ラブライブ!スーパースター!! 赤と青の双星   作:松兄

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你好!上海!小籠包〜!

上海に降り立った俺たち結ヶ丘のスクールアイドルとその関係者たち。俺たちは今、上海の観光スポットである黄浦江の川沿いの遊歩道に居た。

 

かのん「……ここが!」

 

恋「可可さんの故郷…!」

 

Liella!・かのん・紗夜「「『上海だーーー!!』」」

 

海外に来たことにテンションが上がるみんな。マルガレーテと冬毬ちゃんは冷静だが、紗夜と陽菜は姉妹と友達で海外旅行で浮かれている。

 

きな子「あ〜っ! あのタワー動画で見たことあるっす!」

 

千砂都「か…か、か、か、……完璧なまる〜っ!!」

 

ライカ「そう言えば、千砂都先輩は丸いものに目が無いんだったっけ?」

 

メイ「ああ、そうだ」

 

ふたりが千砂都先輩を少しあきれた目で見つつも、ふたりも感動はちゃんと感じてるようで、それ以上は何も言わなかった。

 

夏美「映える、映える! 全てが映えますの〜!!」

 

夏美・紗夜・陽菜「「「いえ〜い!!!」」」

 

動画ついでに写真を取りまくる夏美。真田姉妹は夏美と肩を組んで仲良さそうにテンションマックスで写真を撮る。

 

恋「〜っ、刺激的な街ですね〜…!」

 

そんなみんなを見ているマルガレーテと渚と奏は、

 

マルガレーテ「すっかり旅行気分ね……」

 

「ホントだな……」

 

マルガレーテ「あんたははしゃがないの?」

 

「本来の目的を忘れてないからな」

 

マルガレーテ「ふ〜ん」

 

マルガレーテの中で渚への評価が少し上がった。

 

奏「みなさん、可可先輩に会いに来たんじゃないんですか……?」

 

すみれ「そうよ!遊びに来たわけじゃないのよ?」

 

奏の言葉にすみれ先輩が同意し皆に声を掛ける。だが――、

 

すみれ「ギャラクシー!!」

 

完全に観光気分マックスで浮かれているのが丸分かりだった。

 

冬毬「その格好は……?」

 

かのん「すみれちゃん、お出かけする時はああなっちゃうから……」

 

すみれ「ここは大都会……。目立ってなんぼなんだから!さぁ、皆行くわよ!」

 

かのん「行くってどこに?」

 

すみれ「なに惚けてるのよ!可可の家に決まってるでしょ!?」

 

かのん「待って待って!いきなり家に行くのは不味いって!!」

 

「いきなり家に押しかけるのは俺もさすがに……」

 

奏「連絡を待ってからにしません? 一応上海に着いたって連絡は可可先輩にはもう送ってる訳ですし……」

 

それにしても……連絡送ってから結構経つんだけど……

 

メイ「まだ連絡つかないんだな……。居場所分からないのか?」

 

四季「駄目。ここ圏外で使い物にならない……」

 

四季は無線のような見た目をしたレーダーらしき装置を見せる。

 

お前んなもん作ってたのか……。

 

恋「何の機械ですか……それ」

 

「ちゃんと連絡はしてあるんで、そろそろ……」

 

すると、スマホの通知が鳴った。

 

Liella!『!!』

 

かのん「来た!……あれ?」

 

すると、LINEには風景写真が全部で3つ可可先輩の名前で貼り付けられており、それ以外にコメントなどの返事は無かった。

 

奏「どういうことですかねコレ……」

 

さすがに不審に思う奏。

 

陽菜「ここに来てほしい……ってことかな?」

 

すみれ「まったく、まどろっこしいわね……」

 

ライカ「電話にはでないんですか……?」

 

かのん「だめ。何度もかけてるけど繋がらない……」

 

いったいなんなんだ……。

 

冬毬「送られてきた写真の場所に行けば、可可先輩が居るかもしれませんね」

 

恋「なるほどです……でも、どこから行きましょう?」

 

すると、かのん先輩が考え込む。

 

かのん「まずは……、歴史ある庭園、『豫園』か……」

 

かのん「それとも、上海のランドマーク、『東方明珠電視塔』か……」

 

かのん「あるいは…、レトロでお洒落な街、『田子坊』か……」

 

考え込むかのん先輩。出た答えは――!

 

かのん「取り敢えず、ホテルにチェックインしに行こうか?」

 

ズコッ!!

 

ずっこける皆。

 

かのん「だって!荷物を持ったままじゃあ動きづらいでしょ!?」

 

紗夜「そういうところ冷静なんですね………」

 

冬毬「同感です」

 

かのん「ホテルで荷物を置いたら、ロビーに集合!分担して、可可ちゃんをさがしに行くよ!!」

 

Liella!『はい!』

 

マルガレーテ・冬毬「「分かったわよ(りました)………」」

 

 

 

 

そして、ホテルにチェックインして部屋に荷物を置いた俺たち。3班な分けて写真の場所に向かう。

 

振り分けは、

 

豫園組:渚、四季、恋、すみれ、夏美、陽菜

 

東方明珠電視塔組:千砂都、メイ、きな子、ライカ、奏

 

田子坊組:かのん、マルガレーテ、冬毬、紗夜

 

となった。

 

それぞれのグループに、人数に応じて万が一に備えた護衛を数人から1人配置している。

 

 

豫園組は――、

 

夏美「クイズ!夏美は今、どこにいるでしょうか〜?」

 

スマホで動画を自撮りしながら、カメラの向こうに視聴者がいると思って話す夏美。せっかく上海に来たということで、【L tube】に上げる動画を撮っているようだ。

 

