綾小路清隆♀のどうにかしたい教室へ 作:ぱや
私は今回、堀北とそう関わるつもりはない。
Aクラスに上がるのをやめたのか、と言われれば、そもそもオレがAクラスを目指し始めたのだってオレの意思とは関係ないところがきっかけだった。
少なくとも担任が茶柱ではなく、そうだとしても茶柱が教育者として真っ当な思考をしていて、そして茶柱が欲を出さなければ。
オレは事なかれ主義のまま過ごしただろう。
しかし結果的に茶柱はカードを切り、あの男はオレの目の前に姿を現し、Aクラスに上がらねばならない理由ができてしまった。
オレはオレの目的のために堀北を利用する。
Aクラスへ上がるための協力は、その見返りにすぎなかった。
だが、Aクラスに上がるメリットも理解はできたし、その使い道も浮かんだ分、前よりは意欲的だと理解してもらいたい。
─ 2 ─
「えー新入生諸君。私はDクラスを担当することになった
退屈な二度目の入学式は、若かりし堀北学の観察であっという間に過ぎるだろう。
それまでの間、変わり映えのしないDクラスを見渡すこと数分。
ある意味元凶とも言える茶柱の挨拶を聞き流しながら、私はこれからの選択について思いを馳せていた。
前のオレはこの時、友達を作ろうか作らないかで悩んでいた。
ホワイトルームから激変した環境に馴染むため、様々なシミュレートを重ねていたわけだが、それが無意味になったのが懐かしい。
5期生のようにコミュニケーションのプログラムも受講可能だったらよかったのに。
しかし今回は心配いらない。
このクラスで過ごした3年分の体験が記憶としてある私は、コミュニケーションにおいてはオレよりもアドバンテージがあるはずだ。
それに、今回はそれほど友人関係が充実していなくても問題はないと思っている。
かつて、オレは平凡でありたかった。
普通ではない環境で14年も生き、知識を蓄え、その上で『普通』足ることを知りたかった。
今だって平凡平穏な暮らしを夢見ている自分がいる。
平均であることが平凡で、平凡であることが平穏。
しかし、それと信じていたものがのちに問題を引き起こし、ややこしくしたのも事実だ。
── 平凡ならざるものが平凡に成り切ろうと、演じようとした時点で非凡。
事なかれ主義が平凡でもなければ常識でもないことを理解するのに、3年という期間は十分だった。
では今回はどうするのか?
簡単だ。
かといって目立ちすぎるのはダメだ。
程よく、それなりに。
全て平均に抑える方が不自然なら、平均よりも高い点数に。
コミュニケーションは少し不得手でも、それに代わる美点を作ろう。
それにコミュニケーションだって、クラス内でも影響力の強い平田や軽井沢とちょこっと話せるレベルで良いのだ。
口下手だがそれなりにやれる、そうだな、
あるいは
もしくは、扱いやすい高円寺、みたいな形でも良いかもしれないな。
矢面に堀北や平田を立たせるのは以前と変わらない。
そのほうが便利だろうし、私も無駄な労力を割かなくて済む。
それに序盤の堀北の扱い
入学直後の10万ポイントに浮かれるクラスメイトを眺めた後、平田が起こすだろうアクションを注意深く見つめる。
自己紹介のタイミングは前と同じように最後の方で良い。
趣味は読書で、特にミステリーが好きなこと……ひよりを真似るようで気がひけるが、何かしらの趣味がなければ自己紹介が成り立たないことを理解した今、申し訳ないが使わせてもらう。
前と同じように高円寺が周りをドン引きさせ、そして須藤や堀北が抜けるのを見送ってから、私は、平田を見つめた。
「えーっと、次の人── そこの君、お願いできるかな」
平田が一瞬だけびっくりしたような顔をしたように見えたが、私はそれに気づかなかったふりをして立ち上がった。
「
「うん、よろしくね綾小路さん」
「綾小路さんよろしくー」
平田と、それから軽井沢が私の自己紹介に反応する。
テンパっていたオレとは違って、なかなか堂々としたものじゃないか?
