そして時が実る 作:ウポ東
続くかどうかは未定です。
3年間のトウカイテイオーとの日々は長いようで短い。熱狂のクリスマスイブは、彼女の起こす一陣の風と共にやって来る。
『──ビワハヤヒデとトウカイテイオー! ダービーウマ娘の意地を見せるか!トウカイテイオーだ!トウカイテイオーだ!トウカイテイオー! 見事な走り!!』
「へへっ!うつむいちゃって、もしかして泣いてる?トレーナー。」
「……本当にありがとう、テイオー。」
そして時が実る。
その瞬間を、彼女の一番近くで見届けられたこと。いつまでもずっと覚えていようと二人が心に刻んだとしても。忘却とは呪いだと、誰かを忘れて誰かに忘れられた今なら、そう思う。
忘れた記憶を取り戻す。もう二度と忘れないと誓う。これから始まるのは、そういうくだらない物語である。
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「………」
時刻は深夜。今となっては俺も社会人。激務も終わり、ため息を吐きながら真っ暗な道を歩く。
「──はぁ。」
ぎぎぎと、錆び付くようなアブラゼミの声。夏の風物詩とも言える彼らにはちゃんと残業代は出るのだろうか。こんな深夜にまで鳴き続けてご苦労なことだと、そう思い、今宵の自分は既に限界に近い状態であることに気が付く。
「ふふっ。」
乾いた笑いが漏れた。
「ふははっ。」
別に、今の仕事が辛いわけじゃなかった。トレセン学園という場所でトレーナーとして働き、速くて強くて可愛い担当にも恵まれて、きっと俺はそこら辺にいる無職の人達よりずっと幸せなのだと思う。
「うははははっ!」
しかし、それとこれとは話が違う。他人と比べる必要も無く、今の俺に必要なのは休養。ありったけの休養。
(……夏休みだあっ!!)
大人にだって夏は来る。八月、合宿中止とクレームが発端となった一週間の休養であった。
自由の身となった俺を祝福するように、軽快な曲が頭の中でがんがんと響く。この真夜中、溢れる喜びを叫ぶのは流石に迷惑なので高笑いをするだけに留めておこう。偉い、俺。犬には吠えられ、飼い主には白い目で見られたが気にしない。なんたって休みは休み。ただ一つの休み。ストレスフリーの今なら心の広さは海のよう。無論、急に荒れ狂う危うさも兼ね備えているのは言うまでもない。
「んああ!今日もアイツ……理事長秘書のアイツに振り回されたし……とにかく疲れた!」
(テイオーとも喧嘩別れしちゃったしな……)
ため息を吐きつつ独り言をぼやきながら夜道を進む。もし彼女が隣にいれば、持ち前の騒がしさでこんな暗がりも吹き飛んでしまうのだろうと今更後悔の念が湧いた。
テイオーとは俺の担当ウマ娘である『トウカイテイオー』のことだ。いつも明るくて、活発で、それでいて滅茶苦茶に速い。彼女の走る姿に救われた回数は数えきれない。本当に、俺なんかにはもったいない奴だと思う。どこぞのウマの骨に譲る気は全く無いけれども。
そんな彼女と今日、俺はくだらない事からつい喧嘩をしてしまった。仲直りもしないまま彼女が帰ってしまい、少し胸がざわつくような気持ちでいる。
まぁ、次の日には喧嘩をしたことすら忘れているだろう。そう思い、あまり深刻に考えすぎるのは、もう止めることにした。
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吐いてしまうようなタイムスリップをしたのは、その日の夜のことである。
「ふふん。ふふん。ふふふふふん。」
ご機嫌な鼻歌(ウマなんたら伝説、という感じの曲名)が止まらない変人とは俺のことである。ご機嫌なのでどうか通報は控えて欲しい。そうして自分のアパートに到着した頃にはテンションは既に天元突破していたが、ドアを開けてやや遠い電気のスイッチを暗闇の中でうろうろと模索した挙句、何かにつまづいて派手に転んでしまったことで酔いが醒めた。
「痛い痛い!痛い痛い!」
脳内のアドレナリンが一目散に去るのを感じる。抗うように声を出したが、積み重ねたゴミの塔が崩れる音は止まらない。
「ぐっ……!疲労しきった俺を生暖かく迎えるゴミ屋敷め。」
