異世界おくてっと   作:仮面大佐

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第2話 潜入!こうちょうしつ

ケーニッヒ「ただただ……飲みたい!!」

 

 それは、ケーニッヒの一言から始まった。

 ある日、ケーニッヒ、ノイマン、グランツ、アクアが集まっていた。

 

ケーニッヒ「この学園生活、全体的に不満はないんだが…………アレが飲めないのだけは辛いよな。」

ノイマン「だな。」

アクア「アレはねぇ…………一度知ったら。」

ノイマン「だな!!」

 

 学園のベンチに座っていたケーニッヒとノイマンの呟きを聞き、それにアクアが答えた事に頷くノイマン。

 

ケーニッヒ「でも…………この世界じゃあ、あれ、売ってないよな。」

 

 ケーニッヒはそう呟く。

 どうもこの世界にはアレが売って無いらしく、売ってそうな場所に行っても。

 

荒くれ者『百の薬にも匹敵する伝説のポーションって奴か?』

ケーニッヒ『いや、そんな大層なもんじゃなく……。』

荒くれ者『へっ!』

 

 と言った感じで、結局アレを手に入れる事は出来なかったらしい。

 

ノイマン「じゃああそこって、一体何を売ってるんだよ?」

ケーニッヒ「ハァ~ア、アレ……何処かにねぇかな?」

 

 ノイマンが言った後にケーニッヒが溜め息混じりに言うと、その話を聞いていたグランツが話しかけて来た。

 

グランツ「ケーニッヒ中尉、ノイマン中尉、それがある場所には会ったんですよ。」

ケーニッヒ「どこにあるってんだ?」

グランツ「なんと……校長室。」

 

 グランツは、そう答えた。

 遡る事、グランツがロズワールとともに、校長室に行った頃。

 

ロズワール(お忙しいですねぇ~。)

ルーデルドルフ(まぁ出張と言っても一泊二日だ。明後日には戻って来るよ。)

ロズワール(お疲れ様ですねぇ~。)

 

 ロズワールと話しながら湯飲みに入った飲み物を飲むルーデルドルフ。
 その飲み物を見たグランツには、明らかにお茶に見えず、赤いアレに見えたらしい。

 それを聞いたケーニッヒは、すかさず聞く。

 

ケーニッヒ「それって赤いヤツか!?」

グランツ「えぇ赤いヤツです。」

アクア「校長が飲んでいたと言う事は、校長室にはあるって事よね?」

グランツ「間違いないと思う。それに校長先生は、出張で明日一日中居ないらしい。」

 

 グランツは、ケーニッヒの質問にそう答え、居ない事を伝える。

 それを聞いたアクアは。

 

アクア「なら!明日、手に入れましょう!」

ケーニッヒ「良いですね!」

ノイマン「だな!」

グランツ「作戦を立てるにしても、もう少し戦力が欲しい所だな……………。」

アクア「それなら、私に任せてちょうだい!」

 

 そうして、4人は話し合いを始める。

 翌日。

 2組は授業を受けていて、担当はバニルであった。

 ちなみに、スバルとフランは、机に突っ伏していた。

 フランは、座学が苦手なのだ。

 

デミウルゴス「それは教師としての義務の放棄でしょう。自由とは、責任と能力に応じて与えられる物です。」

バニル「いかにも頭の硬い悪魔が言いそうな事であるな。個人は自由に己が運命を決する権利がある。愚行権を知らぬのか?」

バイス「えぇぇぇ!?俺っちは、俺っちが楽しければそれで充分だぜ!」

ディアブロ「衆愚の権利など、私はそんな物には興味がありません。ですが、そのような考えが破滅に近づくのでは?」

 

 と、悪魔4人が、討論をしていた。

 そんな中、ノイマン、グランツ、ケーニッヒ、アクアが頷き、一部の人が訝しげにする。

 

バニル「破滅!素晴らしいではないか!それこそが我が望…………おっと。時間のようだな。今日の授業はここまで。」

 

