異世界おくてっと   作:仮面大佐

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第7話 興奮!しんたいそくてい

 ある日の体育館。

 扉には、「身体測定中、覗くの禁止!!」が貼られていた。

 

マーレ「ちょっとは、成長したかな…………。ど、どうですか、先生?」

バニル「耳長小僧よ!貴様の体重は、全く変わっておらぬぞ!」

マーレ「そっか……………。」

 

 マーレはバニルにそう聞くと、バニルはそう答える。

 今日は、男女別で身体測定をやる日だ。

 身体測定が始まる少し前、廊下をラム、ヴィーシャ、ダイジの三人が歩いていた。

 

ラム「……まったく、身体測定なんて面倒だわ。」

ダイジ「確かにここの学校、妙にやる事が多いよな。」

 

 身体測定が始まる前の休憩時間、廊下を歩いていたラムが言った事に頷くダイジ。

 

ラム「そうね。諦めてラムは、レムの成長を目に焼き付ける事にするわ。」

ヴィーシャ「ラムさんとレムさんって、本当にそっくりですよね?」

ラム「そっくりよ。胸以外は。」

ヴィーシャ「あ、すいません!!」

 

 そう言ったラムにヴィーシャが言うと、ラムが答えた話を聞いて謝った。

 

ラム「謝る事無いわ。ラムにとってそれは必要ない物だから。」

 

 ラムはそう答える。

 そんな中、パンドラズ・アクターが通りかかり、声をかける。

 

Pアクター「そこの生徒諸君!!」

ダイジ「……先生?」

Pアクター「そう!私は君達の先生ぃ、パンドラズ・アクター!!でございますよぉ!!ございますよぉ!!」

 

 後ろから話しかけられてダイジ達が振り向くと、そこにはパンドラズ・アクターが居て、パンドラズ・アクターは少しオーバーな自己紹介をしたのだった。

 

ラム「そう、良かったわね。さようなら。」

Pアクター「なぁあああああああああああああう!!」

 

 その自己紹介を見たラムが去ろうとすると、パンドラズ・アクターは叫んでラムを止めた。

 ラムは、ため息を吐きながら振り返る。

 

ラム「ハァ…………で、その先生が一体何のようかしら?ロズワール先生の同僚のよしみで、しぶしぶ話を聞いてあげるわ。」

ダイジ(しぶしぶなんだな……。)

 

 ため息混じりにラムが言ったのを見て、ダイジはそう思う。

 

Pアクター「ありがとうございます、マドマゼェ―――――――!!」

 

 そう思った矢先に去って行こうとするラムに対し、礼を言いながらそれを見たパンドラズ・アクターはまた叫んだ。

 

ラム「で、何の、用なの?」

Pアクター「あっそうでしたぁ。私が用があるのは、あなた!あなたですよ!!」

ヴィーシャ「え?」

 

 再び振り向いたラムが面倒くさそうに聞くと、パンドラズ・アクターはヴィーシャの方を見て言い、それに少し驚いたヴィーシャは自身に指をさした。

 

Pアクター「あなたのその身だしなみ……最っ高にクールですね!!」

ヴィーシャ「は、はぁ……」

Pアクター「これは父上……いえ、生徒アインズ君もワクワクされている事でしょう!!」

 

 パンドラズ・アクターが言った事にヴィーシャは戸惑う中、パンドラズ・アクターは自身の帽子を動かしながら話続けた。

 

ヴィーシャ「え?アインズさんが…………ですか?」

Pアクター「そりゃ!!私をお創りになられた方ですし、私と形動が近いその素晴らしいファッション!!には、ワクワク!!されている事間違いなしですよ!!」

ダイジ「言われてみれば、パンドラズ・アクター先生とヴィーシャ達の格好、似てるもんな。」

 

 ヴィーシャがそう聞くと、パンドラズ・アクターは大仰にそう言う。

 それを聞いたダイジがそう言うと、ヴィーシャはパンドラズ・アクターに聞く。

 

ヴィーシャ「そ、そうなんですか?」

Pアクター「そうなんでございますよ。」

 

