ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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冬の北海道合宿

俺たちは現在山で猛吹雪に見舞われていた。

 

メイ「夏美ーーーっ!!」

 

「どこだーーっ! 返事しろーーっ!!」

 

俺とメイが辺りを見回すと後方数メートルに影が。そっちに少し戻ると……

 

夏美「・・・・・・・・・・」

 

「夏美!! 何やって…?」

 

夏美は自撮り棒片手に硬直していた。まさかこの吹雪で!?…ん、何か言ってる?

 

夏美「…こう視界が悪いと…撮れ高が……」

 

「よーし、お前らほっといて行くぞ!!」

 

メイ「オイ!!」

 

 

 

そしてきな子の家のペンションに到着。皆部屋で、吹雪で冷えた身体を温めていた。

 

メイ「あんまり無茶すんなよ……?」

 

夏美「せっかくの北海道ですのよ!? 日々新しい動画を出し続ける事がいかに重要か!!「はいはい!!そこまで!!」」

 

すみれ先輩が温かい飲み物を夏美に渡す。夏美はコップを受け取ると手から伝わってくる暖かさでも暖を取り顔がフニャけていた。

 

夏美「温かいんですの〜!! って聞いた話と違いますの!! なんですかこの状況は!!」

 

四季「それは……」

 

可可「スゴイ吹雪デス……」

 

かのん「アハハ………ハァ…」

 

恋「晴れていれば素晴らしい景色なのでしょうね。晴れてさえいれば………」

 

かのん「天気予報見たら明日はすっかり晴れるみだよ? そしたら、たくさん練習できるね!」

 

千砂都「もう!! かのんちゃんの馬鹿!! かのんちゃんが…あのとき!!」

 

 

 

事の発端は数日前………

 

ー 結ヶ丘スクールアイドル部部室 ー

 

千砂都「冬休みに強化合宿したいと思います!! 皆の意見を!!」

 

可可「ここはゼヒ、私の故郷上海に!!」

 

すみれ「そんな時間は無いでしょ?」

 

メイ「き、京都とか……」

 

四季「それはメイが行きたいだけでしょ?」

 

「多分な」

 

メイ「うぐっ……」

 

恋「渋谷区でも合宿できる施設はあるみたいです…」

 

夏美「でもそれだと代わり映えしませんの……」

 

う~ん…どうするかな……ん? 待てよ?

 

「きな子? 夏休みに1年生の合宿で使わせてもらったお前の実家のペンションって無理か?」

 

きな子「え? 大丈夫っすよ? 前にかのん先輩も来てくれてお母さんもまたいつでも来てね?って言ってたっす」

 

かのん「あっ! きな子ちゃんダメ!!」

 

きな子「へ? あっ!!」

 

気がついたときにはもう遅い。前にかのん先輩が来たのは秘密ってことになってたのに…当然可可先輩たちはかのん先輩を睨む。

 

すみれ「説明してもらえる?」

 

かのん「あっ、いや…そのぉ……」

 

すみれ「私、きな子の家行ったこと無いんだけど?」

 

可可「一人だけ抜け駆けデスか!?」

 

かのん「いや、そうじゃなくて……」

 

恋「無連絡……」

 

千砂都「ふーん…そうだったんだぁ……」

 

かのん「ちぃちゃん!? ち、違うの!! ほら、前にお父さんが忘れ物したって言ったでしょ? それを届けに行ったついでに……ヒィッ!?」

 

千砂都「一言…言ってくれなかったのがショック」

 

かのん「きな子ちゃん助けてぇっ!!」

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

かのん「でも、こういう周りに何も無い環境の方が集中して練習できると思ったんだ! 1年生とももっと距離を縮めたいなって思ってたから!!」

 

四季「……一体感」

 

かのん「そうそれ!! ここなら自然に全員の距離が近くなると思うんだ!!」

 

メイ「それは分かるけど……」

 

きな子「それだけで先輩に追いつけるとは……」

 

夏美「ですの!!」

 

何だよ弱気だな………?

 

かのん「今回は、1年生も一緒に!!」

 

 

 

 

翌日、吹雪も晴れて雪が積もりながらも天気は快晴。1年生でダンスが最も上手い四季は千砂都先輩と振り付けを、1年生の中で唯一ピアノが弾けるメイは恋先輩と作曲を、歌詞をノートに書き留めていたきな子はかのん先輩と作詞、L Tuberの夏美は可可先輩、すみれ先輩と東京大会に進むチームの紹介会見の舞台作成と、それぞれの得意分野に合わせて分担して取り掛かる。

 

「あの、俺は……「渚くんは各方を見て回って手が足りないと思ったところを手伝ってあげて?」分かりました!!」

 

かのん「よし、じゃあ始めるよ!!」

 

 

 

 

振り付け 千砂都・四季side

 

四季「とは言ったものの……」

 

千砂都「大丈夫!! 東京大会で歌う曲は全部1年生と2年生が共同で作る! それが一体感を高めるには1番良いって!!」

 

四季「それは理解できる。でも無理……」

 

千砂都「どうして? ダンス1年生で1番得意でしょ?」

 

四季「分かりやすく言うと、千砂都先輩がミヤマクワガタだとすると、私は…ダンゴムシ。勝負にならない……」

 

千砂都「(例えが分かりにくいなぁ……)大丈夫! 何も私と勝負するわけじゃないんだから、一緒に振り付けを考える、力を貸して欲しいんだ」

 

すると千砂都先輩は軽くステップを踏み、

 

千砂都「私が先に振り付けを考えて見るから、四季ちゃんがこうしたほうが良いって言ってくれれば」

 

四季「それなら……」

 

千砂都「よし! じゃあやろう!!」

 

 

 

作曲 恋・メイside

 

メイ「あ〜っ! ちきしょう! こんなの無理だろ!!」

 

恋「強すぎます!!」

 

メイ「さっきの鍵、やっぱり必要だったんじゃあ……」

 

恋「確かに! 戻ってゲットしましょう!」

 

メイ「ああ!!」

 

(何やってんだコイツら……)

 

メイ「ハッ!! ってそう言えば作曲するんじゃなかったのかよ!!」

 

恋「ハッ!? そうでした!!久しぶりの協力プレイが楽しくて忘れてました!!」

 

「へ〜? 忘れてたんですかぁ……」(^言^##)

 

メイ「な、ナギ!?」

 

恋「渚さんいつの間に!?」

 

「千砂都先輩ーー!! メイと恋先輩がサボって…「「わーーーっ!! ゴメンなさいぃいいいっ!!」」ムグッ!?」

 

メイ「恋先輩やりますよ? って言っても、アタシに期待すんなよ? ピアノっつってもちいさい頃から少しやってるだけで……」

 

恋「この前聞かせて頂きました。伸びしろは無限大です!!」

 

メイ「……勘弁してくれよ」

 

恋「続けてこられたという事は、嫌いじゃなかったはずです。さぁ!!」

 

恋先輩がピアノを弾き始める。そして途中で一旦やめ、あとに続くメロディーをメイに思い浮かべて弾いてくれと言う。

 

メイは考えて後に続くメロディーを頭の中で組み立てて弾く。

 

 

ふむ。とりあえず時々監視が必要だけど今は大丈夫か。

 

 

 

 

ー 続く ー




アニメ、本当に良いところで切って次回に持ち越しって……1週間後が待ち遠しい……

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