ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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今回の話で渚くんとすみれちゃん仲直りします。

1話だけとはいえ書いてて辛かった・・・。

ではどうぞ!!


勝利のために!

すみれ先輩は実家の神社の境内を掃除していた。

 

すみれ「しっかりしなさいすみれ! 悪者になる覚悟は出来てたはずでしょ!!「お姉ぇちゃん!」あやめ(すみれ妹)? どうしたの?」

 

あやめ「これ貰っていい?」

 

あやめが出した物は、

 

すみれ「それクゥクゥの! 駄目よ!!」

 

あやめ「ええ〜っ!? お姉ちゃんのケチ! べぇーだっ!!」

 

そして妹さんは去っていく。

 

すみれ「くっ、あ〜っもう! どうすれば良いのよ!!」

 

きな子「すみれ先輩?」

 

すみれ「アンタたち…」

 

メイ「その格好……」

 

夏美「に、似合ってますの……凄く」

 

すみれ「じ、神社の娘なんだから巫女服くらい着るわよ!! で、何の用?」

 

きな子「いえ、すみれ先輩に…聞いて欲しいっす」

 

すみれ「え?」

 

そして俺とすみれ先輩が見守る中、お互いの手を取り4人は歌い出す。思いを込め、祈るように。

 

すみれ「っ!!」

 

歌い終わると、きな子が口を開く。

 

きな子「今、きな子たち4人の思いをすみれ先輩に送ったっす!」

 

メイ「だから、次のステージには立たない」

 

夏美「今回は2年生、5人で立つんですの!」

 

四季「そして…私達に……」

 

きな子「勝つところを見せて欲しいっす!」

 

そして、4人はすみれ先輩に頭を下げる。

 

すみれ「っ! ……そんなこと、できるわけ無いでしょ!?」

 

「え?」

 

すみれ「どれだけ練習頑張ってきたと思ってるのよ!! 朝から晩まで、毎日毎日ラブライブ!のために!!」

 

メイ「え? でも……」

 

すみれ「皆で一緒に喜ぶために、頑張ってきたんでしょ!?」

 

さっきと、言ってることが違う?

 

きな子「なんか…すみれ先輩、言ってることが変わってるっす……」

 

四季「2年生、5人で出たいって言ったのはすみれ先輩」

 

すみれ「っ! それは……」

 

可可「9人で良いんデスよ!」

 

きな子「クゥクゥ先輩?」

 

突然現れたクゥクゥ先輩は、ズカズカとすみれ先輩に歩み寄る。

 

可可「大切なのは全員で歌うことデス! 皆で、最高のステージにすることなんデス!」

 

すみれ「っ! でもっ!!」

 

するとクゥクゥ先輩は優しい表情を浮かべ、

 

可可「ククは構わないって言ってるのに、どうして余計な事ばっかりするんデスか? 勝手に苦しんでるんデスか?」

 

すみれ「……嫌なの」

 

可可「えっ?」

 

すみれ「アンタと一緒にいたいのよ…3年間、一緒にスクールアイドルやりきりたいの!」

 

可可「っ!!」

 

その様子を、かのん先輩たちも隠れて窺っていた。

 

すみれ「クゥクゥのバカ!!」

 

可可「すみれっ!!」

 

そしてすみれ先輩は走って行ってしまった。と、思ったら、あるものを取って戻ってきた。

 

そのあるものとは……

 

可可「そのティアラは……」

 

すみれ「去年の地区予選で私がセンターで歌ったときに、アンタが作ってくれたやつよ。アタシはあれに救われた。だからお礼がしたいの…私の力で、あんたに最後までスクールアイドルをやらせてあげたいの……上海に連れ戻させたくないの!」

 

メイ「上海?」

 

「どういうことですか!?」

 

すみれ「帰っちゃうのよ…勝てないと、結果を残さないと……この子が、クゥクゥが…連れ戻されちゃうの! いなくなっちゃうの!!」

 

