リコリス・ディフェンダー ~リコリスを守る者~   作:RA-MSR

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ディフェンスとは
防御・守備・防衛という意味の英語で、軍事的に用いられる場合は防衛施設を指し、法的に用いられる場合は弁護側(被告側)を指し、スポーツでは守備側を指す。



え?君たちと一緒にはいけないよ?私弱いし。

喫茶【リコリコ】の店員(非常勤)になった査子

「え?射撃練習?」

「はい。貴女の技量を知りたく」

突然、リコリスのセカンドであるたきなに言われる。

「シューティングレンジなんてあんの?」

「有ります。地下に。」

ぬなんだと!?

目の前の店長に目線を当て

「ぉぃ!店長やりすぎだ!」

「日々の鍛錬が重要だ」

勝ち誇ったように、言い放つミカ(店長・元訓練教官)

「どうでしょうか?」

グイグイと、顔を近づくたきな

それに引く査子

「い、いいけど…」

その話に、目を輝かせて近寄る一人のJK(ファーストリコリス)

「え?何々、たきなvs査子。面白そう!あ、でも勝負にならないかも」

「それは私が負けるということですか?」

「むふふ。どうかしら」

「ぉぃ、たきなを煽るな。」

メラメラと燃えるように、オーラが

 

査子は、普段遣いの革製のバックと黒いギターでも入るようなバックを持って地下へ

 

「ふぅん。15mレンジか。」

マガジンにたまを入れながら呟く査子

金掛けてんなーという、感想を持ちながら2個めのマガジンに手をのばす

 

「ん?何だこの弾?プラスチック?ゴムか?」

査子同様、隣でマガジンに装弾するたきな

「千束が使っている先生特製だそうです」

「こりゃ、癖が強いな。弾頭、熱で歪むだろう」

「有効射程が5mぐらいです」

「はっ。散弾よりみじけーな。使い物になんのか?これ?」

ジロジロと弾を観察する査子

「査子」

「ん?なんだ?姉」

千束に目線を合わせると、真面目な顔をしている。まるで、本気を出せと…

「...」

「いや、不味いだろ。たきなは、普通のリコリスだろ?」

「ディフェンダー」

突然、たきなが発する言葉に条件反射で銃を向けようとするが

「ちょちょちょ。なにしてんの査子」

卓越した条件反射で上回る千束に拘束される査子

「離しなさい、姉。それは知られてはならない内容です。」

「この子は大丈夫だって。ね、ここでは隠し事は無しだって」

「ですが…わかりました。で、この弾を撃てばいいと?」

「そうです。私愛用の弾。可愛いでしょ」

「どっかの街をハントする人の親友が持ってる銃みたいな感じになる気がするが」

期待の目線で

「査子なら。わかるでしょ?」

「いや、解るが…はぁ、私の平和が…」

査子が手に持つ銃USP タクティカルにマガジンを入れる。

「あれ?査子。銃変えた?」

「楠木の野郎に、異動命令されたのがイラっと来たから、DAからの支給品全部返した」

「えぇ?!その銃はどこから?!密輸入?!マズいって!」

「そんなことしてません。アメリカ陸軍からチョロ…いえ、知り合いのDAから拝借しました」

口調がたきなに似る査子

「うぉっぃ!」

「で、撃っていいんか?姉」

「お前もスルーか!まぁ、うん。本気でね」

「解かった」

ウィーバースタンスで、構える査子

「一発だけ撃たせてね」

タンッ

シューティングレンジに響き渡る銃声

「ぉ~真っすぐに飛ばね~面白っ」

「いいですか?」

「ちょい待ってね。一発入れ直す」

マガジンリリースを押し、マガジンを取り出し、スライドを引き、装弾されていた弾を抜く、その後、マガジンに2発入れ直す査子

「大体わかった。いいよ」

マガジンを入れ直し、ストッパーを開放し装弾する

「OK!たきなもいい?」

「はい」

「では、はじめ!」

千束の右手に、いつの間にか持っているブザーを押す

『ピィー』

2人の銃声が響き渡る

そして、10秒後

『ピィー』

「終わり~」

二人とも、10発の弾を打ち尽くす

「ふふんふんふふん。ふふんふんふふん」

シュワちゃんが、登場しそうな鼻歌を歌いなたら、ターゲットを寄せる査子

「あ、ありえません。なんで、」

たきなが撃った弾は、バラバラに当たっているのに対し、

査子が撃った弾は、ほぼ中央に当たっている

「そう!査子は射撃の天才!なんです!」

「CQBはヘタレだがな」

「あ、査子あれやって!あれ!」

「んあ?あー。遊びでやったら、楠木に怒られたあれか?」

「そう!あれ!」

近寄らせていた、ターゲットを再度動かす査子

「ふんふんふーんふふふーんふふふーん」

今度は、ダー○ベー○が出現しそうな鼻歌を歌いながら、ターゲットを遠くへ押し込む

「え?!」

先ほどの距離は10m程度の距離だったが、最果て移動用のチェーンが止まるぎりぎりまで移動させた

15m先にある、ターゲット。手慣れたように、マガジンを挿入し、ホールドリリースを押して、装弾する。

「ふんふんふーーんふふふーんふふふーん」

最後の、鼻歌を歌いながら、0.5秒に1発ずつ、8発の9mm弾を撃つ

4秒で打ち尽くし、ターゲットを近寄らせると

 