視界に広がるカップ麺の容器やマスクの残骸。そう、何を隠そう俺の616号室はゴミ屋敷。誰も注意をしないが故に汚部屋具合はレコード更新をしっぱなしである。
「そうだ。ずっと放置していた。なかなか始末する機会が無かったが……」
負け惜しみのようにそう呟き、俺はゆっくり立ち上がってから手探りでスイッチを押した。
「休みだから……!」
長い戦いが始まりを告げた。
しばらく、丸めたティッシュが散らばっているのを片っ端からゴミ箱に詰め込んでいる時のことだった。
「ん?」
埋もれていた場所に目を向けると、妙に目立つ物が一個だけ落ちている。それは見知らぬ、見覚えの無い大きな巻貝だった。
「こんなのウチにあったっけな。」
それは見惚れるほどに、綺麗な水色をしていた。
いつ拾ったのか、そもそも何処からこんなものが出てきたのか。何もかもが分からない、謎に包まれた浜辺の宝石の、その鮮やかな姿にただ心を惹かれている。
「……波の音が聴こえるとか、聞いたな。そういや。」
興味本位で手を伸ばす。まるで普段からし慣れている行動のように、自然な動きで俺は巻貝を耳元に寄せた。そして耳を澄ます。目をつぶる。
聴こえてきたのは、妙にリアルな波の音。
(……まるで、本当にいるみたいな)
ざざぁんと、穏やかな音でなんだか懐かしい気分になる。意識がすぅっと、セピア色の中に吸い込まれるような感覚を覚えた。
『トレーナー?』
「へ?」
突然、
そこには見知らぬ子供と、見知らぬウマ娘がいた。
「サネ君。それ、使い方分かるでしょ。今年からはそれでタイム測ってね。」
「……オレ、分かんないよ。」
「えー?」
まだ暗い空に響く、波の音と砂の音。嫌いだった海の匂いと、浜辺を走るウマ娘。
(……は?)
信じられないことだが、俺の目の前に、無愛想な子供の俺がいた。間近で自分を見れる体験は滅多にない、不思議と感慨深いものがある。かくいう俺はトレーナー服も靴下も着たままで、何処かも知らない浜辺に立っている。これは夢なのだろうか。夢にしては、意識がはっきりとしすぎている。
それにサネ君という古い呼び名は、夢というよりも過去の思い出の中にいるかのような感覚を抱かせる。巻貝によるタイムスリップだなんて、理事長にでも話せばもっと休暇を貰えそうだ。
(……この女の子は、誰なんだ……?)
古い呼び名を知る謎の少女に疑問を持つ。俺をサネ君と呼ぶのはごく一部の親しい人だけのはずなのに、俺はというとこの美少女ウマ娘をちっとも知らない。
頭にモヤがかかっている。なにかを思い出せない。なにかが何なのかは、見当もつかない。
「次はもっと速く走っちゃうよ。時計を準備!」
生き生きとした姿に緑色の帽子がよく似合っていると思った。左右に細く垂らした髪が風で揺れ、凛としている耳も同時にぴょこんと揺れる。新鮮だったのは、テイオー以外のウマ娘をこうして見ることがあまり無かったからだ。
「見ててね、サネ君。」
彼女の言葉がまるで俺に向けたものみたいで、ついドキッとしてしまった。
幻を見た。幻のウマ娘の走り。
時計が機械音を鳴らした瞬間、目を見開かずにはいられなかった。強い風が吹いて、彼女の速度の終着点から俺は目が離せなかった。冷や汗が一滴垂れて、どこに落ちたかなんて知らない。
(……テイオーより、速い?)
彼女が何者なのかを探す、夏が始まろうとしている。
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何度も何度も、彼女の走りを見ていた。俺が抱く感情は、子供の俺と同じ物に違いない。
やがて朝日が昇る。辺りは明るくなった。
(………)
だから、下るジェットコースターのように、熱っぽい感情はどんどん冷えていった。すると代わりに溶岩のようなどろどろした怒りが湧いてきて、心臓を埋め尽くした。
「……さっさと起きろよ俺」
「目を覚ませよ……。」
「覚めろ覚めろ覚めろ!」
俺は嫌悪感を露わにし、隠そうともしなかった。
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【2日目】
変わった子供だったと思う。草から垂れている露を昼になるまで数えていたり、植えたヒマワリを毎朝散歩ついでに眺めるような、そんな子供だったと思う。
