シンフォギアXD 論破したかったモブ   作:人見知り

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三激槍の後の物語

だいぶ迷走した。

迷走しすぎたので、後日説明回を投稿予定


最恐の黒紫竜

 

 

 

目次

遅れて発症

2人の逃避行

男の世界

空我と太陽

神の炎と唄

欲望と常識人(仮)

合流

悪意

最恐の黒紫竜

帰還

 

エシェント 紫

 

 


 

◇遅れて発症

 

「そういえば。久也のやつも、マリスシードってやつをくらってなかったか?」

 

「そうだな!しかも、山木は今回の一件の時は、協会との最中だ!」

 

「久也さんって、事が済んだ時に気が抜けて、よく倒れてますよね」

 

「デデデデース!帰ってきたら響さんみたいになっちゃうってことデス?!」

 

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

「皆さんが心配されていた通り、久也さんが意識不明となりました。

同時に3つのウォッチが消失。肉体に同化したしたものと考えられます。」

 

「私の時みたいに電なんちゃらで助けられるんだよね?」

 

 

「なんとも言えません。前回とは脳波の反応が少し異なる上、聖遺物と完全に融合してしまっています。

不幸中の幸いですが、瘴気が少ないため、接続は容易だと思われます。」

 

 

「『想定外など想定内』ってやつだよエルフナインちゃん!

それに…久くんには、本当に困ったとき助けてもらったからね。絶対に助ける!」

 

 

 


 

◇ 2人の逃避行

 

俺は山木久也。逃走中だ。

 

「なんなのよ!あの化け物は!あの数は!」

 

「さっき説明したでしょっ、ベルちゃん。俺の使ってた、力の対となる者で、君を喜んで、狩る者達だよ」

 

「どうなってるのよ!あなたの中は!」

 

「あの、赤い姿ね、聖遺物と、繋がってるから、使えた力、なんだよね。

で、繋がってる人間に、悪意の種なんて、打ち込めば、悪性の力も、目覚めるよね」

 

「貴方息切れしすぎでしょ!しかも何で私が狙われるのよ!」

 

「そりゃ、女の子を、運んでたらね。

で、弱い、グロンギ族にとって、手頃な獲物で、

強い、グロンギ族にとって、価値ある獲物。

獣の天使にとって、我が分身の仇で、

グリード達にとって、高級お菓子?」

 

「お菓子って何よ?!」

 

「グリード達は、欲望の塊。得ても、味わえない、感覚しか持たない。

だから、悪意の種の、"絶望させたい"、という欲望に、惹かれるのは、もちろん、

擬似人格である、君が、宿主を、絶望させるのに、使っている、感覚器も、欲しいんだと、思うよッ」

 

「へぇッ!私がグリードとやらに取り込まれたら、どうなるのかしらッ?」

 

「そのまま、悪意の種本体を、取り込んで、実体化、するんじゃない?

その場合、完全復活には、届かないだろうから、俺は無事だろうし、

元凶の、悪意の種が、無くなれば、俺は元通りになるだろうね!」

 

「なによそれ!私を助ける理由無いじゃない!」

 

「そーだね!」

 

「呆れた。とっとと私をアレに投げつけて助かりなさいよ」

 

「嫌!」

 

「なんでよ!」

 

「これまで、抱えて、逃げてたのが、馬鹿、みたいじゃ、ないか!」

 

「馬鹿みたいじゃなくて馬鹿でしょ」

 

「馬鹿って、言った方が、馬鹿なんだ、ぞ。

パーカ、パーカ」

 

「どんどん扱い雑になってるじゃないの!」

 

「ははは」

 

 

 

 


 

◇男の世界(響、奏、切歌)

 

《街中?》

 

3人の奏者は困惑した。

 

「ここが久くんの中?」

「いつもの街の筈だよな?」

「なんか街が短い気がするデス?」

 

