クソゲー少女、神ゲーにお邪魔します   作:秋雲 楓

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はい!第二話でございます!

主人公ちゃんの行く先を考えるのたのちい!!!!!

若干、IQが低くなってる気がしますがそれはきっと気のせいです。


それでは、第二話どうぞ!


クソゲー少女、神ゲーと遭遇す

 

 私と楽郎は現在、とあるゲームショップの目の前にいる。

 私たちの前にあるこのゲームショップはこのお店は個人経営のゲームショップ『SHOP ロックロール』、間違ってもロックンロールではない。ここ、重要。

 ここには数多くのクソゲーが眠っており、私はここに来る度にどんなクソゲーに出会えるか楽しみで仕方ないのだ。

 

 だが、今回フェアクソをクリアし、一種の燃え尽き症候群的な状態だが、これを解決してくれるクソゲーはあるのだろうか。

 

 

 

 

「「すみませーん、なんか良さげなクソゲーありません?」」

 

 む、楽郎と被った。

 

 

「やぁ、久しぶり楽郎クン、桜花ちゃん。……アレ?いなくなっちゃた」

 

「? 岩巻さん、どうかしました?」

 

「あぁ、ごめんごめん。何でもないよ、気にしないで。

 それはそうと君たち、まさかもう『フェアクソ』をクリアしたの?」

 

「当然ですよ。ね、楽郎」

 

「えぇ、やってやりましたよ」

 

「で、どうだった?」

 

「「最高にクソでした」」

 

 

 私たちは岩巻さんに、如何にフェアクソがクソであったかを語る。

 クソをクソで煮込んで出来た、極上のクソだったを語ると岩巻さんはケラケラと笑う。

 

「あの『報酬の三分間』。あの三分間は何というか、生まれてきた意味を感じましたね」

 

「わかる。あそこまで積み上げてきた全てが洗われていく感じがした。あの瞬間はホントに生まれてきた意味を感じるよね」

 

「君たちが楽しそうでなにより」

 

「でも困ったことがあるんですよ、岩巻さん」

 

「桜花ちゃんが困り事とは珍しいね。相談に乗るよ?」

 

 岩巻さん優しい、好き。

 

 

「ありがとうございます。フェアクソをクリアしたのはいいんですけど、アレがあまりにも極まりすぎて、そこらのクソゲーじゃ満足できない気がしまして。次どうするか悩んでるんですよ」

 

「やっぱ、お前もか…。俺も次が何も思いつかないんですよね」

 

 

 私たちが悩みを打ち明けると、岩巻さんはニヤッと笑うとあることを提案してくれた。

 

 

 

「それならさ、たまにはクソゲー以外もやってみたら?

 登録者が三千万人のフルダイブ型VRゲーム、『シャングリラ・フロンティア』を。

 たまには大衆向けのゲームに触れてみるのもいいかもよ?」

 

 

 ふむ、確かにいいかもしれない。こういうのは確かに触れてこなかったし、いい機会かもしれない。

 文句なしの神ゲー、やってやろうじゃん。

 

 

「「買います」」

 

「はい、毎度ー。ゲームは二時間ごとに休憩を忘れないようにね」

 

「「はーい」」

 

 休むという保証はできないけどね!休みを考えさせないくらい熱中させてくれるクソゲー達が悪い(褒め言葉)。

 

 

 

「あ、今月末から一週間この店臨時休業するから、よろしくね」

 

 あぁ、そういえば今年は豊作だって言ってたっけ。

 この人は、私たちがクソゲーを主食にしているように、乙女ゲーが主食なのである。自分も言えた義理ではないがかなりの偏食主義者である。

 

 

「岩巻さんもしっかり休憩挟みつつやってくださいねー」

 

「ヘーキヘーキ、分かってるよー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 家に帰ると、早速ヘッドギアを装着してベッドにダイブする。

 さてと、クソゲー以外をプレイするなんていつ以来だろうか。文句なしの神ゲー、どんなものか見せてもらおうじゃないか。

 

 

 

「おぉ、凄い。身長とか性別も変えられるんだ・・・」

 

 こりゃ凄い。人種や体格はともかく、角もあるのか。小悪魔的な角とかあるかな・・・? あ。あったわ。つける気はないが。多分つけたら楽郎に煽られる気がする。よし、アイツのキャラメイクがおかしかったら煽るか。

 

 

 

 さて、ジョブや出身を先に決めてもいいみたいだし、まずは出身から見ていこう。

 凡民に、尊き血、楽天家……、おっと、彷徨う者か。これは防御が上がりずらいけど幸運に補正がかかるみたいだ。

 正直、当たらなければどうということはない理論でいける気がする。今までの経験(過去のクソゲー)では一発で即死圏内になるなんてザラだったしなぁ、防御面はPSで補えば問題はないだろう。

