練習終了後、俺たちは表参道のとある歩道橋の上に集まっていた。
かのん「うわぁ〜! またこんなに!?」
恋「ステージの候補です。七未さんたちが、学校の皆からアンケートを取ってくれました」
メイ「予想通り、表参道が多いんだな」
すみれ「100年以上前からこの道あるからねぇ・・・」
夏美「やっぱり、目立つんですの」
可可「でも、去年の東京大会で歌った場所デス」
千砂都「敢えて同じ所っていう選択肢もあるけど・・・」
「インパクトとしては弱いですよね」
四季「難題」
きな子「っすね」
どうしたもんかなぁ・・・・
かのん「去年、この場所にステージ作ってくれたの学校の皆だったよね?「うん」 きっと、この場所が良いって皆が思ったんだよね」
かのん先輩の目には何が映っているのか・・・
かのん「(表参道…道……)っ!! さっきのリストに!!」
かのん先輩は突然ステージ候補のリストを見たかと思ったら突然駆け出していった。なんだ!?
可可「かのん!?」
恋「どうしたんでしょう?」
「追い掛けましょう!!」
俺たちは急いでかのん先輩を追い掛ける。距離が離れてしまっているため見失わないように必死に走る。
かのん(そうだ!! 賑やかで、皆が集まって!!)
かのん先輩は走る。自分がここだ!と直感した場所へと。
かのん「ずっと昔から、ここにあって!! 思いが繋がる、私達の!!」
そして、かのん先輩は目的地に辿り着き、足を止める。
千砂都「かのんちゃ〜ん!!」
可可「速いデスぅ!!」
すみれ「何なのよったら、何なのよ!!」
かのん「皆? どうしたの?」
「どうしたのって……それはこっちの台詞ですよ!!」
恋「誰だって、あんなに急に飛び出していったら気になります!!」
かのん「あっ、アハハ…ゴメ〜ン…………」
メイ「ったく、それで? なにがあったんだよ?」
かのん「分かった気がしたんだ。私達のステージ!!」
四季「私達の」
きな子「ステージ・・・」
夏美「どこなんですの?」
かのん「ここだよ?」
千砂都「ここって?」
目の前には、左右にケヤキ並木が広がる開けた道路があった。
かのん「道・・道が集まる場所だったからなんじゃないかな? 私達の学校ができたのは!!」
恋「道・・ですか?」
かのん「うん! 道が集まり、人が集まる場所だったから、それぞれの夢や希望が集まり、繋がる場所だったから!!」
風が吹き、イチョウの葉が舞い散り、秋を感じさせる幻想的な空間を作り出した。
そして、予選当日。Liella!の衣装は祭りを意識したはっぴ風の衣装。曲もそれに合わせて祭り風の和テイストの曲調になっている。
かのん「聴いてください!!」
Liella!『"Chance Day,Chance Way"!』
そして、ライブは大成功で終わり、
かのん「Liella!の道が…結ヶ丘の道が、皆さんと交わりますように!!」
万来の拍手で、Liella!の地区予選は終わった。
「お疲れ様」
メイ「サンキュ!」
四季「緊張した」
「本当に頑張ったな。俺も頑張らないと」
メイ「ナギ?」
「俺も、そろそろ意中の人を決めないとな」
メイ・四季「「!!」」
もうこれ以上待たせることはできない。いい加減答えを出さないと。
「東京大会が終わったら、結果に関わらず答えを出す。良いか?」
メイ「・・・・分かった!」
四季「それがナギサが本気で悩んで決めてくれた答えなら」
メイ・四季「「アタシ(私)たちは文句は無え(い)よ」」
全く…本当に、俺には勿体ないくらいの良い幼馴染みを持ったよ。
そして、Liella!は地区予選を突破し、東京大会に駒を進めた。
ー 続く ー
新たに評価下さった方
完全無欠のボトル野朗 様
キャンダー 様
たーきー 様
評価ありがとうございます!!
引き続きお気に入り登録・感想・評価募集中です!!