ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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第2部 序章:ネクストステージ
2年生へ……新年度始業式


いよいよ春休みが明け、明日には新入生の入学式を控えた今日。

今日は今いる生徒で新年度の始業式を行う。

 

その日の朝………、

 

ピピピッ ピピピッ ピピ…バチンッ!

 

「ふぁ〜、朝か…今日から2年生だな……」

 

おはよう! 俺の名前は日宮渚。って、もう皆知ってるかな?去年結ヶ丘に入った俺は、幼馴染の二人とスクールアイドル部、"Liella!"に加入。って言っても、俺は男だからマネージャーだけどな。

 

幼馴染の二人は女の子なのでスクールアイドルとして活動。昨年の大会では全国大会まで勝ち上がり、見事全国優勝を成し遂げた。

 

そのため、地元は勿論全国的にもかなり有名人になってしまった。

 

「着替えるか……」

 

そして渚は着替えてリビングに降りる。

 

(明日の入学式であの女が入ってくるらしいからな……憂鬱だ。俺アイツに嫌なイメージしかないんだよな……、周りが騒ぎにならないと良いけど)

 

渚が心のなかで呟いていると、下では母さんが朝ご飯の準備をしており、父さんは新聞を読んでいた。

 

「おはよう……」

 

渚母「おはよう渚。はい、朝ごはんね」

 

「ありがとう……いただきます」

 

そして渚は朝ご飯のトーストとコーヒーを食べ始める。すると父さんが口を開き、

 

渚父「今年も頑張るんだぞ? まぁお前はしっかりと努力できるヤツだから心配は要らないかもしれないが……」

 

「ああ…勉強も部活も頑張るさ。ご馳走さま!!」

 

そして洗面所で顔を洗ったり歯磨きして身支度をし、家を出る。

 

「行ってきます!!」

 

そして渚はいつも通り隣の家のチャイムを押す。すると中から俺の幼馴染が出てきた。

 

メイ「おっ、ナギおはよう! 四季は一緒じゃないのか?」

 

「これから迎えに行くとこ」

 

メイ「自分の彼女なんだから四季の方先に行けよ……」

 

ジト目で見つめてくるメイ。いいじゃんかメイの家の方が近いんだから……って言っても家1個分だけどな。

 

知らない人に言っておくと、俺たち幼馴染3人の家は3つ並んで建っている。なのでお互いの行き来は物凄く楽なのだ。

 

すると

 

ガチャン

 

背後からメイの家の門が開く音がした。

 

「おっ、四季! おはよう!!」

 

四季「おはようナギサ」

 

これで俺たち幼馴染組が揃った。日宮渚、米女メイ、若菜四季、幼稚園よりも前からの付き合いである俺たちは、いつも一緒にいた。去年は色々あったけど(詳しくは第1部を見てね?)、結果的には四季と付き合うことになった。

 

「じゃあ、行くか?」

 

そして俺たち3人でいつもの通学路を歩く。他愛もない話をしながら、楽しそうに。

 

メイ「いよいよアタシたちも2年生か……!」

 

「俺たちも先輩になるんだなぁ……」

 

四季「Liella!にも新メンバー入って来るかな?楽しみ」

 

「でも、去年を考えると尚更入りたい人少ないかもな?」

 

全国優勝したグループ。練習がキツそうと思われても仕方ない。

 

メイ「まぁそれでも本当にやりたい人は入ってくるさ」

 

「だな」

 

そしてしばらく歩いて俺たちの高校、結ヶ丘高校に到着。校門からはいると、何人かの生徒から朝の挨拶をされる。

 

俺たちも挨拶を返し、それぞれのクラスに向かう。

 

教室の外に貼ってあった張り紙を見ると、

 

「おっ、俺たち3人また同じクラスだってさ?」

 

四季「良かった……」

 

メイ「だな!」

 

そして席表通りに座ると、ん?

