異世界おくてっと   作:仮面大佐

25 / 26
第6話 激突!どっじぼーる

ターニャ「あり得ないぞ!頭が可笑しくなったのか!?」

アインズ「貴様の方こそ正気を疑うぞ!?」

スバル「二人共落ち着けよ!?」

 

 何時もは仲が良いはずのターニャとアインズが言い争いをしており、それをスバルは止めようとしていた。

 

ターニャ「部外者は引っ込んでいてもらおう!これは我々の問題だ!!」

アインズ「貴様とは分かり合えると思ったのだがな。」

ターニャ「それは私の台詞だ!!」

『フンッ!!』

 

 そんなスバルに対してターニャは言った後、アインズが言った事に対して言い返した後に同時に目を逸らした。

 

カルム「まったくもぉ、二人ともいい加減にしてくれって。」

カズマ「そうだぞ二人共………。」

 

 そんなアインズとターニャを見てカルムが頭を掻きながら言った後、カズマは叫んだ。

 

カズマ「から揚げに何を付けるかなんて、どうでも良いじゃねぇかぁあああああ!!」

 

 そう大声を出しながらツッコんだ。
 どうやらアインズとターニャは、から揚げに何を付けるかで揉めていたらしい。

 どうして、こうなったのか。

 理由は、数分前に遡る。

 

ヴィーシャ「この間ラムさんと、門のお肉屋さんに行ったんですが……何とあそこ!から揚げも美味しかったんです!!」

ターニャ「ほぉ……。」

 

 ヴィーシャの話を聞いて、思わず反応するターニャ。

 ヴィーシャは、ラムに話しかける。

 

ヴィーシャ「ラムさんも絶賛でしたよね!!」ラム「あの味ならロズワール先生にも、満足して頂けそうだわ。」

コキュートス「ソコマデカ?」

ゲルド「そこまでなのか?」

 

 ヴィーシャの話にラムも頷いていると、その話を聞いていたコキュートスとゲルドが質問した。

 

ヴィーシャ「コキュートスさんにゲルドさん!?アレを食べないなんて人生損してますよ!?」

コキュートス「ソコマデカ……。」

ゲルド「そこまでなのか…………。」

ラム「武人として恥を知りなさい。あなたもそんなんだから、そこまで墜ちるのよ?」

コキュートス「ソコマデカ……。」

ゲルド「そこまでなのか………。」

レイト「2人とも、ラムの話に反応し過ぎじゃねぇの?」

 

 そんなコキュートスとゲルドに対し、ヴィーシャは指を指しながら答えると、少し驚いたコキュートスとゲルドに対してラムが言い、それを聞いて少し落ち込んだコキュートスとゲルドにレイトがツッコんだ。

 

ターニャ「これは、一度食べて見なくてはならんな……アインズ!放課後貴殿達も一緒に肉屋に行かないか!?あそこのから揚げが絶品らしいぞ!」

 

 そんな会話をターニャは聞いた後、アルベド達と話していたアインズを誘いに声を掛けた。

 

アインズ「ほぉ、それは興味があるな。(ま、俺食べられないんだけどさ。)……どうだ? アルベド?」

アルベド「至高たる恩方の考えに、異論などあろうはずもござません。」

 

 それを聞いたアインズはそう思った後、アルベドに聞き、それに頭を下げながら答えたアルベドだった。

 そして。

 

スバル「俺が聞いたのが悪かった!悪かったからさぁ!」

零士「お前ら、落ち着けよ!」

 

 その後、スバルがから揚げに何を付けるかを聞き、それをきっかけに現在に至るらしい。

 

ターニャ「ならば今一度問おうナツキ・スバル、神崎零士。貴様はから揚げに何を付ける?塩コショウか?ケチャップか?」

スバル「……マヨネーズ。」

零士「おろしポン酢。」

ターニャ「貴様達とも相容れぬようだな。」

零士「え!?」

アインズ「残念だよ、スバル、零士。」

スバル「えぇええええええええ!?どう考えてもマヨネーズ一択だろ!?」

 