 バニルがそう言う中、チャイムが鳴り、授業が終わる。

 師匠は、フランに話しかける。

 

師匠「フラン、大丈夫か?」

フラン「座学……………嫌だ……………。」

 

 師匠がフランにそう聞くが、フランは魂が抜けたかの様に、机に突っ伏す。

 それを見ていた人たちは。

 

アスナ「……………魂が抜けてるみたいな感じね……………。」

ミト「確かにね。」

師匠「フランは、座学が苦手だからな………。」

フラン「これなら、戦う方がマシ…………。」

レイト「そして、戦闘狂か……………。」

リムル「あはははは……………。」

 

 アスナとミトが話す中、師匠がそう答え、フランの呟きに、レイトが苦笑気味に言い、リムルは苦笑する。

 そんな中、ケーニッヒ達が移動する。

 ケーニッヒ達は、校長室にたどり着いた。

 

ケーニッヒ「じゃ、いっちょ頂きに行くとしますか。」

ノイマン「だな!」

グランツ「それにしても、アクアさんは、戦力を用意すると言ってましたが、誰なんでしょうかね。」

アクア「待たせたわね!戦力ってのは、こいつらよ!」

 

 ケーニッヒとノイマンがそう話す中、グランツがそう呟き、アクアが叫ぶ。

 そこに居たのは、カズマとケロロだった。

 

カズマ「いきなり何なんだよ。俺たちを呼び出すとか。」

ケロロ「なんか、嫌な予感がするでありますな……………。」

ケーニッヒ「カズマとケロロ軍曹か!」

グランツ「確かに、頼りになるかもな!」

ノイマン「だな!」

 

 カズマとケロロは、急に呼び出されたらしく、そんな風に言う中、ケーニッヒ達は、そう言う。

 カズマは、アクアに聞く。

 

カズマ「お前ら、何するつもりなんだ?」

アクア「良い?私たちはこれから、校長室から赤い奴を盗むのよ!」

ケロロ「いや、それって、普通に校則違反でありますよね!?」

カズマ「ハアッ!?大体、白老の師匠やグレニスさんからも呼び出されてたのに……………。」

 

 アクアの言葉に、カズマとケロロはそう言う。

 ちなみに、白老とグレニスは、零士、カズマ、リナ、カイト、カリン、キリト、アスナ、カルム、ミト、リーファ、アーロン、ユウキ、ノーチラス、アリス、ユージオ、ケント、イーディス、アーク、アリアン、リムル、レイトなどといった者達を鍛えている。

 ここ最近では、フランと師匠を誘おうと画策しているようだ。

 

アクア「はぁ?あんなジジィの事なんて、無視すれば良いのよ!」

カズマ「おい、それを白老の師匠に聞かれたら、お前、終わるぞ。」

ケロロ「我輩達がそんな事をする必要って、あるでありますか?」

アクア「へぇ…………良いわよ、帰っても。でも、帰った時には、夏美や白老のジジィに、色々と嘘を吹き込むからね!」

「「なっ!?」」

 

 カズマとケロロは、校則違反になる事から、乗り気ではなかったが、アクアにそう脅される。

 

カズマ「おい!汚ねぇぞ!」

アクア「なら、私たちに協力しなさい!」

ケロロ「ゲロ……………。」

 

 カズマとケロロは、渋々手伝う事にした。

 その場に居た全員は、校長室に入る。

 

ケーニッヒ「それで、赤い奴はどこにあるんだ?」

グランツ「あそこに見える奴がそうじゃないか?」

 

 ケーニッヒの問いに、グランツはルーデルドルフの机の隣にある棚を指差す。

 

アクア「あぁあれね!じゃあ、早速頂きましょう!!」

カズマ「おい、アクア!」

アクア「これね!あら良い物じゃない!!」

ケロロ「やめておいた方が…………。」

 

 アクアは、カズマとケロロの静止を聞かずに、棚を開けて、3本あったうちの1本を取る。

 すると。

 

アクア「え?」

ルーデルドルフ『この不届き者めがぁああああああああああああ!』

 