内心で自画自賛して、私は再び椅子に座った。
……ほぼ8割が嘘情報じゃないか、って?
いいんだ、ここに私の過去を知っている奴なんかいない。
いても担任の茶柱や、来年入ってくるだろうホワイトルーム生だけなのだから。
海外住みにしたのは単純な話、その方が都合が良いから。
ここで3年間過ごした記憶があるとはいえ、それは男のオレの話だからな。
女として過ごす上で発生するかもしれない常識の認識ズレも、この設定である程度フォローできるだろう。
あとは、帰国子女という設定にしておくと話のネタにしやすいからだ。
耳をすませば「帰国子女ってやつ?」「えーめっちゃすごい」という声が聞こえる。
ファーストインパクトはそう悪くないらしい。
それに、この設定で釣れる
「あ、あの、あや、綾小路さん……っ」
「君は……確か、
「う、うん!
『英語の方が楽か? 実は私は英語の方が楽だったりするんだが』
私がそういうと、みーちゃんは嬉しそうに笑った。
みーちゃんは平田に恋をしている。
否、今は平田に恋をする予定、か?
だがみーちゃんが平田と結ばれるのはかなり厳しい。
それはみーちゃん自身に原因があるというよりは、平田が誰とも恋をするつもりがないから、というのが大きい。
3年生になっても平田は誰とも恋人にならなかったし、なんなら日常のほとんどはオレと一緒に行動していたんじゃないか?
愛里の一件で崩壊した綾小路グループは3年になっても再結成されることなく、クラス内ではオレは平田とコンビみたいな扱いにもなっていた。
ま、グループになっていないだけで元・綾小路グループの面々ともそれなりに関係修復できたと思うが。
最期の時、堀北の隣で叫んでいたのは
この学校でオレをきよぽんなどと呼ぶのは一人しかいない。
許す許さない以前の話で、深く憎み続けるには、オレと共に過ごした日々もまた、波瑠加にとっては忘れ難い思い出になっていたのだろう。
……話が脱線したが、平田のことだ。
2年生になってからは堀北の他に平田を矢面に立たせることも増えたからか、つながりが深くなった。
3年生にもなるとほぼ一緒に行動していたし、自立して好きに動き始めた堀北の代わりにもなっていたからな。
オレがどこに行こうともついてくる平田、についてくるみーちゃん、の3人で昼飯を食べていたことも少なくはない。
何が起きてもオレを信じる平田、を信じるみーちゃん、の3人で特別試験に挑んだこともある。
あとみーちゃんのいるとこには
『……みーちゃん、放課後はどうする?』
『そうですね……うーん、カフェテリアがあるみたいなんですけど、行ってみませんか?』
『うん、いいな、そうしよう』
私とみーちゃんが英語でそう話していると、手鏡で髪を整えていた高円寺の指がピクリと動く。
どういうわけか、高円寺はみーちゃんに優しい。
それは山内退学の一件で荒んでいた平田がみーちゃんに八つ当たりしていた頃から顕著だったし、3年生になってからも変わりはしなかった。
事情はうっすらと把握していたが、ここに関しては特に関心を寄せたことはない。
ただ、今なら使い道があるな、と思う。
高円寺という生徒は、いるだけで良くも悪くも周りに影響を及ぼす。
協力的であれば最強の矛となり、非協力的であれば最凶の足枷だった。
そんな高円寺を無理にコントロールしても無駄だと思っていたが……最初期からみーちゃんとの関係性に気づけていたらチャンスもある。
何もコントロールしようってわけじゃない。
ただ、そう、ほんのちょっとだけ協力的になってもらうだけだ。
みーちゃんは特定の誰かに深く依存するようなタイプではないが、一度惚れた平田に対して3年間片想いを貫いた一途さは、間違いなく本物。
この純真さは、恋愛を抜きにした対人関係にもある程度影響する。
留学生と帰国子女という違いはあるが、共に英語が堪能で、苦労を分かち合える同性で、入学した当初から親しいとくれば、私が平田と付き合うなどしない限りはみーちゃんが私を裏切ることはほぼない。
友人という最高のカモフラージュであり、対高円寺用の大切な駒となるみーちゃん。
大丈夫。
みーちゃんの存在が高円寺に対して有効である限り、何があっても私がみーちゃんを守り続ける。
絶対に。
『……ところでみーちゃん。みーちゃんは日本に来て長いのか?』
『う、ううん。そう長くはないけど……どうして?』
『実は私、日本の学校には通ったことがないんだ。だから仕組みとかがよくわからなくて』
2人、向かい合うように座ったカフェテリアの席で、私は徐に困ったような表情を浮かべた。
私の設定はスイスに長年住んでいた帰国子女で、日本に帰国したのは1年前。
学校には行かず、ど田舎にある母方の実家でオンラインスクールで学んでいた、ということになっている。
おい、全部嘘じゃねえか、って?