 ヴィーシャはそう聞くと、パンドラズ・アクターはそう言う。

 それを聞いたラムは。

 

ラム「………良い話を聞かせてもらったわ。」

Pアクター「喜んでいただけて、光栄です。」

 

 ラムが言った後にパンドラズ・アクターが礼をした後、少し困った顔をしたヴィーシャや、首を傾げるダイジと共にこの場を去ったラムは。

 

ラム「……ハッ!!」

 

 少しアインズを小馬鹿にするような笑みを浮かべたのだった。

 その後、教室では、ダクネスはラムに話しかける。

 

ダクネス「……?ラム殿? どうしたのだ?」

 

 レルゲンの授業の最中、ラムが自分の席から何処かを見ていたのに気づいたダクネスが聞くと。

 

ラム「…………いいえ、何も無いわ。」

ダクネス「しかし、視線が私好みと言うか、別を含んだ、得も言われぬ目つきをしているぞ。」

 

 顔に影を落とし、不気味な笑みを浮かべながら答えたラムの返答に、ダクネスは少しだけ、ほんの少しだけ顔を赤らめながら答えた。

 

アインズ「ん?」

 

 そんな中、何処からか視線を感じたアインズはふと見るが、気のせいだと思ったのか前を向き返した。

 すると、レルゲンが口を開く。

 

レルゲン「さて、午後は以前伝えた通り、身体測定がある。女子は保健室、男子は体育館だから間違えないように。保健委員は保健の先生の指示に従って、測定に協力したまえ。」

保健委員「はい!」

シャルティア「分かったでありんす!アインズ様のお身体、しっかりと測定するでありんす!!」

 

 レルゲンはそんな風に言う。

 それを聞いた保健委員であるレム、ミト、タママ、桃華、イーディス、モアはそう言う。

 シャルティアがそう言うと、レルゲンは眼鏡を動かしながら口を開く。

 

レルゲン「…………違う。」

シャルティア「え?」

レルゲン「君たちの担当は女子だ。男子はこのクラスではタママ二等兵が担当する。」

 

 レルゲン先生がそう言うと、シャルティアは戸惑う反応をする。

 レルゲン先生がそう言うと、シャルティアは立ち上がりながら口を開く。

 

シャルティア「な!?何故でありんすか!?」

レルゲン「女性だからだ。」

シャルティア「だ、だったらなおさら!!」

ダクネス「くそ!シャルティア殿凄いな!!」

アインズ(……………すみません。)

シャルティア「どうか特例でぇ!!」

ダクネス「くそぉ!シャルティア殿凄いなぁ!!」

カズマ(本当に、すみません…………。)

零士(うちの変態が本当にすいません。)

 

 シャルティアがそう聞くと、レルゲンはそう正論をぶつける。

 それに対して、シャルティアとダクネスがそう叫ぶと、心の中で、アインズ、カズマ、零士が謝る。

 それを聞いた他のメンツは。

 

モア「私はおじさまの身体測定を担当したかったです。てゆーか、意気消沈…………。」

タママ「なはははは!ざまーみやがれですぅ!軍曹さんの体は、僕がきっちり調べてやるデスゥ!!」

ケロロ「タママ……………?怖いでありますよ?」

 

 モアがそんな風に落ち込むと、タママは血走った目でそんな風に言う。

 それを見たケロロは、引き気味にそう言う。

 

イーディス「まあでも、私としては好都合ね!アリスやその他の可愛い女の子達を愛でまくるわよ〜!!」

アリス「身の危険を感じるのですが…………!?」

ダイジ「お前、本当に変わんねぇな。」

ユージオ「アハハハ………………。」

 

 イーディスは、アリスや他の女の子達を愛でられるという大義名分を得たからか、興奮気味だった。

 それを見たアリスが引く中、ダイジは呆れて、ユージオは苦笑する。

 

ミト「まあ、仕事はちゃんとやるわよ。桃華ちゃんも。」

桃華「はい……………。(ちっ!俺だって、冬樹君の体を調べたいのに!くそっ!)」

 