 そんなこんなで、きっかけを作ってしまったスバルが零士と一緒に、アインズとターニャを止めようとする。

 だが、ターニャの質問に対してそう即答してしまい、それを聞いたアインズとターニャの反応を見て驚きながら言った。

 すると。

 

レルゲン「実はずっと黙っていたのだが……………。もう授業は始まっているぞ。」

 

 レルゲンはそう言う。

 立っていた生徒は、元の座席に戻る。

 レルゲンは、ため息を吐きながら言う。

 

レルゲン「人が多く集まれば、主義主張の違いは大なり小なり起きるものだ。今回の言い争いの原因は、唐揚げに何をつけるかだったか?……………口に出すと本当にどうでも良いテーマだな。」

ケロロ「言っちゃったでありますな。」

アーク「まあ、確かにな。」

レルゲン「ひとまず、クラス内でアンケートを取ろうではないか。」

 

 レルゲンはそう言うと、ケロロとアークがそう突っ込む。

 アンケートを取ると、見事に別れた。

 

レルゲン「見事に分断したな…………。」

 

 派閥はこうなっていた。

 塩コショウ派は、ターニャ、ケーニッヒ、ノイマン、レム、ラム、コキュートス、ダクネス、アリス、ユージオ、イーディス、ダイジ、シノン、エターナル、リーファ、アーロン、ドロロ、小雪、ゲルド、キリト、アスナ、

 ケチャップ派は、アインズ、アルベド、シャルティア、デミウルゴス、めぐみん、ちょむすけ、グランツ、ユウキ、オーズ、アンク、ユナ、ノーチラス、夏美、ギロロ、タママ、

 マヨネーズ派は、スバル、エミリア、パック、ベアトリス、カズマ、アクア、アウラ、マーレ、ヴァイス、アリアン、ケロロ、モア、リムル、ミリム、ヴェルドラ、ディアブロ、

 おろしポン酢派は、零士、リナ、カイト、カリン、レイト、冬樹、桃華、チヨメ、アーク、カルム、ミト、エミルス、バイス、フラン

 ちなみに、ユイとカナ、ヴィーシャ、サブロー、クルル、師匠は、どれにも入っていない。

 クルル曰く。

 

クルル「俺的にはどうでも良いんでな。ク〜クックックックッ。」

 

 との事。

 その結果を受けて、話を始める。

 

ダクネス「お前達はスバルと同じだと思っていたが?」

ラム「バルスの思考と被るのは屈辱だわ。」

レム「レムは何時でもスバル君の味方です!!ですがアレだけは……アレだけは……!」

アリス「一体、何があったのですか?」

 

 レムとラムが塩コショウ派な事に以外と思ったダクネスが聞くと、それにラムが答え、その後にレムは拳を作りながら答えた。

 そんなレムに、アリスはそう聞く。

 

アインズ「お前達はケチャップ派なのか?」

アルベド「至高たる恩方と好みを同じくするのは、当然であります。」

アインズ「……ん?」

 

 アインズはアルベドの意見を聞いた後、守護者の中で唯一塩コショウ派のコキュートスを見ると……。

 

コキュートス「決シテ……忠誠ガ低イト言ウ分ケデハ………。」

アインズ(キャラ設定が味の好みに影響を与えているのかな……。)

 

 そう自身に言い聞かせているコキュートスを見てそう思ったアインズ。

 

リムル「お前達は、マヨネーズなんだな。」

ミリム「うむ!」

ヴェルドラ「我も、マヨネーズは好きだぞ!」

ディアブロ「リムル様と好みを同じにするのは、当然の事かと。」

リムル「ははは……………うん?」

 

 リムルは、マヨネーズ派についたミリム達を見ながらそう言うと、ゲルドの方を見る。

 

ゲルド「いや、忠誠心が低いというわけでは……………!」

リムル「アハハハハ………………。」

 

 コキュートスと同じように、リムルと違う事を気にしていたゲルドを見て、リムルは苦笑する。

 

ケロロ「アインズ殿と違うでありますが、良いんでありますか?」

アウラ「アインズ様には悪いと思ってるんだけど、こればっかりは譲れないと言うか………………。」

マーレ「ぼ、僕も…………マヨネーズの方が好きと言うか……………。」

エミリア「あ、それ分かる!私もスバルに勧められて食べてみたら、すっごく美味しかったもん!!」

『確かに!!』

師匠(エルフ系の人とマヨネーズって、相性良いのかな?)

