練習が続く冬の北海道合宿。気分展開に1日めいいっぱい遊んだ翌日から、また練習を再開する。
千砂都先輩と四季で考えた振り付けをみんなに教えてダンスレッスン。
体幹と体力強化の雪道ランニングでは、きな子と可可先輩の体力少ない組が力を合わせて走りきり、メイと恋先輩は共にピアノを使って作曲を続ける。
そうした活動を夏美は動画としてアップし続け、その結果どんどんLiella!のフォロワー数は増加。いいね!もどんどん増えていた。
ただ、夏美がすみれ先輩の許可なく、すみれ先輩の寝る前の顔パックしている時の写真をアップして怒られたり……。
すみれ先輩は決勝大会の衣装デザインを考え、数日後、合宿の全ての工程が終了した。
最終日の夜、俺たちはキャンプファイヤーを囲み……、
きな子「できたっす。歌詞!」
四季「振り付け、決まった」
メイ「曲も完成したぞ?」
すみれ「衣装も考えてみたわよ?」
かのん「一生懸命頑張って、皆に応援してもらって…皆と一緒に成長できる。スクールアイドルって、本当に素敵だと思う!!」
可可「スッゴク楽しくて……」
メイ「スッゴク大変だけど……」
すみれ「でも、ここにしか無い喜びがあって……」
四季「その気持ちが、歌になって溢れる」
千砂都「Liella!って、思えばずっとそうだったよね?」
かのん「それが、私達にとっての本当の歌なんじゃないかな?」
恋「その言葉、マルガレーテさんの……」
夏美「本当の歌……」
かのん「そう。本当の……!!」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
そして数日が経ちいよいよ東京大会当日。東京大会に出場するスクールアイドルは5組。今3組目が終わったところであり、次がマルガレーテ。トリがLiella!だ。
千砂都「いよいよだね……」
かのん「………うん」
マルガレーテ「澁谷かのん!」
かのん「っ!! マルガレーテちゃん……」
でたな……
マルガレーテ「私が本当の歌を教えてあげる。歌は力、そして私は、私の未来を…私自身でビルドする。歌の力で……」
………Liella!と一緒に今までやってきたからこそ分かる。コイツは…何も分かっちゃいないんだと。
かのん「……違うよ」
可可「かのん?」
かのん「そんなの、本当の歌じゃない!」
そしてマルガレーテのパフォーマンスが始まる。確かに歌もダンスも圧倒的なパフォーマンス。だが、そこからは「勝つ」それしか伝わってこない。
何も情熱が、熱さがこもっていない。
そしてマルガレーテのパフォーマンスが終了。会場は大いに盛り上がりボルテージも桁外れに上がる。
Liella!はと言うと……
きな子「なんすか…? コレ!!」
メイ「鳥肌立った……」
四季「勝者のオーラ」
恋「この後に…私達が……」
皆萎縮してしまったか? だが、2人だけ平常心を保っている者がいた。
「大丈夫だ。あんなに練習頑張ってきたじゃないか!! 皆の信じる歌をしっかりと歌いきれれば、今のお前らなら絶対に勝てる!」
かのん「さぁ、行こう! 学校の皆も見に来てくれてる! Liella!の歌を、渋谷の街に響かせようよ!!」
かのん「行くよ! 1!」
可可「2!」
すみれ「3!」
千砂都「4!」
恋「5!」
きな子「6!」
メイ「7!」
四季「8!」
夏美「9!」
「10!」
かのん「結ヶ丘スクールアイドル部、Liella! たくさんの人に、歌を届けよう!! song for me! song for you!」
Liella!『song for all!!』
そして始まったLiella!のパフォーマンス。皆が持てる力をすべて出し切り、それぞれの信じる物がひしひしと伝わってくる、熱の籠もったパフォーマンス。間違いなく、今のLiella!にできる最高のパフォーマンスを奏でていた。
そしてLiella!のパフォーマンスが終わり、いよいよ結果発表。5位〜3位が順番に発表され、残すは2位と1位。
果たして、1位を獲得しラブライブ!決勝大会に進むのはウィーンか、Liella!か?
ー 続く ー
次回、渚くんとメイちゃん、四季ちゃんの関係にも1つの区切りができます。
そう。告白回です。お楽しみに!!
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