海のある田舎で自然に囲まれながら育った。けれど、釣りも虫も苦手だった。皆がしているようなことがあまり好きではなくて、何かをじっと眺めていたりするのが好きだったりした。そして、そんな俺の隣にはいつも誰かがいたような気がした。
きっとそれは『うみのかみさま』だった。漁師の父親が言っていた。この大海原には、『うみのかみさま』がいるんだと。冷えたラムネを買ってくれて、ヒマワリを一緒に植えてくれて、走るのが速くて溺れたら助けてくれる、そんな神様。
随分と庶民的な神様だ。そして、その姿は俺しか知らない。俺にしか見えず俺にしか分からない。皆は口を揃えて否定するけれど、思い出は確かに残り続けている。溺れて死にかけた俺を助けてくれたことだってある。沈んで海の藻屑となることもなかったのだから、本当に感謝している。
そんな田舎ですくすくと育ち、やがて成長した俺は荷物を沢山持って都会に行った。
大っ嫌いな地元を離れて、都会に行った。
(懐かしいな……)
騒がしい駄菓子屋の雰囲気に少しだけ心を躍らせる。学生だった頃に潰れてしまった店。少しだけ若い姿になっていた父親。気分転換としては十分過ぎるこの状況に、嬉しくならなかったと言えば嘘になる。あとは頭の中のモヤが晴れてくれれば完璧なのだが、と不満そうに願った。
「つめたーい……」
ジュースが並ぶ冷凍庫に手を入れたまま動かない彼女は『トキノミノル』という名のウマ娘らしかった。彼女は早朝五時に決まって海に行き、子供の俺に練習を手伝ってもらっていたようだ。そんなことは微塵も覚えていないけれど。
「はい、ラムネあげる。今年も付き合ってくれるサネ君に優しいからお給料!」
「……!ありがとう姉ちゃん!」
トキノミノルが水色の瓶を二つ買ってきて、店の入り口で子供の俺と同時に飲み始めた。
「……あれれ?なーんだ。サネ君って炭酸飲めたっけ?しゅわしゅわ痛くて泣きそうになってるのを日記に書こうとしてたのに。」
「えっ。」
「あはは!ごめんね。でも宿題の日記ってなに書けばいいか困っちゃうんだよね。ネタ切れってやつ?」
「それは分かるけど……」
確かに大変だったような気がする。俺は深く頷いた。
日照りが眩しく、とても暑い。彼女らが練習の後に飲むラムネが輝いて見えるのは、太陽だけのせいでは無いだろう。想像するだけで喉がごくりと動く光景を内心羨ましいと思いつつ、俺は周りに目を向けた。
そうだ。これが俺の大っ嫌いだった地元。考えるだけでも吐き気がして、二度と帰るものかと勢いに任せて飛行機に乗ったことを、今でもずっと覚えている。
でも、何故だろうか。今になってみれば、海があって駄菓子屋があって真夏のラムネが身に染みるこの世界に、不思議と不快感を感じない(不思議と言うのも変だけれど)。むしろこの過去はかけがえのない思い出だったはずなのに。
どうしてあんなに憎く思っていたのだろう。誰にも見えないままもどかしさに頭を抱える。頭にモヤがかかっている。
「……トキノ姉ちゃんって、どうしてオレなんかにトレーナー任せてるの?」
不意に話し出した少年の自分を見て、俺はやっと思考の海から現実に戻ってきた。
(そりゃ俺も知りたい。なんだってこんなクソガキに走りを見てもらってるんだ?)
「んー。」
首にかけていたタオルで汗を拭きながら、少女は考える様子を見せた。
「うーん。まぁ、あんな朝早くから付き合ってくれる人が、君ぐらいしかいないってのもあるんだけど。運命的なモノもあるのかなって。」
「なにそれ。」
「私の名前、『トキノミノル』でしょ?それで、君の名前は
「……でもさ、トキしか合ってないよ?そんなに似てないじゃん。」
「ミノルは実るって表せるの。知ってた?」
「みのるはみのる?」
「おこちゃまに漢字はまだ早いかぁ。あはは!」
「むっ。」
バ鹿にしたように笑うトキノミノルを、更に大人の俺が鼻で笑った。これぞまさしく永久機関。
(……すげー子供らしい理由だったな……。)
運命だなんて言葉、久しぶりに聞いた気がする。アニメなどを鑑賞する人ならよく聞くのだろうけれど、主にトレセン学園で過ごす多忙な日常生活においてその二文字が耳に入る機会は無いだろう。
確か最後に聞いたのは俺が子供の頃、同じ店でラムネを奢ってくれた『うみのかみさま』に……
(ん?)