 サイレンと共に、ルーデルドルフの叫び声が聞こえる。

 すると、赤外線レーザーが張り巡らされる。

 

グランツ「うわぁ!?何だコレ!?」

カズマ「罠だ!?」

アクア「え?え?えぇえええ!?」

 

 それを見てグランツとカズマも驚き、その原因を作ったアクアも動揺を隠しきれなかった。

 しばらくして、サイレンは止まる。

 

ケーニッヒ「はぁ……面倒くさい事になったな。」

 

 ケーニッヒは、ため息を吐きながらそう言って、レーザーにボールペンを当てると、ボールペンは焼き切れた。

 それを見たケーニッヒは。

 

ケーニッヒ「…………これ、ガッツリ殺しに来てるよな。」

ノイマン「だな……。」

 

 ケーニッヒがそう言うと、ノイマンがそう答える。

 

カズマ「全く!お前はなんでそう警戒せずにやるんだよ!」

アクア「だって仕方ないじゃない!まさか罠が用意されてるなんて思いもしないし!!」

ケロロ「そういう問題じゃないであります!」

 

 カズマがアクアに対してそう言うと、アクアはそう叫ぶ。

 

ケーニッヒ「我々も迂闊でした。平穏で緩み過ぎていたかな…………。」

グランツ「こんな体たらく、大隊長にバレたりでもしたら大目玉ですよ!注意が足らんって!」

ケーニッヒ「いや、赤いヤツを盗もうとしてる時点で大目玉だと思うが…………。」

ノイマン「だな。」

 

 そんな中、ケーニッヒがそう言うと、グランツが叫び、ケーニッヒはそう言って、ノイマンも同意する。

 

アクア「とにかく!こんな怖い所早く脱出しちゃいましょう!ほら、出口の方には何もないじゃない!あっちにさえ行けば………!」

ケロロ「あっちに出口なんて無かったはずでありますが…………。」

アクア「え?」

ケーニッヒ「そもそも扉なんて、無かったはずだ!!」

 

 アクアがそう叫んで、扉の方を指差す。

 だが、ケロロがそう言うのに首を傾げ、ケーニッヒがボールペンを投げると、その扉はモンスターの口になってボールペンを食べてしまった。

 

アクア「ヒィイイイイイイイイ!?カズマさん!?モンスター!モンスターだったぁ!!」

アクア「アクアお前、記憶力大丈夫か?」

 

 その後、ケーニッヒ達は、罠を防ぐか避けたりして回避し、罠の制御装置がある場所にまでたどり着いた。

 ちなみに、カズマとケロロは、何かを話し合っていた。

 

ケーニッヒ「さてと………。」

 

 その後ケーニッヒが手慣れた手つきでケーブルを切ると、罠発動中に光っていた赤いランプも消え、正常に戻った。

 

ケーニッヒ「これで、無事全ての罠の解除に成功っと。」

グランツ「後は脱出してこの赤いヤツを流し込めば、ミッション完了………ですね。」

ノイマン「だな!」

 

 3人は、そういう風に話していた。

 そんな中、カズマとケロロは、校長室に飾られている額縁を見ていた。

 

ケーニッヒ「ん?どうしたカズマ、ケロロ軍曹?」

カズマ「いや、何でもない。マークが気になっただけかも。」

 

 ケーニッヒの質問に、カズマはそう答える。

 

ノイマン「これは、俺達帝国の国旗だ。」

ケロロ「そうなのでありますか?」

ケーニッヒ「あぁ、校長先生は俺達帝国軍作戦本部の親玉だからな。」

 

 そう。

 額縁に飾ってあったのは、ターニャ達の帝国の国旗だった。

 すると、アクアが不安げな声を出す。

 

アクア「ねぇ、そんな話もう良いから、早くここから出ましょうよ!?」

ケーニッヒ「そうですね。なら、さっさと脱出……。」

 

 アクアの言葉に、ケーニッヒが同意しようとすると。

 

