ある日の夜、渚と四季とメイはテレビ通話アプリで話していた。
「あっ、四季は明日紗夜さんと出かけるのか……」
四季「うん。仲良くなったから2人で遊びに行こうって」
「そっか。メイは?」
メイ「アタシは陽菜に誘われてる。四季や紗夜とは別で遊びに行かないか?って」
ふむ。ということは明日は俺は完全に1人か……。
「分かった。楽しんできてな?」
四季・メイ「「うん(ああ)!」」
そして次の日……
ー ここからは四季視点 ー
私は紗夜ちゃんとの待ち合わせ場所である原宿駅前に来ていた。今日は紗夜ちゃんとウィンドウショッピングをしたりカフェでお茶しながら話したりするらしい。
四季「待ち合わせまで後10分…」
すると、紗夜ちゃんが向こうから走って来た。
紗夜「四季ごめん待たせちゃった?」
四季「大丈夫。時間通り」
紗夜「じゃあ行こうか?」
そして私と紗夜ちゃんは2人で街へと向かう。服屋でそれぞれ意見を出し合いながらお互いに似合いそうな服を選んだり……
紗夜「これ四季に似合いそうじゃない?」
そう言って紗夜ちゃんが差し出したのは白いフリルの付いたワンピース。
四季「こんなの私には似合わないと思う……服が可愛すぎて……」
紗夜「そうかな? 四季ちゃんだって十分かわいいと思うけど。服に着られるようなことはないと思うよ?」
四季「そ、そう……?///」
紗夜「うん。渚くんもきっとカワイイって言ってくれるよ!!」
四季「!! じ、じゃあ、チャレンジしてみようかな……///」
紗夜「うん!(あれ? ひょっとして四季ちゃんに塩を贈っちゃった? まぁ良いか!!)」
四季「紗夜ちゃんはこれなんか似合うと思う。」
四季が選んだのは白いシャツに黒色系のレディースのジャケットを併せたコーディネート。少しボーイッシュなコーディネートたが、紗夜のイメージには逆に合う。
紗夜「おお、良いかも…。じゃあ試着室で着てみてお互いに見せ合おうか?」
四季「うん」
そして二人は試着室に入りお互いの選んだ服を着る。そして試着室から出ると、
紗夜「四季……カワイイ/// 女の私でさえ惚れちゃいそう……」
四季「紗夜もカッコいいとカワイイが両立されてていい感じ」
紗夜「そっか……」パシャリ
紗夜は四季の写真を撮り、渚に送った。
四季「ちょっと!?」
紗夜「大丈夫だって!!」
するとすぐさま渚から返信が。
渚『四季、カワイイ……/// もっと送って待ち受けにするから!!』
四季「待ち受けにしなくて良い!!」
紗夜「ホラホラ……良かったじゃん」
すると四季は、
四季「仕返し……」パシャリ
四季は紗夜の服装を撮り渚に送った。
紗夜「四季ちゃん!?」
するとすぐに渚から返信が……
渚『紗夜さんも中々カワイイな……四季と含めて永久保存しとく』
紗夜「しなくて良いから!! スマホを粉々にするよ?!///」
四季「良かったね?」
紗夜「四季〜〜っ!///」
紗夜は四季の頬をグイグイと引っ張る。
四季「痛ひゃい痛ひゃい〜っ!!」
そして紗夜は四季の頬を放す。四季は頬を擦る。四季の頬は真っ赤になっていた。
紗夜「もう!! 私は良いの!!」
四季「でも紗夜ちゃんもカワイイって言ってもらえて良かったね?」
紗夜「う〜〜っ//」
真っ赤になる紗夜ちゃん。カワイイ……。
紗夜「じゃぁ買って店出る? なんか見られてるよ?」
四季「知ってる……」
周りの買い物客が二人が可愛い過ぎて鼻血を出していた。
二人は試着室でもとの服に戻り試着した服を購入。そしてお昼時になり、
四季「そこのカフェで良い?」
紗夜「うん。良いよ?」
そして二人は近くのカフェに入りそれぞれ軽食を取る。紗夜はサンドイッチに紅茶。四季はパンケーキにブラックコーヒーを注文。
そして食事をしながら話す内容は、やはり渚のことだった。
紗夜「四季とメイちゃんは渚くんとは幼稚園も一緒だったの?」
四季「うん。幼稚園、小学校、中学校、今の高校と全部一緒。まぁずっと隣りにいたからね……」
紗夜「そっかぁ……私はそんなに仲の良い友達がいなかったからなぁ……」
四季「陽菜ちゃんは友達多そう」
紗夜「そうなんだよ。陽菜はあの性格だからねぇ……。友だちも多かったよ。でも、今は私にもともだちいるから」
紗夜は四季を見てニコリと笑う。
四季「……ギュッてして良い?」
紗夜「なんで!?」
周りの客は……
((((和むわぁ………))))
会話が聞こえていた。
そしてお昼も食べ終わり再び街へ。今度は紗夜が四季に付き合いホームセンターへ。
紗夜「何を買うの?」
四季「ネジとかレンズのパーツ」
紗夜「あぁ発明品の部品ね……何を作る予定なの?」
四季「望遠鏡」
紗夜「そんなの作れるの!?」
紗夜はビックリしたが、四季なら作れるかもしれないと納得していた。
四季「よし、部品はこれで大丈夫そう」
紗夜「ねぇ? 作ってるところ見てても良い?」
四季「別に構わない。面白くはないと思うけど」
そして会計を済ませ、四季と紗夜は四季の家へ。
四季「よし、じゃあ始める」
四季は買ってきた円筒形の筒やレンズ等をネジで止めていき、倍率を変えるダイヤル機構も取り付ける。かなり本格的な望遠鏡に紗夜は呆気にとられていた。
紗夜(凄い……、こんなの私に作れって言っても無理だよ。周りからは天才って言われるけど、上には上がいるなぁ……)
四季「よし、完成!!」
そして四季の組み上げた望遠鏡が完成。紗夜は興味津々だ。
紗夜「凄い……!!」
四季「夜までウチにいる? 星とか月とか見てみよう?」
紗夜「うん!!」
そして夜、四季の作った望遠鏡は抜群の性能を誇り、二人は天体観測を楽しんだ。
次回、メイ・陽菜サイド。
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