いいや、嘘じゃないとも。
少なくとも学校に行っていなかったのも、ど田舎の隠れ家にいたのも事実だ。
『綾ちゃんが気になってるのって、何?』
ちなみに綾ちゃんは私のあだ名だ。
どういうわけか女になったにも
綾小路、から最初の一字をとって綾ちゃん。
なかなか可愛らしいあだ名を付けられたものだ。
私は小首をかしげるみーちゃんに、困った顔のまま口を開いた。
『気になっていることはいくつかあるんだが、まず一つ目は10万ポイントだな。日本の貨幣価値に換算して10万円分なんて…… いくら政府が関わっているとはいえ、なかなかの高額じゃないか? 日本では高校生に対して10万円というのは、普通の金額なんだろうか』
『う、うーん……多分、普通じゃない、と思います。でもここってエリート育成学校って呼ばれてるみたいだし、それくらいお金かけたっていい、ってくらい期待されてる、とか?』
確かに、好意的に考えればそうだろう。
茶柱も10万円相当のポイントが配布されたことに関して、口頭で私たちに「入学を果たした生徒にはそれだけの価値と可能性がある」と説明していた。
高度育成高等学校は学校名から分かるとおりのエリート校だ。
ここに入れただけでも十分な価値の証明になる── ま、表向きはだが。
明らかに筆記試験を突破できないだろうメンツが混ざっている時点で怪しさ満点。
しかし入学して間もない私たちにそのことを把握するのは難しい。
初手で10万ポイントまで配られたらますます目が曇る。
だが、ここで大事なのは違和感を覚えることなのだ。
ちょっとおかしいんじゃないか、とシステムを疑うセンスと洞察力を問われている。
その点で言えばAクラスはさすがとしか言いようがない。
ここに来る前にたまたまAクラスの面々を見かけたが、その多くが礼儀正しく行動していた。
ブティックに真っ先に走っていったうちのクラスメイトに爪の垢を飲ませたいくらいだ。
『綾ちゃん、他に気になっていることは何?』
『……これは、気のせいだったらそれでいいんだが── 教室に監視カメラ、ついていたよな?』
『え!? そ、そんなのついてた!?』
動揺しているからか、みーちゃんの英語が崩れる。
だがそれを指摘することなく、私はみーちゃんに頷き返した。
わざわざ天井を見上げるような生徒はごく少数。
別に監視カメラ自体はカモフラージュもなく堂々と設置されていたが、注意して見なければそれと気づかないくらいには自然に設置してあった。
それを説明すると、みーちゃんは不安そうに私を見つめた。
『それに、実は茶柱先生の言動にも違和感があったんだ。……と言っても、私はそこまで日本語が堪能じゃないから、もしかしたら勉強不足ってだけなのかもしれないが』
『そ、そんなにおかしなこと、言ってました、か?』
一度頷いて、私は茶柱の発言を振り返った。
