遊戯王FOURSEASON   作:アライズ

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自分パートです


第五話『トラブルメーカー』

遊戯王FOURSEASON

第五話

トラブルメーカー

 

外浦瑞希:佳彦、君に話がある。

 

内村佳彦:どうしたんだよ、いきなり……

 

外浦瑞希:別に僕は同性愛者に偏見はない。だけど僕は異性愛者だ、だから君のその想いは迷惑なんだ。

 

内村佳彦:迷惑……?

 

宗坂刹那:(瑞希……ごめん、俺にはどういえばいいのか分からない)

 

刃築大和:別に友情なんじゃないのか?このシステムは友情でも好感度は……

 

外浦瑞希:だけどこのシステムは友情と恋愛感情をある程度区別してる。それなのに佳彦の好感度は高いんだ。

 

刃築大和:それが問題なんだ。好感度80が境なのは分かっていても、それを越えるまでは恋愛感情があるのか分かり辛い。

 

外浦瑞希:大和……?

 

内村佳彦:そうだな、考えようによってはBLサンタに都合が良すぎるシステムじゃないか?

 

宗坂刹那:大和のいう通りだよ。好感度が高いから狙われていると想い込ませ、心を頑なにさせる。

 

宗坂刹那:今の君はまるでお邪魔キャラ……分かりやすくいえばトラブルメーカーだよ。

 

内村佳彦:そうだぞ。俺は四人で仲良くしたいだけなんだ、なのに何で……

 

外浦瑞希:そういうなら君は自分の胸に手を当てて、やましいことは無いといえるのかな?

 

内村佳彦:っ……それは!

 

外浦瑞希:だから僕のやってることが例えBLサンタの思惑通りだとしても、僕は乗るしかないんだ。

 

刃築大和:瑞希は明確に『信じない』を押したんだもんな。そりゃ嫌に決まってるだろ。

 

内村佳彦:俺は、俺は……!

 

そういって佳彦は立ち去っていった。

 

刃築大和:待ってくれ、佳彦!

 

大和も彼を追いかける。

 

外浦瑞希:どうして、どうして僕ばかりこんな目に合わなきゃいけないんだ!

 

宗坂刹那:落ち着きなよ瑞希。全部BLサンタが悪いんだ。

 

外浦瑞希:僕は彼女が悪人だとは思えなかった。ただ何か、知りたいことがあるだけだと。

 

宗坂刹那:だからって他人を巻き込んで良いとは思えない。

 

外浦瑞希:考えようによっては彼女は恋のお膳立てをしてるだけだ。なら焚き付けられた方に責任があるよね?

 

桐生航也:話は聞いたがそこまでだ。

 

外浦瑞希:風紀委員が僕に何の用なの?

 

桐生航也:どんな形だろうと愛は愛だ。それを責めるべきじゃない。

 

外浦瑞希:だったら僕はどうすればいいんだよ!

 

桐生航也:そう思うならデュエルで発散することだな。

 

外浦瑞希:……分かったよ、航也。

 

瑞希がハッチへ向かう一方、大和は佳彦に話を持ち掛けられた。

 

内村佳彦:これを聞いても俺のことは嫌いにならないで欲しい。

 

刃築大和:どうしたんだよ、急に。

 

内村佳彦:瑞希にいわれて分かった。俺は確かに誰かを『狙ってる』。

 

刃築大和:そりゃ瑞希が警戒するのも無理はないな……

 

内村佳彦:だけどそれは誤解なんだ。俺は、俺は……大和が好きなんだ!

 

刃築大和:えっ!?

 

大和がどう告白に答えるのか気になるところではあるが、瑞希がハッチにたどり着いたのでそちらを写す。

 

外浦瑞希:アーマードデュエル……

 

桐生航也:スタートアップ!

 

桐生航也:先攻は貰っとく。俺はサンダードラゴンを捨て、二枚に増やす。

 

外浦瑞希:銀河戦士かな?

 

桐生航也:俺はリンクスレイヤーを特殊召喚し、サンダードラゴン捨てて銀河戦士を特殊召喚。

 

外浦瑞希:やっぱりね。

 

桐生航也:銀河戦士をサーチして、サンダードラゴン捨ててクイックシンクロンを特殊召喚。

 

外浦瑞希:何のつもり?

 

桐生航也:リンクスレイヤーとクイックシンクロンでゼロチューニング。赤き竜よ、現れろ!アルティマヤ・ツィオルキン!

 

外浦瑞希:それじゃエクシーズはできないよ。

 

桐生航也:俺は魔法カードをセット。現れろ、スターダストドラゴン!

 

外浦瑞希:魔法カード?

 

桐生航也:セットした魔法カード……簡易融合を発動!召喚獣ライディーンを特殊召喚し、銀河戦士とオーバーレイ!

 

外浦瑞希:プレアデスは出せないけど。

 

桐生航也:現れろ、N・As・H Knight!

 

外浦瑞希:ナッシュか。

 

桐生航也:これで二妨害だ。ターンエンドさせて貰うよ。

 

外浦瑞希:斬機を止めるのにたったの二妨害とは笑わせてくれるね。まずはガメシエルでナッシュをリリース。

 

桐生航也:ちっ。流石にやるな。

 

外浦瑞希:スターダストの効果は破壊にしか使えない、つまり僕の勝ちだよ。

 

桐生航也:何だって?

 

外浦瑞希:まずサーキュラーを出してシグマ。バランサーロードを召喚して効果でマルチプライヤー。

 

桐生航也:倍になってもファイナルシグマの攻撃力は6000だが……

 

外浦瑞希:バランサーロードとサーキュラーでトランス召喚。

 

サーキュラーが時計のような円になると、バランサーロードがその中に入り込み『変身』する。

 

外浦瑞希:秋の実りが、新たな斬機を呼び起こす!トランス召喚!斬機オータムロード!

 

桐生航也:レベル8にしたシグマとマルチプライヤーでファイナルシグマ、か。

 

外浦瑞希:更にファイナルシグマに斬機刀ナユタを装備。これで壊獣を殴り倒すよ。

 

桐生航也:相変わらずだな……

 

外浦瑞希:そういうデッキだからね。Dマシーンに乗ってるから痛くはないはずだよ。

 

外浦瑞希WIN

 

桐生航也:少しはすっきりしたか?

 

外浦瑞希:まあね。

 

続く

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