「気づいちゃったデース!行った事のある場所以外ないデス!」

「なるほど。……なんでだろう?」

 

「印象がそこまで薄かったって事だろ。とっとと進むぞ。」

 

 

《基地?》

  :

《学校?》

  :

《奏者の部屋?》

 

「流石に印象薄すぎデス!疲れた気はしないけど、どのくらい進んでるのか分からないデス!」

「ノイズの類いが出ないのも、おかしいな」

「とりあえず進んで見よう。」

 

 

《謎の部屋》

 

「久くんの部屋に似てる気がするけど?」

「いや、あいつは高校生だろ。なんで『無機化学Ⅱ』なんて大学相当の教科書があるんだよ。」

 

「そこいるから聞いた方が早いデスよ。久也さん!なんでそんな教科書を持ってるデスか?!」

 

 

「?! 誰だ!君達は!」

 

「うわっ。モザイク人間デス!」

「自分の認識も曖昧なのか」

 

「モザイク?本当だ。じゃあ夢か。

ところで、君達は?」

 

「私は立花響!15歳!誕生日は9月の13日で血液型はO型!趣味は人助けで、好きなものはごはん&ごはん!」

 

「おー。シンフォギアの響と同じ台詞だー。やっぱり夢なんだな。」

 

「「「えっ」」」

 

「ほら、シンフォギア無印でネフシュタンクリスに言った台詞でしょ。そういえば外見や声もまんまだな。」

 

「その場にはいなかったよね?」

 

「? 流石に2次元には入れないって。

そうだ、アプリ版ならスマホで直ぐ見せられるよ。ちょっと待ってね。

あれ何処やったっけ?」

 

 

「ああ、行っちゃうデスよ」

「手がかりだ。見失うなよ!」

「はい!(アプリとかどう言う事なんだろう?)」

 

 


 

◇空我と太陽

 

《謎?の遺跡?》

「あれ?奏さんと切歌ちゃんは?」

 

「あったあった。ほらこれだよ『戦姫絶唱シンフォギア エクスドライブアンリミテッド!』」

 

「私達?……えっと、これは?」

 

「そんなに引き攣ってどうしたの。人気アニメだからゲーム化しただけだよ?」

 

私達がアニメ……そんな訳ない!私達はここにいる!

 

「! 何をムキになってるのさ?

世界5分前説もあるし、自分が実在するのか架空の存在かの証明だってないんだよ?

"我思う故に我有り"ってあるけどさ、そう考えるのも台本通りだ、とか、キリないし。」

 

「えっ?どういう事?」

 

「深く考えすぎるとハゲるよ。

なんくるないさー。モーマンタイ。

世界なんて碌でもないもんは滅んだ方がいいんだし。」

 

「そんな事言っちゃだめだよ。」

 

「人間なんて碌な事しないじゃん。滅んだ方がいいんだよ。

そういえば、ここは?

ん? あそこに人が倒れてる!助けないと!」

 

「ちょっと!置いてかないで!」

 

「えっと、大丈夫ですか?動けますか?

立花さん、何か持ってる?」

 

「ううん。(なんだかんだ言ってたけど、良い人だな)」

 

「とりあえず、運び出そう。肩を貸して!」

 

「任せて!(やっぱり久くんみたいだな)」

 

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

「それにしても、クウガみたいなベルトしてるし、君みたいな顔の人だね。」

 

「クウガ?」

 

「人の笑顔のために戦うヒーローだよ。シンフォギアの響とかは、クウガ系女子と言われる事もあるね。」

 

「う〜ん。」

 

「気がつきましたか?」

 

「君達、早く私から離れて…私が闇に染まる前に……ウガー

 

「究極の闇か!」

「それって?!」

 

「優しさを失うとヤバいってだけ理解して!どうしようか。」

「"優しさ"なら決まってるよ。クウガさん私は絶対にこの手を離しません。優しさを失わないでください!」

 

