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あの後ピークを乗り越え21時には二乃は上がり、更衣室で着替え外に出ると紫水がいた。
「今日は助かった、ありがとうな」
「いいわよ。アタシも勉強になったし」
「そうか。俺はもう少し仕事が残っている。後少しで風呂が溜まるから先に入ってていいぞ」
「そう?じゃあお言葉に甘えるわ」
「ああ、上に行ったら先に豚ロースを冷蔵庫から出しといて欲しい」
「分かったわ」
紫水は今日ヘルプで入ってくれた二乃に礼を言い、先に風呂に入って良いと言い、豚ロースを冷蔵庫から出すように言うと二乃に上の玄関の鍵を渡した。
「あれが紫水の本気・・・凄かったわね・・・」
風呂に入っている二乃は今日の紫水の覇気を思い出していた。
「キッチン全体を把握し、的確な指示出しにフォロー・・・それに働いている人達の力量の高さ、お店の評価が高い理由が分かった気がするわ」
二乃は紫水の事は勿論、他に働いている人達の力量の高さにも驚いた。そして紫水の店の評価が高い訳が分かった。
「それで今二乃は俺の家にいる」
『そっか・・・二乃はシスイ君の家にいるんだね』
仕事を終えた紫水は一花に二乃は家にいると連絡した。
『落ち着くまで二乃の面倒お願いできる?』
「それはいいがお前達食事はどうしてるんだ?二乃が中野家の料理担当だろ?」
『出前をとってるよ』
「そっか。五月は?」
『五月ちゃんも出て行ったきり帰って来てないよ。後でラインのやり取りを送るよ。2人共意地を張って先に帰ったら負けみたいになってるから落ち着くまではどうしようもないな』
いつもより気落ちしているのが電話越しでもわかる。
『三玖がフータロー君に連絡して、明日一緒に五月ちゃんを探してくれるって』
「一花と四葉は?」
『私は仕事。四葉も用事があるみたい。申し訳なさそうに言ってたよ』
紫水は五つ子達がバラバラになっていると思った。
「三玖に伝えておいてくれ。二乃は家にいると」
『うん伝えておくね。じゃあ二乃をお願いね』
「任せろ」
『おやすみ』
「ああ」
紫水は電話を切る。すると直ぐ一花からラインのスクショが送られて来た。
四葉「心配だから帰ってきて!!」
一花「仲直りして」
二乃「嫌よ。もう連絡しないで」
五月「私も断固帰るつもりはありません。三人には心配をかけて申し訳ありませんが、二乃がこの件を反省しないかぎり戻るつもりはありません」
それを見て紫水は長期戦になるなと思い、着替えてから上に上がった。
上に上がると二乃が居間でテレビを見ていた。
「湯加減はよかったか?」
「ええ」
「それはよかった。直ぐ晩飯の用意をする、二乃は疲れているだろうし休んでいるといい」
「そうさせてもらうわ」
紫水が言ったように二乃自身も疲れている自覚もあるので、お言葉に甘えてゆっくりする。
「さてとやるか」
シャツの袖を捲り、手を洗った紫水はキャベツを千切りにして氷水で1分程さらす。玉ねぎをスライスする。
次にボールに醤油、みりん、酒、すりおろし生姜、はちみつを入れ混ぜる。
豚肉の脂身から赤身にかけて4〜5か所に切り込みを入れ筋を切る事で、焼いたときに反り返りにくくする。
豚肉の両面に小麦粉をまぶし、軽くはたいて薄くつける。
フライパンにサラダ油をひき、豚肉をフライパンにのせて中火でつける。
肉の両面に焼き色がつくまで焼くと一旦豚肉を取り出す。
そのフライパンに玉ねぎを入れ、しんなりしてきたらボールの調味料を加え、沸騰してきてから豚肉を入れ絡めタレをスプーンで掬い味を確認して火を止める。
皿に千切りキャベツを奥側に盛りつけ、手前に豚肉を盛り、あらかじめ炊いておいたご飯を茶碗によそい居間に持って行く。
