ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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 後書きにてお知らせもありますので、よろしければ最後までご覧ください。


第2部 3章:交わり始めるスクールアイドル
期末テストと進路


夏美と冬毬ちゃんの一件から数週間が経ち、結ヶ丘は夏休み前の期末試験があり、今日テストが返却された。

 

きな子「よし、強敵期末試験を倒したっす〜!」

 

紗夜「きな子ちゃん赤点は無さそうだね」

 

きな子「はいっす!なんとか大丈夫だったっす!」

 

「そういう紗夜は、全教科98点以上……そのうち2つ100点じゃねぇか。スゴイな……」

 

紗夜「そう?そう言う渚くんは……?」

 

「俺はこんな感じ……」

 

俺がテストを見せる。全教科75点以上は取れていた、因みに赤点はない。

 

「頑張って勉強しまくってなんとか。今でもたまに小学校とか中学校の内容も復習してるからな。高校の勉強の基礎だし……」

 

陽菜「逆にそっちが凄いね……」

 

「俺はそのくらいしないとついて行けないんだよ。元の頭が悪すぎるから……」

 

ライカ「ホントに努力の人って感じね。好感が持てるわ」

 

四季「ナギサ……頑張った」

 

「おう」

 

四季に褒められて頑張った甲斐があったと思っていると、隣の席から暗い空気が漂ってきた。

 

「メイと夏美はどうだったんだ……?」

 

メイ「聞くなよぉ〜……」

 

夏美「ですの〜……」

 

暗い顔してぐったりしてる。これは……

 

メイ「あ"ぁ〜補習嫌だ〜〜……」

 

夏美「私もですの〜……」

 

ったく、

 

「二人とも元の頭は俺より良いはずなのにそのありさまって……」

 

四季「ナギサ、才能にかまけてるとこうなる。悪い例だからね」

 

「分かってる」

 

メイ・夏美「「ぐっ!!」」

 

ふたりが悔しそうな声を出す。

 

メイ「はぁ……師匠の面目丸つぶれだなぁ……」

 

「メイ、今度一緒に勉強しようぜ?昔みたいに3人で」

 

メイ「さんせー」

 

四季「分かった」

 

幼馴染組でそんな話をする。すると――、

 

夏美「そう言えば、先輩たちは大丈夫なんですの?」

 

「と言うと?」

 

夏美「夏休みが終わるといよいよ受験の雰囲気になりますし、進路とか……忙しいハズですの」

 

 

 

 

 

 

――その頃…3年生の教室では、

 

千砂都「これ、週明けに先生に提出してくれって」

 

かのん先輩が千砂都先輩から受け取ったものは……

 

かのん(進路希望調査票………)

 

かのん「そうだよなぁ………」

 

千砂都「いよいよ迫ってきたって感じだね」

 

かのん「……うん」

 

 

 

――同時刻、一年生もテストが返されていた。

 

マルガレーテ「ふふっ、まったく簡単すぎない?日本のテスト」

 

マルガレーテのテストには90点と書かれていた。

 

冬毬「まったくです。高校でも問題なさそうですね」

 

マルガレーテは冬毬のテストの点数をちら見する。そこには、

 

『鬼塚冬毬:100点』

 

マルガレーテ「なっ!?」

 

絶句するマルガレーテ。

 

冬毬「マルガレーテは何点だったのですか?」

 

マルガレーテは勢いよくテストの点数の部分を押さえると、

 

マルガレーテ「こ、今回は本気出してないから! そう、左手でやったのよ左手で!!」

 

冬毬「テストの点数に利き手は関係ないと思いますが……まあそういうことにしておきましょう」

 

マルガレーテ「その可愛そうなものを見る目止めなさい!!フンッ!」

 

マルガレーテが窓の外を見ると……

 

マルガレーテ(ん?あれ、かのんよね?)

 

かのん先輩が中庭を歩いていた。

 

 

 

――中庭。

 

かのん「はぁ……卒業かぁ」

 

かのんは進路希望調査票を見てため息をついていた。

 

そこへ……

 

マルガレーテ「ウィーン国立音楽学校への留学、決まってる事でしょ……?」

 

かのん「あはは……。なんだか頭が全然追いつかなくて……気持ち切り替えていかなきゃ……うぅっ!」

 

かのん先輩はマルガレーテの腰元にしがみつく。

 

かのん「うぅ……っ」

 

マルガレーテ「もう! 頼りない先輩ね!」

 

かのん「私なんてそんなもんだよぉ〜!……あれ?可可ちゃん?」

 

マルガレーテ「ホントだ……怪しいわね。私たちを偵察しに……」

 

かのん「そんな訳無いよ!」

 

かのん先輩は相変わらずのマルガレーテをたしなめる。

 

冬毬「偵察というより、落ち込んでるように見えますが……」

 

かのん「!! すぐ戻るから練習の準備しておいて!」

 

マルガレーテ「ちょっと!!」

 

そして、かのん先輩は可可先輩の下へ行ってしまった。

 

 

― つづく ―




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