夏美「夏美は今、日本を離れて上海に来ておりますの〜!!」

 

恋「あの……ここでも動画を撮るんですか?」

 

夏美「ナ〜ンセンス!愚問ですの!上海に来たからこそ、Liella!の新しい一面を際立たせる新鮮な動画を上げることができるのですのよ!」

 

恋「それは、勉強不足でした……」

 

すみれ「とにかく、クゥクゥを探さないと!」

 

陽菜「そうだね〜」

 

恋・すみれ・陽菜「「「ん?」」」

 

3人が見た方向には、

 

四季「……小籠包」

 

「あ〜たしかに本場来たら食いたいよなぁ……」

 

夏美「な、なぁ〜!それは是非注文して動画に収めねば!!可可先輩も勿論大事ですが、お腹も空いてきましたし……まずはその様子をしっかり動画に……」

 

 

夏美『溢れ出すスープ!これぞ〜、デリ〜シャスですの〜!』

 

恋・すみれ・四季・夏美・陽菜『『『『『デリ〜シャ〜ス!』』』』』

 

脳内に、チャイナドレスでセクシーなポーズをとる5人が浮かんだ。

 

 

 

 

夏美「バズりますの〜〜!!」

 

すみれ「な訳ないでしょ……?」

 

「先輩は見当たりませんね……」

 

陽菜「そうだね〜」

 

恋「どこにいるんでしょう……」

 

 

東方明珠電視塔組は――、

 

千砂都「わーーーっ!!近くで見るまるっ!大きいまるっ!!たくさんの〜、まる、まる、まる〜っ!!」

 

きな子「ひとまず落ち着きましょう先輩!!」

 

ライカ「先輩、周りの人が不審がりますよ〜」

 

千砂都「まる〜〜っ!」

 

踊りだす千砂都先輩。

 

奏「あはは……メイ先輩、どうですか?」

 

メイ「ああ、送られてきた写真はこの角度だな。何か周りにあるか?」

 

奏「いえ、探してますけど何も見当たりませんね……」

 

メイ「そうか……」

 

 

 

そして、二つの班が収穫無しでホテルに戻って数分後、かのん先輩たちも戻って来た。

 

 

――ホテル、渚と奏の部屋

 

相部屋になった俺と奏がゆっくりしていると、メイ、四季、夏美、紗夜、陽菜、ライカから、ホテルの中のプールで夕飯まで一緒に遊ばないかと誘いがあった。

なぜかマルガレーテと冬毬ちゃんも一緒らしい。大方紗夜が強引に誘ったんだろうな……。

せっかくなのでメイたちと合流してプールに向かった。

 

 

 

――ホテル・プール

 

〜 男子更衣室 〜

 

「奏、凄げぇ身体してるな……ついこの前まで現役バスケ部だった上に紗夜たちのトレーニングを受けてればそうなるか……」

 

奏「渚先輩こそ……鍛え抜かれた逞しい体してますよ……大胸筋なんか凄いじゃないですか……」

 

「お前は腕と…背筋がやばいな。よし、行くか……」

 

俺たちがプールに行くと、もう女子たちが待っていた。

 

四季「あっ、ナギサ来た………っ////」

 

メイ「や、ヤベェ身体してる……////」

 

夏美「逞しい……////」

 

冬毬「………………//////」

 

冬毬ちゃんも無言だが顔は真っ赤だった。

 

マルガレーテ「まったく、遅いわ……よ…っ/////」

 

もれなく顔を真っ赤にするスクールアイドルたち。

 

紗夜「うんうん! 私たちがしごいてるだけあるね!」

 

陽菜「まあ、合格かな!」

 

ライカ「できればもう少し腹筋辺りを絞りたかったわね……」

 

評論家のように批評する3人。

 

メイ「いや、十分だろ……」

 

プールで泳いでる他の女性客たちが俺と奏を見て何やら黄色い声を上げている

 

「し、四季……水着、似合ってる。スゴく可愛い…///『Loveliveデイズ2023年7月号』の水着か……」

 

四季「ナギサ、メタ発言はダメ。でも、ありがとう///行こう♡」

 

「おう!」

 

2人でプールに入ろうとする。すると、

 

紗夜「渚く〜ん!私の水着はどう〜♡」ムニュッ

 

腕に抱きついてくる紗夜。お胸様が俺の腕に当たってフニョンと形を変える。

 

陽菜「あっ、紗夜ズルい!」ギュッ! ムニュッ!!

 

陽菜は背後から抱き着いてきた。

 

すると当然……

 

四季「二人とも……?ナギサ……?(# °言°)」

 

「ふ、二人とも離れ……」

 

紗夜・陽菜「「やだ!」」

 

メイ「ったく……「あ、あの……」ん?奏?」

 

奏「メイ先輩、水着似合ってますね…可愛いです///」

 

メイ「っ! そ、そっか……///」

 

紅くなる二人。

 

メイ「い、一緒に遊ぶか?///」

 

奏「は、はい!!」

 

そんな俺たちを見て、

 

夏美「ちっ、リア充共が……(# ゚Д゚)ケッ!」

 

冬毬「姉者、姉者に相手ができるなんて私は余程の方でないと許しませんよ?徹底的に見定めてあげますので……」

 

夏美「そんな事されたら夏美は一生独身決定みたいなものですの!!」

 

マルガレーテ「………スクールアイドルが良いのかしら?」

 

ライカ「まあ、外国だしこの風景は動画にしないから知られる心配は無いんじゃない? ……っていうか、あなた意外とマトモなのね」

 

マルガレーテ「どういう意味よ!!」

 

 

― つづく ―




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