「待たせたな。今日の晩飯は生姜焼きだ」
「美味しそうね、それじゃあ」
「「いただきます」」
合掌し言う。
「流石紫水ね、とても美味しいわ。今度作り方教えてくれない?」
「ああいいぞ。今日働いてどうだった?」
生姜焼きを一口食べた二乃が感想を言い、作り方を今度教えてほしいと言うと、紫水は了承し、働いてみた感想を聞く。
「率直に言うと凄いしか言えないわね。紫水の覇気も凄いけど、紫水だけじゃなく他の人達の力量も高いしついて行くのに精一杯だったわ」
「そう言うが二乃、デミのきのレモとチーズInのジャーマンが入る前に二乃の覇気が強くなったぞ。その後の作業は手際が凄くよくなったぞ」
「そうなの?全く気付かなかった」
二乃は紫水達が凄いと言い、ついて行くのに精一杯だと言うが、紫水は途中から二乃も負けず劣らずと言うと二乃は無自覚だった為実感がなかった。
「そこでだ二乃。明日も働かないか?」
紫水は二乃に光る物を感じ言う。
「逆にお願いしたい位だわ。実際に働いて学ぶ事が沢山あったし、そのかわり今までの紫水の料理のレシピを教えてほしいの」
「ああいいぞ。俺の部屋やそこの本棚にあるから自由に見ると良い」
二乃は了承しかわりに紫水のレシピを要求すると、自身の部屋と今いる居間本棚にあるから自由に見てもいいと言った。
「あの英語じゃあない本と横にあるノートはなに?」
「フランス語などを翻訳したノートだ。意味や所以も記している」
「紫水はフランス語とか話せるの?」
「まあ少しな、一時期世界を回って料理の勉強をしていてな、少しなら色んな言語を話せるぞ」
「具体的には?」
「英語は勿論、中国語、スペイン語、アラビア語、フランス語、ロシア語、ウクライナ語、ドイツ語、韓国語、イタリア語だな」
「多いわね・・・」
二乃が居間の本棚に英語ではない本とノート見て紫水に聞くと、フランスの現地本と翻訳ノートと言うと、二乃がフランス語話せるのかと聞くと、世界を回って料理の勉強をしている時に話せると言う。二乃が具体的に言うと、計10言語も話せると聞き二乃は呆れた。
「「ごちそうさまでした」」
食べ終わり紫水が食器を片付けようとすると、二乃が言う。
「後片付けはしておくからお風呂に入ってきたら?仕事終わった後に直ぐ晩御飯の用意したからまだよね?」
「しかし・・・」
「泊めさしてもらって晩御飯もご馳走になったんだからそれ位はさせてもらわないと、申し訳ないわ」
「それならお言葉に甘えて」
片付けを二乃に任せ風呂に行く紫水。
二乃は片づけを鼻歌を口ずさみながらする。
「この部屋を使ってくれ」
和室の一つに布団をひいてから二乃を案内した紫水。
「広いわね複数人は寝れるわね・・・」
「下の店に合わせて作ったみたいだからな。部屋だけならここと同じ広さの和室が2つ、小さい和室が1つ。さっきまでいた居間と客間、シアタールームにトレーニングルームが1つずつある」
二乃の呟きに紫水は部屋の数を言う。
「広すぎよ。掃除とかはどうしているの?」
「自分でもしているが、晴彦さんが定期的に清掃の人を派遣してくれている。まあ店の清掃のついでにやってもらっている」
「だからお店はいまだに綺麗だったのね」
二乃はキッチンもそうだが店が綺麗な理由に納得した。
「そう言えば明日は何時から?」
「そうだな・・・仕込みしたいか?」
「ええ」
二乃が明日の時間を聞くと紫水は仕込みをしたいか聞くと二乃は即答した。
「9時からで大丈夫か?」
「大丈夫よ。じゃあ明日おやすみなさい」
「ああよろしく頼む。お休み」
時間を言い、2人は眠りにつく。
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