

 

四季「分かった。連れて行くのに拘束(こうそく)する程度の発明品なら私に()かれば2時間もあればできる。ナギサはメイのこと頼んだからね?」

 

「悪いな。今度何か埋め合わせするからよ……」

 

四季「分かった。考えておく……」

 

 そして電話を切り、一夜明けて次の日の学校で――、

 

 ――放課後、

 

 いよいよ作戦決行だ!!

 

「なぁメイ、ちょっと耳貸せ……」ヒソヒソ

 

メイ「ああ? なんだよ?」

 

「これから屋上でLiella!の先輩たちがゲリラライブするらしいぞ? 見に行かねぇ?」ヒソヒソ

 

 俺が誘うと、メイはガタッと音を立てて勢いよく席から立ち上がると、

 

メイ「行く!!」

 

「よし行くぞ!!」

 

 俺とメイが教室を出たタイミングで、

 

 

 

きな子「若菜さん!いったい何なんすか〜〜っ!?」

 

四季「………………」ダダダダダダッ!!

 

片足同士を二人三脚(ににんさんきゃく)式に機械でロックして階段を猛スピードで駆け上がる四季と、連行される桜小路さんがいた。

 

 忘れてたけど四季は理系(りけい)とはいえ、趣味は完全なアウトドア派で運動神経も悪くないし足速いんだよな………。

 

 その様子を見たメイは困惑し、

 

メイ「な、何だあれ?」

 

「さぁな? 行こうぜ?」

 

 そして俺たちは、四季と桜小路さんの後を追い屋上へと向かった。

 

 俺とメイが屋上に着くと、今まさにライブが始まったところで、四季と合流し俺たち3人でライブをこっそりと見ていた。

 

(映像で見るのとは全然違う!! 生で見ると………こんなに凄えのか!!)

 

 隣に視線をやると、メイは恍惚(こうこつ)とした表情で、キラキラと踊る先輩たちのライブを凝視(ぎょうし)していた。

 よく見ると、四季も夢中で先輩たちを見つめていた。

 

(?もしかして、四季も興味があるのか?)

 

 俺の中に、1つ疑問がうまれた。

 

 そしてライブが終わると、

 

きな子「なんじゃこりゃぁあ〜〜〜〜〜っ!!」

 

  桜小路さん……、よくわからないポーズを取りながら絶叫してる………。

 

可可「捕まえたデスっ!!」

 

 

 

メイ「はわわ〜〜っ// しゅごい〜っ!! 生で、しかもこんな近くで見ちゃったぁ!!」

 

四季「必然………」

 

 俺と四季は、メイに気づかれないように背後でお互いにサムズアップする。

 

?「うるさいですの〜っ!! 音が入りすぎると取り直しですの、リテイクですのよ〜〜〜っ!!」

 

 ………なんか下の階から聞こえるけど、無視でオッケーだろ!!

 

 

きな子「かのん先輩……」

 

かのん「これがスクールアイドルの魅力――、みんなと作る、新しい世界!!」

 

Liella『ようこそ!! Liella!へ!!』

 

 そして、桜小路さんがLiella!の新メンバーとして加入した。

 

 

ー 続く ー




きな子ちゃん加入。次は一体誰だ・・・?

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