 

 ケロロがアウラとマーレにそう聞くと、2人はそう答えて、エミリアもそう言う。

 それを遠くから見ていた師匠は、そう思う。

 

グランツ「ケチャップ派なんだな?」

めぐみん「えぇ!真紅のソースが紅魔族の私にぴったりじゃないですか!!」

夏美「ちなみにその猫も?」

めぐみん「当然、ケチャップ派です!!」

ちょむすけ「なぅ~。」

 

 グランツがめぐみんにした後、今度は夏美が質問すると、それにもめぐみんが答えたすぐに鳴いて答えるちょむすけだった。

 すると、カズマが口を開く。

 

カズマ「戦力としては、マヨネーズ派が一番かな。」

スバル「よぉし!じゃあここはマヨネーズが最高って事で、皆納得してくれねぇ…………。」

『貴様は黙ってろ!!』

『横暴!?』

 

 カズマが派閥の数を見て言ったのを聞いたスバルはそう言おうとしたのだが、それを遮ったアインズとターニャにカルムやキリト、リムル、レイトと一緒にツッコんだ。

 

ターニャ「フン、多数決に意味などまるでないな!」

アインズ「ではどうする?力で証明でもして見せるか?」

ミリム「戦うのか!?なら、私も参加するのだ!」

ヴェルドラ「もちろん、我もな!」

フラン「戦い……………!やる!」

リムル「お前ら、落ち着けよ!」

レイト「面倒な事になったな……………。」 

師匠「ちょっ!?フランさん、落ち着いてって!」

 

 ターニャがそう言うと、アインズはそう返す。

 そして、ミリムとヴェルドラとフランが反応して、リムルとレイトも反応する。

 すると、レルゲン先生が案を出す。

 

レルゲン「ならば、誰が一番正しいのか、これで決めてはどうだろうか?」

リーファ「ボールですか?」

アーロン「なんですか、それ?」

レルゲン「力無き正義は無力だ。ドッジボールで勝敗を決めようじゃないか。」

ユウキ「ドッジボールか!良いじゃん!燃えてきたよ!」

オーズ「それなら、安全かもね。」

アンク「どうだかな。」

 

 レルゲン先生は、ドッジボールで雌雄を決する事を提案した。

 それを聞いたアインズ達は。

 

アインズ「私は構わないが、大丈夫か?ターニャ。我がケチャップ派は精鋭揃いだぞ?」

ターニャ「その言葉そのまま返そう。塩コショウ派の恐ろしさ、目にもの見せてやる!!」

 

 そんな風に火花を散らす。

 それを見ていた他の人たちは。

 

カズマ「ていうか……………これは無事では済まなそうなんだが……………。」

スバル「分かる。ミリムにヴェルドラが居るからだろ!すっげぇ分かる!」

レイト「おろしポン酢派、少ないな…………。」

カルム「試合になるのかな……………。」

ミト「少なくとも、波乱の展開になるのは、間違い無さそうね。」

冬樹「大丈夫かな……………。」

桃華「頑張りましょう!冬樹君!」

 

 そんな風に話していた。

 それを見ていたレルゲンは口を開く。

 

レルゲン「では、各員準備の上、グラウンドに集合。」

一同「はい!」

レルゲン「パワーバランスの調整が必要だな……………ん?」

 

