深夜テンションで書いた

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前世リリィVS変身ヒーロー系世界VSダークライ

 突然だが私には前世の記憶がある、『CHARM(Counter Huge Arms)』という武器を使い『巨大生命体(H U G E)』という人類の脅威と戦っていた『リリィ』という存在であるって記憶がね。なんでそんな話をしたかと言うと、今私の目の前には蟹の怪人が町を破壊している光景が広がっているんだよね。あ、こっち向いた。

 

「そこのアマ何見てんだよ!」

「え? 見てないよ?」

「しらばくれるなら目を逸らすとかの行動に移せよ!」

「もしかして893関係の方?」

「あ"あ"?」

 

 んーどうしよう逃げ──

 

「きゃー!」

 

 ──おねーさん急に叫ばないでびっくりするから。というか自力で瓦礫から脱出したんだ、スゴイ! 

 

「うるせーぞ、このアマ!」

 

 おねーさん殺されちゃった。叫ばなかったら蟹怪人に首チョンパされなかった気がするな。

 

「おいお前!」

「何?」

「え? な、何? え? 俺怪人だよ? 怖くないの?」

「会話できるから、そこまで怖いとは思わないかな」

「この際怖いとか怖くないとかは関係ねぇ、死にたくないなら命乞いしな」

「そんな情けない事したくないな」

「あーもう、思い通りにならねえとイライラするな」

「カルシウム足りてる?」

「お前の所為でイライラしてんだよ!」

 

 なんで私の所為なんだろう? 勝手にこの蟹がキレてるのに。

 

「お前失礼なこと考えてなかったか?」

「バレた」

「バレた、じゃねーよ! もういい殺してやる」

 

 蟹は怒りに任せてかな、自分の腕を私の頭に振り下ろしてきた。まあ頭に当たる直前に後方に避けるけど。

 

「避けた!?」

「遅いもん」

「クソが!」

 

 蟹は腕を振り回すけど一方向にしかいかないから全て余裕で回避できるんだよね、それにHUGEより遅いし。

 

「はぁはぁ、ここまで俺をコケにするとは……まさかヒーローか?」

「そんな大したものじゃないよ」

「フン! そうかい」

 

「待て! 悪の組織シナー!」

「か弱き者を傷つけるなど言語道断」

「お前たちは俺らが倒してやる!」

「私がいた頃より随分と落魄したようだな」

 

「ほぉー、ヒーローと裏切り者が何の用だ? 俺は今コイツと遊んでんだよ」

 

 私に弄ばれてるの間違いじゃ?

 

「戦闘員アイツらの相手しといてやれ!」

 

 パッと見20人か。ヒーローガンバレー(棒読み)

 

「アイツらはしばらく手出ししてこないだろうな」

「そっか〜なら本気出すか。今日は家族みんなでカニ鍋食べに行くから早め早めに行動しなくちゃだからね」

「カニ……鍋!? あんな高いものを食えるなんて羨ましいぞ!」

「同族を食べるの?」

「何言ってんだ俺はカニじゃなくて蟹怪人だ」

「そうなんだ……フフッ、時間稼ぎのお話に付き合ってくれてありがとう」

「時間稼ぎだァ?」

「いやー久しぶりにマギを攻撃に使うからさ、感覚を思い出すのに手間取りそうだったから時間稼ぎしたんだけど、必要なかったわ」

「マギ? なんだそりゃ」

「今から死ぬんだから関係ないよ」

 

 マギを右脚に溜めてキック!

 

「おりゃ!」

 

「グワーッ」

「大丈夫か!」

「防御型の蟹怪人が吹っ飛んできただと」

「まさかあの女の子がやったというのか?」

 

 ありゃー力加減間違えて青色のヒーローに当たっちゃた。皆さんからの訝しげな目線が刺さる〜。

 

「カニ鍋が待っているのでお暇させてもらいますね」

 

「待ってくれ! 君は俺たちの味方なのか?それとも敵なのか?」

 

 ロールプレイするにはちょっと遅い気がするけど、アニメとかにあるミステリアスヒロイン演じてみよ!

 

「私は丹羽灯音、この世界唯一のリリィだよ」




○主人公@今世の名は考えておらん

○丹羽灯音
神庭女子藝術高校の2年生所属レギオンはグラン・エプレ、そして特異点のリリィ。
丹羽灯莉の姉で、定盛姫歌の後輩アイドルリリィ。
死因:特型と思われるHUGEから民間人やリリィを逃がすために戦場に1人残りHUGEとの戦闘の末、死亡。

リリィって別の世界だったらある程度強そうだなっていう話

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