青年と少女のマルチプル・オンラインⅡ 作:グラハムさんとピンクマ
草原…
スティラ(嫌な雨ね)
そう思いながら私は接近する襲撃者を斬り捨てていく。雨のせいで体が重いが動きを止めている暇はない。飛び道具を持っている敵がいないのだけは幸い中の幸いだ。
襲撃者「くっ、あの小屋に集まってたはずじゃ!」
スティラ「どうやら準備が整う前に仕掛けられたみたい、、、だッ!」
私はそう言い相手の剣を弾き、首を斬る。
その内にもエディさんとルイスさんも続いて倒していく。
スティラ「これであとはお前だけだ」
刀身に付着している血を振り落とし、剣を構え直す。
襲撃者「く、くそぉぉぉッ!!」
残った襲撃者は分かりやすく自暴自棄になり、短剣2つ持ちで迫ってくる。
スティラ「そんなやり方でッ!」
私は短剣の攻撃範囲に入る直前でカウンターを仕掛けようとする。だが、そのカウンターが決まることはなかった。
ドサッ!
スティラ「ぐっ!?、、、ルイスさん!?」
どうやらルイスさんが私に飛び付いてきたようだ。そしてさっきの襲撃者に目を向けると、首に穴が空いた状態で倒れている。一体何に狙われたのか。
ルイス「危なかった、、、何かが来る」
スティラ「えっ」
ルイスさんの見ている方向を見ると、雨で視界が若干良くないが狙撃銃を持った人などが何人かいた。
スティラ「あれは、、、人型のエネミー?」
エディ「あのエネミーは、、、」
ズキンッ
スティラ「ク、、、ッ?!」
ルイス「っ!?」
何なの、この頭痛。それにあの紫色の人型エネミーは一体?
エディ「2人共どうしたの!?」
スティラ「分かりませんッ、急に来たあいつから異様なプレッシャーが」
エディ「、、、間違いない、武器種は違うけど去年明日人の前に現れた奴と同じ!」
スティラ「対抗策はありますか、、、?クッ」
エディ「明日人の時は近づかれると立ってられなくなるほどの頭痛が襲ってて、、、多分、私がやらないと状況は悪化する」
スティラ「なるほど、、、グラハムさんや私達以外では現状打開できない相手ですか」
ルイス「悔しいわね。でもずっと黙って見ている訳にはいかない」
スティラとルイスは改めて体制を整え、周囲を瞬時に確認する。
スティラ「通常のヒューマノイドもザッと30人前後いるようですね。ルイスさん」
ルイス「えぇ。エディ、紫の奴はあなたに頼るけど、後方支援はするからそのスナイパーを貰える?」
私が目線で合図するとルイスさんはすぐに意図を察し動いた。実際は目線と同時に思考も送ったが。
エディ「うん、2人に近づけないようにヘイト管理に気を付けるね」
スティラ「ありがとうございます、エディさんも危ないと思ったらすぐに下がって下さいね」
そう話している内に、ランチャー装備のヒューマノイドが3人めがけて狙い撃つ。だがそれに気付いた3人はハイパーセンスを発動しそれぞれ別方向へ回避する。
スティラ「なるべく孤立しないようにしましょう!」
エディ・ルイス「了解ッ!」
早く倒して、グラハムさんとウリエルさんのいる小屋へ戻らなければ、、、!
ピンクマ「インフルになってから更新止まってるから死んだみたいに思われてないよね?(笑)」