ルーデルドルフ『そうは問屋が許さんぞぉおおおおおおおお!!』

 

 再びルーデルドルフの叫び声がこだまする。

 すると、帝国軍の国旗が入っている額縁が揺れる。

 

アクア「え!?何!?何々!?」

ケーニッヒ「総員!警戒態勢!!」

「「はっ!」」

 

 ケーニッヒ達は、身構える。

 すると、額縁が外れ、その奥から巨大なカエルの形をしたモンスターが四匹出て来た。

 

グランツ「な、何なんだよ、こいつら!?」

カズマ「ジャイアントトード!俺達の世界のモンスターだ!」

ケーニッヒ「強いのか!?」

カズマ「強……くはない。」

ノイマン「なら!うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!フン!」

 

 そう。

 零士達の世界のモンスター、ジャイアント・トードだった。

 カズマの言葉を聞いたノイマンは、ジャイアント・トードには効いていなかった。

 

カズマ「けど、打撃は効かない。」

ケーニッヒ「ノイマーン!グランツー!」

 

 ノイマンは、ジャイアント・トードに食べられ、グランツもいつの間にか食べられていた。

 

ケーニッヒ「このままだと、全滅か………せめて、これは死守しなくては…………!」

カズマ「幸い、ジャイアント・トードは全部で四匹だ!そしてアイツらは一匹につき一人しか飲み込めない!」

ケーニッヒ「という事は…………。」

ケロロ「あと2人、犠牲になるしかないんでありますか…………!?」

 

 そう。

 これは、あと2人が犠牲になる必要があった。

 それを聞いて、ケーニッヒは覚悟を決める。

 

ケーニッヒ「そうだな……そこは、男の仕事って奴だな。アクアさん、脱出出来た暁には、皆で祝杯を上げましょう!!」

アクア「顔の細い人!」

ケーニッヒ「ケーニッヒです。」

 

 ケーニッヒは、アクアにそう言う。

 アクアの呼び方に、ケーニッヒはそう訂正する。

 

ケーニッヒ「俺達に構うな!行け!!」

 

 ケーニッヒはそう言って、ジャイアント・トードへと向かっていくが、あっさり食べられる。

 

アクア「顔の細い人ぉおおおおおおおおおおおおお!」

ケロロ「ケーニッヒでありますよ…………。」

 

 アクアがそう叫ぶ中、ケロロはそう呟く。

 そして、アクアはカズマとケロロに話しかける。

 

アクア「カズマさん!ブレイズに変身して、こいつらをやっつけちゃって!」

カズマ「何で?」

アクア「何でって、何?」

カズマ「…………悪いなアクア。俺たちは流石に離脱させてもらうよ。」

ケロロ「行くでありますよ。」

カズマ「ああ。スキル、潜伏。」

 

 カズマとケロロは、カズマの潜伏スキルで、姿を消す。

 ジャイアント・トードは、アクアの方を見る。

 

アクア「待って……ちょっと待って………!覚えてなさい!カズマァァァ!!ケロロォォォ!!」

 

 アクアはそう叫びながら、瓶を持って、ジャイアント・トードから逃げる。

 一方、カズマとケロロは。

 

カズマ「さて。俺は白老の師匠の所に戻るか。」

ケロロ「まあ、その前に、報告しておくでありますか?」

カズマ「だな。」

 

 カズマとケロロは、何処かへと向かう。

 その頃、アクアは。

 

アクア「どわぁああああああああああ!!」

 

 アクアは、必死にジャイアント・トードから逃げていた。

 すると、進行方向の先に、尚文とラフタリアの2人がいた。

 

アクア「助けて!助けて!助けてくれたら神の加護をあなたに授けてあげるわぁ!!」

 

 アクアは、尚文とラフタリアに、助けを求める。

 それに対する尚文の対応は。

 

尚文「…………シールドプリズン!!」

 

 尚文はアクアを見捨て、シールドプリズンで自分とラフタリアを守る。

 

アクア「何やってんのよ、アンタァァァ!!わぁああああああ!!覚えてなさい!神の罰が当たるからねぇええええええええ!!」

 