 むしろ幸運によってクリティカルやドロップに補正が入る方が重要だ。運がなくて入手できないとかは泣ける。シンプルに。

 

 

 

 次はジョブを見ていこう。うっわ、めちゃくちゃ種類がある。名前が同じでも○○使いで一つ一つが独立してるのか。『シャングリラ・フロンティア』めちゃくちゃ凝ってるなぁ。素直に尊敬するわ。

 

 さーて、私に合いそうなジョブは……、この傭兵かな。自身のプレイスタイルがスキルの取得に直接するみたいだし、私にぴったりだ。

 

 ここまでキャラメイクして思ったことがある。

 実のところ、こういうゲームにおいて楽郎とそこそこの頻度でジョブが被ることがあるのだ。絶対アイツも傭兵+彷徨う者の組み合わせな気がするんだよなぁ!!!!

 

 良くも悪くもそこら辺の思考回路が似てるんだよねぇ。私としては楽郎と似るってのは嫌じゃないけどさ。あ、好きだとかそういうのじゃないよ?ホントだよ?大体あのクソゲーマーを好きになる人なんてそうそういないっての。仮に誰かと付き合うとして、楽郎と付き合えるのなんて私くらいでしょ。アイツについていける人がいれば候補に入るかもね。

 

 

 

 

 

 ま、それはさておきジョブとかが被ったら被っただ。その時に考えよう。

 さて、残った項目もちゃちゃっと入れていきますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして最終的に出来上がった私のキャラの見た目はこうだ。

 

 右:傭兵の片手剣

 左:なし

 頭:狡猾の狼面

 胴:なし

 足:なし

 アクセサリー:なし

 

 

 お願いだから、聞いてほしい。この見た目には訳があるのだ。

 このゲームは、初期装備を売ることができる。装備を強化するためには金が必要だ。この金はフルダイブのゲームである以上様々な所へ赴き、えっちらおっちらと依頼をこなし稼がねばならない。

 実のところ、元々の初期装備であるこの傭兵シリーズだが、売ると良い金になるのだ。具体的には元々の所持金が3000マニーなのに対し、売れば9000マニーと元々と比べると三倍になる。この差は大きい。マニーを稼いでいる時間をレベリングに費やせるというのはかなりの得になる。この世界の依頼報酬のマニーの相場はわからないが、間違いなく他のプレイヤーよりも先へ行けることだろう。代償として開幕下着のみの痴女と化したが。

 恥じらいなんぞ、キャラクリ画面に捨ててきたわ。ちょっとはある胸を張って言い切ろうとも。

 

 

 この半裸の痴女に名前をつける時が来た。

 この痴女には、あらゆるクソゲーを踏破してきたこの名前をつけよう

 

 ヨザクラ

 

 と

 

 

 

 この名は、本名である「夜」務 「桜」花からとっている。安直な名付けだが、私は、この名を気に入っている。何とも風流な感じで好きなのだ。

 ちなみに私は楽郎同様、名前はどのゲームでも統一する派の人間である。

 

 

 

 では、『シャングリラ・フロンティア』の世界、楽しんでいきますか!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 プロローグをスキップし、視界が暗転。そのあとすぐに周囲が明るくなっていく。

 目を開き辺りを見回すと、そこは森の中だった。

 マジか、街スタートじゃないんかい。今更になって考えてみると出身が彷徨う者の時点で最初っから彷徨っている可能性は考えられた……。ちくせう。

 

 

 内心落ち込んでいると、近くの草むらからガサガサという音が聞こえる。

 そちらに目を向ける。そこにいたのは鳥頭を被った半裸の変態だった。

 

 

「なんだこの変態」

 

 




夜務桜花こと、ヨザクラちゃんはサンラクとは違い傭兵(片手剣)を選択しました。

狡猾の狼面は、光属性ちゃんがつけてる狐面みたいなもん。それの狼バージョンみたいな感じだと思ってください。
ちなみにおもち(自分にできる最大限の表現)のサイズは光属性ちゃんサイズと思ってもらえれば。
髪型は個人的には邪ンヌの第一再臨みたいな感じ。髪色は黒。
他に「これ、どんな感じなの?」というものがありましたら、答えられる範囲でお答えします!
それでは第二話はここで終わりとさせていただきます。ここまで読んでいただきありがとうございます!



さて、最後に出てきた半裸の鳥頭の変態……一体誰なんだ……。
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