 ミトがそう話しかけると、桃華は落ち込みながらそう言う。

 内心は荒れていたが。

 すると、スバルやドロロが口を開く。

 

スバル「だったらさ、男子の方はどうするんだよ?」

ドロロ「確かに。タママ殿だけでは大変でござろうからな。」

レルゲン「それは一組の……………。」

 

 スバルとドロロがそう聞くと、レルゲンはそう答える。

 体育館に移動すると、そこには一組の保健委員である尚文が居た。

 

尚文「………何か不満でもあるのか?」

カズマ「ねぇよ!!あるよ!!ねぇよ!!」

リムル「いやどっちだよ。」

レイト「本音が漏れてんぞ。」

 

 尚文が顰め面のままそう聞くと、カズマはそう叫び、リムルとレイトはそう突っ込む。

 すると、コキュートスの座高の記録を測定していたバニルがカズマ達の方に来る。

 

バニル「フハハハハハハハハハハハハ!!あわよくば女子の裸体を拝もうと企んでいる愚かな男よ!!しかし、我が組の保健委員は盾を関する勇者。貴様らが切望する保健室への潜入は、困難であろうなぁ。」

尚文「別に、覗きに行くのはお前達の勝手だ。だがその手の風評は精神的に堪える。止めておけ。」

 

 バニルは尚文を指差しながらそう言う。

 すると、尚文はそんな風に釘を刺す。

 尚文は、前の世界で強姦の冤罪をかけられて、酷い目にあったからだ。

 それを聞いたスバルは口を開く。

 

スバル「あぁ、コイツは慣れてるから大丈夫。」

カズマ「何時もの事なので、お気になさらず……………っておい!!」

キリト「良いノリツッコミだな。」

カルム「それはそれで大丈夫なのか?」

 

 スバルがそう言うと、カズマはノリツッコミを行い、キリトとカルムはそう言う。

 カズマは口を開く。

 

カズマ「別に……あいつら何か、覗くまでも。」

デミウルゴス「臨海学校でやってませんでしたか?覗き。」

アーク「やっておったな。」

カズマ「あれはお約束的なさぁ!?」

 

 カズマが目を逸らしながら言ったのを聞いたデミウルゴスとアークが後ろから話し、それにカズマが言い返そうとする。

 すると。

 

ケーニッヒ「じゃあ今回もお約束なんじゃないのか?」

ノイマン「だな。」

カズマ「おぉおおおい!?」

 

 ケーニッヒとノイマンにまで言われ、カズマは思わず叫んだ。

 すると、アインズが口を開く。

 

アインズ「だが、カズマが覗きを成功させられるかどうかは、興味があるぞ。」

カズマ「アインズまで……………!?」

アインズ「学園最強の運を持っていると噂のカズマの本気を、見てみたいな。」

 

 以外にもアインズも興味を持った事に驚いてると、アインズはカズマに対して目を光らせながら言った。

 それを聞いたカズマは。

 

カズマ「えぇ!?そこまで言うなら………いや、俺は嫌なんだよ。俺は嫌なんだけど……あくまで俺の能力を見せつける為ならチャレンジしても…………!!」

スバル「止めとけ。女性陣に叩きのめされるぞ。」

カズマ「はい、そうですね。」

 

 その言葉を聞いたカズマは口ではそう言いつつも、明らかに覗く気満々だったのを見てスバルが言い、それを聞いて素直に頷くカズマ。

 それを見ていた尚文は。

 

尚文「はぁ……………。」

レイト「尚文〜。ちょっと良いか?」

尚文「何だ?」

レイト「握力検査をしてたらさ、ヴェルドラが思いっきり握って壊しちまった。」

 

 尚文はそんな風にため息を吐く中、レイトが話しかける。

 尚文はそう聞くと、レイトは壊れた握力計を尚文に見せる。

 

尚文「何でだよ!?」

ヴェルドラ「ふっ。盾の勇者、岩谷尚文よ。それを聞きたいか?それはだな……………力一杯握れと言われたので、力一杯握っただけよ!!」

尚文「そんな事を堂々と言うんじゃ無い!!」

レイト「うちのドラゴンが本当にすいません……………。」

尚文「ドラゴンなのかよ………………。」

 

