ほのぼの?No.No ヤンヤンなアイドルたちです() 作:ホロ〜
あくたんのこと好き好きソング良きの良きですね
誤字報告していただいた鬨森さんkaitoさんOthuyegさんありがとうございます
「あてぃし、メイドになりたい!」
その言葉は唐突だった。
事務所で光が休憩を取っていた時に同じくして収録を終えたあくあが事務室に来ては置いてあるテレビとゲーム機を使い、ゲームをしているとその言葉を発した。
「どうしたのあくあちゃん急に?」
彼女の名前は湊あくあ
ホロライブ2期生のハッピーセットの片割れでありマリンメイド。
メイドなのだがゲームの得意なドジっ子ポンコツメイド。そしてなによりも自他ともに認めるほどの筋金入りのコミュ障である。(そこもまた彼女の良いところ)
すいちゃんとのコラボ配信では…
ーゲーム終了後ー
『楽しかった今日?』
『楽しかったすいちゃん』
『本当?』
『うん』
『あたしもさ、すごく楽しかった!
あくたんがさたくさん守ってくれてさあたしなんかあまり何もしてないのにさチャンピオンすごい一杯取れたからさもうなんかあくたん本当にA〇ex上手いんだなって』
『うん…』
『ねぇあくたんどう思った?』
『すごいたのしかった』
『本当?』
『うん』
『良かった!あくたんがね』
『すごい楽しんでくれてね』
『ホントに良かった!』
『ウン…』
『あっ‼️』
『今度あくたんさ一緒にさ
光ちゃんも誘って出かけようよ!』
『ウン……ウン……』
と、こんな感じでコミュ障を発動したらなにも言えなってしまうレベルである。
……と言っても、相手があのホロライブ全員から陽キャだと言われているすいちゃんというのもあり、勢いについていけてないところもあるが…
「あてぃし。ホロライブに入る前までもメイドだったけどメイドみたいなことなんもしたことないから光ちゃんのメイドにあてぃしをして!」
「本当に唐突だね。」
私は本を読んでいた手を止めてあくあちゃんを見つめる。
「メイドっていっても……そうだなぁ。」
「とりあえず明日、光ちゃんの家掃除しに行く!」
まぁあくあちゃんもその内に飽きていつも通りに戻るだろうと思い、家に来ることを承諾する。
さすがにメイドの仕事をしながら配信をしたり収録やレッスンにレコーディングなどほかの仕事を熟すのは身体に負荷を掛けすぎるため最悪、私の口から言って止めればいい。
「いいよ。じゃあこれ私の家の合鍵渡しておくからいつでも来てね」
「やった!!!!!」
そうしてあくあちゃんの本当のメイド生活が始まった。
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「おはよう光ちゃん!!」
「あ、あくあちゃん!?
は、早いね」
なんとあくあちゃんは朝の8時頃から家に来た。
休日ということもあり、まだ寝癖すら直せていない私を見て…
「ダメだよご主人!
