2027年1月6日。
満州では王族の後継者問題が深刻化。
これを受け、満州国政府は王政廃止を問う国民投票を実施。賛成多数で王政が廃止された。
満州共和国が成立した。
アメリカではヒューストンの中華料理店の店主がスパイの疑いで逮捕される事件が発生。
これに対し、大日本帝国と中華民国は「アメリカによる民族浄化の象徴である」と抗議した。
コーカサス地方ではSSの残党である親衛隊戦闘団カウカーズースとコーカサス連邦軍の間で武力衝突が発生。(アブハジア紛争)
最終的にウクライナ軍も介入し、スフミにてアブハジアのSSは鎮圧された。
日本ではSONYがPS6を発売した。
この次世代ゲーム機はまもなく中国や広東、満州でも販売され、大ヒットとなった。
インドではチベットとの国境付近で小規模な武力衝突が発生。(チベット危機)
この紛争は両国の間に存在していたホットラインによって戦争には発展しなかったが、日本は在チベット部隊の増強を実施した。
<大日本帝国陸軍の現状>
現在、大日本帝国陸軍はその性質上、複数の方面軍に分かれている。
フィリピン、インドシナ、マレー、インドネシア、東インドを担当する南方軍は最も巨大な組織であり、南方の島々を覆っている。
かつて、アヘンの密売などに手を染めたことで悪名高い関東軍は、現在では東京のリードを受け入れ、華北、満州、極東シベリアを担当する北方の護りとなった。
華南軍は関東軍から分離した方面軍であり、華南地域を担当している。
朝鮮軍と台湾軍は最も本国に近い方面軍であり、近年では本国軍への統合が計画されている。
中東軍はイスラム文明の発祥地であるアラブ世界に異質な存在として東京の意思を執行している。
欧州軍はかつての帝国主義の中心地に軛をかけている。
阿弗利加軍は日本列島から遠く離れた奇妙な暗黒大陸でその武器を存分に振るっている。
しかし、その巨大化しすぎた軍隊は日本の金庫を燃やしているのだ。
そして、これは翼賛会の不和を生み出している。
軍内部では昔から存在していた陸海軍の対立に加え、空軍が絡み複雑化している。
<中華民国の現状>
現在、中華民国はアジアにおいて日本の経済規模に肉薄している地域大国の一つである。
かつて蒋介石の軍隊が敗走していった南京は今ではビルの立ち並ぶコンクリートジャングルとなり、中国のすべての中心地となっている。
経済大国<中華民国>は今では共栄圏に自国の製品を出回らせている。
しかし、中華民国の内政の闇は摩天楼の輝きに隠されている。
中華民国政府はその権威主義的な体制により、国民の批判を浴びているのだ。