 それを見た尚文がそう突っ込むと、ヴェルドラは自慢げにそう言う。

 レイトが謝る中、尚文はそう呟く。

 一方。

 

ディアブロ「ああ!リムル様!その姿も大変よくお似合いです!!」

リムル「鬱陶しいからやめろって!あと恥ずかしいから!!」

 

 ディアブロは体操服姿のリムルを讃えまくる中、リムルはそんな風に言う。

 一方、保健室では。

 

「「「ぬぅぅぅぅぅぅぅ!!」」」

 

 アルベド、シャルティア、紫苑がレムの鎖によって拘束されていた。

 体育館に行こうとしたところ、レムによって拘束されたのだった。

 

アルベド「レム!鎖を解きなさい!愛するアインズ様が、体育館にあられもないお姿でいらっしゃるのよ!!」

紫苑「ふんぬぅぅぅぅ!!私も、リムル様のあんな姿やこんな姿を見たいのです!!」

シャルティア「そうでありんす!見たいでありんす!!レムだって、あの人間の男の所に行きたいのではありんせんか?」

 

 レムに対してアルベドと紫苑とシャルティアが言うと、レムは笑みを浮かべながらこう言い返した。

 

レム「はい、レムは何時でもスバル君のお傍にいたいですし、身体測定も担当したいです。」

『なら!?』

レム「でも、今はその時ではありません。スバル君の身体測定は、後で改めて個人的にやれば良いだけです。」

 

 レムの言葉を聞いたアルベドと紫苑とシャルティアは、思わず顔を赤らめてしまった。

 

シャルティア「こ、個別の身体測定と言う事でありんすね。」

アルベド「個別の……良い響きですわ。」

紫苑「なるほど!その手がありましたか!」

 

 シャルティア、アルベド、紫苑の3人はそう言う。

 一方、アスナたちは。

 

アスナ「個別の……………それはありかも。」

ミト「アスナ……………?」

ユウキ「個別ってどういう事?向こうでも測るんでしょ?」

リーファ「ユウキさんは、知らなくても良いから。」

シノン「アスナも、アルベドさん達の影響を受けてるわね……………。」

ユナ「そうだね。」

イーディス「う〜ん!体操服姿のアリスも可愛いわね〜!!」

アリス「ちょっ!?イーディス殿!?くっつかないで下さい!!」

 

 それを聞いたアスナが顔を赤らめる中、ミトがアスナの様子を見てそう呟く中、ユウキはそう聞くと、リーファはそう言い、シノンとユナはそう話す。

 一方、イーディスはアリスを愛でていた。

 

朱菜「私も、リムル様の測定を…………!」

アリアン「朱菜先生……………?」

小雪「夏美さん!一緒に測定をしましょうね!」

夏美「小雪ちゃん!?一緒には測定出来ないから!」

 

 朱菜がそう呟くと、アリアンはそう聞き、小雪と夏美はそう話す。

 それを見ていたターニャは。

 

ターニャ(……関わらない。関わらない事が最善。)

ウィズ「ターニャさんあの…………身長が測れないのですが…………。」

リナ「いや、髪の毛どかしましょうよ。」

 

 そんな会話ばかりが聞こえたターニャがそう思っている中、ターニャの身長を測ろうとしていたもう一人の保険の先生であるウィズが言い、ターニャのアホ毛で身長が測れないウィズに対して言うリナだった。

 ちなみに、ウィズは最近、保健室に配属された。

 一方、体育館では。

 

コキュートス「スバル殿ハ覗キニ興味ハ無イノダナ。」

スバル「興味が無いってわけじゃねぇけど、何つうかさぁそう言うのは、正々堂々と行きたいタイプなんだよ!!」

ゲルド「武人だな。」

エターナル「武人かどうかは、判断しかねるがな。」

エイジ「結局、覗きだしな。」

 

 コキュートスの質問に対してスバルは腕を組みながら答え、それを聞いたゲルドが呟いた事に言うエターナルとエイジ。

 それを見ていたユリウスは。

 

