異世界おくてっと   作:仮面大佐

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日常4 激突!がんぷらさばいばる

 ある日、この世界での今のケロロ達が住んでいる家に遊びに来た面子が居た。

 皆それぞれにガンプラの箱を持っていた。

 それを見た夏美は。

 

夏美「あれ?ボケガエルは兎も角、皆がガンプラ持ってるなんて、珍しいわね。」

冬樹「実はね…………。」

 

 そう、どうしてこうなったのか。

 遡る事数日前。

 ケロロは、屋上でガンプラを作っていた。

 

ケロロ「ゲロゲロゲロ。家だと、ギロロとかがうるさいしね。ここなら、思う存分、ガンプラを組み立てられますな。」

 

 ケロロはそう呟きながら、ガンプラ作りに勤しんでいた。

 しばらくして、ケロロはガンプラを完成させていた。

 ちゃんと、墨入れと塗装も施して。

 

ケロロ「出来たであります!」

カズマ「何してんだ、ケロロ。」

ケロロ「ゲロッ!?」

 

 突然のカズマの声に、ケロロは振り返ると、そこには、カズマ、スバル、零士、アインズ、ターニャ、リムル、アークの姿が。

 

ケロロ「ど、どうしたでありますか………?」

リムル「いや、俺たち、話をしようと思って、屋上に来たんだけど………。」

スバル「まさか、ケロロが先に居たとはな。」

ターニャ「ケロロ軍曹。貴様、風紀委員としての自覚があるのか!」

ケロロ「ま、待つであります!ターニャ殿!」

 

 ケロロは、青褪めながらターニャにそう言う。

 すると、アインズが仲裁に入る。

 

アインズ「まあ、待て。流石に、一生懸命に作った物を壊されるのは、酷だと思うぞ。」

ケロロ「アインズ殿………!」

アインズ「良い出来ではないか。」

ターニャ「アインズ………!?」

アーク「確かに、よく出来てるな。」

リムル「そうだな。墨入れに塗装まで、ちゃんとやってるよ。」

ケロロ「分かるでありますか!?」

ターニャ「…………まあ、良いか。」

零士「それにしても、そのガンダムって、どんな奴なんだ?」

ケロロ「では、教えるであります!」

 

 零士の質問に、ケロロは答える。

 ケロロは、自分が作っていたガンプラの元のガンダムを説明する。

 その説明には、熱がこもっていた。

 ケロロが説明をし終えて、それを聞いたターニャは。

 

ターニャ「ほう………。もし、これが本物なら、戦力には素晴らしいものだろうな。」

カズマ「確かにな。ガンプラが本物になったら乗れるだろうな。」

スバル「いやいや。いくらなんでも、そんな事は………。」

クルル「出来るぜ。」

 

 ターニャは、戦力的にそう判断して、カズマがそう言う中、スバルは否定しようとするが、そこにクルルが現れる。

 

ケロロ「クルル!」

零士「出来るって………本当か、クルル?」

クルル「ああ。これを使えばな。」

 

 そう言って取り出したのは、一本のペットボトルだった。

 

アインズ「そのペットボトルは?」

クルル「これは、万能兵器化飲料ナノラだ。」

リムル「万能兵器化飲料………?」

アーク「ナノラ………?」

スバル「それって、どんなもんなんだよ?」

クルル「これを振りかければ、なんでも兵器化出来るのさ。」

 

 クルル曰く、ナノテクノロジーの応用で、振りかけたら、なんでも兵器化するとの事。

 それには、ターニャも感心と驚きを見せていた。

 

ターニャ「ほう………それは凄いな。というより、ケロロ軍曹達の世界の技術力は、どうなっているんだ…………。」

クルル「そこで、隊長達がガンプラを作って、ナノラをかければ、兵器化出来るから、それでバトルしてみたらどうだ?」

ケロロ「やってみようであります!」

 

 そうして、ガンプラバトルをする事になった。

 ちなみに、スバルは辞退した。

 スバル曰く、『嫌な予感がする』との事。

 ターニャはヴィーシャ達に、アインズはコキュートスにも声をかけた。

 特別訓練として、ヴィーシャ達も参加する事になった。

 こうして、今に至る。

 