     ○   ○

 

  ○         ○

    ○     ○

      ○ ○

 

顔の部分に、描かれた弾の痕

「なっ!」

千束がしてやったりという、姿勢でたきなに向けて

「すごいだろ!これ、どっかの映画でやってたよね」

メ○・ギブ○ンの映画かな?確か。

「千束も非常識ですが、査子さんも非常識ですね」

「査子でいいよ」

「さっちゃんで!」

「黙れ!姉!」

「え~、でも一緒に仕事するんだよね」

「いや、常にではない。DAから舞い込む仕事が優先になっている」

「どういうことですか?」

「うちのメインの仕事は、ディフェンダーなんだ。DAの普段やっている任務は、基本的に副業に近い」

「後方支援部隊ということですか」

「そ。ディフェンシブセキュリティ部隊。だから、銃についても特に固執したものは使ってない。あ、でも私の愛用はこれ」

ポンポンと、黒い大きなバックを叩く

「それは?」

「私の相棒」

その言葉に、千束はたきなに抱き着き

「私の相棒!」

「話している最中です。離れてください。千束」

「えぇ~いいじゃぁん」

「で、その相棒とは」

「じゃじゃーん。AMAP-MC 査子オリジナルカスタマイズ!弾は、.408 Cheyenne Tactical 射程距離は2400m あ、私が撃つと、3000mは余裕。あ、ちなみにカスタムはDA○PAとの知り合いのDA職員にお願いした。試射はアメリカ」

「えー、査子海外行ったの?!羨ましいぞー」

「アメリカ陸軍の、C-130だぞ」

「あ。それは遠慮しておく。うん」

「で、こんなんでよかったか?たきな よ」

「十分です。試して申し訳ありませんでした」

「気にせんでよい。むしろ、たきなより下っ端の私だ。要求はなんでも聞くぞ」

「ではっ、射撃の教官になってください」

がばっと、査子両手をつかみ。真剣なまなざし…いや、なんだ?なんか無表情なのに目が輝いているぞ?

「ぬぁ?!え?!」

「お願いします!」

「わっ、解った。分かったから、暇なときな」

「では今から」

「ちょーーーちょちょちょ!今日は、これからお仕事でしょ!日本語学校の!」

「そうでした…」

(´・ω・`)ショボン

「まぁ、暇なときにな」

と、引き上げていく時、スマホがなる

「はいは~い。査子でーす」

『仕事だ』

「いきなりだな!」

『明日、1600 北押上駅でテロ組織による犯行が予測された』

「ちょ。それは、3・4の仕事じゃないのか?私の仕事じゃないだろ」

『ライフル・軽機関銃が確認された、そして、爆発物の可能性もある』

「まて。それって」

『そうだ。お前が、逃した奴の手から渡された可能性が高い』

まて、元々奴が持っていた爆薬は4kgのC4プラスチック爆薬って言ってたはずだ

確か、無線起爆用の装置が5つセットだよな。

地下鉄でも爆破するつもりか?!

「くそっ!リコリスは駒じゃねーんだぞ!爆破時の救助か?」

『そうだ。リコリスには救難用エアバックは持たせてある』

「バカ!あれは、落下物に対して有効なものだ。爆発による衝撃はには有効じゃねぇ!」

『できる限り、優秀なリコリスを派遣している。以上だ』

「ちょっ!切りやがった。あーっもーーっ千束ったきな~私仕事入った!明日居ない!」

その夜、たきなの私服事情が露になった。

 

 

 

 

査子がいる場所は、北押上駅構内から100m離れた場所に陣取っていた。

「おーおー、いる居る。AKMに、軽機関銃。大盤振る舞いだな。で、柱に1・2・3・・・4、あと1カ所あるか…自爆用か?いや、線路内に逃げ込めば助かるか…いい配置だ」

『司令部、こちら、3、爆発物の撤去間に合いません。どうしますか?』

『司令部より3 敵の排除が最優先だ』

『了解。3離れます』

 

ちっ、解除は無理か…

 