「えーあーもう!それ以外に手はないか!クウガの人!気を強く持って!」

 

「君…さっきは滅んだ方が…いいって言ってなかった…?」

「目の前の人を見捨てられるのなら、もっと楽して生きてますよ!」

 

「君達になら…託せるかな…うっ」

「なんだって託されるから生きてくれ!」

「そうです!生きることを諦めないで!」

 

「そう…なら、みんなの笑顔を…守って」

       

「眩し! えっ消えた」

 

「ねぇ、これって、あの人の?」

「それは、クウガウォッチ。多分そうだね。

って、俺も持ってる!

俺にも託したのか」

 

 

 

 

 

 


 

◇神の炎と槍

 

《森?》

 

「おい、待てよ」

「ん?」

 

「よく周りを見ろ!こんな山の中にあるのか?!」

 

「そうですね。と言うかここどこ?」

「知る訳ないだろ」

 

「……(じろじろ)……」

「なんだよ」

 

「いや、死神な名探偵と同じ声の美女って違和感が…」

おい。喧嘩売るか誉めるかどちらかにしろ」

 

「ははは。 あそこに倒れてる人が!」

「何?! おい!大丈夫か?!」

 

「沢山いますね、生死を問わなければ。」

「何をやってるんだ!」

 

「亡くなっている方の衣類を、止血用に頂こうと思いまして。 ナイフもあった。

これらで止血をお願いします。

自分は他の方の確認をして来ます。」

 

「ああ」

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

「他の方は、既に亡くなっていました。」

「本当だろうな」

 

「気になるのなら、確認して来たらどうです?

一応、金目の物など使えそうな物は頂きましたのて、そちらの方が目を覚ましたら相談しましょう。」

 

「死者から盗んだのか?!」

「? 生きている人を優先しているだけです。

その怪我では、明日の食事にも困りそうですからね。」

 

「お前に人の心はないのか!」

 

「人の心? そんな不明確な物で助けられるなら苦労はないですよ。

とりあえず、怪我人の側で叫ばないで下さい。

怪我の処置はどうですか?」

 

「とりあえずは出来た。ひとまず大丈夫だろう。」

 

「そうですか。…………(布の山を確認)………離れた所で木を切って来ます。その方をお願いします。」

 

「おい!」

 

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

《奏side》

それにしても、この子。翼に似ているな。

 

「う〜ん。」

 

「気がついたか?」

 

「はい。……手当をして下さったのですね、ありがとうございます。

あの…叔父様達は?」

 

「生き残りは…あんただけ、みたいだ」

「そうですか……。」

 

「遅れてすみません。担架サイズは無理でしたので、松葉杖サイズを用意してきました。

休憩したら拠点まで同行します。」

 

「いえ、今すぐ帰りましょう。村の人々を安心させたいですし。」

 

シューシュー

 

「ふむ。その脅威ってアレですか?」

 

「! まだ天使が! うっ 傷が…」

「奏さん!」

「言われずとも!

   Croitzal ronzell gungnir zizzl」

 

《side out》

 

「彼女は一体?」

「彼女はシンフォギア奏者。想いを歌に、歌を力に換え人々を守る防人ですよ。」

「歌を力に……」

 

「失礼!抱き上げますよ!」

「はい?」

 

「奏さん!集まってきたので、一掃お願いします!」

「わかった!」

 

「君は戦わないのか?」

「ええ。彼女より弱いので。それでもできるだけのことはしますが。戦いは戦場だけではないので。」

「戦いは戦場だけではないか……」

 

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

「ありがとうございます。助かりました。」

 

「こんぐらい、どうってことないって」

「では拠点までお送りします。」

 

「いえ、その前にお二人にお願いがあります。」

 

「「なんだ(でしょう)?」

 

「今回の天使達のとの戦いを最後の物とすべく、各村の力を託して頂きました。

しかし、戦いはご覧の有様です。そして、天使達は我々の力を持つ者を標的としていたそうです。

それならば、決死隊最後の私が死ねば、人々が襲われる理由がなくなります。

どうか私を殺してはいただけませんか?」

 

「ふむ。」

「そんな事は絶対に間違ってる!生きることを諦めるな!