 レルゲンがそう言うと、返事をする。

 すると、廊下には、尚文、ラフタリア、フィーロの三人がいた。

 準備が終わり全員運動場に集まると、既に円状に造られたコートに内野と外野に分かれ、それぞれの派閥の場所に立った。

 

レルゲン「魔力などを込める事も出来るこのボールに当たった人はOUTだ。」

尚文「待ってくれ!?」

レルゲン「ん?」

 

 レルゲンが全員に説明をしていると、何故か塩コショウ派の面子に入れられている尚文が異議を申し上げた。

 

尚文「何故俺達がここに巻き込まれているんだ!?」

レルゲン「パワーバランスの調整だ。」

尚文「調整って……………。」

 

 尚文の異議に対して、レルゲン説明したのだが、尚文はそれでも納得できなかった。

 ノイマンとケーニッヒが、尚文に話しかける。

 

ケーニッヒ「良いじゃないか、よろしくな、盾の勇者?」

尚文「俺は、別にやるなんて一言も…………!」

ノイマン「頼むよ盾のあんちゃん!塩コショウ派、少し不利なんだ。」

尚文「塩コショウ派って……………。」

 

 そんな尚文に対してケーニッヒとノイマンがそれぞれ言い、尚文は今だ困惑するだけだった。

 すると、ターニャが話しかける。

 

ターニャ「塩コショウ派として、頼りにしているぞ?」

尚文「何なんだ………。」

フィーロ「ねぇねぇ!!」

 

 ターニャにそう言われても、尚文は納得していなかったが、フィーロが話しかける。

 

フィーロ「やろうよご主人様!楽しそうだよドッジボール!!」

尚文「……ハァ、仕方ないか。」

フィーロ「わぁーい!!」

 

 フィーロがそう言うので、尚文は折れる。

 すると、ラフタリアが尚文に話しかける。

 ラフタリアは、ケチャップ陣営に居た。

 

ラフタリア「尚文様、あの〜…………。」

『ん?』

ラフタリア「ごめんなさい!私は尚文様の剣とならなくてはいけないのに……。」

尚文「………プフッ!似合っているぞ、ラフタリア。」

ラフタリア「え?」

尚文「ケチャップを選ぶラフタリアってのが良い。」

ラフタリア「それはどう言う意味ですか!?んぅ~!!」

 

 そう尚文に対して謝るラフタリアが、ケチャップと書かれたゼッケンをつけているのを見た尚文は笑いだしながら言い、それを聞いてツッコみながら声を唸らせるラフタリアだった。

 そして、試合が始まろうとしていた。

 

ヴィーシャ「さぁて始まりました!から揚げに何付けるドッジボール対決!!実況は私、ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブコリャコーフ!そして解説には、お肉屋さんに来ていただきました!!」

 

 実況席には、何も入らなかったヴィーシャが実況をしており、その隣には、荒くれ者が座っていた。

 ちなみに、他に入らなかったメンツは見学しているが、師匠はフランと一緒に入っていた。

 そして、変身出来る人は変身していた。

 

ヴィーシャ「この勝負、どう見られますか!?」

荒くれ者「感じるぜ、今だかつてない生命の躍動をな………フンッ!!」

シノン「それって、ただそう言いたいだけなんじゃないの?」

エターナル「だろうな。」

ユイ「パパー!ママー!頑張って下さい!」

カナ「パパもママも頑張って!」

キリト「おう!」

アスナ「ユイちゃん!頑張るからね!」

カルム「応援ありがとうな!」

ミト「やってやるわ!」

 

 ヴィーシャが荒くれ者にそう聞くと、鼻で笑いながら答えて、シノンとエターナルが突っ込む。

 ユイとカナは、自分たちの両親に応援をする。

 

シャルティア「まずは小手調べでありんす!」

 

 シャルティアはそう言って、ボールを投げる。

 その先には、ダクネスが居たが、何もせずにボールに当たりに行った。

 

