ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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留学

かのん先輩が行ってしまった後俺たちも後を追い屋上にて練習を始める。そして今日の分の練習が終了しかのん先輩は先に帰っていった。

 

「かのん先輩今日どうしたんだろうな……?」

 

四季「何か用があるのかも……「かのんちゃんはいる!?」な、何?」

 

屋上に七未先輩、八重先輩、九乃先輩の3人が飛び込んできた。

 

可可「3人ともそんなに慌ててどうしたんデスか?」

 

七未「ら、ラブライブ!が終わったら…かのんちゃんがウィーンに留学するって本当なの!?」

 

すみれ「はい?!」

 

八重「学園中で噂になってるわよ!! 世界最高と言われる音楽学校から留学の話が来たって!!」

 

千砂都「うそ、そんな話聞いて……、もしかしてさっきの理事長との話は……」

 

メイ「とにかく追いかけて話を聞こう。そうしないと始まらねぇぞ!?」

 

「そうだな。行こう!!」

 

そして俺たちはかのん先輩の家に向かった。だが、

 

すみれ「なんか面と向かって聞くの聞きづらいわね……」

 

可可「じゃあどうするって言うデス!」

 

きな子「とりあえずかのん先輩の様子を伺えれば……」

 

「じゃあ5人でメイと夏美ときな子とを肩車しますから、三人がその上から四季を肩車してください。四季、あの高さ調節できる縦型双眼鏡今あるか?」

 

四季「ある」

 

四季はバックから双眼鏡を取り出した。

 

すみれ「なんでそんなもの持ってるのよ……」

 

「じゃあ3人俺に重心かけて乗ってくれ。先輩たちは重さを分散するように支えてください」

 

千砂都「分かった!」

 

恋「分かりました!!」

 

可可「了解デス!!」

 

すみれ「仕方ないわねぇ」

 

そして俺と先輩方5人の背にメイと夏美、きな子が乗る。そしてそのタワーを四季がよじ登り双眼鏡を使ってかのん先輩の部屋を覗こうとする。

 

しかし騒ぎ過ぎたのか、かのん先輩に見つかってしまい、びっくりしてタワーは崩れてしまう。

 

「痛てて……」

 

四季「大丈夫ナギサ?」

 

「ああ………」

 

するとかのん先輩が家から出てきた。

 

かのん「皆大丈夫!? いったいどうしたの……?」

 

意を決してきな子が口を開く。

 

きな子「留学するって、本当っすか!!」

 

かのん「はい!?」

 

恋「学園中で噂になってるんです!」

 

メイ「かのん先輩、ラブライブ!が終わったらウィーンに留学するって!!」

 

俺たちが話すと先輩は、

 

かのん「……大丈夫。行かないよ?」

 

Liella!『えっ?』

 

かのん「オファーがあったのは本当だよ? でも、今の私の夢は、高校生活を、このメンバーで一緒にスクールアイドルやり切ることだから」

 

メイ「じゃあ、行かないんですね……?」

 

夏美「ずっと一緒にやれるんですのね…?」

 

かのん「うん!」

 

Liella!『良かったぁ〜〜!!』

 

皆は緊張の糸が切れて脱力する。その様子を見たかのん先輩は、

 

かのん「もしかして、それで心配して来てくれたの?」

 

きな子「当たり前じゃないっすかぁ!!」

 

四季「かのん先輩が一緒じゃないとやだ」

 

メイ「Liella!はこのメンバーでLiella!なんだから当たり前だろ!!」

 

夏美「かのん先輩がいなかったら、他の先輩では信頼度が……「なんか言った?」いえ何も……」

 

かのん「皆………心配かけてごめんね? ありがとう」

 

恋「本当に良かったです……」

 

千砂都「そうだね……ん?」

 

千砂都先輩は、目線の先に人影が見えた。

 

千砂都「あ〜喉乾いて来ちゃった。ジュース買ってくるから待ってて!!」

 

かのん「ちょっ、ちぃちゃん!?」

 

千砂都先輩は見えた人影を追って走る。そしてその人影の腕を掴み、

 

千砂都「待って! 話があるの!!」

 

マルガレーテ「話してよ!! こっちには話すことなんか無いわ!! 答えは聞いた!」

 

千砂都「答え?」

 

マルガレーテ「かのんよ!! 留学はしない、ここに残るんでしょ!?」

 

千砂都「どうして、留学の事を……」

 

マルガレーテ「あなたには関係ない!」

 

そしてマルガレーテが行こうとするが千砂都先輩は腕にしがみついて離さない。

 

千砂都「教えてくれるまで離さない!!「なんで!?」教えて!!」

 

マルガレーテ「……………」

 

マルガレーテはついに根負けし、千砂都先輩に話す。

 

マルガレーテ「今日、家族から連絡があったの…かのんがウィーンに留学するなら、私も一緒に戻ってきて良い。かのんのもとで歌を学びなさいって……」

 

千砂都「かのんちゃんのもとで……?」

 

マルガレーテ「かのんに連れられて戻るのはシャクだけど、それで学校に入れるなら……それでも…」

 

千砂都「かのんちゃん、そんなに評価されてるんだ……世界一の音楽学校に……」

 

マルガレーテ「……っ、離してよ! 言っとくけど、私の考えは変わらない。かのんがダメなら、自分の力だけで夢を叶えて見せるわ!!」

 

そして、マルガレーテは行ってしまった。

 

千砂都(かのんちゃん………)

 

翌日、結ヶ丘理事長室

 

理事長「後悔しないのね?」

 

かのん「はい。やっぱり…ピンとこなくて……せっかくのお話だというのは分かるんですけど……」

 

理事長「……決めるのは、あなたよ? 良いのね?」

 

かのん「はい。失礼しました」

 

かのん先輩が出ていったあと、

 

 

 

コンコン

 

理事長「ん?」

 

ガラッ

 

理事長「嵐さん?」

 

千砂都「あの………」

 

その頃、練習のために屋上に集まっていた俺たちだが、

 

すみれ「うぅ、寒い……って、アンタたち……」

 

『はぁ〜///』

 

「おい、なにこたつなんか持ち込んでんだよ!!」

 

四季「こたつではなく体温回復機……」

 

きな子「ぬくいっす……」

 

すみれ「どう見てもこたつでしょうが!!」

 

恋「これがこたつなのですねぇ……」

 

おい、誰かこのだらけきった生徒会長たち、いや…コタツムリ共をなんとかしろ!!

 

すみれ「本当にこたつ知らないの!?」

 

すると練習着に着替えたかのん先輩が屋上に到着。張り切って練習だ!!と、気合充分だ。

 

メイ「ひぇええ……」

 

夏美「見てるだけで寒いんですの……」

 

可可「さすがのククも、ややドン引きデス……」

 

かのん「だめだよそんなんじゃあ! 気合い入れて皆で練習していれば、寒さなんか気にならないよ!!」

 

するとかのん先輩はこたつを持ち上げて思いきり剥ぎ取る。

 

きな子「さ、さささ寒いっす………!!」ガチガチ

 

そこに今度は千砂都先輩が到着。

 

かのん「あっ、ちぃちゃんメニューできた?」

 

千砂都「かのんちゃん……ううん、皆も、話があるの」

 

皆がなんだろうと言う顔をしながらも千砂都先輩の言葉を待つ。

 

千砂都「反対されるのは分かってる。けど、正直な気持ちだから…ハッキリ言うね? 私、かのんちゃんに…留学してほしい」

 

かのん「ちぃちゃん……」

 

Liella!『え、えぇええええーーーーっ!!?!?』

 

 

 

ー 続く ー




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