― 可可 Side ―
かのんと分かれた後、ククは家に帰って今日は寝ていました。
可可「……………………」
寝ていると、日本に行く前のことを夢に見まシタ。
ククは日本の高校に入学するということで、日常生活で困らないくらいにはなれるよう日本語を必死に勉強していタ。
可可(…………………フゥ)
ククは少し手を止めて、スクールアイドルを知り、大好きになったきっかけ。日本の神津島のスクールアイドル。【
――すると、
萌萌『クク』
可可『なに?お姉ちゃん……』
萌萌『日本に行くこと、お父さんもお母さんも心配してたわ……』
可可『でも、ククの初めてやりたいと思ったことだから……』
萌萌『分かってる。……気をつけてね』
可可『ありがとう。お姉ちゃん』
――そこまで夢で見た所で、目が覚める。ガーデンの隙間からは朝日が差し込み、天気は快晴だった。
可可「………ヨシ」
ククが制服に着替えて自室を出ると、
萌萌『おはよう。いよいよ今日だね!』
可可『うん』
萌萌『お父さんもお母さんも、もう準備できてるわ。楽しみね!』
可可『……お姉ちゃん』
萌萌『? 何?』
可可『………ううん。今日、頑張るね』
――言えマセンでした……。
そして、夜になり、ククは家族と一緒に車で会場まで向かう。
キッ!
車が停車する。ライブ会場に着いたから。
可可『…………行ってきます!』
萌萌『可可、しっかりね』
可可『ありがとう。お姉ちゃん……お父さん、お母さん、……クク、卒業したら、北京の大学に行きマス!』
萌萌『!? 可可!?』
可可『じゃあ、行ってきます!』
萌萌『可可!待って!!』
――その頃、
― 紗夜 Side ―
トマカノーテの3人と私は、ライブ会場が見える川の対岸に来ていた。すでに辺りはたくさんの見物人で埋め尽くされている。
かのん「うわぁ〜!! 頑張れ可可ちゃ〜ん!みんな〜!!」
マルガレーテ「まったく、なんで私がここに?」
紗夜「じゃあ帰る?」
すると、マルガレーテは「フッ」と笑うと、懐からサイリウムを2本取り出した。
マルガレーテ「それじゃあ上海まで来た意味が無いでしょうが!!」ジャキィッ!!
紗夜「さすがマルガレーテ!!」シャキィイインッ!!
かのん「アタシも!!」ジャキッ!!
冬毬「3人揃ってサイリウム2本装備ですか!? ガチオタじゃないですか?! ……マルガレーテ、Liella!は敵って、言ってませんでしたっけ?」
マルガレーテ「ふん!」
――会場では、
可可「お待たせしまシタ!」
千砂都「いよいよだね!」
恋「上海フェスのスペシャルステージ!」
夏美「最高に盛り上がってますの!!」
可可「ハイ。全力で盛り上がりましょう!!」
すみれ「………………」
千砂都「さ、着替えに行こう!」
そして、皆は控え室に衣装に着替えに行った。その頃、渚、奏は係の人にステージの演出配置の確認と曲のスポットライトの順番などをお願いしていた。
陽菜とライカは準備の作業をしているスタッフを手伝っていた。スタッフさんは全員中国人民なのだが、陽菜とライカの女の子らしからぬパワフルさに驚いていた。
―――控え室
すみれ「…………もっと笑って。笑顔、硬すぎるわよ」
可可「集中してるだけデス……」
すみれ「………北京の大学、行くの?」
可可「っ!なんで………」
すみれ「学校で、かのんと話してるの聞いたの」
可可「…………自分で決めたことデス。ほっといて下サイ」
すみれ「ふ〜ん。ま、自分で納得してるなら良いんだけど」
可可「良いんデス……」
すみれ「………私は見たいわ!」
可可「え?」
すみれ「可可が、ステージにたち続ける姿を!」
可可「!!」
可可(すみれ…………)
― 紗夜 Side ―
4人でLiella!の番を待っていると……、
紗夜「ん?」
萌萌「かのんちゃ〜ん!!」
かのん「?お姉さん!!」
萌萌「ククちゃん、大学に進学するって、両親に伝えたの……」
かのん「!!」
萌萌「せっかく……好きな事と出会えたのに……どうして………」
隣のかのん先輩を見ると―――
かのん「っ!!」ダッ!!
かのん先輩は、ダッシュで会場へと向かって行った。
マルガレーテ「かのん!?」
冬毬「かのん先輩!?」
紗夜「2人とも、行くよ!!」
冬毬「えっ!?ちょっ!!」
マルガレーテ「なんでこうなるのよ〜!!」
かのん(可可ちゃん―――!)
― つづく ―
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