ダクネス「あぁあ!!」

スバル「………あれ、ワザと食らいに行ったな。」

カズマ「分かるか?」

イーディス「何やってんのよ……………。」

カゲロウ「本当に、汚いアリスみたいだな。」

アリス「何か言いましたか?」

ダイジ「いえ!何も!カゲロウ!余計な事を勝手に喋るな!」

ユージオ「アハハハハ……………。」

 

 それを見て、スバルとカズマがそう話す中、イーディスは呆れて、ダイジの中のカゲロウがそう言って、アリスに怒られる。

 それを見て、ユージオは苦笑していた。

 

ダクネス「こ、これは………良いぃ!!」

コキュートス「娘…………。」

ゲルド「何をやっているのだ…………。」

レルゲン「ダクネス君アウト!」

 

 ダクネスが喜ぶ中、コキュートスとゲルドがそう呟く中、レルゲンはそう叫ぶ。

 

ラム「行くわよ、レム!!」

レム「はい!姉様!!」 

 

 レムの返答を聞いたラムがボールを空中に投げると、レムと共に座り込みながら足を上げたコキュートスの足裏に立つと、そのコキュートスが足で押したのと同時に空中に飛んだ。

 

ヴィーシャ「こ、これはぁああああああああああああああ!?」

アウラ「負けてられないよ!マーレ!!」

マーレ「うん、お姉ちゃん!!」

 

 空中に飛んだレムとラムは、ボールを同タイミングで蹴り、そのボールがマヨネーズ陣営に飛んで行ったのを見てヴィーシャが声を上げる中、アウラの呼びかけにマーレも頷いた。

 

『ハァアアアア!!』

アリアン「んぅうううう……ハァアア!!」

 

 アウラとマーレを、先ほどのコキュートスと同じ要領でアリアンが上空に飛ばす。

 

『行っけぇええええええええええええええええ!!』

ノイマン「だなぁああああああああああああ!!」

ヴィーシャ「なぁああああああああああ!ノイマン選手取れないぃいいいいい!!」

 

 レムとラムが蹴ったボールを、同じように蹴り返したアウラとマーレのボールにノイマンは取る事が出来ず、それを見てヴィーシャが叫ぶ中、レルゲンのホイッスルが鳴った。

 

レルゲン「君たち、足を使ったらダメよ。」

『えぇええええ!?』

ラム「フン!!」

 

 レルゲンの注意に対してアウラとマーレは声を上げ、ラムは思わず目を逸らした。

 

ノイマン「少佐殿!!」

ターニャ「おぅ。」

カズマ「甘い、スティール!」

ターニャ「なぁ!貴様ぁ!?」

リムル「よくやった!カズマ!」

 

 ターニャがノイマンから投げ渡されたボールを受け取ろうした矢先、カズマがスティールを使ってそのボールを奪い取った。

 

アクア「カズマ良くやったわ!ボール頂戴!!」

 

 そのボールをカズマから横取り気味にアクアが取ると、アクアはケチャップ陣営、特にアインズを見つめた。

 

アクア「……聞きなさいあなた達、本来アクシズ教は全てを許す教えよ。でも今!私がから揚げに付けたいのはマヨネーズなのよ!! 食らえ!ゴッドブロー!!!」

ヴィーシャ「かつて、こんなカッコ悪い必殺技の口上があったでしょうか!?」

レイト「俺からしたら、アインズを倒す為の言い訳にしか聞こえないのは、気のせいか?」

アーク「気のせいではないだろうな。」

カルム「どんだけ目の敵にしてるんだよ……………。」

ミト「確かに……………。」

 

 アクアがそう言って、ボールを投げ、ヴィーシャが叫ぶ中、レイト、アーク、カルム、ミトの4人はそう話す。

 ボールがアインズに迫る中、アルベドが間に入る。

 

アルベド「笑止!ウォールズ・オブ・ジェリコォ!!」

グランツ「ぬぉおおおおお!!この技を俺にかける必要ってあります!?」

 

