クソゲー少女、神ゲーにお邪魔します   作:秋雲 楓

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三話目です!!!
早いところ書きたいところまで進めたいでござる....


もし変なところがあったら教えてくださると嬉しいです!!!!


変態との遭遇

「なんだこの変態」

 

 私が目を向けた先にいたのは半裸の鳥頭の変態がいた。

 

 

「出会い頭に変態とはなんだ。お前もどっからどう見ても痴女じゃないか!……って、お前ヨザクラか」

 

「ん?あぁ、あんたサンラクか」

 

 よく見ると、プレイヤーネームの所には《サンラク》と表示されていた。この名前は楽郎が使ってる名前だし、私の名前に対しても既知であるような反応をした。つまり、この半裸の鳥頭の変態(サンラク)は楽郎であることが確定した。

 というか、半裸の鳥頭の変態に痴女って言われるのはなんか嫌だ。

 

 

 

「ヨザクラ、お前ジョブと出身、傭兵と彷徨う者だろ」

 

「なんでわかるって言いたいけど、君も同じなんでしょ?知ってる。でも傭兵は傭兵でも片手剣使いだよ」

 

「あ、そこは違うんだな。とりあえず分かれて動くか……。と思ったが」

 

「うん、いるね」

 

 さぁて、初遭遇のモンスターは……どうやらゴブリンのようだ。うっ、クソゲーの無限湧きの悪夢ががが。

 クソゲーのことを考えているうちにゴブリンは突っ込んでくるが、その挙動はあまりにも素直なもので、それは軽々と避けることができた。ついでに顔面の鼻っ柱に爪先で蹴りも入れておいた。

 おぉ、痛がってる痛がってる。というか痛がり方がリアルだ・・・

 

 でも、そんな隙を晒しちゃぁいけないよねぇ。私はすかさず片手剣で心臓を一突きすると、ゴブリンはHPがなくなったのかポリゴンとなり消えていった。

 

 基本的にポリゴンがなくなった後に残るのはドロップアイテムだ。私が倒したゴブリンは『ゴブリンの手斧』をドロップしたようだ。サンラクも同じみたい。投げて遠距離武器として使おうかな?

 それとレベルも1上がった。うん、レベルアップってなんかワクワクするよね。

 

 

 

 

「んじゃ、フレ登録して別行動するか?」

 

「そうだね。」

 

 なんとなくすぐ合流しそうな気がするけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サンラクと分かれるとすぐにモンスターとエンカウントするが、そのモンスターヴォーパルバニーというらしく、名にバニーとつくように見た目は可愛らしいウサギだった。モフモフしたいと思ったが、その手に持つ刃物、もとい片手剣を見て私は意識を切り替えた。

 

 お互いに、武器を構え睨み合うこと数秒。先に動いたのはヴォーパルバニーだった。ヴォーパルバニーは素早く間合いを詰めると私の首を刈るかのように片手剣を振る。が、反応できないスピードではない。首を持ってかれないように首と片手剣の間に片手剣を挟み込む。

 少し攻防を繰り返して分かったが、先ほどのゴブリンといいコイツも挙動が素直だ。何せ狙うのは基本的に私の首だ。それさえわかれば回避もしやすい。

 

 こちらの攻撃だけが通り、なかなか自身の攻撃が決まらないことに焦ったのか、首を一突きしようとヴォーパルバニーはこちらへ突っ込んでくる。

 それに対して私は、当たるギリギリでしゃがんで回避し、すぐさま武器を持っている腕を蹴り上げる。武器を持った手は蹴り上げられ、勢いを殺された体は無防備にも空中に投げ出されている。もうヴォーパルバニーに回避をする術はない。

 

 

「ありがとう、ヴォーパルバニー。楽しかったよ」

 

 私は、空中の無防備なヴォーパルバニーの首に片手剣を突き刺し、クリティカルが入った。それが致命傷になり、ヴォーパルバニーはポリゴンとなり消えていった。

 

 

 ヴォーパルバニーはレアエネミーだったのかレベルが2から4に上がり、ついでに「フラッシュカウンター」というスキルを覚えたようだ。パリィからのカウンターに補正が入るらしい。

 そういえばさっき攻撃をかちあげて、カウンター叩き込んでたな。条件の行動がは多分それかな?