冬樹「…………っていう感じで、零士さん達もやる事になったんだよ。」

夏美「あのボケガエルに付き合うなんてね。まあ、侵略を企んでなければ良いんじゃない?」

 

 冬樹と夏美は、そう話す。

 ちなみに、それぞれが持ってきたのは、零士はガンダムダブルオー、カズマはガンダムXX、ターニャはストライクフリーダムガンダム、ヴィーシャ達は陸戦型ガンダム、アインズはガンダムレギルス、コキュートスは武者ガンダム、リムルはガンダムアストレイゴールドフレームアマツ、アークはデスティニーガンダムだ。

 なぜ、ケロロの方に行くのかというと、ナノラは、よりうまくリアルに作れば、それだけ性能が上がる。

 その為、ケロロにガンプラ作りを習うことに。

 零士達は、ガンプラが保管されている部屋、ガンプラギャラリーへと案内された。

 そこには、ケロロがこれまでに作り上げたガンプラ達とジオラマが飾っていた。
 その一つ一つの精巧な出来栄えに皆が感心するのであった。

 

ヴィーシャ「よく分かんないですけど、凄い出来栄えですね。」

アインズ「確かに。これだけを集めるのに、苦労したのでは?」

ケロロ「そうなんでありますよ。」

零士「すげぇな。」

ケロロ「では、我輩が、上手くガンプラを作る方法を教えるであります!」

 

 そうして、ケロロのガンプラ講座が始まったのだった。

 ガンプラルームからは。

 

ケロロ「ちょっと、ちょっと!ガンプラは普通、ニッパーで切るでしょうが!それでは、後でヤスリがけするんだから!ああ、そこ!変な感じに墨入れをしないで欲しいであります!」

 

 そんな風に、ケロロはガンプラ作成の指導に熱が入っていた。

 ケロロのそんな指導もあって、全員が、上手くガンプラを作る事ができた。

 その翌日、全員がそれぞれ作ったガンプラを持って、グラウンドに集まっていた。

 

カズマ「さて、ガンプラを持ってきて、学校に来たわけだが…………。」

零士「まさか、グラウンドで戦わせる訳じゃないよな?」

ケロロ「そんな訳ないであります。クルル曹長!」

クルル「あいよ。ポチッと!」

 

 クルルが何かのリモコンを操作すると、何かのゲートが現れる。

 そのゲートに吸い込まれたと思うと、

 

ターニャ「こ、ここは一体………!?」

クルル「ここは、俺様が特別に用意したクルル時空だぜぇ。」

アインズ「クルル時空だと?」

クルル「ここなら、どれだけ暴れても、外には何の影響も無いからな。」

コキュートス「凄マジイナ。」

零士「じゃあ、やりますか。」

 

 ジャングルステージのクルル時空にて、ガンプラバトルを行う事に。

 そして、一定の間隔で離れた場所で、それぞれのガンプラにナノラをかける。

 すると、ガンプラは巨大化して、まさにガンダムそのものとなった。

 

ケーニッヒ「本当に兵器になった………。」

ノイマン「だな…………。」

ヴィーシャ「どんな技術ですか………。」

ヴァイス「何でもありか………。」

グランツ「すげぇ…………。」

 

 ナノラを作れるケロン軍の技術力には、203航空魔導大隊の面々は驚いていた。

 そうして、零士達は、それぞれが作ったガンプラに搭乗する。

 すると、クルルが通信を入れる。

 

クルル「まずは、それぞれのガンダムの操縦に慣れてもらう為に、こいつらと戦ってもらうぜ。」

 

 そう言って、クルルが出したのは、ザクやジムといった、モビルスーツだった。

 

零士「ザクにジム?」

クルル「そいつらは、リアルホログラムだ。そいつらを倒して、操縦に慣れろ。」

ケロロ「了解であります!」

ターニャ「さて、諸君。例え違う兵器であろうと、やられるなよ。」

203大隊「は、はい!!!」

 