おい!お前もなんか言えよ!」

 

「そうですね…。大を救うために少数を切り捨てるのは当たり前ですからね。間違ってはいないですね。」

「お前!」

 

「しかし、貴方が死ぬ必要はないと思いますよ?」

「えっ?」

 

「その力は託せるのですよね?でしたら、私に託して下さい。」

 

「そしたら、貴方が狙われるのですよ」

 

「既に察しておられるかもしれませんが、

私は我ながらこの世の者か分からない存在です。

その力をどこでもない何処かへ持ち去りましょう。」

 

「本気なのですね?」

「ええ」

 

「ならば、私達の力を託します」

       

「本当にありがとう。これで、人々が天使に脅かされる事はもう無いでしょう。」

 

「申し訳ありませんが、村までお送り出来なくなりました。

これから貴女はどうなさるのですか?」

 

「まだ決めていません。力はもうありませんが、戦いは戦場だけではないのでしょう。」

「ええ」

 

「奏さんといいましたね。貴女の歌は素晴らしかったです。

私もあのように歌えるのでしょうか?」

「諦めなければ、きっと出来るさ」

「そうですね。ありがとうございます」

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

「あっ、そうだ。どうぞ、奏さん。」

「なんだ?」

 

「多分託された力です。

1人で同じウォッチ2個も使えないので、持ってて下さい。

さて、帰り道はあるのでしょうか?」

 

「おい!いろいろ説明しろ!おいってば!」

 

 

 

 


 

◇ 欲望と常識人(仮)

 

《中世の街並?》

 

「まったく。どこ行ったデスか。

んっ!路地裏からモヤが出てるデス!…あれは瘴気デス?」

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

「顔がキモいんだよ」…知ってるさ

「教室では話しかけないでね」…友達だと思ってたのに

「何でも言ってね」…影で罵ってたくせに

:

:

もういいや。全て滅んでしまえ

「あー無し無し。人と久しぶりに話したからだな。こういう時は…あれ読もう」

 

(あの人発見デス!何を読むんですかね?

こっそり覗いてみるデス!)

 

S.O.N.Gの職員を発情した切歌と調が誘惑し、ラストで響、翼、クリスの参戦が示唆されるR-18作品

 

「なんて物を読んでるんデス!非常識デス!破廉恥デス!」

「うぉっ!何で覗いてるのさ!見ないでよ!」

 

「あっ。逃げるなデス!」

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

「何処に逃げ…」

 

《/xsmall》カシャカシャ《xsmall》

 

「見つけたデース!」

「うぉっ。ねえ見て見て!オーズだよ!

800年前の王の暴走シーンだよ!スゲー!!」

 

「オーズ?暴走?これがデスか?止まってマスよ?」

「近づくと分解されちゃうかもよ?」

 

「うっひゃっ!何でそんな危ないものがこんな所にあるんデスか!」

 

「さあ? それより、ポッケに入ってたコレの使い所だよな!

よし!メダル回収だー!」

 

「危ないんじゃなかったデスか?!」

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

「よいしょ。これがグリード達の中にあったメダル。空中に浮いてたメダル。っと

その前に、紫のメダルの回収しないと!」

 

「はぁはぁ。ちょっと…待つデス…」

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

「おっ。これこれ。そこの短剣で開けてっ。そこらのセルの上に置いて。

真ん中でウォッチを起動っと。」

「プトティラ」

 

「次は残りの5色っと」

 

「(ぜー ぜー)戻るデス?!」

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

男はメダルを並べて、カチカチやっていた。

 