そして後方から、高速で列車が通過し、物凄い銃声が鳴り響く

そして、車内にいたリコリスたちが、応戦し始め遠方から見ていた私は

ある人物の持っていた黒いリモコンを発見し

「ちょっ!全員伏せろ!」

轟音と共に、爆風でとばされそうになる査子

『こちら指令部、状況報告』

「敵が爆発物を点火。リコリス負傷、救助を求める」

『司令部了解。ディフェンダーは、救助隊到着まで、リコリスの救助に当たれ』

「了解、2~5聞こえたね。今回、車内にいたのは16名。ホームに出てきたのが4名重症リスクが高い。あと、車両中央部が崩れている。そこを重点に捜索」

『2了解』

『3了解』

『4了』

『5ラジャ』

さぁー助けに行きますぞ~

登山リュックのようなものを背負い、ガスマスクのようなものを装着し車両へと近づく

「司令部後部入口到着、これより検索実施」

『司令部了解。救助隊が押上駅と、本所吾妻橋駅から侵入、ETA15分後』

「1了解。おーい、生きてるか!死んでたら返事しろー」

3両目に入ったところから、砂ぼこりがすごいが、風の流れを見抜く査子には息をしている人間がどこにいるかがすぐにわかる

「よぉ、相棒。大丈夫か?立てるか?」

「うぅ、な、なにが起きて」

頭を振るう、リコリス

「相手の爆発物が爆破されただけだ。大丈夫だな。けがは?」

「大丈夫です。軽い擦り傷程度だと思います」

「よし、なら手伝え」

「り、コリスですか?オレンジ色?」

「救助隊だよ。人が足らないんだ。後方から、増援が来ている。けがをしているリコリスを担いで、そこまで行って。行けるね?」

「大丈夫です」

「よし。おーい、大丈夫か?意識あるか?」

意識なし、頭部損傷、傷は浅い。手に打撲痕、爆破の衝撃で手すりまで飛ばされたか。

「この子、担いで後ろまで下がって。あ、頭の傷は大丈夫。軽い切り傷だから、腕の方が重症」

「わかりました。後をお願いします。増援が来ましたら、案内してきます」

「よろしく」

どんどんと、内側へと入っていく

この子は大丈夫。この子も。すげーな、DAの救難用エアバック

「あ。この子ヤバイ。」

腹部に、刺傷…これは、腹壁ギリギリだな。このままだと出血死していしまう

「少し痛むが、我慢しろ」

バックから、針が付いた縫合糸を取り出し、縫付けていく。

「うぅっ…」

「よし、よく頑張った。君!この子を、後方へ」

「わかりました」

途中で、気が付いたのか、一人のリコリスが私の縫合を興味深く見ていた。

「こちら1,各位状況知らせ」

『こちら2 ホームにいた4名を救助。1名脊髄損傷により重症。1名内臓破裂によるKIA、瓦礫に埋もれてたやつは、エアバックで難を逃れていました。』

『3、車両進行方向より侵入。ターゲットらしき人物と遭遇、発砲したものの、取り逃がしました。すみません』

「それは、最優先じゃない。」

『了解。車両進行方向から進入、現在、6名救助、重症者は居るものの、KIA無し』

『4~5は、爆破により構内に入れず、現在増援部隊と合流、あと2分で到着予定』

「1了解、司令部どうぞ」

『こちら指令部』

『車両中央部、特に6両目の損傷ひどく、これ以上は入ることができない。私の感覚では、要救助者4名。

内1名は心拍停止、他は何とか生きている』

『指令部了解。救助隊が到着した、引継ぎの後1~5は任務終了とする』

「1了解」

「救助隊到着しました」

「ご苦労さん。6号車の損傷激しく、中に4名います。ホーム側に4名です。うち、1名がCPA。CPAから2分程度かと思います。CPRができればいいんですが。あとは、プロに任せます。後のこと、よろしくお願いします」

「わかりました。最善を尽くします」

 

北押上駅が使えず、歩いて、押上駅まで行っていた千束とたきな

その時、オレンジ色の制服を着た査子が大きな荷物を背負い、地下鉄の非常口から出てくるのを

偶然、千束が見つける

そして、突然走り出す千束に

「え?千束?」

驚きを隠せず、査子を抱きつく千束を見つける

 

 

「はぁ…私の力では、全員は無理か…異世界の『ヒール』とかねぇーかなぁ…」

疲れ切った、体を頑張って持ち上げ、非常口からシレっと出ていき、押上駅まで歩こうとすると

ガバッ

「ぬんぁ!!え?t、千束ねぇ??!なんで?!」

黙って、抱き着く千束

「査子がいるってことは、あの脱線事故って」

「あー」

「頑張ったんだね。査子。ありがとう」

「…2人助けられなかった。ふっ、何がディフェンダーなんだろうな」

薄暗くなった空を眺める査子

「そんなことない!ほかの人は助けたんでしょ」

「あぁ、18人助かった。全員助けたかった…これ以上、犠牲者を…」

「査子、査子は頑張ってる。」

「そう。。。かな」

査子は、千束の胸の中で一滴の涙を流した。

 

 

事件は事故に、悲劇は美談になる…

 

10年前の旧電波塔事件、あの時も査子はディフェンダーとして従事していた。

 

to be continued

 




あー4話よかったですわ~
この話は、4話公開前に作ってたんですが、
「デデンデンデデン」って、来た時、
「ふぉー」ってなりました。

まぁ。こっちはダー○ベー○ー
ですがね。

この話は勢いで行きました。誤字があるかもです。
あったら報告してね(*´Д`)

でもっ私、予測線見れる?あれか、予測線を予測s

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作者が消されました。

07/24 21:34リコリスの人数を修正
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