編入試験の翌日紫水は現在食堂に来ていた。
「ほうほう。色々な種類の料理があるな。今日はカレーにするか」
紫水は悩んだ末カレーを注文した。
「ええと、空いてる席は・・・」
紫水は食堂内を見渡し座れる席があるか探していると、空いてる席があったが隣に女子が座っていたが他に空いてる席がない為そこに向かった。
「失礼。こちらに座ってもよろしいですか?」
「え?あ、はい。どうぞ」
「ありがとうございます」
紫水は星の髪飾りをつけたロングヘアーの女子に隣に座ってもいいか聞くと、女子は目の前の男子と言い合いをしていたが、紫水に声をかけられ、反射的に返事をした。返事を聞いて紫水は座った。
「・・・行儀が悪いですよ。食事中に勉強ですか?」
「テストの復習してるんだ。ほっといてくれ」
男子が英語の答案用紙を広げ、食べながら単語帳をめくっている事に女子が注意するが男子は無視して続ける。
「へーえ、よほど追い込まれているんですね。何点だったんですか?」
さっと手を伸ばし、答案用紙を取り上げた。
「えー、上杉風太郎君。得点は・・・ひゃ、100点!?」
女子の大きな目が、さらに大きく見開かれその点数に驚いた。
「あーめっちゃ恥ずかしい!」
わざとらしく顔を背け、白々しいセリフを吐く男子・上杉。
紫水は女子が大声を出してから横目でやり取り見ていた。
「わざと見せましたね!うぅ・・・悔しいですが、勉強は得意ではないので、羨ましいです・・・」
女子は何かを思いついたようにパシッと手を叩いた。
「そうです!折角相席になったんです。勉強教えて下さいよ」
「ご馳走でした」
上杉は食い気味に言って立ち上がった。
「ええっ!?食べるの早っ・・・。お昼ご飯それぽっちでいいのですか?私の分を少し分けましょうか?」
「満腹だね。寧ろあんたが頼みすぎなんだよ」
女子は上杉の食事量が少なく分けようかと聞くと、上杉は満腹と答え次に女子には禁断の言葉を口にする。
「太るぞ」
「ふ、ふとぅっ・・・!」
上杉の言葉に女子の顔がみるみる赤くなり、今度は怒りでゆでダコになった。
「あなたみたいな無神経な人初めてです!もう何もあげません!」
そう言って席に座り再び注文したうどんを食べ始めた。
上杉は謝罪することなく食堂を出て行った。
「女子にあれはデリカシーがないな」
「そうですよね!しかも初対面なのにあんなことを言われる筋合いはありません!!」
紫水の言葉に女子は同意し更に怒りが再熱した。
「勉強だけど、よかったら俺が見ようか?俺昨日の編入試験で全て満点だったからな」
「いいんですか!ありがとうございます」
あまりに不憫だった為紫水が勉強を教えようかと提案すると、女子はぱあぁとあかるくなり、お礼を言った。
「ただ仕事があるから毎日は見れないぞ?」
「仕事?高校生なのに仕事をしているのですか?」
「ああ。これがその名刺だ」
紫水は仕事があると言うと女子は高校生なのに仕事をしている事に疑問を持った。そこに紫水は名刺を女子に差し出した。
「えーと、レストラン『
女子は名刺を見て高校生にしてオーナーシェフな事に驚いた。
「まあまだ内装が出来ていないからオープンしていないが、近々オープン予定だが、どうだ?」
「ほ、本当にいいんですか?」
「ああ」
女子は本当にいいのか最後の確認として聞くと、紫水は問題なく頷いた。
「ではよろしくお願いいたします東雲さん。あ、私中野五月です」
「ああよろしく中野さん」
「五月で呼び捨てでいいですよ」
「そうか。俺の事も紫水でいい。改めてよろしくな五月」
女子・五月が紫水に手をだすと2人は握手をした。
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