すみれ先輩は大粒の涙を流して崩れ落ちる。それですみれ先輩は、自分を悪者にしてまで……可可先輩のために結果を残そうと………。

 

可可先輩はしゃがみ込むとすみれ先輩の涙を指で拭い言葉をかける。

 

可可「本当に、すみれは余計なことばっかりするのデスね……ククの嫌がる事ばかり…、ククが決めたことに反対ばっかりして、ククの言うことにいつもいつも口を挟んで」

 

すみれ「っ! うるさい! うるさい! うるさっ!?」

 

可可先輩は思いっきりすみれ先輩を抱きしめる。自分の想いを全て伝えるかのように、思いっきり……。

 

可可「本当に…大嫌いデス……」

 

すみれ「っ!」

 

可可「大嫌いで……、大好きデス…!!」

 

その言葉に、すみれ先輩は感情のダムが決壊したかのようにボロボロと涙をこぼす。

 

その様子を、俺たちは黙って見守る。

 

この人は、本当に仲間思いで…優しい人だったんだ。それなのに…俺はっ!!

 

四季「ナギサ…」ポンッ

 

「四季……っ!」

 

四季「ナギサも…泣いてるよ?」

 

「っ!」

 

するとメイと四季は二人で俺を抱きしめ、

 

四季「今は後悔しても良いから、後でちゃんと謝ること。」

 

メイ「それまではこうしててやるから、解決したら今まで以上に皆を支えてくれよ?」

 

「ああ………」ズビッ

 

メイ・四季「「ナギ(ナギサ)……」」ポンポン

 

恋「どうしますか?」

 

かのん「決まってるでしょ!!」

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

翌日、

 

「あの……すみれ先輩、昨日は…その、本当にスミマセンでした!!」

 

すみれ「い、いや…私も悪かったし…覚悟はしてたわ……」

 

「いえ、それでは俺の気が収まりません!! すみれ先輩の気持ちも知らないくせに勝手なことを! どうか一発と言わず、先輩の気が済むまで俺をぶん殴って下さい!!」

 

すみれ「だから人の話を聞いてくれる!? 仲間にそんなことをしたくないんだってば!!」

 

「そう言われても……」

 

すみれ「思ってなかったけど、嘘ついてまで1年生を足手まといだなんて言ったのよ? この子達の努力を見てたのに……だから、両方悪かったって事で手を打たない?」

 

先輩……これで駄々をこねたら滑稽だな。なら、

 

「分かりました。お互いにごめんなさいってことで」

 

すみれ「うん。それでいいわ」

 

すると、

 

千砂都「おーーい!! 練習メニューできたよー!!」

 

そして皆はメニューを受け取る。

 

夏美「ゲッ!? こんなにやるんですの?!」

 

メイ「体力持つかな……」

 

「オーバーワークにならないようにちゃんと見てるから大丈夫だよ!! クゥクゥ先輩?」

 

なんか可可先輩が絶望したような顔になってるぞ?

 

すみれ「できるの? 体力のない泣き虫のくせに?」

 

可可「その言葉そっくり返しマス! 泣き虫グソクムシ!!」

 

すみれ先輩と可可先輩は睨み合うが、二人共笑顔に変わる。

 

 

いいコンビだな。

 

千砂都「じゃあ、1年生覚悟は良い?」

 

かのん「今日から特訓開始するよ!! この9人、いや……この10人で勝つために!!」

 

そして俺たちは指をVサインにして、それを全員で繋いで星型を作る。

 

かのん「Liella!ーーーっ!」

 

Liella!『スーパー…スタートッ!!』

 

 

いよいよ、東京大会に向けての特訓が開始される。

 

ー 続く ー




今週のLiella!のうた四季・メイでしたけど始まるときに四季ちゃんが頭に亀乗せてましたけど科学室で飼ってるコですよねたぶん。名前とかあるんだろうか?

頭にちょこんと亀乗せてる四季ちゃん可愛かった。

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