ユリウス(フッ、彼も騎士の自覚が芽生えて来たようだな。)

スバル「何か今、誰かから上から目線で評価されたような気がしたぜ?」

 

 スバルを見ていたユリウスがそう思っていると、それに少し気付いたスバルはそう呟いた。

 

ドロロ「ヴァイス殿達はどうなんでござるか?」

ヴァイス「ウチの連中は、覗きたいと言うより悪ノリがしたいタイプだからな。」

レイト「ターニャにバレたら大目玉の奴か?」

 

 ドロロがそう聞くとヴァイスは答え、それを聞いたレイトは少し笑みを浮かべながら呟いた。

 それを聞いたヴァイスは。

 

ヴァイス「いや、軍規に違反していない事には、意外と寛容な方だからな。少佐殿は。」

ケーニッヒ「意外と、ですな。」

ノイマン「ですな!!」

グランツ「報告しておくであります!!」

ヴァイス「なぁ…………!?」

 

 レイトにそう言ったヴァイスだったが、それを聞いたケーニッヒとノイマンとグランツの反応を見て、思わず白目を向いてしまう。

 

尚文「お前ら!良いから早く体重計に乗れ!!」

 

 それを見ていた尚文はそんな風に叫ぶ。

 ケロロが尚文に話しかける。

 

ケロロ「尚文殿、少しよろしいでありますか?」

尚文「……………今度は何だ?」

ケロロ「それが……………ヴェルドラ殿の反復横跳びの記録が取れないと、タママから報告があって……………。」

尚文「何なんだ!アイツはどれだけ面倒を起こせば気が済むんだ!!」

リムル「本当にごめんなさい……………。」

 

 ケロロがそう言うと、尚文は嫌そうにそう聞く。

 ケロロがそう言うと、尚文は突っ込み、リムルは謝る。

 

ギロロ「ぐぬぬぬぬ……………!!」

クルル「こっちも爆発寸前だな。く〜くっくっくっ。」

アーク「だったら止めて欲しいのだが…………。」

紅丸「そうだな。」

 

 ギロロは怒りが爆発寸前になっている中、クルルはそう言い、アークと紅丸はそう言う。

 一方、保健室では。

 

ミト「これは?」

めぐみん「見えません。」

ミト「………これは?」

めぐみん「見えません!!」

 

 ミトがめぐみんの視力検査を行っていたのだが、めぐみんは眼帯をつけていた。

 それを見たミトは。

 

ミト「眼帯をつけてるからでしょう?外しなさいよ。」

めぐみん「良いんですかそんな事言って?この封印を解いたが最後、この保健室は地獄と化してしまうかも…………!!」

ミト「あるわけないでしょ。」

ターニャ「あるわけがなかろう。」

めぐみん「なぁ!?」

 

 ミトは呆れながら眼帯を外すように言うが、めぐみんはそんな風に言う。

 ちなみに、めぐみんの服には、平仮名で『えくすぷろーじょん』と書かれていた。

 ミトとターニャがそう言うと、めぐみんはそう反応する。

 

ターニャ「そんな格好中二病も良い所だぞ、格好悪い。いい歳して恥ずかしいと思わないのか?」

ミト(幼女がそんな風に言うのも、驚きだけどね……………。)

めぐみん「幼女に言われるとは……しかし!!こんな格好をカッコイイィと思う、そう!! 私と同じ感性を持つ生徒がこのクラスに一人、確実にいるのです!!」

ターニャ「ほぉ、そんな奇特な奴が……誰だ?」

 

 ターニャがそんな風に言うと、ミトはそんな風に思う。

 ギャップが激しいからだ。

 ちなみに、キリト達は、ターニャが日本人である事は知らない。

 ターニャがそう聞くと、めぐみんは口を開く。

 

めぐみん「アインズさんです!!」

ターニャ「ななぁ!?」

シズ「あぁ………………。」

 

 めぐみんがそう叫ぶと、ターニャは驚き、それを聞いていたシズ(転スラ)が反応する。

 遡る事少し前、めぐみんがグランツ、キリト、ユナ、サブローといった放送委員の面々と歩いていると。

 