ちゃんと起きないと!!でも休日だからゆっくり起きるっていうのもわかるよ。だからご主人の髪の毛あてぃしが直してあげる!」
「え、あ、うん…」
普段、見ることがないあくあちゃんの雰囲気に流されてそのままリビングのソファに座ると後ろにあくあちゃんは立ち、私の寝癖を直して整えてくれる。
「ご主人の髪はすごい綺麗だよね。
白色で見ていてすごい惹かれるし、触っても髪質が滑らかだから触り心地がすごくいいんだ」
そう言いながらヘアブラシを使いあくあちゃん…
「そうかな?あんまり髪の毛とかは意識したことないけどみんなからそう言われると私も嬉しいな。
そういえばあくあちゃんご主人っていうのは?」
「あっ………え、えっと…すぅぅぅう……なんというかご主人呼びの方がそれっぽいかなぁ……って//////」
なるほど、確かに主人とメイドという関係が定番だからこそ、そういう雰囲気から入るという考えも悪くないね
「あくあちゃんがそうしたいなら私はそれでいいよー」
「いいの?」
「うん!なんか主人っていうのも悪くないなーって!」
「えへへ……じゃあ頑張っちゃうぞー!」
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それからあくあちゃんのメイド生活を間近で見ていたが意外とあくあちゃんが動けていたことに驚かされた。
「どうかなご主人!!」
「す、すごい綺麗……」
風呂掃除や部屋掃除…更には、最近掃除が出来てなかった私のオタ部屋まで掃除してくれていた。
「そ、そういえばここ掃除良かったかな?」
「いやいやむしろ掃除してくれたのがありがたいくらいだよぉ。
最近、ここの部屋掃除出来てなかったからね」
「それにしてもすごいねご主人もホロライブのグッズ置いたりしてるんだね。あ!あてぃしのグッズ」
ふっふっふっ……
舐められては困るぞあくあちゃん
私もこれでもホロライブのマネージャーだが1ファンでもあるんだ。
みんなのグッズはちゃんと買うようにしている(というか大体そっち方面に金が消えていく)
ちゃんとあくあちゃんのグッズはあくあちゃんだけで固めてそこに集めてケースに入れたり、保管している。他の子も同様に
「最新のあくあちゃんの記念セットも届くの楽しみだなぁ」
「な、なんかご主人に言われると恥ずかしいなぁ/////」
その後は部屋の掃除をしてくれたあくあちゃんとはさすがに全てを任せるわけにもいかないため、私が料理を作った。
「はい。オムライス作ったよ〜」
「ご主人のオムライスだー!!!!!!」
完成したオムライスをとてつもないほど目を輝かせて見ているあくあちゃん。
せっかく掃除してくれたんだからそれなりの振る舞いをしないといけないだろう。
だからあくあちゃんの好きなオムライスを振る舞うことにした。
「んぅ〜♡
ご主人の料理美味すぎ!これでもうあと4日は頑張れる!!!!」
「お、大袈裟すぎないかなぁ?」
「ご、ご主人……」
「どしたのあくあちゃん?」
対面に座るあくあちゃんを見るとなにやらモゾモゾと動くあくあちゃん。
こちらをチラチラと見つめてきたからどうしたのかを聞く。
「あ、あーん……してほしい。
掃除頑張ったから…」
か、可愛い!!!!!!
照れて目を逸らしながら恥ずかしそうに言うあくあちゃんの姿は正に天使と言ってもいいくらいに可愛らしかった。
口をすこし尖らせてこちらを上目遣いで見てくる姿にも心がキュンと来た
「甘えん坊なメイドさんだなぁ♪
はい。あーん♡」
「…あーん。んぅ…おいひぃ♡」
なんてことをしていたらあくあちゃんも止まらなくなり、私にもオムライスを食べさせようとしてきた(結局、食べた)
それからは一緒に干していた洗濯物を畳んだりして後には休憩で一緒にゲームをしたりする。
「あ!ご主人、後ろから敵来てる!」
「おっけい!
やった!倒せた!」
「そのカービンっていう武器はすごく強いからオススメだよご主人!」
最近、あくあちゃんが配信していたFPSゲームをすすめられ、やってみたが意外と操作がむずかしく銃の種類など全然わからなかったが、あくあちゃんが後ろからサポートで声を掛けて教えてくれていたため、何回か繰り返してやったら…
「「やった!チャンピオンだー!!!!」」
初めてチャンピオンになって喜びのあまり、互いにいつの間にか抱きついていた。
「はっ!?ご、ご主人に抱きしめられちゃった/////」
「あ、ごめんね苦しかった?」
「そんなことないよ!むしろもっと!もっとしてもいい!」
何故か興奮気味なあくあちゃんであった
その後、1度あくあちゃんのプレイを見たいとお願いしたがもはや動きが自分とは違いすぎて目で追いつくことすらできなかった。
「今度、一緒にプレイしようねご主人!」
「い、いいのかな上手いあくあちゃんとやって…」
「全然気にしなくていいよ!むしろあてぃしが一緒にやりたいから!」
そんなこんなで一緒に話しながらゲームをしていると…
プルルルルルルルルル…
私のスマホから着信音が鳴り響く。
「…ご主人誰から?」
「あ、Aちゃんからだ。
ちょっと出てくるからあくあちゃんゆっくりしてくれていいよ…」
そう言い、私は一旦リビングから出て違う部屋で電話を取る。
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今日はシオンちゃんやみんなには内緒でご主人(光のことをそう呼んでいる)の自宅に来ている。
ふと、わがままを言ったらお願いを聞いてくれて今日はご主人のメイドになって家で掃除や洗濯にゲームを一緒にしたりしていた。
そんな一緒に2人だけで過す時間はあてぃしにとってはすごく楽しくて、ホロメンのみんなと一緒に遊ぶ時と同じくらい楽しい……
なのになんでせっかくの2人だけの休日の時に電話なんて取るのかなぁ?