 アクアが投げたれたボールはそのままアインズに向かって行ったその瞬間、アルベドは前に立って「ウォールズ・オブ・ジェリコ」を展開してボールを防ぎ、その際にアルベドにプロレス技をかけられたグランツはツッコんだ。

 そのボールは、ちょむすけの方に転がっていって、口に咥える。

 

ちょむすけ「なぅ?ハムゥ………ボォオオオオ!!」

アリアン「ねぇ!?あの子、絶対普通の猫じゃないよね!?」

めぐみん「どう見ても普通の猫ですよ?」

スバル「普通の猫はボールを投げたりしねぇよって!?わぁあああ!?間に合わねぇええええ!?」

 

 それを見たアリアンが突っ込む中、めぐみんはそう答え、スバルは突っ込む。

 だが、ボールはスバルに迫っていた。

 

ベアトリス「ふん!」

スバル「アパラチア山脈!」

 

 ベアトリスは魔法を発動して、スバルを浮かせて、ボールを回避させる。

 

ベアトリス「全く!ぼーっとしてるんじゃないかしら!」

スバル「サンキュー!ベア子!」

 

 ベアトリスが呆れながらそう言うと、スバルは礼を言う。

 ボールは、エミリアが持っていた。

 

エミリア「パック!!」

パック「任せてリア~。」

 

 ボールを手にしたエミリアがパックを呼ぶと、パックはエミリアが持つボールに魔力を注いだ。

 

めぐみん「その子、絶対普通の猫じゃないですよね!?」

アリアン「どう見ても普通の猫じゃないでしょ!!」

スバル「そもそも猫でもねぇよ!!」

 

 そんなパックを見てめぐみんが言った事に対してアリアンとスバルがツッコむ中、パックはボールに魔力を注ぎ終えた。

 

エミリア「ふぅ…………ごめんね!!」

リナ「来るわよ!」

 

 エミリアは謝りながらボールを投げて、リナはそう叫ぶ。

 おろしポン酢派の方に向かったボールは、レイトの方に向かっていた。

 

レイト「来たか!なら!」

 

 レイトはそう叫んで、ジュウガバイスタンプを4回倒す。

 

アメイジングフィニッシュ!

 

 レイトは、必殺技を発動して、エミリアのボールをキャッチする。

 

レイト「ふぅ…………。」

エミリア「嘘っ!?」

パック「やるねぇ………………。」

 

 レイトはボールをキャッチして、エミリアは驚き、パックはそう呟く。

 レイトは、アークにボールを渡す。

 

レイト「アーク!頼んだぞ!」

アーク「おう!行くぞ!強打盾(シールドバッシュ)!」

 

 アークは盾を使って、ボールを投げる。

 その威力は、凄まじいものとなっていた。

 そのボールは、ケチャップ陣営に居るノーチラスの方に向かっていた。

 

ユナ「ノー君!」

ノーチラス「嘘だろ……………!?」

 

 ユナがそう叫ぶ中、ノーチラスはアークのボールを受け止めようとする。

 だが、その威力は凄まじく、ノーチラスは少しずつ後ろに下がる。

 

ノーチラス「ううぅ……………!うおおおおおおおおっ!!」

 

 ノーチラスはそう叫ぶと、何とか受け止め切る。

 流石に、アークも手加減していたようだ。

 

アーク「ノーチラス殿!申し訳ない!」

ノーチラス「だ、大丈夫……………。タママだったな。頼んだぞ。」

タママ「分かったですぅ!これでも食らいやがれ!タママインパクト!!」

 

 ノーチラスは、タママにボールを渡して、タママはタママインパクトを発動しながら、ボールを飛ばす。

 その行く先には、モアが居た。

 

夏美「モアちゃん!」

ギロロ「敵を心配している場合か!」

ドロロ「しかし、あれは手加減無しでござるよ!?」

ケロロ「モア殿〜〜〜っ!!」

モア「てゆーか、絶体絶命!?」

リムル「させるか!暴食之王(ベルゼビュート)!!」

 

