この日、大日本帝国の岸田首相はインドネシア共和国の首都ジャカルタを訪れていた。
目的はインドネシアへの大日本帝国陸海空軍の駐留を定めた日印地位協定の改正についてである。
この協定はインドネシアが他国から攻撃を受けた際に大日本帝国とインドネシア共和国軍が協力して作戦を行うことを定めたものであるが、一方で駐留軍の治外法権が定められており、日印間の摩擦の原因となっていた。
帝國の軍法に服するすべての者に對して、また帝國軍基地内において、帝國の法令のすべての刑事及び懲戒の裁判權を印度尼西亞において行使する權利を有する。
この協定について、労務者制度と共に新植民地主義と批判されており、帝国政府内では改正を求める声が上がっていた。
一方で、貴族院内では在インドネシア日本軍の増強が必要であるという意見やインドネシアの防衛は中華民国に一任すべきという意見も存在する。
帝國内部の状況も非常に複雑なのだ。
話し合いの末、在インドネシア日本軍を削減し、中華民国軍を駐留させることとなった。
一方、ヨーロッパにおいてはウクライナ軍が核ミサイル二発の追加配備を発表。*1
これはドイツのクルパラ大統領とティモシェンコ大統領の会談でドイツ側がウクライナ軍の核戦力増強を要請したことに起因している。
その後、クルパラ大統領は在ウクライナ独軍の規模縮小を実施。
戦力の一部はディーツラント自治国の防衛に回されることとなった。
一方、大日本帝国では朝鮮テレビ*2のアナウンサーとして有名であったリ・チュニ*3が病気のため引退を宣言。
現地では非常に有名なアナウンサーであったため、大東亜共栄圏最大の動画投稿サイト<桜テレビジョン>で解説動画が大量に投稿された。
帝國海軍では新型のつくもがみ型電算制御ミサイル艦<つくもがみ>が就役。
これはCICのシステム制御の一部を人工知能に任せており、大幅な省人化を実現した艦であり、これを機に帝國陸軍でもAI兵器に関する研究が本格的に始まり、完全自律型無人戦闘機<I-1>の開発計画が作られることとなる。
トルコではクルド人による反乱が発生。(クルド反乱)
これに対し、在トルコ日本軍とトルコ軍が出動。
激戦の末、10日ほどで反乱は鎮圧された。
ドイツの主要な政党
・ドイツキリスト教民主同盟
史実と同じ。
・ドイツ国民同盟
ドイツの与党であり、極右政党。党首はティノ・クルパラ。
・ドイツ統一党
中道政党。アメリカとのデタントを主張している。