イッセーside
俺はアザゼルと旧校舎を出た。
イッセー「海まで行くぞ。ここだと被害が出るからな」
アザゼル「好きにしろ」
そして、俺とアザゼルは雲の上まで飛んだ。
大体 太平洋くらいまで飛んだ所で俺は飛行を止める。
イッセー「此処なら被害も出ない、思う存分に戦える」
アザゼル「ガキが粋がるのもそこまでだ、下級を退けたくらいで調子に乗るなよ」
相変わらず見下してくるアザゼル。
だけど、怒りすぎて逆に冷静になってきた。
イッセー「お前の鼻っ柱へし折ってやる」
アザゼル「寝言は寝てから言え」
俺は気を開放した。
イッセー「寝言かどうか、自分の身を持ってしっかり実感しな」
ズギュウウウゥゥゥン
アザゼル「なに!?」
俺が気を開放した途端、アザゼルの表情が変わった。
あから様に動揺している。
イッセー「滑稽だな、散々見下していた相手に動揺させられて」
だが…と、俺は続けた。
イッセー「驚くのはコレからだ」
そう言って、俺は気を高めた。
イッセー「はあああああああああ!!!!!!」
ボオオオオォォォォン
アザゼル「な、何なんだ!?オーラの放出でこんな突風が吹くなんざ聞いたことねえぞ!!!」
突風に耐えながら言うアザゼル。
イッセー「行くぞ、アザゼル」
アザゼル「!?」
俺は超スピードでアザゼルの眼前に移動した。
そして、リアクションの間も与えずアザゼルの顔をぶん殴った。
イッセー「おらああ!!!」
ガンッ!!!
アザゼル「ぐおっ!!!」
ザブウウウゥゥゥン
勢い余って海に落ちた。
イッセー「こんくらいで吹っ飛んでんじゃねえよ、あれだけ粋がっといてコレかよ」
俺は呆れた。
イッセー「全く、期待外れにも程があるぞ」
俺は人差し指と中指を揃えて指先を額に当てる。
そしてアザゼルの気を探る。
イッセー「悪いが、休ませるつもりはねえよ」
そう言って、瞬間移動した。
アザゼルの後ろに瞬間移動した俺は、沈んてくるアザゼルを蹴り上げた。
ドンッ
アザゼル「ゴボッ!!!」
ズバアアアァァァン
アザゼル「ゲホッ!ゲホッ!」
俺はすぐに瞬間移動でアザゼルの側に移動した。
アザゼルside
アザゼル(何なんだこの威力は!?たった2発でこのダメージ、こんな人間がいるかよ普通!?)
俺は満身創痍だった。
顔と背中にくらっただけだってのに、信じられねえダメージをくらっちまった。
アザゼル「それにどうなってんだ?アイツ、いきなり俺の後ろに現れやがった」
俺が考察してると、アイツがまた現れた。
アザゼル(海面から上がってきた形跡もねえ、どうなってんだ本当に?)
イッセー「おいおい、たった2発でその様かよ。そんな程度じゃ、遊びにもなんねえぞ」
アイツは俺の状態を他所に、あからさまに挑発してきやがる。
アザゼル「お前、何者だ?」
俺は率直に聞いた。
聞かずにはいられなかった。
俺の人生で、こんなに強い人間は会った事がねえ。
ましてやコイツは神器を持ってねえのに この強さだ。
イッセー「俺は人間だ。敷いて言えば、突然変異した超人類って言ったところか」
"超人類"
その言葉に俺は納得しちまった。
イッセー「さてと、少し“本気”出すか」
アザゼル「なに!?」
俺は背筋が凍った。
あの途轍もない打撃が、加減された威力だった事にだ。
イッセー「よく覚えとけアザゼル。他者を見下す奴の末路を」
そう言ったアイツは、またオーラを放出した。
次回、アザゼル ボッコボコ?