そう考えたところで違和感を感じる。そういえば、俺が子供の頃に仲良くしていた『うみのかみさま』は何処にいるのだろうか。この歳だと既に仲良くやってそうなものだが。
「運命だよ、運命。これからもあと少しだけ頑張ってもらうから、よろしくね!トレーナー。」
「いいけどからかわないでよ。……そういうとこあるよね。」
「ごめんごめん!なんかサネ君が相手だとついそうなっちゃうんだよね。サネ君のせいだよ?」
「えぇ!?」
からかうのが楽しいのか、彼女の顔が活き活きと輝いている。レモンスカッシュも顔負けの甘酸っぱいやりとりに、僅かに羨ましくなった。そんな彼女たちを見ていたら先程の疑問もいずこかへ吹き飛んでしまったようだ。
「ごめんね〜サネくん。許してよー。」
「………」
空になったラムネの瓶と瓶がこつんと音を立てる。背後から抱きしめようとしてくる彼女を、振り払おうともせずに子供の頃の俺は押し黙っている。
多分、怒っているわけじゃないんだろう。彼は俺だから、俺には分かる。
(トキノミノルのこと、まるで覚えていない。嘘の記憶なんじゃないかって、疑いつつある。)
がやがやと騒がしい中、疲れを取りたいと思って道路の上で寝転んだ。あくびをすると、自転車が俺をすり抜けた。人がどんどん歩いてきて、知らない顔をして透明な俺をすり抜けた。俺の目は、ずっと彼女たちを見ていた。
(けれど、もしもこの過去が本当で、こんなウマ娘とこんな関係が続いていたのなら……)
「もしかして無視してる?酷い!」
「うるさいうるさい!」
ぎゅっと抱きしめられて、顔を熟れたリンゴのように赤らめている自分を見て、とてもとても暑そうだと思った。
(……ゼッタイ初恋だったんだろうな。)
そして、辺りはぷつんと真っ暗になった。
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三日目。早朝の海の空気に包まれる。
「はぁっ!はぁっ!どう!?サネ君!」
「うん。……さっきより速いよトキノ姉ちゃん。おつかれさま。」
「まだまだ!」
相変わらず二人以外に誰もいない浜辺は、とにかく大きく感じる。しかし彼女がスタートからゴールまで一瞬で走るものだから、今度は小さく感じる。
(それにしても、こんなに速いウマ娘がいたなんてな……)
俺は心の中で感嘆した。
自分の中の『最強』であった、トウカイテイオーを軽々と超える速度。初めて見た時、しばらく顎が外れて痛かったのは内緒だ。速いウマ娘を見れば、やはりトレーナーとしても血は騒ぐ。もしも今話せるのならばすぐにでも中央へのスカウトをしていただろう。それが出来ないのが悔しいし、惜しい。
でもそうなると謎が残る。どうして唯一無二の類稀な才能を持っている彼女ほどのウマ娘が、レースにその名を刻んでいないのだろうか。
不思議に思う暇も無く、理由はすぐに分かった。
「……ん?」
「トキノ姉ちゃん?」
「あ……いや、何でもないよ。続けよう。」
「うん。ファイトー。」
急に落ち着いたのは、その脚に感じたほんの少しの違和感か。だが、彼女は気のせいだと思ったらしく、すぐにまた練習を再開する。
体幹。若干鈍くなった脚の動き。
(怪我の兆候?)
観察に長けた俺の眼は見逃さなかった。気が付いてしまったのだ。彼女の脚に存在する、小さな爆弾に。
俺は現在もトウカイテイオーを担当していて、彼女は過去に一回だけ骨を折ったことがある。その件があってから、俺は色んなウマ娘の脚(のみ)に注目するようになり、結果的に脚の不調などがすぐに見抜けるようになっていた。
(骨折のソレでは無い……でも、何かしらの怪我をきっとこれからしてしまう。それのせいで……デビュー前の引退?)
自分で分析していて恐ろしくなった。こんなに強いウマ娘がデビューもせずに、日の目を浴びないままその輝かしいはずのレース生涯を終えるだなんて、そんなことがあっていいはずがないと憤慨した。
「はぁっ。どう、だった?」
「タイムはさっきとおんなじ。なんだけど……なんか、脚とか無理してない?一旦休憩しようよ。」
「……そうだね。トレーナー君のお言葉に甘えようかな?」
子供の俺の言葉を聞いて、やっと彼女は休憩を始めた。持ってきたリュックサックからタオルを取り出して汗を拭いたり、水筒の中の水を飲んだりしている。幼い俺はしきりに考え事をしている様子だった。
(多分、ガキの俺も気付いてるんだろうけど、確信は持てないからあまり強く言えないんだ。だが……そうして放っておくと、彼女は必ず競争者としての死に至る!)
焦りのせいか体温が熱くなる。どうにかして彼女にそれを伝えたいが、この透明色の身体では触れることさえ叶わない。
言葉を持っているのに、言葉に出来ない。それが酷く苛立たしい。確実に伝説となるこの才能が、ここで幻となってしまうことだけは、絶対に許せない。
(許せねぇよ……!どうする!どうすれば!)
どんな方法だっていい。彼女に一言だけ、メッセージを伝える方法。砂浜に文字を書く?無理だ。声が届くまで叫ぶ?無駄だ。
(考えろ考えろ考えろ……。彼女を救う方法!)
考案と否定を繰り返しながら、俺は一生懸命になけなしの頭を振り絞って考えた。
頭にモヤがかかっている。