「何をしているのデスか?」

「ん。自我の宿ってるコアなら、他のコアと少し吸い付くから、選別中。

ライドウォッチに入れたくないからね。」

 

「結局、それは何なんデス?」

「欲望の塊」

 

「?欲望ですか?」

「そう。より強くなりたい。もっと欲しい。綺麗になりたい。とかってやつだよ。

明日を今日にするのも欲望。世界そのものさ。」

 

「!!! トンデモじゃないデスか!」

 

「だから、意思が宿ったコアを抜いて」

「シャウタ」

「サゴーゾ」

 

「ベルトのメダルを入れ替えて」

「タジャドル」

「ラトラーター」

「ガタキリバ」

 

「よっしゃ!コンプだ!

急いで帰ろう!」

 

「ちょっと!置いてかないで欲しいデス!」

 

 

 

 


 

◇ 合流

 

「あっ!奏さんに切歌ちゃん!会えて良かった!」

 

「それより、ベアトリーチェ!何でお前が久也といる!」

 

「そんな事より大変デス!久也さんが4人もいるデス!」

 

「「「「「「えっ!」」」」」」

 

「「「「やっぱりか。触れたら戻るかな?」」」」

 

「「えっ?」」

「おー!4人の久也さんが今1つになるデス?!」

 

(グリードって連中も見えなくなったし、仕掛けるタイミングかしら?

何となく惹かれる物を持ってるみたいだし)

 

「クウガ アルティメット」

「プトティラ」

「アギト」

 

 

「グガァァー」

 

 

「「「久(くん)(也)(也さん)!」」」

 

「ふふふ。やっと貴方を絶望させられるわ。

響の事も絶望させてちょうだい。」

 

 

 

 

 


 

◇ 悪意と羞恥心

 

「グガァァー」

 

「おい!アイツはどうしちまったんだ!」

「あの姿!『優しさを失うとヤバい』って言ってたやつです!」

「ひょえっ!どうしたらいいデスか?!」 

 

「私の時は、手の温もりで思い出せた。

久くん。わかる?この温もりが。私達はここにいる。自分を取り戻して」

 

「おい、久也!お前を待っている奴等がいるんだ!戻ってこい!」

 

「久也さん!戻ってきて欲しいデス!

(そういえば、瘴気が出てきた後、していた事といえば………)(恥ずかしいけど、会えなくなるよりマシデス!

久也さん!大好きデス!【chu】

 

「切歌ちゃん?!何してるの?!」

「恥ずかしいデスけど…帰ってきて欲しいからデス!久也さん!大好きデス!【chu】

 

【ポシュー】

「正気に戻ったから!ストップ!ストップ!」

 

 

「ほら!呪いを解くお姫様のキスってやつデス!」

 

「別にそれだけで目覚めた訳じゃないから、響や奏さんの声掛けあってこそだから(汗)」

 

「おい(怒)。消え始めているんだが、誤魔化すつもりじゃないだろうな」

 

「もちろんです。」

 

「久くん。向こうで待ってるからね。」

 

「あぁ。のんびり待っててくれ。」

 

 

 

 


 

◇ 最恐の黒紫竜

 

「さて、復活したてのグロンギ諸君、ロード諸君、燃えてくれ

 

これが、アルティメットの発火か〜。良く燃えるな。

 

それにしても、

「その程度の火も雷も効かないよ、王さま」

 

「其方もだろう、効かないのは。

だから燃やさなかったんだろう、この我を。」

 

? そう思うかー。

 

「まぁいいや。メダガブリュー6枚とも砕け散れ

 

「プットッティラ〜ノヒッサーツ!!」

 

なぜ、わかった?6枚目が。

 

「普通に考えて、暴走した人間が人間として復活する訳ないだろ」

 

反論したくても、もう話せないだろうけど。

 

 

 

 


 

◇ 見ていた神

 

「そろそろ姿を見せたらどうですか?」

 

ほう、わざわざ我に話かけるか。

良かろう。見せてやろう。

 