あてぃしとだけの時間は大切じゃないの……???
ふと、居なくなったご主人を思うと自分だけしか居ないこの空間で取り残されたように感じ、とてつもない孤独感に襲われた。
いま居ないご主人を想い続けていると、ふとそこに置いてあった”あるモノ”があてぃしの視界に映る……。
「ご主人の……服………」
さっき、一緒に畳んでまだ片付けていなかった衣服類……
あてぃしとはまた違い綺麗な畳み方をしていてそんな細かなところも好き♡
「すぅぅぅぅぅっ♡はぁぁぁぁぁっ♡ご主人の匂いっ♡♡♡♡♡♡」
もう自分自身で理性を抑えられなかったあくあは光の1枚の服へと手をかけ、それを両手で持つと自身の顔へと近づけて匂いを嗅ぐ。
いつも事務所で匂うご主人の匂いだ♡
でも事務所だと少し汗の匂いもあってあっちも好きだけどこっちの匂いも好き♡
ああ、このままだとずっとこうしていくなっちゃう♡
すぐ帰ってくるぅ……っ♡
「ごめんごめんあくあちゃん
Aちゃんからちょっと電話来てて……って大丈夫?」
「う、うん大丈夫だよご主人。」
バレてない…大丈夫……そう、
あてぃしは大丈夫♡
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電話では先日出した提出ファイルが見つからなかったらしく、それの場所を教えてOKを貰って無事、電話を終えて帰ってきたらあくあちゃんの顔がすこし赤くなっていたので熱かと思ったがそんなこともなく、その後も一緒にゲームをした。
夕方頃になってきたのでそろそろ帰るとあくあちゃんは言ったので玄関まで見送ることにした
「本当に大丈夫?
1人で帰れる?」
「もぉ〜ご主人は心配しすぎだって……でも、ありがとう♪」
「うん。今日はありがとう
すごく楽しかったし助かったよ」
「……うん」
名残惜しいのかあくあちゃんの頷く声は少し小さかった。
「別に今日だけってわけじゃないからまた空いてる日なら連絡くれればいつでも来てくれていいよ」
「ほんとっ!?」
「うん♪」
「じゃ、じゃあ……2人の時は光ちゃんのこと……ご主人…って呼んでもいいかな?」
「…うん!いいよ!」
なんやかんや寂しそうだったがまた来てくれていいと伝えてあくあちゃんを見送った。
意外とあくあちゃんがメイドとして動けていたことには驚かされたなぁ…
光と別れた後…
「えへへぇ〜♡」
あくあは今日の出来事を忘れることなく思い出しながら帰路を歩いていた。
持ってきていた小さな鞄に手を入れてその中に入れた”あるモノ”を取る。
「ごめんねご主人……でも、構ってくれなかったご主人が悪いんだよ?♡♡♡♡」
それ以来、光の家で1枚の部屋着がなくなったのはまた別の話である……。
評価もお気に入りもいつの間にか増えてる!?
うおぉ、ありがとうございます。!!!!!
あくあちゃんのヤンデレとか上手く書けたらいいんやけどこれ限界やった……