 

 にしてもさっきのヴォーパルバニーの使っていた片手剣ほしかったなぁ。絶対いいやつだよアレ。

 

 

 

 

 

 それから、約7時間。レベリングを続け、ヴォーパルバニーは見つけ次第倒しているとようやくあのヴォーパルバニーが持っていた片手剣「致命の直剣(ヴォーパルソード)」を手に入れた。ちなみに連続でドロップし、二本目である。

 武器効果はクリティカルダメージに補正をかけるようだ。

 二本あるし、傭兵の片手剣が折れたらこれをメインで使おうかな?

 

 

 夢中でレベリングを続け、レベルは現在12に上がった。いくつかのスキルを獲得したが使えるのは威力が高く出の早い片手剣の突き系スキル『一点穿ち』と、繰り出した攻撃がクリティカルになればクリティカルに補正が入る『クリティカルストライク』、回避行動に補正の入る『タップステップ』くらいだろうか。

 

 そしてレベルアップによって獲得したステータスポイントを振り分け、現在のステータスはこんな感じである。

 

 

 

 

 PN:ヨザクラ

 

 LV:12

 

 JOB:傭兵(片手剣使い)

 

 9,000マーニ

 

 HP(体力):30

 

 MP(魔力):10

 

 STM (スタミナ):25

 

 STR(筋力):10

 

 DEX(器用):15

 

 AGI(敏捷):25

 

 TEC(技量):20

 

 VIT(耐久力):1(2)

 

 LUC(幸運):55

 

 スキル

 

 ・スピンスラッシュ

 

 ・一点穿ち

 

 ・クリティカルストライク

 

 ・キックラッシュ

 

 ・タップステップ

 

 ・フラッシュカウンター

 

 

 

 装備

 

 右:傭兵の片手剣

 

 左:なし

 

 頭:狡猾の狼面

 

 胴:無し

 

 腰:無し

 

 足:無し

 

 アクセサリー:無し

 

 

 

 

 

 

 ちなみにゴブリンの手斧は五本目を超えた辺りからは捨てている。このゲーム、重量制限があるらしく、気分で斧を使いつぶしていた際にインベントリに9本目を入れたときにアクションにマイナス補正が入ったのだ。致命の直剣を手に入れた以上、数が多くただの重りにしかならないからね。

 

 

 あと、このゲームは空腹でアクションにも影響が出るらしい。ついでに実は先ほど餓死しかけた。

 運よく近くに女の子オンリーのパーティーが戦闘していて助かった。

 まぁ、終わってから行こうと思ったがあまりにも危なっかしい戦闘であり、ヴォーパルバニーに危うく首をやられかけた所に割り込み、アクションが鈍るのを前提に動きささっと抹殺。助けたというのは良かったかもしれないがこれを成し遂げたのは、半裸の狼面をつけた変態(痴女)。不審者だと思われてPKされかけたよ、まったく。

 その後、落ち着いた子が他の子をなだめてくれたおかげで無事に食事にありつけた。感謝。

 

 

 

 食事を一緒に食べた仲である彼女たちはアルミラージやゴブリン等の討伐クエストの最中だったらしく、忙しそうなのでお別れをすることになった。

 

 

 位置の確認のため地図を開くと、初期リス地点からはかなり離れており、街はファステイアよりもセカンディルが近いようだ。というかセカンディルがほぼ側だった。

 さぁて、モンスターを倒しつつセカンディルに向かうとしよう。






ここまで読んでいただきありがとうございました!!!

次も読んでいただけると嬉しいです!!
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