「げっシェムハ」

 

「聞こえているぞ」

 

「何故貴女がここに?」

 

「それはこのテクスチャにも封じられていたからだ」

 

「!」

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

かつてアヌンナキにも、初対面であるはずの我を知る者がいた。

 

その者は我らが生み出した人候補の存在が人を脅かすと予想し、それらを封印する準備をしていた。

それは"異なるテクスチャに異なる物語として隔離する"という物だ。

 

"仮面ライダーアギト"の物語に落とし込むことで、我の事も封じ込めるつもりだったようだが、

別のアヌンナキが対我用に力を分け与えたために、人も封じ込められてしまったようだ。

 

「では、あの人達はどうなったのですか?」

 

力を失い、物語での役目を終えれば、テクスチャから弾き出される。

 

安心するといい。

あの場所は、今のお前の中であり、過去のテクスチャだ。適切な時代に戻される。

本人達視点では、アンノウンに対応する怪物は駆逐された事になる。

 

 

 

「では、クウガとオーズは?あの時代には神々はいなかったはず。」

 

それらは、この時空ウォッチの予備があったからだ。

 

生物を改造する聖遺物が多数見つかった時代、それを身に宿し、他民族を狩る者達が現れた。

友を守るため、ある少女は同じ聖遺物と時空ウォッチを使用して1人戦い続ける道を選んだ。

 

錬金術により世界を制しかけた王が神へ至ろうとした時、ある国の間者が阻止しようとした。そのウォッチは試作品であったため、その瞬間から時間が止まっていた。

 

というだけだ。

 

 

 

「すると、怪物達は今も存在するのですか?」

 

貴様が先程消し尽くしただろう。

テクスチャ上にも存在はしない。

 

 

 

「そういえば、あのライドウォッチは?」

 

あれは、アギトとして囚われた人々を救うための物だ。

力を放棄すれば、戻れる用に用意したらしい。

アギト用とその予備であるクウガのものには2つ用意していたようだが、オーズのものは試作など複数放り込んでいたようだがな。

 

 

 

「ところで、何故こんなにも教えて下さるのですか?」

 

先程のお前達を見ていたからだ。貴様の前世の知識もな。

その上で、今は原作の我同様、見守る事にした。

それだけだ。

 

 

 

 

「もうライダー等は存在しないですよね?」

 

過去由来の物は、な。

地球外や未来の事までは知らん。

 

 

「今後はどうなさるおつもりですか?」

 

貴様の記憶も見飽きた。

キャロルとやらに未来という少女をベースに我の依代を製作させろ。

 

文句はあるまいな

「はい」

 

 

 


 

◇ 帰還

 

「無事でよかった、山木。」

 

「はい。ご心配をおかけしました。」

 

「けど、お前一体何したんだ?

あのバカが拗ねるなんて中々ないぞ?」

 

「それより!中でアヌンナキの方と遭遇しまして!その件でキャロルと話があるので、失礼します!」

 

(逃げたな)

(逃げましたね。後でキャロルから聞きましょう)

 

「調〜!やっぱり私達はお姫様で、久也さんは王子様だったんデス!」

「切ちゃん、それは一体?」

(切歌に一体何をしたの!久也!!)

 

 


 

 

◇ 紫

 

最強フォーム(黒紫) (仮称)アルシャラ


悪意の種による暴走状態により誕生したフォーム。
クウガアルティメットを凌駕する性能を持つ。


初使用時は、現実ではなかったので負荷がほぼなかったが、激しく消耗するため、戦闘可能時間は短い。

体を慣らす事で戦闘時間が伸びるはず。

 




当初の予定だと、もっとシンプルで、
筆者が書いたり読んだりしたら死にたくなる程の苦しい体験談+一般的な経験も悪意関連で入れるつもりだった。

面白そうだと思った思いつきに寄り道しまくったら、こうなった。
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