 手加減なしの一撃を見て、夏美達が慌てる中、リムルはスキルを発動して、タママインパクトだけを取り込み、ボールをキャッチする。

 

タママ「なっ!?」

リムル「全く。ケロロ!任せたぞ!」

ケロロ「分かったであります!」

ミリム「おぉい!私ではないのか!?」

ケロロ「行くであります。我輩の力を見せてやるであります!食らえ!談合坂SA!」

 

 リムルは、ケロロにボールを渡す。

 ケロロは、そう叫びながら、ボールを放つ。

 

キリト「談合坂SA……………?」

アスナ「皆!あのボールを、避けないで!」

ターニャ「どういう事だ!?」

 

 キリトが首を傾げる中、アスナはそう叫び、ターニャは首を傾げる。

 すると、ボールは誰にも当たらなかった。

 

ケロロ「ゲロっ!?どういう事でありますか!?どうして見抜けたのでありますか!?」

アスナ「談合坂SAって、談合坂サービスエリアの事でしょ?だったら、それくらい見抜けるわよ。」

ターニャ「あぁ………………。」

ギロロ「また外してるではないか…………。」

 

 ケロロが驚く中、アスナはそう言う。

 そう。

 談合坂サービスエリアに入る際の軌道を表しており、動かなければ命中しない。

 ボールは、アリスの手にあった。

 

イーディス「やっちゃって!アリス!」

アリス「仕方ありませんね。エンハンス・アーマメント!舞え!花たち!」

 

 アリスは、金木犀の剣の武装完全支配術を発動して、それを使ってボールを投げる。

 そのボールは、フランの方に向かう。

 

師匠「フラン!」

フラン「うん!師匠!」

 

 それを見たフランはすぐに動く。

 師匠は、念動を使ってアリスのボールの勢いを殺し、フランは師匠を使って、ボールを受け止める。

 

アリス「何っ!?」

ユージオ「アリスのボールを受け止めた!?」

フラン「へへっ。」

師匠「よくやった!エミルス!頼んだぜ!」

エミルス「俺か。行くぞ、バイス!」

バイス「あいよ!」

 

 師匠は、エミルスにボールを渡し、エミルスはリバイスドライバーに装填されているレックスバイスタンプを2回倒す。

 

レックス!スタンピングフィニッシュ!

 

「「ハァァァァァ!!」」

 

 エミルスとバイスは、ピンクのエネルギーを纏ったパンチで、ボールをマヨネーズのほうに飛ばす。

 その先には、ディアブロが居た。

 

ディアブロ「ほう。良いでしょう。」

 

 ディアブロは、そのボールを難なく受け止めた。

 

リムル「よくやったディアブロ!」

ディアブロ「ありがとうございます!リムル様ァァァァァ!!」

レイト「歓喜してんな……………。」

ヴェルドラ「では、我に任せてもらおう!盾の勇者、岩谷尚文よ!」

尚文「俺か?」

ヴェルドラ「我の一撃を受け止めて見せよ!……………これをやりたかったのだ!勇者と相対するというのを!行くぞ!か〜め〜は〜め〜波ァァ!!」

 

 リムルがディアブロを褒め、ディアブロが喜ぶ中、ヴェルドラがボールを持ち、尚文にそう言う。

 ヴェルドラは、かめはめ波を放ちつつ、ボールも一緒に投げる。

 

ターニャ「っ!盾男!マヨネーズなどに負けるなぁ!!」

尚文「………っ!!うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ラフタリア「何故そこまで本気に!?」

 

 尚文は「憤怒の盾」を使ってそれを防ぎ、それを見て驚くラフタリアだった。

 試合は、夕方になるまで続いた。

 そんな中、ボールにヒビが入っていた。

 

アインズ「さて、そろそろこの茶番を終わらせる時が来たようだな。」

ミリム「本当にそうなのだ!」

レイト「ミリム!?」

 

 アインズがそう言うと、ミリムはそう叫んで、オーラを解放する。

 すると、アインズはボールを落としてしまい、それがミリムのほうに渡る。

 