 ターニャがそう言って、203大隊は、返事を返す。

 そうして、モビルスーツは、ザクやジムとかに向かっていく。

 その間、ターニャは。

 

ターニャ「ハハハハハ!良いぞ!これなら、神に祈る必要もなく、戦えるではないか!!」

 

 狂喜していた。

 ターニャは、神を自称する存在Xによって、転生させられ、神を嫌っている為、力を発動する際に、神への祈りが必要となるエレニウム九十五式を嫌っている。

 神への祈りがいらないという事で、ターニャは絶好調だった。

 ケロロ以外の他の人たちも、最初は、操縦に苦戦していたが、次第に慣れてきて、動きが良くなった。

 しばらくして、リアルホログラムのザクとジムは、全滅した。

 そうして、バトルロワイヤルを始める事にした。

 

ケロロ「我輩が優勝するであります!」

零士「いや、俺だ!」

リムル「俺だ!」

 

 そんな風に張り合う3人。

 すると。

 

ミリム「やっと見つけたのだ!」

リムル「げぇっ!?ミリムにヴェルドラ!?」

 

 そんな声が聞こえてきて、周囲を見渡すと、ミリムとヴェルドラの2人がいた。

 

ターニャ「なぜ、あの2人が!?」

カズマ「おいおい………。」

コキュートス「誰カ、アノ2人二漏ラシタノカ?」

ミリム「酷いのだ!こんなに面白そうな事をしてるのに、黙ってるなんて!」

ヴェルドラ「全くだ。この我に言わずにやるとは、リムルも酷いぞ。」

リムル「いや…………。」

ケーニッヒ「これ、やばくね?」

ノイマン「だな…………。」

グランツ「えぇぇぇぇ………。」

零士「…………多分だけど、犯人が分かったぞ。」

ケロロ「まさか…………。」

零士「お前だろ…………クルル!!」

 

 零士がそう叫ぶと、クルルの笑い声が聞こえてくる。

 

クルル「いやぁ〜面白そうだったんでなぁ。あの2人に声をかけたんだぜぇ。」

カズマ「お前かぁぁぁぁぁぁ!!」

ターニャ「何を考えているのだ!?」

クルル「それが、俺様の美学だぜ。クッ〜クックックッ………。」

ミリム「なら、私が気が済むまで相手して貰うぞ!」

ヴェルドラ「では、我も参加させて貰うぞ!」

リムル「ちょっ…………!?」

 

 そう言って、ミリムとヴェルドラは、攻撃を開始する。

 ケロロは、ミリムとヴェルドラを取り押さえようとして、向かうが、頭部を左腕と頭部を吹き飛ばされる。

 

ケロロ「ゲロ〜!まだだ!たかがメインカメラをやられただけであります!」

ミリム「竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)!!」

 

 ケロロは、あのセリフをそう言うが、ミリムが放った竜星拡散爆が、RX-78に命中して、コアファイターを残して、爆発する。

 

ケロロ「ゲ〜ロ〜!!」

零士「あ〜あ…………。」

ターニャ「これでは、訓練にならないな。」

 

 こうして、ガンプラバトルは、ミリムとヴェルドラの乱入により、あやふやになってしまったのだった。




今回は、ここまでです。
ナノラによって、ガンプラが、本物のガンダムになりました。
ただ、ガンダムも、ミリムとヴェルドラの前には、無力でした。
異世界おくてっとの日常回は、次の話で一旦終わりにして、二期のエピソードに入っていきます。
二期のドッジボールに学園祭、あなざーわーるどに関するリクエストも、下記から受け付けます。
学園祭の方
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=286309&uid=373253
ドッジボールの方
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=285671&uid=373253
あなざーわーるどの方
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=286003&uid=373253
二期のエピソードが終わった後の日常回は、また受け付けるので、お待ち下さい。

学園祭に、何が襲来するか

  • デストロイヤー
  • ナナマタノオロチ
  • カリュブディス
  • ヒュドラ
  • PoH
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