『特におかしいなと思ったのはポイントについての説明だ。茶柱先生はポイントは毎月自動で振り込まれると言っていたが、それが何ポイントかは言っていなかった。最初に10万ポイント配られたから、みんな当然のように10万ポイント毎月貰える、という風に捉えてるみたいだが、ひょっとしたら毎月は貰えないんじゃないか?』
『そ、そんな……!』
『と言っても、私が先生のニュアンスを捉えきれなかっただけ、という可能性もある。だからみーちゃんに聞きたかったんだが』
そこまでいうと、みーちゃんは難しい顔をした。
『……ごめんなさい。私も、そこまで自信なくて。今言われるまでおかしいと思わなかったし……』
『いや、いいんだ。私の考えすぎかもしれない』
『ううん! それに、もしかしたら綾ちゃんのいう通りかもしれません。思い返してみれば、確かに茶柱先生は毎月10万貰えるって言ってませんでした。けど……』
みーちゃんは日常会話に苦戦していないようだが、その不安げな様子から日本語に抜群の自信がある、というわけでもなさそうだ。
ウンウンと悩むみーちゃんに、私はちょっとだけ申し訳なくなった。
こちら側からすれば分かりきった答のある茶番だ。
だがみーちゃんからすれば大きな意味を持つ難問である。
私よりもみーちゃんの方が日本に馴染みがある分、彼女の中では不慣れな私をサポートしようという気持ちもあるかもしれない。
何せ初めての友人だ。
その友人が困っているから力になりたい、というみーちゃんの気持ちは、言葉にしなくても表情で伝わってくる。
それを思いっきり利用している状況になるが、しかし、大事なことだ。
『そこでだ、みーちゃん。これから他のクラスメイトに聞きに行かないか?』
真剣な顔で悩んでいるみーちゃんに助け舟、
『他のクラスメイトって……』
『例えば、自己紹介を提案した、確か、平田? というクラスメイトはどうだろう。優しそうだったし、話を聞いてくれそうだ』
平田なら今頃、軽井沢たち女子生徒と一緒にブティックに繰り出している頃だろう。
私は携帯を取り出し、自己紹介の時に交換した平田の連絡先を開いた。
みーちゃんに視線を向けると、うん、と頷きが返ってくる。
その様子を見るに、みーちゃんが平田に惚れるきっかけになった出来事は起きていないようだ。
さすがに入学初日はないか。
そう思いつつ、私はメッセージアプリを開いた。
「── なるほどね」
「平田、あー、平田、くん? に聞くのもおかしいかもしれないが、日本語に自信がなかったからな」
「無理に君付けしなくても大丈夫だよ。それに、頼ってくれて嬉しいよ。僕も英語が堪能なわけじゃないから、うまく説明できるかわからないけれど。でも、綾小路さんに言われてみて、僕もおかしいなって思ったから、その違和感は間違ってないと思うな」
学校生活のことで気になることがあるから相談に乗ってほしい。
そう短く送ったメッセージに、平田は秒で返信してきた。
すごいなこいつ、軽井沢たちと一緒にいるはずなのにずっと携帯握ってたのか?