Pアクター「そこのカッコイイィ!! 眼帯の君ぃ!!」

めぐみん「お!?それは私に、私に言ったんですか!?」

 

 歩いていると後ろからパンドラズ・アクターに声を掛けられ、その言葉を聞いためぐみんはキリトらと共に近付いた。

 

Pアクター「フッ、君以外にカッコイイィ、眼帯をしている者が居ますか?」

めぐみん「確かに……先生、中々お目が高いですね。」

Pアクター「目は無いけれど……お目は高い!!パンドラズ!!アクターでございますよぉ!!えぇございますよぉ!!」

キリト(あ、こいつら多分同類だ。)

 

 パンドラズ・アクターの言葉を聞いて、眼帯に触れながら言っためぐみんに名を言うパンドラズ・アクターを見て、思わずそう思ったキリトだった。

 すると、Pアクターは口を開く。

 

Pアクター「ところで、そのカッコイイィ眼帯、ただの眼帯ではありませんね?」

めぐみん「フッ!そこに気付いてしまいましたか!?」

Pアクター「私の目は誤魔化せませんよ!目は無いけれど。」

めぐみん「では、先生にだけは教えて差し上げましょう。実はこの眼帯は、私の暴走するもう一つの力を封印する為に付けているんです!!」

Pアクター「おおぉおお!! やはぁり!!」

めぐみん「フッフッフッフ…………!」

 

 そう聞いて来たパンドラズ・アクターに対してめぐみんは自分で考えた嘘設定を答え、それを聞いて驚いたパンドラズ・アクターの反応に笑みを浮かべるめぐみん。

 厨二病同士のやり取りだった。

 それを見ていた他の面子は。

 

グランツ「…………お前、よく外してるじゃないか。」

ユナ「そうだね。」

キリト「厨二病だな……………。」

サブロー「そうだね。」


 そんなめぐみんにツッコむグランツに同感するユナとキリトとサブローだった。

 

Pアクター「デェ、~~~~~~~~~~~」

めぐみん「ぬぉお!?おぉおお!!な、ななななななな何ですか!?そのカッコイイ台詞は!?」

 

 パンドラズ・アクターはドイツ語を話しだして、めぐみんが食いつく。

 

Pアクター「これは私の造物主であり、今は……生徒でもある、アインズ・ウール・ゴーン君に、教えられた言葉ぁ!!あの方のセンスは私と同じぃ!!すなわちぃ!!センス最高ぉ!!でございますよぉ!!」

めぐみん「アインズ・ウール・ゴーン……名前から只者でじゃ無いと思ってましたが。」

グランツ「いや見た目からして既に…………。」

Pアクター「フッ、それが分かるあなたも、きっとアインズ様に通ずるセンスの持ち主でございますよぉ、えぇ………ございますよぉ………。」

ユナ「って全然聞いてないわね。」

 

 そんなめぐみんに答えたパンドラズ・アクターの話を聞いて言っためぐみんにツッコむグランツだったが、それが聞こえず話続けるパンドラズ・アクターを見て呟くユナだった。

 それを聞いためぐみんは。

 

めぐみん「なるほど……やはり彼は私のライバルになりそうですね………。フッフッフッフ…………!」

キリト「どう言うライバルなんだよそれ。」

サブロー「さぁ?」

 

 パンドラズ・アクターの言葉を聞き、笑みを浮かべためぐみんに対して、今度はキリトが突っ込み、サブローはそう言う。

 そして、現在に至る。

 

ターニャ「ほぉ………。」

めぐみん「アインズさんはかなり!!感性が鋭いアンデッドですよ!!」

ターニャ「う~ん………アインズの見方を変えなくてはならんなぁ………。」

 

 めぐみんの話を聞いて、顎に指を添えながらターニャが考える。

 すると、シズ(転スラ)が話しかける。

 

シズ「あの……………ターニャさんですよね?」

ターニャ「うん?貴殿は確か……………シズ殿だったな。どうしたのだ?」

シズ「その話だけど……………今のアインズさんとは違う考えなの。」

ターニャ「というと?」

 

