2027年3月19日。
大日本帝国、満州共和国、ロシア連邦による会談の結果、満州共和国よりアムール州が返還されることとなった。
一方で外満州のロシア連邦の領有権は全面的に放棄されることとなった。
広東では古川俊太郎が行政長官に就任。
これまでの富士通、ソニー、パナソニックによる伝統的な交代政権は終結のときを迎えたのだ。
ヨーロッパではフィンランドが軍事占領中であったムルマンスク地域を正式に自国領に編入する条約に調印した。(ヘルシンキ条約)
これをもって、フィンランドは第二次世界大戦後の領土を回復した。
日本では安倍首相が高齢のため辞任。
その後、選挙が行われ、大政翼賛会右派の高市早苗が首相に就任。
<日本にて高市内閣が成立>
大日本帝国は変化の時代を迎えたようだ。
2027年に行われた大政翼賛会総裁選にて右派の高市早苗が勝利したのだ。
これは日本の歴史において重大な変化を迎えたことを示しており、専門家は「前例主義的な日本が冒険を始めた」と表現した。
日本の民主主義が前例主義を破ったのである。
<香港問題>
大戦後から広東国の統治下にある香港では、2014年頃から独立派による暴動が頻発している。
帝国政府はこの暴動に常に悩まされてきたのである。
しかし、高市内閣は新たな方針を打ち出した。
大東亜共栄圏にとどまることを条件に、香港の独立を承認したのである。
これにより、香港は新たに香港共和国として独立を果たし、 大東亜共栄圏に加盟した。
香港共和国の国旗
顔を上げ叫びよ届け 自由よ、ここにあれ
-願榮光歸香港(2019年-2020年香港独立デモ)
中国ではblueborne脆弱性を用いたボットネットの感染事例が確認された。
このボットネットは深夜にとある施設に不審者が侵入し、raspberry piを用いた感染源を設置したことによって発生した。
攻撃に使われた機械。中にraspberry piとバッテリーが入っている。インターネット上ではbluedevilと呼ばれている。
中華民国の警政署は以下のようなコメントを残した。
「犯行に使用されたハードウェアは非常に簡素なものであり、キットさえあれば誰でも作成できるものである。今後、このような盗聴器型の端末は増えていくかもしれない。」
ソースコードはchocolate cakeで公開されており、機器自体は非常に安価に作成できる。
アメリカでは大日本帝国と中華民国によるオーストラリア侵攻が2030年に起きる可能性があるという予測を発表した。
「日中はオーストラリア有事の際にアメリカの介入を阻止できる軍の態勢を2030年までに整えようとしている。」
この際、インドネシア海空軍や中国空軍がオーストラリア各地への大規模なミサイル攻撃を行う可能性があるとしている。
同時にロシア軍がアラスカへの空挺降下を行うシナリオも想定された。