 アクアはそう叫びながら、横を通過する。

 それを聞いていた尚文は。

 

尚文「………神ね。」

ラフタリア「尚文様?」

尚文「神を騙る奴程、信用出来ない奴はいない。」

 

 尚文はそう呟き、ラフタリアが首を傾げる。

 尚文は、色々と酷い目に遭った為、神は信用していない。

 アクアは逃げ続ける。

 すると、進行先には、師匠の姿が見えた。

 

アクア「助けて!私を助けて!」

 

 アクアは、師匠に向かって叫ぶ。

 だが……………。

 

師匠「来るな!来るなァァァ!!」

カリン「お願い!調べさせてぇぇぇぇ!!」

フラン「師匠ーー!!」

 

 師匠は、カリンに追われていて、アクアには気づかなかった。

 無論、師匠を追うカリンや、その2人を追うフランも気づいていない。

 

アクア「何やってんのよぉぉぉぉ!!」

 

 アクアはそう叫ぶが、3人は気付かずに、アクアから遠のく。

 一方、技術室と書かれている部屋の中では。

 

カイジン「リズベットの嬢ちゃんは、中々才能があるな。」

黒衛兵「んだ。良い鍛治師になれるべ。」

リズベット「えへへへ…………ありがとうございます!」

 

 カイジン、黒衛兵は、リズベットの鍛治師としての腕を褒め、リズベットは嬉しそうにしていた。

 カイジンと黒衛兵、ガルム、ドルド、ミルドの3人は、つい最近来たのだ。

 

カイジン「それにしても、リズベットの嬢ちゃんは、違う世界で鍛治師をやってたんだよな?」

リズベット「ええ。自分の店を持って、色んな武器を作ったりしたわよ。」

黒衛兵「なら、納得だべ!」

ガルム「この技術室にも、華が生まれたな。」

ドルド「全くだな!」

ミルド「うんうん!」

リズベット「ミルドさんは、喋らないんですね…………。」

 

 カイジン達は、そう話していた。

 すると、技術室の前を、アクアとジャイアント・トードが通る。

 

カイジン「何か、揺れるな…………。」

リズベット「ていうか、2組のアクアって人の叫び声が聞こえる気がするのは、気のせいかしら?」

黒衛兵「気のせいだと思うべ。それより、リズベットちゃんも頑張るべ!」

リズベット「そうね!」

 

 リズベット達は、アクアの存在に気づかずに、作業を再開する。

 一方、アクアが逃げる先には、エミルスとバイスが居た。

 

バイス「なあなあエミルス!俺っち、暇なんだけど!」

エミルス「うるさいぞ。そもそも、しょうがないだろ。」

 

 エミルスとバイスは、そんな風に話していた。

 すると。

 

アクア「どわぁああああああああああ!!」

バイス「え?何この声?」

エミルス「なあっ!?」

 

 アクアの叫び声が聞こえてきて、後ろを振り向くと、アクアが目に入る。

 アクアは、2人に声をかける。

 

アクア「助けて!襲われてるの!助けてよ!」

バイス「エミルス!どうする?」

エミルス「放っておくと、俺たちが食われそうな気がするな。……………ったく!」

 

 エミルスはそう言って、リバイスドライバーを腰に装着する。

 そして、レックスバイスタンプを起動する。

 

レックス!

 

 エミルスは、レックスバイスタンプを起動した後、押印面に息を吹きかける。

 

エミルス「ハァァ…………フッ!」

 

 そして、レックスバイスタンプをオーインジェクターに押印する。

 

Come On!レ!レ!レ!レックス!

 

バイス「フハハハハハ!いやっほう!」

 

Come On!レ!レ!レ!レックス!

 

 待機音が流れる中、エミルスは変身ポーズを取って、叫ぶ。

 

エミルス「変身!」

 

 エミルスはそう言って、レックスバイスタンプをリバイスドライバーに装填して、倒す。

 

バディアップ!