 シズ(転スラ)がそう言うと、ターニャは首を傾げる。

 シズ(転スラ)は説明する。

 

シズ「……………という訳で、流石に恥ずかしいと思ってるみたい。」

ターニャ「なるほど、言われてみればそうだな……ってか、何でお前がそんな、部下も知らないような事を知ってるんだ!?」

 

 シズ(転スラ)がそう説明し終えると、ターニャは納得すると同時にそう言う。

 それを聞いたシズ(転スラ)は。

 

シズ「私も日本人なんだけど、リムルさんやレイトさんと一緒に飲んだ際に、アインズさんがそう話していて……………。」

ターニャ「話をした?アインズが貴殿にか?」

シズ「ええ。」

 

 シズ(転スラ)はそう説明する。

 それを聞いたターニャは。

 

ターニャ(シズ殿も日本人だったのか。確かに、存在Xかシズ殿に相談するとしたら、シズ殿一択だな。)

 

 ターニャはそんな風に思う。

 ターニャは、シズ(転スラ)に話しかける。

 

ターニャ「私も参加して良いか?」

シズ「いいよ。」

ウィズ「フィーロさんあの………身長が測れないのですが……………。」

プルル「だからアホ毛退かしましょうよ………。」

 

 ターニャはそう聞くと、シズ(転スラ)は了承する。

 その頃ウィズはフィーロの身長を測ろうとしていたのだが、フィーロも毛のせいで測れず、それを見てまたツッコむプルルだった。

 その後、身体検査は終了した。

 

ウィズ「皆さんお疲れさまでした!! 各自クラスに戻って、そのまま自由解散しちゃってください。」

 

 身体測定の全工程が終わり、体操服から着替えた女子組を見ながらウィズが話していると。

 

カズマ「あぁー!!遅かったぁあああああ!!チックショー!!」

ダクネス「……思ってたより遅かったな。」

 

 廊下からカズマの叫び声が聞こえてきて、ダクネスはそう呟く。

 その後、全員が帰ろうとしていると。

 

アインズ「…………さて。」

アルベド「アインズ様!!」

アインズ「ん?どうかしたのか?」

 

 アインズも帰る準備をしようと立ち上がろうとすると、やって来たアルベドを見て座り、アルベドの話を聞く事に。

 アルベドは口を開く。

 

アルベド「私が、私が一番至高なる恩方の魅力を理解しております!!」

アインズ「どうした!?どうしたアルベド!?」

アルベド「アインズ様の魅力にもっとも通じているのは、私!!アルベドでございます!! あんな小娘ではなく!!このアルベド、アルベドでございますぅ!!」

めぐみん(……え?どうしてめぐみんが?)

 

 アルベドはそう叫ぶと、アインズはそう叫ぶ。

 どうやらさっきのめぐみんとターニャの会話を聞いていたらしく、アルベドは話し続けながらめぐみんを睨みながら指をさし、それにアインズが戸惑う。

 すると。

 

めぐみん「…………あなたが私の深淵を覗いている時、私も貴方の深淵を覗いているのですよ。フッフッフッフッフッフッフフッフッフッフ!!」

 

 めぐみんは目を光らせながらそう言う。

 それを見ていた師匠とフランは。

 

フラン「……………師匠、あの人、何言ってるの?」

師匠「フランは気にしなくて良いからな!」

 

 フランがそう聞くと、師匠はそう言う。

 そんな状況の中、ラムは。

 

ラム「…………ハッ!!」

 

 盛大に鼻で笑うのだった。




今回はここまでです。
今回は、身体測定の話です。
ヴェルドラもはっちゃけて、機器を破壊したり、計測不能にしたりしていました。
そして、色々と誤解が発生する。
全ての元凶は、パンドラズ・アクターだった。
次回は、アルバイトの話になります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
異世界かるてっとは、色んな作品のキャラが色んなやり取りをするので、面白いんですよね。
今後の展開や日常回、あなざーわーるどのリクエストがあれば、活動報告から承っております。
あなざーわーるどは、下記から承っております。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=290518&uid=373253
この小説のあなざーわーるどは、キルルも登場します。
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