ミリム「やっと私の出番なのだ!」

リムル「み、ミリム!す、少し落ち着こうぜ!な!?」

ミリム「……………私に全然ボールが来ないのを耐えるのはもう嫌なのだ!私が、終わらせてやろう!」

レイト「やばい……………!」

カルム「え?」

 

 ミリムがとんでもないオーラを出しながらそう言うと、全員の顔が青ざめる。

 すると、ミリムはジャンプする。

 

ミリム「食らうのだ………!竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)!!」

リムル「やばい!皆、逃げろ!!」

 

 ミリムはそう叫んで、ボールを放ち、コートの方に向かっていく。

 全員がコートから離れると、コートは大きく爆発する。

 土煙が上がり、皆が耐える中、煙が晴れていく。

 すると、コートは粉々になり、ボールも消滅していた。

 

キリト「嘘だろ……………!?」

カルム「ボールが消えた……………。」

レイト「ミリムの魔力には、耐えきれなかったか……………。」

リムル「おいおい……………。」

ヴィーシャ「おおぉっと!ボールがはじけて、コートがめちゃくちゃになってしまいました!これでは…………。」

荒くれ者「それが、お前達の選択か…………。」

ヴィーシャ「それはどう言う?」

荒くれ者「っへ!!」

 

 その光景を見て、ヴィーシャも驚く中、荒くれ者が言った事を聞いて質問するが、荒くれ者はそう笑みを浮かべるだけで何も答えなかった。

 

サブロー「これじゃあ、続行は不可能だね。」

アインズ「そうだな。」

スバル「……所でさ、俺達何で争ってたんでしたっけ?」

カズマ「どうでも良い事だった気がするぞぉ~。」

零士「たしかに。」

尚文「ハァ…………お前達は本当にどうでも良い事で争っていた。」

 

 サブローがそう言う中、アインズはそう言う。

 それを見ていたスバル、カズマ、零士がそう言うと、尚文はため息を吐きながらそう言う。

 

アインズ「………ターニャすまない。私が大人げなかった。」

ターニャ「いや、それを言うなら私の方こそ、大人げなかった。」

キリト「幼女が大人げないって………。」

カルム「でもそれを言ったら、アインズなんて大人とか子どもとか超えてねぇか?」

師匠「確かに!」

アーク「そうだな。」

一同『アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!』

 

 アインズとターニャがそう謝る中、キリト、カルム、師匠、アークがそう言って、皆で笑う。

 すると、ヴィーシャが話しかける。

 

ヴィーシャ「それでは、仲直りした所で、皆でコロッケでも食べに行きませんか?」

リムル「でもま、コロッケなら何つけるかで意見も割れないしな。」

スバル「流石に俺もここでマヨネーズとは言わねぇぜ?」

レイト「本当か?」

スバル「いやたまには付けるけどさ……やっぱアレでしょ!?」

アインズ「あぁ、アレだ!なぁターニャ?」

 

 その後、リムルの話を聞いてスバルが言った事にレイトが聞くと、そう答えたスバルの話に頷いたアインズがターニャに聞くと……。

 

ターニャ「あぁ!コロッケには………塩!一択だな!!」

『………塩?』

 

 そう笑みを浮かべながら答えたターニャの返答に対し、この場に居た全員が首を傾げるのだった。

 こうして、ドッジボール大会は終わったのだった。




今回はここまでです。
今回は、ドッジボールの話です。
少し、チーム編成が大変でした。
何とか投稿する事が出来ました。
次回は、身体測定の話になっていきます。
感想、リクエスト等は絶賛受け付けています。
この異世界おくてっとのアナザー的な話を投稿しようかなと考えています。
もし、意見があれば、下記からお願いします。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=301410&uid=373253
あなざーわーるどに関しても、リクエストがあれば、受け付けます。
あなざーわーるどに入る前に、日常回みたいな話をやる予定です。
日常回でやって欲しいのがあれば、受け付けます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。