だが、まあ、初期の平田はクラスメイトの動向を注意深く観察していた。
自己紹介の段階で私が日本での生活に不慣れであることはアピール済みだったから、平田の中でサポートすべき対象としてインプットされていたのだろう。
どうやって軽井沢たちを巻いたのかはわからないが、他の女子生徒に目の仇にされたらおしまいだな、色々。
「監視カメラは気が付かなかったけど、そうだね、日本の学校でそれは一般的じゃないと思う。何のためについているのか……」
「もしかしたら、監視目的じゃないか、と思うんだ」
「監視目的? あまり、穏やかじゃない単語だね……」
そう思った理由にポイントを絡めて説明する。
つまり、10万ポイントもらえたのは初月のみで、翌月のポイントの有無は監視カメラを通して得た情報をもとに変動するのではないか、ということだ。
『座学の様子やマナーについて、って、日本語ではどのように説明するのが正しいんだ? みーちゃん』
『えーっと、【生活態度】でしょうか』
「生活態度がどうかしたのかい?」
「あっ、えっと、綾ちゃん……」
困った様子のみーちゃんに頷く。
「すまない、日本語で不明な単語があったからみーちゃんに聞いていた。……それで、生活態度、を見てるんじゃないか、と思う」
「……監視カメラを通して、僕らの生活態度や授業を受ける姿勢を見て、何かしらの評価がされている可能性がある、ってことだね?」
「その通りだ。……やはり平田に相談してよかった。言いたいことをうまく拾ってもらえるのは助かる」
「いやいや。むしろ、このことに気付けた方がすごいよ」
苦笑した平田は、だがすぐに真剣な表情を浮かべた。
「もし綾小路さんの推測があっていた場合、僕らのクラスはピンチになる可能性が高い、よね」
「まだ初日だからなんとも言えないが……もしもの場合に備えて、ポイントの使いすぎだけはどうにかした方が良い、かもしれない」
「……そうだね、その通りだ。よし、明日の朝、みんなに説明してみよう」
「ありがとう」
「ううん、こちらこそ。考えを教えてくれてありがとう。それで、明日説明する時なんだけど」
平田の言いたいことはわかる。
おそらく私の口から説明するのが良いし、言い出しっぺだからその方が誠実だろう。
しかし、こちらは口下手のクラスNo.3ポジションを狙っている身だ。
言い出しっぺが私なのをバラされるのは良いが、矢面に立つのは無理だ。
「平田が説明する方が誤解がなくて良い、と思う。私では適切な言葉が浮かばないかもしれない」
「なるほど、わかった。でも、綾小路さんが推測した、ということだけは説明しても良いかな?」
「構わない。もし質問されたら、その時は平田に頼ってしまうかもしれないが……」
「もちろん、頼ってくれて構わないよ。僕もできる限りフォローするから」
にこやかに笑った平田が手を差し出してくる。
握手だ。
私は海外経験が長い設定なので、ノータイムでそれに応じる。
「平田に頼って本当によかった」
去り際に海外在住あるあるスキンシップをとっておく。
さりげなくハグして手を離すと、平田は照れ臭そうに頬をかいた。
「3年間同じクラスなんだ。みんなと仲良くしたいし、みんなの役に立ちたいから……困ったことがあったら、いつでも相談してね。もちろん、王さんも」
「は、はいっ!」
私の背中に隠れたみーちゃんが、平田の微笑みを見て淡く頬を染めた。
男だった時も思ったが、やはり平田は顔が整っている。
オレも軽井沢から顔が良い方だと言われていたが、それはガールフレンドの贔屓目のようなものだ。
本物のイケメンは軽い微笑みだけで十分見栄えする。
改めてそう学んだ。
「── 本当に愚かだな、お前たちは」
・監視カメラの存在も、ポイントが毎月振り込みされるかの問題も言わない
・考察内容を平田に話し、クラスメイトに周知する
この2択のうち、私は後者を選んだ。
オレだった時とは完全に異なる選択肢。
それがどのような結果に辿り着くのか?
変わったものがあるように、変わらないものもある。
だが、変わらないものよりも何倍も、変わったものの方が多いことは、明らかだった。
平田が振り向く。
私に向けられた視線に頷き返すと、平田は再び前を向いた。
教壇に立つ茶柱は、冷ややかな目で生徒たちを見下ろしている。
だが、その目に怯えている生徒は数えるほどだ。
多くが、平田の、そして平田に進言した私の言葉が真実だったことに驚愕し、それと同時に納得した。
今朝、振り込まれたポイントは1万。
それを少ないと見るか、多いと見るか。
隣の席から向けられる熱視線をスルーし、私は、次の選択肢に思いを馳せた。
ところでみーちゃんってめっちゃ可愛くない?
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