オーイング!ショーニング!ローイング!ゴーイング!

仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!

 

バイス「いやっほう!」

 

 エミルスとバイスは、仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイスに変身する。

 アクアが2人の横を通過して、ジャイアント・トードが迫る。

 

バイス「エミルス!どうする!?」

エミルス「リミックスは使えないから、必殺技で行くぞ!」

バイス「あいよ!」

 

 エミルスとバイスはそう話して、レックスバイスタンプを2回倒す。

 

レックス!スタンピングフィニッシュ!

 

「「ハァァァァァ!」」

 

 2人は、ライダーキックをジャイアント・トードに放つ。

 それを食らったジャイアント・トードは、絶命して、倒れる。

 2人は、変身解除する。

 そして、アクアに近寄る。

 

エミルス「おい。俺たちを巻き込むなよ。」

アクア「悪魔に助けられるのは複雑ね……………。」

バイス「何だよ!巻き込んでおいて、その言い方は無いだろ!」

アクア「まあ良いわ!今日は飲むわよ〜!」

蒼影「何を飲むというのだ?」

 

 アクアは、悪魔であるエミルスとバイスに助けられた事に複雑な表情を浮かべるが、すぐにそう叫ぶ。

 すると、蒼影が現れる。

 

アクア「どわぁぁぁっ!?」

エミルス「蒼影か。」

バイス「やっほ〜!」

アクア「アンタ、どこから現れるのよ!!」

蒼影「俺はいつでもお前の背後に居る。」

ロズワール「何をやっているのか〜な。」

 

 すると、蒼影だけでなく、ロズワールも現れる。

 横には、ラム、カズマ、ケロロがいた。

 

アクア「あ、これは……………。」

ロズワール「君たちの気持ちも分かるのだけれ〜どね。」

アクア「アンタ達!先生にチクったわね!」

ラム「当然よ、ラムはロズワール先生の味方だもの。」

ケロロ「というより、蒼影殿には最初からバレていたでありますよ。」

カズマ「ああ。俺たちが脱出した直後に、蒼影が居たからな。」

 

 どうやら、蒼影にはバレていたそうだ。

 そして、ロズワールが校長室にいるジャイアント・トードも引き寄せる。

 

ロズワール「ノイマン君、グランツ君、ケーニッヒ君、アクア君。」

アクア「えっ!?」

ロズワール「可哀想だけれど、校則違反は違反だ~からね。君達四人、生活指導室送りだぁ~よ!!」

 

 ロズワールは、そう宣言する。

 それを聞いたアクアは。

 

アクア「な…………なんでよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

 そんな風に絶叫した。

 ロズワールに、エミルスとバイスが話しかける。

 

エミルス「それで、俺たちはどうなるんだ?」

バイス「まさか、俺っち達も!?」

ロズワール「まあ、君たちは咄嗟の判断だっただろうか〜らね。今回は、特別にお咎めなしという事にしておく〜よ。」

 

 エミルスとバイスは、正当防衛が認められたのか、お咎めなしになった。




今回はここまでです。
見事に失敗して、ノイマン、グランツ、ケーニッヒ、アクアの4人は、生活指導室送りになりました。
ちなみに、カズマとケロロに関しては、無理矢理協力させられていたというのも考慮して、エミルスとバイスと共に、お咎めなしになりました。
そして、カイジン、黒衛兵、ガルム、ドルド、ミルドの面子も、この世界に来ました。
次回は、そんな生活指導室関連の話になります。
ちなみに、白老とグレニスは、色んな世界の剣士達を、鍛えています。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
目次から、ドッジボールの回や、あなざーわーるどに関するリクエストも受け付けているので、良かったらお願いします。
二期のエピソードが終わった後の日常回の奴も受け付けますので、目次の一番下のリンクから、その活動報告を見て下さい。
一期のエピソードが終わった後の日常回のリクエストの奴と被りますが、気が向いたら、お願いします。
このすばとセイバーのカズマは、年相応にスケベな一面はありますが、まともになったんです。

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