 

「って、なんでふたりとも俺の隣?」

 

四季「平等なランダム配置によって導き出されたもの。つまり偶然」

 

メイ「一年のときと一緒だな……。まぁ去年はアタシが真ん中だったけど」

 

「俺たちが3年になったら四季が真ん中だったりしてな?」

 

四季「さすがにその確率は低い」

 

3人で話していると、

 

きな子「あっ、3人ともおはようっす!!」

 

夏美「おはようですの〜」

 

「おはよ……ふぁ…」

 

渚が欠伸1つすると、

 

きな子「渚くんお眠っすか?」

 

「ああ……昨日遅くまで勉強しててな」

 

四季「無理しないでね?」

 

「分かってるよ……」

 

渚が四季の頭を優しく撫でると四季は気持ちよさそうに身を預ける。

 

メイ「おい、皆の前だぞ?」

 

気づいて手を引っ込める渚。四季は名残惜しそうにしていたがとりあえず我慢する。

 

すると先生が入って来てホームルームが始まる。

 

先生「おはようございます! 今日から皆さんは2年生です。明日入って来る後輩に恥ずかしくない先輩になれるよう、上級生としての自覚を持って行動してくださいね? それでは、講堂へ向かいましょう」

 

そして講堂に向かう俺たち2年生。そして講堂に入り、全校生徒が入って来て準備が整うと始業式が始まる。

 

理事長「こうして無事に新年度を迎えられたことを嬉しく思います。最上級生となる第一期生、2年生となる第二期生、共に明日入って来る1年生と共に、これからの結ヶ丘を作り上げていってください」

 

そして理事長は挨拶を終え、次は生徒会長の挨拶になる。

 

恋「今年は、いよいよ3学年が揃います。皆さん、結ヶ丘の生徒であることに誇りを持てるような、素晴らしい学校を共に作り上げて行きましょう!」

 

そしてそれぞれの挨拶も終了。そしてお知らせが話される。

 

理事長「最後に、この結ヶ丘に3人転校生が入ってきます。3人とも2年生になりますが、皆さん仲良く過ごしていってください」

 

転校生3人、アイツラだな。(詳しくは"幕間:新年度へ〜 春休み"参照)

 

理事長「それでは、入ってきてください」

 

そしてステージ上に転校生の3人が立つ。その中の一人を見て、「えっ、すみれ先輩?」などという声もチラホラ聞こえる。

 

理事長「では、自己紹介を」

 

紗夜「真田紗夜です。岐阜県の高校から来ました!宜しくお願いします!」

 

陽菜「真田陽菜です! 紗夜とは双子の姉妹です。宜しくね!」

 

ライカ「宮本ライカです。山口県の高校から来ました。宜しくお願いします!!」

 

そして3人が頭を下げると、生徒たちから拍手が起こる。

 

そして始業式は終了。各クラス教室に戻る。

 

 

 

ー ホームルーム中 ー

 

紗夜「改めまして、真田紗夜です。特技は料理と空手です。春休みに日宮くんたちと知り合ってスクールアイドル部のサポーターとして加わる予定です」

 

陽菜「真田陽菜です! 私も紗夜と同じくLiella!のサポートとして加わりま〜す!!」

 

ライカ「宮本ライカです。渚と春休みに出会ってスクールアイドル部の人たちとも知り合って、私もサポートとして加わわる予定です。因みに平安名すみれは私の従姉妹です」

 

ライカがすみれ先輩の従姉妹だと知ると、「あっ、だから似てたんだ…」と納得する声が。

 

うん、まぁ気持ちは分かるよ。似てるもんね。

 

ホームルームが終わった後、俺も三人との出会いを根掘り葉掘り聞かれ疲れたが一つ一つ返してやった。

皆納得してくれたが、「やっぱり日宮くんは日宮くんだね」とみんなが言っていたのがなんか引っ掛かる。

 

すると、

 

クラスメイト「かのん先輩もウィーンに留学したもんね〜」

 

Liella!のメンバーがなんとも言えない複雑な顔をする。

 

「ああ……。千砂都先輩と協力してみんなをしっかりと鍛えないとな……」

 

クラスメイト「そうだね~」

 

そしてその日は下校した。




いよいよ第二部始まります!!

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